負債=借金というイメージを抱く人もいますが、企業会計上は決してそんな事はありません。 負債計上される年金も将来支払う予定の資産であり 「企業年金?、そんなもん忘れたなぁ、へっへっへ」とか言って年金制度を無かったことにすれば一発で黒資産に早変わりしてタイーホ ただ、前項で見た通り年金負債が日本棋院の規模としては膨れている金額となっており、日本棋院経営改革委員会の報告書でも制度の持続性に懸念が持たれています。 では、決算書類でその内容を掘り下げてみましょう。 日本棋院の年金制度日本棋院の引退手当や年金制度の大枠はどうなっているのか。 経営委員会の報告書にその概要が紹介されているので、とりあえずそちらを引用します。 66歳(早期引退制度あり)で給与引退となり給与退職金が出て、第一年金の受給が始まります。 その後の手合の引退は任意ですが、手合を引退すると手合引退金が出て、第一年金に加え第二年金の受