某レコード屋のジャズ担当として働く神谷ハヤトと申します。2018年に引き続き2019年の個人的ベストを選びました。今年は最高傑作と迷わず評せるような、ミュージシャン個人のキャリアや方向性、意識している文脈が昇華されている作品が例年よりも多い印象でした。CD屋の一人のスタッフとしては今まで以上にジャンルが入り混じり、なかなか一言では言い表わせない魅力を持っている作品が多いだけに、この素晴らしい作品たちを如何にポップなどでレコメンドするかと言うことに意識的になった一年だったように思います。 昨年同様、個人的な趣味嗜好が反映されている文字通り”個人的ベスト”になってますので、2019年の必聴作品は信頼できるメディアのベストを参照ください。 今年は掲載作品全てに短いレビュー/コメント付きですので、聴取のヒントにどうぞ。2019年も神谷ハヤト(Twitter@ya_K_un)をよろしくお願いいたしま