イラン暦1402年ティール月23日 ここ数週間ずっと眠くて眠くて、昼間は起きていられるけど夜は以前より早く眠気が襲ってくる。寝つきがいいのはよろこばしいことだけれど、よく夢も見る。日本昔ばなしとか民話が見たい/読みたいと思っているのも、無意識に現実から逃避したがっているのかもしれない。眠りの世界へ、あるいは昔話の世界へ。 梅雨の祝祭 夫の生まれた日。それぞれの誕生日と結婚記念日、はじめてデートした日は毎年仕事を休んで二人で過ごしている、善良市民であるわたしたち。 去年は猛暑、今年も比較的暑い、晴れた日だった。 朝、明るいうちから蝋燭に火を点けて祝う。メロンのショートケーキに合わせたわけではないが、プレゼントの包装は緑色の絵柄を選んだ。 散歩と小さな観光をするのが慣わしで、日光を避けて日陰を歩いても汗が出る。冷えたすだち蕎麦がおいしかった。お気に入りのカフェで、夫が選んだジュースがかわいくて