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note.com/leeswijzer
今年度の諸事もそろそろ終りが見えてきたので, “某案件” に関して事後報告をしておいた方がいいかもしれない. 1. 非常勤講師契約書の「解釈」をめぐって 関東のとある大手私立大学で非常勤講義を引き受ける機会があった.ワタクシは現在の本務先では「再雇用」の身分であり,日給計算による給料をもらっている.大学への非常勤出講は出勤簿上の「欠勤」として扱われるので,日給は支給されない.したがって,欠勤分の日給と同等以上の非常勤講義俸給が支払われなければ,ストレートに “赤字” に陥り,何の義理もない大学で “サービス講義” をすることになってしまう. 事前の打ち合わせの段階で,先方の大学(窓口となる専任教員)からは「うちの大学は非常勤講師の給料がとても高く,一回の講義につき◆円も支払っています」と聞いていた(太字部分はとても重要).つまり,毎回出講するたびに◆円が支払われるという “解釈” だ.その
昨日の領域うちうち忘年会ではとても大切な話を交わした.参加メンバーがワタクシ以上の年長者組と30歳台ポスドク組に世代分離していたので自然とそういう流れになったのだが. そもそものきっかけは,若手研究者の「テニュアトラック上のポスドクでも “不安” からは逃れられない」という問題提起だった.彼が言うには「テニュアトラックの五年間の業績をどう評価されるかわからない」ので不安を覚えるそうだ.その意味で任期付き研究員やポスドクは〈不安の世代〉だと言い切る.仕事してアウトプットを出していれば問題ないだろうと返答してもやはり不安はぬぐえないという.とくに,独法研究所の場合,合併などの組織改編が大規模かつ頻繁にあり得る.彼が言うには,研究環境ががらっと変わったときに,自分のしている仕事を評価する側の視点もまた変わってしまうのではないか,そのときにはどう対応していいのかという悩みらしい. ワタクシはこう答
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