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システム開発工数の見積もりをユーザーであるお客さまに提示すると「なぜそんなに管理工数が必要なのか?根拠を示してください。」ということを言われることがあります。 このような質問に対して、きちんとした回答を準備しておかないと、その場でしどろもどろになって、残念な結果になってしまいます。 ただ、ここでお客さまのいいなりになって管理工数を削ってしまうと、そのプロジェクトは進捗遅れが頻発したり、品質もズタズタになってしまいかねません。 これまでの経験則から全体工数の2割程度を管理工数として見積もっているところも多いようですが、最近では通用しないことも多いです。 ただ、根拠さえしっかり示すことが出来ればお客さまも納得して頂けます。 ですので、管理工数の見積もり根拠はしっかりと答えられるようにしておきましょう。 それでは具体的に管理工数の見積もりはどのようにすればよいか、以下に説明します。 最初に管理工
コンピュータでプログラムを実行する方法は大きく分けて二つあります。それは「インタプリタ」と「コンパイラ」です。 これらの違いを理解するにはまず、コンピュータに直接命令を与える「機械語(マシン語)」の概念を理解する必要があります。 そもそもコンピュータに搭載されるCPU自体は単なる計算機です。計算の際には電流の「オン」と「オフ」をもとにした「1」と「0」による2進数の計算しか出来ません。コンピュータは「1」と「0」の命令でしか動かないのです。 この2進数で書かれた命令の集まりを「機械語」と呼びます。 つまり、「機械語で与えられた命令でCPUが動く」ということが「プログラムが動く」ということなのです。「インタプリタ」と「コンパイラ」ではこの機械語を作る方法やタイミングに違いがあります。 インタプリタはプログラミング言語で書かれたソースコード(=プログラム)を読み込んで、それを機械語に変換してコ
システムの開発費用を見積るときに、SEの単価をざっくり100万円として金額を算出することはよくあります。 はたしてこの「SE単価100万円」という値段は高いのでしょうか、安いのでしょうか。 結論から言うと、「平均的な中級SEの単価」という前提で、SE単価100万円は妥当な値段と言えます。 これがもし「東京の外資系大手IT企業でマネージャクラスSE」であれば100万円は安すぎます。むしろ「何か怪しいのではないか」とさえ思ってしまいます。 逆に「地方の中小企業で入社2年目の新人SE」であれば100万円は高すぎると言えます。 このように、SEの単価は会社の規模やSEのスキルによって単価相場が大きく異なることをまずはご理解ください。 会社の規模やSEのスキルによって単価が異なる理由 たとえば、プロ野球選手の平均年棒は約3700万円と言われています。 しかし、3億円もらっている選手もいれば1000万
SEの単価相場を理解するためのポイント SEの単価相場を理解するために把握しておかなければならないポイントとしては2つあります。 会社規模によって異なる 大手企業や外資系のエンジニアは中小企業と比べて3割~8割くらい単価が高くなります。 これは大手企業には優秀な人材が揃っているためです。それら優秀なエンジニアを育成するための、エンジニアに対する教育システムが充実しています。 開発するシステムに関する知識だけでなく、プロジェクトを円滑に進めるための管理手法を日頃から学べる環境が揃っており、それらの教育にコストをかけている分だけ単価が高くなるということです。 また、過去に多くのプロジェクトの実績があるので情報資産が蓄積されていることから、品質の高いシステムを納期通りに提供出来るだけの土台が揃っています。 エンジニアのスキルによって異なる 上記表の通り、超上級SEと初級SEとでは単価にして倍以上
システム開発を発注する側のユーザーの疑問として「なぜこんなにSEの単価が高いのか」ということがあります。 貴重な会社のお金でシステムへの投資を行うわけですから、依頼したIT企業から提示されたSE単価が妥当な値段なのかを確認したいというのは当然の思いです。 ここでは、そのようなユーザー側の視点からSE単価の妥当性を確認する方法を説明したいと思います。 SE単価の妥当性を確認する方法 まずSEの人件費を計算します。 その会社で働くSEの平均給与を月給50万円とした場合、人件費は
出典:ニコニコ動画 顧客が本当に必要だったもの これはITビジネスにおける多難なシステム開発プロジェクトの姿を風刺した絵です。 情報システム開発における要求仕様作りの難しさを示す例として、さまざまな本や論文で引用されています。 要約すると、発注する側の顧客が期待した通りのシステムとして完成しなかった原因は、開発側の勝手な思い込みや都合の押し付けだと思いきや、そもそも「最初に顧客が説明した要件からしてズレていた」、ということを表しています。 つまり、顧客自身も自分が必要とするものを開発側に対して説明しきれていなかったのです。 さらに踏み込んで言えば、開発側もそのことに気付けずに、指摘できていませんでした。 それでは、それぞれの絵が意味するところを読み解いていきましょう。 顧客が説明した要件 「顧客が説明した要件」は以下の通りです。 椅子になる板が3枚もある、ちょっと機能過剰なブランコの製造依
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