ナレッジワークQAエンジニアの岡崎(@rabbit_tail14)です。 ナレッジワークでは、プロダクト開発における初期品質およびアジリティを高めるための取り組みとしてバグ分析を行っています。 この記事では、実際に計測しているメトリクスや、どのように運用しているのかなど、できるだけ具体的に記載していきますので、バグを資産として活用したいと思っている方や、既に活用しているが他社の事例も知りたいと考えている方などの参考になれば幸いです。 バグ分析を始めた背景と目的バグ分析に取り組む前の状況私は2022年3月にナレッジワークに入社したのですが、当時はまだバグ分析は実施されておらず、対応完了後にバグチケットを見返すことはほとんど行われていませんでした。 そのため、なぜバグが埋め込まれたのかは基本的に対応者しか把握しておらず、個人の知見にしかなっていない状況でした。 一方で、よく耳にするようなデグレ