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2024年ランキング
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今月はブログ更新どころではありませんでした。 意識のないまま生死の間を彷徨っている時間と、意識だけはあっても身体中に管や点滴の入った状態で自分ではほぼ何もできないまま病院の集中治療室にいる時間がほとんどでした。 差し迫った生命の危機からは脱し、一般病棟へ移ったあとも、文字を読んだり、スマホに文字を入力したりするのはかなり大変な作業で、10年以上ほぼ毎週更新してきたこのブログも1ヶ月間放置してしまいました。 でも、こうやってまた更新できて本当に良かったです。それなりの確率であのまま死んでいたかもしれないのですから。 10月初旬の某日20時頃、突然「ずぅーん」と胸と背中が痛くなり、視界の8割くらいが暗くなりました。 実はこの段階で、心臓の血管が裂ける急性大動脈解離(スタンフォードA型)が起こっていました。この時点で失神する人もいるようですし、早急に救急車を呼ぶべきでした。対応が遅くなればなるほ
家族会議を開き、これまでに宿泊した天然温泉宿(旅館やホテル)を、お湯・料理・雰囲気・おもてなし・設備などから総合評価して、我が家独自のランキングを作ってみました。 評価は以下のような6段階。 S(☆☆☆):この宿に泊まるためだけに旅行に行ける(リピート必須) A(☆☆):また泊まりたいと強く思える(リピートしたい) B(☆):リピートしてもいいレベル C:まあまあだったけど、リピートはなし D:悪くはなかったけど、もういいかな E:二度と行かねえよ、このやろう! ・・温泉マニアの私が議長を務めた関係で、好みが偏っていてお恥ずかしいのですが、三つ星(S)と二つ星(A)、それから一つ星(B)でも特徴のある(と思える)ところは以下に公開してみます。 我が家では、私の趣味に無理やり付き合わせるカタチで家族旅行は温泉宿をベースに行程を組みます。温泉(宿)ありきで行先を決め、次にその周辺でレジャー・グ
金融庁ホームページ内のNISA特設サイトで、『教えて虫とり先生』というなんとも怪しげな企画が興っています。 ※金融庁webサイトをキャプチャ “虫とり先生”こと私が、若手の社会人に資産形成のアドバイスをする座談会を催し、その様子をまとめたものが連載され始めたのです。 んで、アドバイスを受ける社会人というのは、金融庁の入庁3年目までの若手たち。学生のうちに軽々と司法試験を突破するような我が国のトップエリートたちに、体育会系の世界で生きてきた私のようなボンクラが知的アドバイスをするというミスマッチ感に言い知れぬ刺激を感じてしまい、無謀にもこの企画に乗ってしまいました。 『教えて虫とり先生』なぞと、そこが金融庁のウェブサイトでなければ、子供向けに昆虫採集の方法を教える「夏休み特集」にしか見えないタイトルですが、掲載されているのはたしかに投資のコンテンツです。 彼ら(若手社会人)よりちょっとだけ早
最近すごく多いんですよ。 「ビットコインなどの仮想通貨には投資していますか?」 「え! 投資していないんですか!?」 「それはなぜですか??」 というような質問や取材を受けることが……。 その類の話は主にメールフォームからやってくることが多いので、今後「その件については、この記事読んでね」とリンク丸投げするために、私の仮想通貨に対する考えを簡単に書いておくことにしました。 ・・ビットコインもギャンブルとしては最高に楽しそうではあるんですけどねぇ。 今のところ、 ・日常生活で必要性がない ・通貨というよりも単なる投機対象に見える ・詳しい仕組みがまだ完全に理解できていない(ブロックチェーンとかマイニングとか) ・長期的には分からんけど、値動きが絵にかいたような典型的バブルに見えてしまう ・店頭などで使った分も含めて利益が雑所得となり、計算とか確定申告が面倒くさそう ・そもそも需給だけで価格が
来年から「つみたてNISA」がスタートするので、「現行の一般NISA」を使っている私は、今後どうするのかを決める必要があります。 ・年間の投資可能額は多い(120万円)ものの、非課税期間(5年)と投資可能期間(2023年まで)が短い現行の一般NISA ・年間の投資可能額は少ない(40万円)ものの、非課税期間(20年)と投資可能期間(2037年まで)が長いつみたてNISA ……はて、どっちにしよっかなぁ、と悩んでいました。 んで、やっと決めました。 これまでさんざん関連情報を振りまいてきたので、結果を書いておきます。ただし、あくまでも個人的な判断軸によるものなので、他人様の参考にはならないかもしれません。。 ◎どっちでもよかったんだけど… 以前にも書きましたが、個人的には一般NISAでもつみたてNISAでも「べつにどっちでもいい」というのが正直なところです。 自分自身の投資判断は、けっこうテ
来年から「つみたてNISA」がスタートする影響なのか、ここ最近新たな超低コストインデックスファンドの新規設定や、既存インデックスファンドのさらなるコストダウンが目につきます(※インデックス投資とは)。 今のコスト水準は、私がインデックス投資を始めたころのザックリ80%OFFくらい。嬉しいことであります。 ただ、一方で「同じような商品がいくつもあるし、コストがコロコロ変わるから、どれがいいのか分かりません」だとか、「つみたてNISAでどれを選べばいいのか分からないから、いい商品を教えてください」というような相談や質問をメールフォーム経由で受けることも増えてきました。 なるほど、なるほど、たしかに悩ましい問題ですよね。 さて、今回は(も?)、初心者目線をベースとしつつ、途中マニア目線にも切り替えたりしながら、私なりの考えを書いておきます。 ◎血眼になって最低コスト商品を追いかける必要なし 数年
真面目に勉強して、資産形成のために投資を始めようとしている方や、実際に投資を始めて数年程度のビギナー個人投資家さんと話していてちょくちょく聞く言葉に、 「バランスファンドはコストが高いから、やめといたほうがいいんですよね?」 「バランスファンドは地雷だから、決して投資してはダメだと聞きました」 というようなものがあります。 これ、かなり頭が良くて行動力のある一部の人やマニアには当てはまるかもしれませんが、多くの普通の人にとっては微妙な問題だと思うんですよね……。 ※バランスファンドとは、株式や債券など複数のアセットクラス(資産)がパッケージ化された投資信託のことです(参考→投資信託とは)。 ◎バランスファンドは本当にすべてダメなのか・・ もちろん、投資のことや金融商品のことを網羅的にキチンと理解して、自分でバリバリ行動を起こせる人には、バランスファンドなんて不要なこともあるでしょう。商品に
タイトルに書いたとおり、なぜか最近、当ブログには「セゾン投信を解約したいと思っています」とか、「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの積み立てを停止したいのですがどう思いますか?」というようなメッセージが送られてきます。 また、「セゾン投信 解約」「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド 積立停止」というような検索流入も増えています。そういえば、イベント等で会う人から直接そんな相談をされたこともありました。 私は自分の考えや判断をこのブログで公開していますが、他人の投資判断にまで口出しする気はありませんし、そもそも投資なんて自己責任でやるものだと思っています。 なので、その手の相談には基本的に「やりたいようにすればいいと思います」としか回答できません。 ただ、メッセージが届いたり、相談を受けたり、そういうキーワードでの検索流入があるという現象自体には多少の興味があるので、
なんだか最近、けっこう地味に「筋トレ」が流行っているみたいですね。 これは、ボディービルダーやスポーツ選手だけの話ではありません。ダイエットや健康法としても効率が良いとかで、普通の人でも筋トレ(ウエイトトレーニング)を生活に取り入れることが増えているようです。 そういえば私も若かりし頃、一応アスリートとして、自分のウエイトアップ&パワーアップを図るべく狂ったようにウエイトトレーニングに励んだ時期がありました。実際、その成果として、トレーニングを始める前よりも、例えば、体重は25kg以上(80㎏程度まで)、ベンチプレスの挙上重量は100kg以上(150㎏程度まで)アップしたりもしました。 凝り性な私は、トレーニング効率やプロテインなどの栄養摂取タイミングなども徹底的に勉強してハマりまくり、一時は「ウエイトトレーニングのコーチとして飯を食えたらな……」なーんて考えたことさえあります。 さてさて
読者さんから以下のようなご質問をいただきました。 ==(質問メール一部抜粋)== 「為替ヘッジあり」のバランスファンドがあるのですが、それは「ヘッジなし」と比較してどのような違いがあるのか、いまいちよくわかりません。 ==(以上)== ふむふむ。 投資にまつわる話なんて、ただでさえマニアックでややこしいことが多いのに、「為替ヘッジ」とか言われると余計に分かりにくくなってしまいますよね。 また、選択肢が増えると、同時に悩みが増えてしまうのもよく分かります。 ・・かなり大雑把かつ、個人的な考えを多分に含んではいますが、簡単に回答してみます。 ◎「為替ヘッジあり」だとリスクが下がる 為替ヘッジありのファンドとは、為替変動の影響を避けるように設計された投資信託のことです。 円建て(日本円で売買でき、残高も円で表示される)の投資信託であっても、海外の株式や債券に投資するものであれば、間接的に現地の通
MSCIの日本法人が、指数についての勉強会に付き合ってくださいました。 この「誰得感」に溢れ、マニアック極まるイベントは、東京証券取引所の知人に斡旋してもらったものです。なんでもMSCI日本法人が、個人投資家(ブロガー)との意見交換(勉強会)に興味を示したそう。 金融商品の販売会社や運用会社などが、宣伝や知名度向上を目論んでブロガー向けに勉強会を催すのは珍しくなくなっていますが、指数算出会社がわざわざブロガーとの接点を持ってくれるのはいったいどういう理由からなのでしょうか。 もしかして、仕事が地味だから寂しいのかなぁ、人恋しいのかなぁ、などと考えたりしつつ、私は会場へと向かいました。 ◎指数ってなに? 指数とは、市場(マーケット)の動向を数値で表すもので、「インデックス」とも呼ばれます。 国内では「日経平均株価」・「TOPIX(東証株価指数)」、海外だと「NYダウ」・「S&P500」などが
先日、どういうわけか私にもお声がかかり、個人投資家のオフ会に参加してきました。 投資家仲間で集まってお酒を飲む機会はちょくちょくあるのですが、そのことを記事にするのはかなり久しぶりで新鮮です(今回は皆さんが記事にしているので、あっしも書かないわけにはいきませぬ)。 なんと投資ブロガーとしては私が最古参でした。私だってまだまだひよっこなので、他の参加者さんがフレッシュだということでしょう(投資歴そのものは私よりも長い方もいましたが)。 参加メンバーは以下のとおり(ブログタイトル語順)。 ・あきんこの人生を楽しく過ごすためのお金ブログの、あきんこさん(マドンナ) ・アメリカ株でアーリーリタイアを目指すのはちどうきゅうどうさん(つらお似) ・たぱぞうの米国株投資のたぱぞうさん(ビーチサンダル) ・ツイッタラーのカヲリさん(ワイン権現) ・81年生まれが投資による資産運用を真剣に考えるのゆ~ていさ
最近、(自分自身の労働環境変化の影響もあって)仕事とか働き方に関連するような記事をちょこちょこ書いています。 【参考記事】 ・残業代を稼ぐ?…固定みなし残業の職場から、残業代つけ放題の職場へ…でもそんなもんは要らん! ・転職の漫画『エンゼルバンク -ドラゴン桜外伝-』(三田紀房著)がめっちゃ面白い 軽い気持ちで書いた上記リンク先の記事にも、思いのほか多くのリアクションをいただけているので、その流れに乗るような記事をもう一本起こしてみることにしました(ま、単なる書籍紹介記事ですが…)。 『君たちに明日はない』という小説(とその続編シリーズ)をご存知でしょうか? リストラ請負会社の社員という、ホントにあるのかどうかよく分からない設定の主人公が、様々な企業で「クビ切り面接官」として活躍する?物語です。 著者はこの作品で山本周五郎賞を受賞し、シリーズ化された続編作も大人気になってテレビドラマ化され
金融庁と個人投資家の直接対面イベントが、先月・先々月に続き、今月も催されます。 今回も平日開催で、場所は金融機関の人間たちが「虎の穴」と恐れおののく金融庁内の会議室。 ・・ふん、上等だ!行ってやろうじゃないか!! むしろ俺たちが金融庁へ立ち入り検査や!!! 今回は、日本を代表する複数の運用会社の方たちも招くようで、積立NISAの参入意向などについて、我々は彼らに訊きたいことを聞き放題だそうでっせ(どうやら、あの大手とか、あそことか、やはりあの直販会社も……)。 んで、意見交換会のあとは、会議室を模様替えしてそのまま懇親会に突入する予定になっています。 ◎金融庁と個人投資家の意見交換会第三弾 日時:6月29日木曜日(18:55集合 19:00開始 20:30終了予定) 場所:金融庁会議室(詳細は申し込み後の案内メールに記載) 定員:40名(先着順) 費用:無料(懇親会参加の場合は各自実費負担
サービス水準や口座のシェア、売買代金などから見るにSBI証券と楽天証券は「ネット証券のツートップ」です。 ウェブ上でお金のやり取りをすることに抵抗のない普通の人が、資産形成のための投資を始めるなら、その2社のうちのどちらかにしておくのが無難だと思います。 未だサービス競争は続いていますが(たいていは楽天証券が先に決断・発表し、SBI証券がその水準にピタリと追随する構造)、今回の記事では、両社のサービスや特徴を比較したりしながら、もしも私が今から投資を始めるなら、どっちを使うのかを考えてみます。 ◎二者択一なら楽天証券かな 15年ほど前から投資をしている私は、取扱商品やキャンペーンなどを追いかけながら、いくつも(20社くらい)の証券会社やらネット銀行やらに口座を開いたり閉じたりしてきました。 でも、やっぱり証券口座がいくつもあると管理が複雑になってめんどくさい。できればひとつにまとめたほうが
最近、大きく職種を変えました(年収は大幅ダウン)……人生いろいろあるものですね。 んで、これまでとはずいぶんと違った勤務形態を経験しています。 実は私、現在の職場に来るまで一度も「残業代」というものをもらったことがありません。 ◎残業ってなに?のレベル 社会人になりたての頃は、某企業でバリバリの営業マンとして働いていました。その会社の営業職には「残業代」なんて概念は存在しておらず、結果だけがすべてでした。 ※個人の売り上げ成績にともなうインセンティブはがっつりもらえたので、それなりに稼げましたが・・ その後、20代前半のうちに別のところから声をかけてもらって、転職しました。そこはまあまあの収入があったものの、固定残業代(みなし残業・見込み残業)がバッチリ組み込まれた給与体系であり、いくら働いても収入は変わらない仕事でした。 ※何カ月も泊まり込みが続くような労働環境だったので、時給換算すると
「eMAXIS Slim(イーマクシス スリム) バランス(8資産均等型)」は、私が実践している「ほったらかし国際分散積立インデックス投資」のメインのファンド(投資信託)です。 当ブログのメールフォームを通じて送られてくる質問には、 ・なぜ、8資産均等型のバランスファンドを選んでいるのか? ・ETFを利用した方が安上がりになるのに、なぜ投資信託なのか? ・集中投資をした方が効率的に資産形成できるのではないか? ・8資産均等には、いい評判・悪い評判どちらもあってよく分からない。4資産均・6資産均等などとどう違うの? というようなものがよくあります。 なので、今回はeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)についてまとめておきます。 (三菱UFJ国際投信HPより) ◎なぜバランスファンドなのか そもそも、なんでバランスファンドがメインに据えているかについては、これまでにも長ったらしい記事シ
今年1月から原則的に現役世代の全国民が加入できるようになった確定拠出年金(の個人型・イデコ)について、私は「楽天証券とSBI証券のどっちを利用しよっかな~」などとゴチャゴチャ書いてはこじらせていました。 あくまでも個人的な話なので、その判断結果なんてわざわざ書くつもりはなかったのですが、「楽天とSBIどっちにしたんですか?」というような質問を複数いただいたので、簡単に結果とその理由を書いておきます。 まあ、その二つのネット証券なら、コストや品揃えにおいて他の証券会社を圧倒するツートップなので、ハッキリ言って「どっちにしてもたいして変わらない」というのが正直な感想ですけどね。 ◎イデコ(iDeCo・個人型確定拠出年金)とは 一応簡単に確認しておきましょう。 確定拠出年金とは、2001年から始まった「節税しながら老後資金を作る自分年金」みたいな制度です。 確定拠出年金制度(DC制度)には、企業
なぜか急に私が案内係を務めることになってしまったので、せっかくだから行ってきました。「積立NISA(つみたてニーサ)」説明会に。金融庁まで。 現行のNISA(小額投資非課税制度・一般NISA)は、株式や投資信託への、1年間あたり120万円までの投資枠にかかる譲渡益や配当金(分配金)が、5年間非課税になる制度です(ジュニアNISAの場合は80万円)。 どうやらそれを、毎月コツコツと積み立てる方式の「つみたてNISA」へと変更(新たに創設)し、投資額の年間上限を(40万円に)下げる代わりに、投資可能期間と非課税期間を20年に伸ばす方向のようです(平成 30 年 1 月より)。 【制度概要解説記事はこちら→「つみたてNISA」ってなんだ?…金融庁の制度担当者に聞いてみました】 で、この制度では、投資可能な商品も金融庁のほうで徹底的に選別する方針らしく、「いったい、どうやって金融商品を絞り込んで、
「いつか子供に伝えたいお金の話」などと、大層なブログタイトルをつけていますが、いつも「子供に伝えたい」ことを記事にしているわけではありません。 というか、そんなことは考えずに、毎回、思いつきでテキトーに書いているのが実情であり、気付いたら「お金」そのものよりも、「投資信託を使った国際分散投資による資産形成」が主要なテーマになってしまっています。 で、ふと思ったわけです。 自分が本当に「子供に伝えたいお金の話」とは、どんなことなのだろうか?と…… そこで今回は、私が「いつか自分の子供に伝えたいお金の話」を厳選して五箇条に絞り込み、一本の記事にまとめてみました。 ちょっと考えてみたところ、次の5つのポイントが思い浮かびました。 一.入ってくる(稼げる)以上に使うな 二.原則として、貸し借りはするな 三.節約と浪費はどちらもほどほどに 四.リスク資産への投資という選択肢もあるぞ 五.なるべくお金
まだちょっと早い気もしますが、2016年も終わりを迎えそうなので、今のうちに自分のアセットアロケーションやポートフォリオなどを確認しておきます。 いくら「ほったらかし」とはいえ、せめて半年に一度くらいは自分の投資状況をチェックして、考察みたいなことをしておかないとね。 ※私の場合、「アセットアロケーション」には、生活防衛資金などの無リスク資産※1は含んでいません。そして「ポートフォリオ」とは、具体的金融商品とその配分を表す言葉として使っています。また、このブログ内で使う「リスク資産」や「無リスク資産」などの言葉についても、自分なりに定義してあります。このあたりの「言葉づかい」は各投資家やブロガーによって微妙に異なる場合があるので、他人の公開情報を見るときは多少の注意が必要です。 (参考記事→リスク資産と無リスク資産の色分け) ◎アセットアロケーションとポートフォリオの確認 ◇2016年12
法改正によって、来年(2017年)から私も個人型確定拠出年金(iDeCo・イデコ)を利用できるようになったので、ここのところ何本かその関連記事を書いてきました。 《主な関連記事》 ・確定拠出年金ってなによ?…メリット・デメリット・注意点は?…企業型と個人型の違いやオススメの証券会社は? ・質問者は公務員?…個人型確定拠出年金(iDeCo・イデコ)とNISAのどっちを優先すればいいの? で、その際、私は、「SBI証券を利用するつもり」だとか「今のところSBI証券を利用しようと思っている」などと書いていました。 まあ同時に、「SBI証券と楽天証券の両社に資料請求をして、見比べてみようかと思っているところです」なーんて書きながら多少ジラしたりもしましたが、基本的にはSBI証券の方向でいく、と表明していたのです。いま現在のメイン口座でもありますし。 だけど、すんません。やっぱ楽天証券にしようかなぁ
【追記:この記事内で指摘したSBI証券の不備?(柔軟性不足?)は、2019年11月に解消されています】 来年(2017年)から個人型確定拠出年金(iDeCo・イデコ)が私にも利用できることになり、関連情報をちょろちょろと調べ始めています(参考→確定拠出年金ってなによ?…メリット・デメリット・注意点は?…企業型と個人型の違いやオススメの証券会社は?)。 どこの金融機関を利用するか、という点については、まぁ、ネット証券だとSBI証券か楽天証券のどちらかで決まりだな、というのが今のところの情勢のように見えます。 両社とも取り扱い商品がまだ完全に固定されたわけではないようですし、未だ低コスト化競争の過程にあり、どちらも「充分にコストは安い」水準にあるので、決定的な決め手はなく、結局は個人の好みというかフィーリングで判断するしかないのかなぁ、と思っています。 私は現在もSBI証券をメインに使っている
Author:虫とり小僧 Twitter:@mushitori Facebook:Facebookページ 子供の頃は、一日に800匹以上のバッタを捕まえるような虫とり少年でした。また、歩行中にはすべての家の「ピンポン」を必ず押すようないたずら小僧でもありました。今はただのザコです。 ※好きなものは、歴史・格闘技(実践も観戦も)・筋トレ・秘湯めぐりなど 自分の全資産を「円」のみで保有していること(何もしないこと)は、それなりのリスクを伴う集中投資に近いものだと解釈して、私は購買力維持や資産形成を目的に、世界中の株式や債券なども保有しています。 約19年前から、なるべく手間とコストをかけずに実践している投資方法を、いつか我が子に伝えるかもしれないので、そのための備忘録を書いておくことにしました。 投資の実践といっても、ひと月に一度の自動積立と、たまにやるリバランスくらいですが… ※当ブログのエ
以前、息子が習いごとの自由時間に遊んでいた際、友達のメガネを破壊してしまったことがあります。 これは、個人賠償責任保険請求案件でございます。 人の子の親として、ついに私にもそうときがやってきました。 私自身も子供の頃は、新聞紙を丸めて棒状にしたものを槍に見立てて放り投げ、間違えてよく他人の家のガラスを割ったりしたものです。木刀サイズの木の枝を走行中の自動車に、間違えて居合い術のように叩きつけてしまったこともあります。 私の親は、「何度も個人賠償責任保険に救われた」と感慨深く述懐していました。 ※この記事は、そもそも個人賠償責任保険とは何なのか、その必要性は如何ほどのものなのかについて、実体験をもとに書いてみるものです。 ◎メガネ破壊事件とその経過 私の子供が友達のメガネを壊してしまったことは、その事件の1週間後に嫁が相手の保護者から報告を受けて知ることになりました。 「フレームが完全に壊れ
リスク資産への投資を始めて約10年。このブログを書き始めて約3年。 新聞や雑誌などのメディアから取材を受ける機会が、私にも少しずつ増えてきました(単に相場の影響なのかもしれませんが・・)。 取材時には、たいてい同じようなことを質問され、同じような回答をするのですが、たまに自分でも盲点だったようなことを聞かれて「ハッ」とすることもあります。 今回の記事タイトルにした「インデックス投資による資産形成を成功させるためのポイントを3つ挙げろ」というのもそのひとつです。 要するに、「このブログにダラダラと書いてあるインデックス投資成功に関するエッセンスを3つに絞り込めや」ということなのでしょう。 どれどれ、ちと絞りこんでまとめてみますかの。 【参考→インデックス投資とは】 ◎資産形成のゴールはずっと先だから・・ はて、そもそも私が「インデックス投資で成功しているのか」どうかについては、なんとも言えま
・預貯金よりも安全で高金利(高利率) ・ペイオフ1000万円のような上限なし ・タンス預金のようにインフレでヤラれたりしない ・国債価格が下落しても債券価格は下がらない ・必要なときに必要な分だけ換金できる ・・こんな金融商品が「個人向け国債(変動10年)」です。 リスク資産への投資は怖いだとか、既に十分な金融資産を持ってはいるものの、ペイオフ(金融機関破綻時の保証上限1000万円)を気にしていくつもの銀行に預金を分散しすぎて管理が困難になっている場合などには、「個人向け国債(変動10)」は、金融資産の「置き場」として有力な候補だと思います。 預貯金よりも有利で安全だなんて、「民業圧迫じゃないのか?」と言いたくもなりますが、利用できる個人投資家にとっては、ありがたい金融商品です。 ◎個人向け国債とは そもそも国債とは、国家(政府)にお金を貸すと発行してもらえる債券(借用書のようなもの)です
つい最近出版された本みたいですね。 ダラダラとFacebookを眺めているときに、友達が「いいね!」をしたのが私のニュースフィードに流れてきて、この『銀行員が顧客には勧めないけど家族に勧める資産運用術』という本の存在を知りました。 タイトルが刺激的で面白そうだったので、ついポチっと買ってしまいました。 本のカバー内側に、 「おいおい、こんな金融商品、本当に販売してよいのか?これは少なくとも自分の家族には勧められないな……」 そう思いながらも、ノルマに追われてせっせと働いている銀行の営業担当者がたくさんいます。本書では、そんな銀行員のホンネと本当に上手な資産運用の方法についてやさしく教えます! と書いてあります。 実際に読んでみると、ふむふむ、なるほど、なかなか読み応えのある本でした。 ◎銀行員のノルマなどの内部事情が赤裸々に・・ 庶民が持っている情報と、銀行側が持っている情報にはかなりの格
インデックス投資(積立投資)は、手間のかからないシンプルな投資法です(参考→インデックス投資とは)。 まぁ、「インデックス投資」という言葉がカバーする範囲は意外と広いので(参考→インデックス投資もけっこうアクティブ)、ひとくちに「インデックス投資」とまとめてよいのかどうかについて議論の余地もありますが、いわゆる「投資」のなかではどれも比較的手間のかからないシンプルなものだといえるでしょう。 チャートを読んだり、企業の財務状況を分析して、将来の予測をしながらタイミングを計って投資する必要もなければ、急落時に「損切り」すべくマーケットのウォッチを続ける必要もありません。 最初にアセットアロケーション(資産配分)や投資商品などを決めてしまえば、基本的には自動積み立てを続けるだけです。ある程度の金融資産を持っている人が、最初にまとめてバランスファンド※1などを買った場合なら、その後はなにもすること
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