【インタビュー】アンジェラ・チェン『ACE アセクシュアルから見たセックスと社会のこと』訳者・羽生有希さんインタビュー|前編 エースの視点から見えてくるもの アンジェラ・チェン『ACE アセクシュアルから見たセックスと社会のこと』(左右社)は、著者自身の経験と100人のアセクシュアル当事者へのインタビューをもとにしたルポエッセイです。 本書の読みどころをフェミニズム哲学、クィア理論をご専門にされている研究者で、本書の翻訳者でもある羽生有希さんにお聞きしました。 本書での議論を社会へとつなげていくために、私たちに何ができるのか? 読者のみなさんと考えたいと思います。 前編は、翻訳についての裏話のほか、最近の研究動向をふまえながら、アセクシュアルの経験をノンバイナリーやセックス ・ワーカーの経験へと接続する可能性についてお話しいただきました。 (聞き手=左右社編集部・梅原) 翻訳者の目線から―