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note.com/masuyama56
■前回の背景原図1から続けてアニメーターが背景に伝えるべき必要な情報について学んでいこう。 背景別紙■キャラクターでレイアウトの背景が大きく隠れる場合、背景は別紙が好ましい。例えば学校廊下で奥から手前に来るレイアウト内容で見てみよう。 ・背景、キャラ、アイレベルが分かりやすい。 では次にキャラで背景が隠れていたらどうか? 背景の奥がどうなっているのかまったくわからない。 これでは美術さんが描けない。動きや内容を考えて背景原図を考えよう。 ただし、後ろが空など単純な物ならキャラクターで画面が埋まっていても大丈夫。 ・背景とキャラを分ける場合、キャラクターのメイン位置をわかるように赤線シルエットで囲むと背景さんは助かる。 ■カメラワークの書き込み 背景原図とちょっとしたカメラフレーム指示でも分ける方がいるがこれはおススメは出来ない。絵にカメラワークが干渉したり複雑なカメラワークで解読しにくいな
■レイアウトとはアニメの制作工程で絵コンテの次にある作業、作画打ち合わせ(作打ち)に従ってアニメーターが自身の担当カットの画面設計をすること。 L/Oとも省略表記され、一原(第一原画)とも言われる。上がったレイアウトは演出、監督、作画監督の元をへて担当者に戻され、原画(第二原画)作業を行うが、レイアウトシステムにより技術レベルは崩壊へと突き進み、業界として止められるすべを私は知らない。 今の主流はレイアウトラフ原 ■基礎③で示した 「絵を組み上げるビジュアル的なイメージ」 「画面を構成する素材の組み方のイメージ」 をより具体的に絵や指示を示して設計する。 ・背景原図… 背景美術が背景を描く元にするもの。 ・ラフ原とカメラワーク… カット内で原画時にセルになる絵と動きのラフ、カメラ指示 ・タイムシートへの記入… セル番号の記入やカメラワーク等の撮影指示記入ざっくり言ってこれらの項目を丁寧に破
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