第1話に続き、料理人・文筆家の稲田俊輔さんの「心に残るチャーハン」を伺います。もう一つは学生時代に京都で食べた「焼き飯」だとか。「焼き飯」と「チャーハン」は違う? 「ピラフ」は? 謎だらけの、その「源流」は? インド料理にとどまらず、博覧強記で知られる稲田さんと地球をぐるっと巡ります。 ■もう一つの「心に残るチャーハン」は、学生時代に京都で食べた「焼き飯」稲田俊輔さんは大学時代を京都で過ごした/撮影・編集部、エリックサウスマサラダイナー神宮前で(以下同)──稲田さんには「心に残るチャーハン」が二つあるというお話でした。第1話では台湾の「鹹蛋シエンタン炒飯」について伺いました。二つ目は? 学生時代にバイトしていた、京都の喫茶店で食べた「焼き飯」ですね。 初めてウスターソースをかけて食べました。 ──どんな「焼き飯」でしたか? 具はハムや玉ねぎ、マッシュルーム、ピーマンとか。ナポリタンと一緒で