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大そうじへの備え
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いにしえの偉人、達人の知恵と言の葉のエッセンスを、古典の名言、名文から汲み取り、分かち合うためのページです。日本精神文化を代表する能、茶道、武士道、俳諧、禅などの古典名著から毎回、名言・名句をピックアップ。解説とともにおすすめ作品の本文を現代語訳にて抜粋、ご紹介していきます。 「死にとむない」。 “破戒禅”で日本禅史上、最も名高くユニークな傑僧、一休宗純。『本阿弥行状記』によると、彼の臨終のことばは、何と「死にとむない」であったといいます。大悟のひと、この世のあらゆる執着から解き放たれ、真の自在境にあった、そのひとが晩年最愛の伴侶、盲目の森女に看取られながら、死にたくない、とひとこと洩らしてこの世を去った。一見、煩悩と執着とも思えるこのことばこそ、偽悪者・風狂の権化ともいわれる怪僧一休の真実の姿をありのままに伝えるものだと思っています。 文明十三年(1481)、一休、八十八歳。持病の瘧が悪
いにしえの偉人、達人の知恵と言の葉のエッセンスを、古典の名言、名文から汲み取り、分かち合うためのページです。日本精神文化を代表する能、茶道、武士道、俳諧、禅などの古典名著から毎回、名言・名句をピックアップ。解説とともにおすすめ作品の本文を現代語訳にて抜粋、ご紹介していきます。 新年に必ず、日本中の能舞台で演じられる能「翁」。能では、翁とはただの老人ではなく、霊的な力を授けられた”神の使い”である、と考えられている。そしてその舞は、国家安静、五穀豊穣を祝う寿ぎの神事とされています。なぜ、老人は翁となり、神となったのか。能の中でとりわけ神事として重んじられる「翁」の概要から見ながら、民俗学・人類学の視点から、老人→翁→神への変遷をたどっていきたいと思います。 ■翁とは? 「能にして、能にあらず」とされる、神能ジャンルの特殊な演目。別名、「式三番」と呼び、歌舞伎舞踊や日本舞踊にも取入れられている
いにしえの偉人、達人の知恵と言の葉のエッセンスを、古典の名言、名文から汲み取り、分かち合うためのページです。日本精神文化を代表する能、茶道、武士道、俳諧、禅などの古典名著から毎回、名言・名句をピックアップ。解説とともにおすすめ作品の本文を現代語訳にて抜粋、ご紹介していきます。 ◆原文 御慈悲深く御座候1故、「御家中下々迄の上に、痛み候2事これなき様に。」と、兼々思召し上げられ候3。先年堀田玄春御雇分にて罷り下り居り候4節、東御屋敷にて月の御詠歌のため御座に御出でなされ、御次には玄春、藤本宗吟、恩田恕情罷り在り候5。水ヶ江のあたりに花火あがり候6を、玄春見つけ候7て、会釈仕り候8を聞し召され、御立ちなされ候9て、御次へ御出で、玄春へ仰せられ候10は、「其方は法度の様子存ぜざる事に候11。城下にて火の取扱はきびしき法度にて候12。今夜の事必ず沙汰仕るまじく候13。外に知れ候14へば、科申し付け
いにしえの偉人、達人の知恵と言の葉のエッセンスを、古典の名言、名文から汲み取り、分かち合うためのページです。日本精神文化を代表する能、茶道、武士道、俳諧、禅などの古典名著から毎回、名言・名句をピックアップ。解説とともにおすすめ作品の本文を現代語訳にて抜粋、ご紹介していきます。 心にしみる名言、知恵と勇気がわいてくる名文を、千年の名著から毎回お届けします。 名言名句 第七十回 入若耶渓 鳥鳴きて山更に幽なり。 No.86 鳥鳴きて山更に幽なり。 ~王籍『入若耶渓』 茶席の禅語として古くから親しまれる漢詩の一文です。 この一句のみ書かれることが多いのですが、もとの形は、漢詩の中の次の対句。 (原文) 蝉噪林逾静 鳥鳴山更幽 (読み) 蝉噪(さわ)ぎて林逾(いよいよ)静かに 鳥鳴きて山更に幽(ゆう)なり 作者は中国、梁の詩人、王籍。「若耶渓(じゃくやけい)」とは、浙江省にある風光明媚な渓流の名で
いにしえの偉人、達人の知恵と言の葉のエッセンスを、古典の名言、名文から汲み取り、分かち合うためのページです。日本精神文化を代表する能、茶道、武士道、俳諧、禅などの古典名著から毎回、名言・名句をピックアップ。解説とともにおすすめ作品の本文を現代語訳にて抜粋、ご紹介していきます。 言の葉庵メルマガ ≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫ 名言名句Howto便 ┓┏ ┏┳┓ ┣┫OW┃O 武士道とは、死ぬことと見つけたり 2006.3.31 ┛┗━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第四回名言・名句は、武士道の聖典『葉隠』より、もっとも著名であるとと もに、もっとも誤解されている「武士道とは、死ぬこととみつけたり」。第一 回、世阿弥の「秘すれば花」と同様、いやそれ以上に世の中に誤認されている きわめつけの一句ではないかと思っています。今回その三百年の疑いが晴
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