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2014年から漫画家たちの創作の秘密に迫る異色のドキュメンタリー「浦沢直樹の漫勉」と「浦沢直樹の漫勉neo」は放送されている。 きたきつねとしては、そこに登場する漫画家の創作に使われる文房具類の秘密に迫ってみた。 テレビの画面から道具類を割り出していくのだけれど、直ぐに分かるものと、もう販売されていない古い文房具などわからないものもある。 漫画家一人ひとりが固定観念にとらわれず自分の作品にあった道具を工夫して使っているのがわかって非常に興味深い。 残念だけれど最初の頃の漫勉は見ていないのとコンピューターを使っている漫画家は取り上げていない。 ○漫勉neo:新井英樹 2022/03/16 ○漫勉neo:青池和子 2022/03/09 ○漫勉neo:渡辺 航 2022/03/02 ○漫勉neo:押見修造 2021/06/27 ○漫勉neo:柏木ハルコ 2021/06/18 ○漫勉neo:安彦良
三菱鉛筆のサイトに新しい筆記具「ジェットストリーム プライム 回転繰り出し式シングル」のプレスリリースが出ていた。 サブタイトルに「金属製で国際規格に準拠した新リフィルを搭載」とあったので、とうとう発売されるのかと思った。 このリフィルは、9月にあった新商品研究会で参考出品された高級ボールペン「スチュワート」のリフィルとして出ていたものだ。 その後、注意してプレスなどを見ていたところ今回発売になった。 2月21日に発売ということになっているので、絶対に先行販売しているところがあるはずということで、SXR-600-05(ボール径0.5mm)とSXR-600-07(ボール径0.7mm)を買ってきた。定価が600円+税ということなので、2本がやっとだった。 国際規格とあるのは、PARKER クインクフロー替芯と同じで、ISO12757-2 G2で、JISでは S 6039 G2になる。 国産では
マグネット応用製品のメーカーのマグエックス(MagX)では、新製品ではないけれど吸着式の「どこでもホワイトボード」が面白いと思った。 「どこでもホワイトボード」は、表面がホワイトボードフィルムで、下に鉄粉が配合されたシート、裏面に発泡吸着シートが組み合わされたシート状のホワイトボードだ。 「どこでもホワイトボード」で磁石の着かないガラス面など平滑面に、磁石が使えるホワイトボードを貼ることができるようになる。 最近流行のガラストップの冷蔵庫やガラスの間仕切りではマグネットが使えないので有用だろう。 吸着なので、外しても跡が残らないもの良い。 クロス貼りの壁紙などの凹凸のある壁面などでは、「どこでもホワイトボード」は吸着しないので、養生テープを貼ると使えるようになるということだ。 ガラス面に「どこでもホワイトボード」の予定表を貼り、メモなどをマグネットで止めることができるというのは非常に便利だ
コクヨの新製品の選べるボールペンの「エラベルノ」のレフィルを見ていたら、他のボールペンのレフィルが使えないかと思い始めた。 エラベルノのレフィルの全長は111mm、直径6.0mmなので、オートの300系とほぼ同じ。ということは、水性ボールペンでは「JIS S 6054:2006 形式記号B」、ゲルボールペンなら「JIS S 6061:2010 形式記号K」に相当する規格になる。 油性ボールペンはJISに規格はないけれど、「JIS S 6061:2010 形式記号K」を準用しているようだ。オートでは、油性はB30X、水性はC30X、ゲルはG30Xの型番が使われている。 机の上の筆立ての中のゲルボールペンを探してみると、サクラのボールサインと三菱鉛筆のユニボール シグノ micro307のレフィルがほぼ同じ規格だった。 2つのレフィルをエラベルノに入れてみたところ、全く問題なく使えた。自分好み
先週、他故壁氏@takokabeujiさんがtweetに知的財産高等裁判所での審決取消請求事件の判決文をツイートしていた。 原告がパイロットインキ株式会社と株式会社パイロットコーポレーションで被告が三菱鉛筆株式会社となっているので、パイロットのフリクションの特許に関するものだと思い知財ポータルサイトで判決文を見てみた。 判決文:http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/616/086616_hanrei.pdf パイロットと三菱鉛筆の文字を消せるペンの訴訟については、2012年にパイロットの「請求放棄」で収束したと思っていが、まだ係争が続いていたのだ。 今回の裁判は、2002年に出願、2003年に公開、2009年に登録された特許第4312987号「摩擦熱変色性筆記具及びそれを用いた摩擦熱変色セット」について、2014年に三菱鉛筆が請求項1から9
浅草橋のシモジマでミドリの「CL 厚みを測れる定規」を見つけたので買ってきた。 ノギスと定規を組み合わせた面白い道具だ。 定規は、ゼロスタートなので、簡単に高さを測ることができる。ノギスは、これまでもプラスチック製のものがあるけれど、意外と精度がでていなかった。 そこで、手近にあって精度が良いドリルの刃の径を測ってみた。結果は、測定器として売られているノギスと比較して非常に正確で実用上全く問題がなかった。 価格が360円+税なので、手軽に模型作りなど色々な用途に使うことができる優れものだと思う。もちろんアクリル樹脂なので、ヘビーな利用には向かないけれど、ホビーユースなら十分だろう。 ミドリの製品のユーザーはノギスなどを使ったことがないだろうから、パッケージの裏の使い方の説明もわかりやすいのが良い。 オフィスユースを想定してノギスをリモデルして、使いやすくシンプルにしていて、ミドリのデザイン
改装中だった「五十音」が営業を再開しているというので、久しぶりに寄ってみた。 ショップスペースは完成しているが、ミュジアムスペースは什器がまだ揃っていないようで、オープンは今少し時間が必要のようだ。ショップは非常に素敵な空間になっていた。 店舗の外でアウトレットの販売をしていて、その中に気になる付けペン軸を発見した。 国産の付けペン軸は、コミックに使う特殊なもの以外のものは作られていないようで、古い文具店で流通在庫が見つかる程度だ。この付けペン軸の特徴は、軸の先の部分にネジが切ってあるところだ。 この付けペン軸のことを宇井野さんは知らないようだった。使ったことがない若い人が知らないのは当たり前だろう。 このペン先のネジは、軸の内側にもう一種類の筆記具が入っていることを意味している。 軸を回して中を出してみると、ガラスペンがでてきた。この種の付けペン軸には、骨筆が入っているものもある。 電子
ディスカウントストアの片隅で「OAスケール-45」を見つけた。 長さ45cmの透明プラスチックのインチ表示の定規で、目盛りが普通と違っていて、1/10だけでなく、1/15、1/12、1/8/、1/6インチの5種類になっている。 この目盛りは、コンピューターのプリントアウトの文字数を確認するためのゲージと呼ばれるものだ。 ラインプリンターやテレタイプ、電動タイプライターの文字ピッチは、英文字で1/6か1/8インチで、出力用紙にこの定規を当てて読むと、何文字あって、間違っている場合には何文字目が間違っているかが分かる。 そして、カードパンチャーでカードの間違った文字の位置を打ち直して修正して、コンピューターに読み込ませることになる。 と書きながら、パソコンしか知らない人には、何だか分からないだろうと思う。昔は、今では考えられない程、面倒なことをしていたのだった。 1/6か1/8インチというサイ
商品名がそのまんま「クリップを押すと芯が出るボールペン」(105円)で、クリップを押すとボールペンが顔を出すというものだ。ペン先が出た状態では、軸に凹凸がなくなってしまう。 ペンを戻すときには、沈み込んだクリップの上部を押すと、クリップが出てきて、ペン先が戻る。ちょっと面白い。 これまで、ノック式ボールペンでこのようなギミックのものは無かったのではないだろうか。日本製と書いてあるので、どのメーカーが作ったのか興味あるところだ。
ノベルに貰った文房具の会社名や宣伝文句などは、完成品の上に印刷しているので、「アードクリヤ」やアルコールなどで簡単に消すことができる。 でも、製品の場合には、しっかりと印刷(焼き付け塗装?)されているので、「アードクリヤ」やアルコールでは消せない。 そんな時には、キズとり、汚れとりのコンパウンドが有効だ。きたきつねは、「NEWサンライト プラスチック用 プラスチック用コンパウンド」と「NEWサンライト銅真鍮用コンパウンドを使っている。 このコンパウンドは、研磨剤の粒子が細かいので深い傷を消すのは無理だけれど、印刷インクを取ったり、擦り傷を取るには適している。 最初にプラスチック用を柔らかい布に付けて試して、だめだったら銅真鍮用に切り替えると大体消すことができる。完全に消えて、細かなキズがある場合には、プラスチック用で仕上げると良い。
JIS規格というのは、工業製品の標準化をはかるための規格なのだけれど、時代の変遷によって、使われなくなってしまったり、製造技術が向上して一定の品質以上ものがつねに作ることができるようになれば、規格が不要になる。 信じられないかもしれないけれど、第二次世界大戦の戦後直後くらいまで、日本製品は欧米市場で粗悪品の代名詞だった時代があり、日本製品を海外に輸出するためにJIS規格で品質を確保せざるを得なかったという事情もあった。でも、現在のように逆に日本の製品が世界標準となるような時代がくると、国際的な標準である国際規格であるISO規格にJIS規格が使われるということも起こっている。 文房具でいえば、ゲルボールペンの規格は日本のJIS規格がISO規格となっている。 ということで、役割を終えたJIS規格は沢山ある。文房具・事務用品などで廃止されたJIS規格をリストアップすると以下のようになる。 「JI
2月にビックサイトであったギフトショーで送ってもらうことにした、ヤマトの新製品「メモックロールテープ フィルムタイプ」のサンプルが届いた。 「メモックロール」は紙製の全面に粘着剤のついたマーカーテープだけれど、「メモックロールテープ フィルムタイプ」は生分解性プラスチックのフィルムを使ったものだ。 半透明なので、下になった部分の文字や絵を見ることができ、上からメモが書けるという特徴がある。ふせん工房の「透明ふせん」のテープタイプと考えればいいだろう。 「メモックロールテープ フィルムタイプ」は、生分解性プラスチックのポリ乳酸を使っているので、若干硬めに仕上がっている。ディスペンサーに付属のカッターで切るのだけれど、切り口がギザギザになって、普通のセロテープと違い、色が付いていて白い紙に貼るとちょっと見た目が悪い。また、テープが硬めということもあって、テープを綺麗に切れないこともある。 思い
「無印のボールペンをジェットストリームにする」は、実際は1ヶ月前に試して成功したもので、非常に満足している。アップが遅くなったのは、タイミングの問題だけだ。 今日、スタンダードの「Jet Stream」(SXR-7とSXR-10)の中芯を取りだして見ていて、ふとこの中芯も「選べるリフィルペン」シリーズのボールペンのリフィルの軸にそのまま入れることができるのではないかと思いついた。 手元にあった無印の赤のリフィルで試してみた。無印のリフィルを分解してみると、長さは合わないけれど、すんなりと「Jet Stream」の中芯が入る。 そこで、寸法を測りながらトライアンドエラーで長さを調整して見た結果、すんなりと収まった。 無印のリフィルから、中芯を取りだして、長さを69 mmでカット。針金でリフィルの奥にある透明なプラ部品を取り出す。リフィルの長さで、ペン先のでる長さが変わるので、あまり切りすぎる
きたきつねは、三菱鉛筆のボールペン「Jet Stream」の書き味が気に入ってしまい、手元のボールペンを次々と「Jet Stream」化している。「Jet Stream」の前は、ぺんてるの「Rolly」だったけれど、もう「Jet Stream」しか使う気がなくなった。 「Jet Stream」の中芯は、特殊なので、他のボールペンの軸に入れることは難しいけれど、多軸ボールペン用の中芯( SXR-80-07とSXR-80-10)が発売されて、ようやく色々なボールペンの軸に入れることができるようになった。 手始めは、トンボ鉛筆の「Reporter3」の中芯を「Jet Stream」にした。これは、「Reporter3」と「Jet Stream」の多軸用は全く同じサイズだったので、問題なく入替えることができた。 次は、トンボ鉛筆の「Air Press」で、「Reporter3」で使った「Jet S
きたきつねは学生時代の測量の実習や調査メモ以来50年以上コクヨの測量野帳を記録用のノートとして使ってきている。 最近はバードウォッチングに用にセ-Y1の緑の表紙ではなく、スタイリッシュカラーのセ-Y7シリーズを使っているけれど、3月7日から使い始めた野帳のノート部分の接着が悪く飛び出してきてしまった。 使い始めて最初は野帳を開くと中のノート部分が数ミリ前に出る現象がでて、そのうち1cm以上飛び出すようになってしまったので、使いにくくなってしまった。 実は、この一つ前の野帳でも同じような現象があって、木工用接着剤を竹串に着けて修理して使っていたが、その時はたまたまだろうと思っていたけれど、連続して不良がでるとは思わなかった。 今回のスタイリッシュカラーのセ-Y7は、色違いをまとめて5冊まとめて買い置きしているものを使っているので、連続して不良がでるということは、同じロットだったということだろ
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