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インタビュー
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セミナー編成委員会としてアナリティクス アソシエーションの活動に携わっているのですが(それはこれからも続くのですが)、アナリティクス アソシエーションでの「執筆陣によるローテーションでのコラム執筆」を終えました。 振り返れば14年間も担当していました。執筆したコラムは165件。お読みいただきありがとうございました。 ということで「乾いたタオルを絞るように書いたコラムから選ぶ、15の文章」と題して、書いたコラムの中から印象に残っているものやメッセージとして変わらないものをピックアップしました。 新しいものから過去のものへと遡っていきます。 ベストプラクティスは標準化されると劣化する 施策でも手法でもちょっとしたティップスでも、ベストプラクティスは形成されるものです。しかしいずれそのオルタナティブが生まれ、カウンターが生まれ、環境は変わり、王道は王道として存在すれどもアップデートを求められるよ
5~6年前のこと。「降りたことのないような駅で降りて数時間そこで過ごし、また違う馴染みのない駅に移動してしばらく過ごす、を何回か繰り返す」という経験を定期的にやっていた。 年に3~4回ぐらいだろうか。仕事関係でやる必要があり、休みの日などを利用して2~3年間続けていた。 降りたことのないような駅といっても比較的近郊の駅だ。例えば僕にとって東武東上線沿線やその先の埼玉方面は馴染みが薄い。東京の北や東の方もそうだし、東急東横線や田園都市線、小田急沿線などもそうだ。もっといっぱいある。 そういった路線の降りたことのないような駅で降り、ランチを食べ、また移動して別の駅付近で過ごす、を繰り返した。 もちろん仕事関係だったので本来の目的はあった。それはそれとしてこなしつつ、駅から徒歩10分とか15分ほど歩いて特定の場所に行ってしばらく過ごす。移動してまた別の駅の特定の場所に行って近くのカフェで休憩する
ミーティング中にふと「個人のタスク管理をどうしてますか?」という話をいただいた。 個人的にも皆さんどうしているんだろうという興味もあり、いまの自分のやり方はあまりスマートではないよな?と感じているけれど、ちょっと晒してみる。 個人的なタスク管理は一周回って「自分宛にメール」という原始的な方法をいまは採用している。 — 件名:12月タスク — ◆今日 (今日やる内容を書く。そこそこ細かなレベルで。私的なものを含む) A社様 MTG 14時 B社様 対応 C社様 GA4関係作業 昨夜の問い合わせ対応 ○○の件調整 △△作業 ☆☆購入 ◇◇調べる ◆進行中 (進行中のプロジェクトだが今日はやらないもの) D社様 あの件 E社様 待ち F社様 あれ/これ/それ ▽▽のSaaS調べる □□制度対応 ◆その後の予定と未定 (取り組もうと考えていること、正式に決まっていないが発生する可能性があるもの)
ありがちなKPIツリーでKPIを決めていたら月並みな存在に終わるかもしれない。 ゴールをKPIツリーに分解したらよく見かけるような内容になり、そこから大して驚きもない指標をKPIとしてチョイスすると、事業はその方向にそれっぽい感じには進むと思う。でも、ユニークなポジションには向かいにくい。 そういう話を書こうとキーボードを叩き始めたけれど、既視感があって調べたらその話は去年に書いていた。なので違う話を加えてみる。 要素の分解にはさまざまな切り口がある 要素の分解にはさまざまな切り口がある。 例えば「おいしさ」を分解するとき、構成要素は人によって異なる。 味を構成する要素として、一般的には「甘味、酸味、塩味、苦味、旨味」の「基本味(五味)」と呼ばれるものが有名だ。 甘味 酸味 塩味 苦味 旨味 これは「おいしさ」というよりもやや科学的な「味」の構成要素かもしれない。 僕がサイゼリヤにいたとき
Googleアナリティクスのユニバーサルアナリティクス版の停止予定が発表された。 で、はたしてGA4は小規模サイトのアクセス解析ツールとして機能するのか、代替ツールっていま何がある?という話はa2iのセミナー編成委員会でも出ていて、他所でもその議論を見かけるので、ちょっとつらつらと書いていく。 お題。「GA4の代わりになる無料や低価格のアクセス解析ツール候補」。 ただし、ここで挙げるツールをすべてオススメしているわけではない。機能や条件として可能性のありそうなものをとりあえず挙げている。 GA4代替の無料や低価格のアクセス解析ツール候補 1. Matomo オープンソース。GA代替として機能面も申し分ない感じ。データも所有サーバーに保存。インストールにはMySQLのデータベースが必要なので、手軽に利用できる感じではないかもしれない。昔はPiwikという名前だったのでご存じの人多し。でも使っ
コマンドを知らなくても使えるTwitterアドバンス検索「つばさーち」というものを始めました。 つばさーち – コマンドを知らなくても使えるTwitterアドバンス検索 Twitterには高度な検索が準備されています。しかし、残念ながらすべてのオプションが準備されていません。多くのオプションをカバーしつつ、覚えにくい検索コマンドを使わなくても「Twitterアドバンス検索」ができるようにしました。 Twitter検索には「検索コマンド」と呼ばれるものがあり、検索したいキーワードに加えることで条件を絞り込むことができます。例えば、検索キーワードに「since:2020-02-01」を加えると、2020年2月1日以降のツイートから検索してくれます。他にも「filter:images」で画像の投稿だけに絞り込んだりと、様々な検索コマンドがあります。 一方で、検索コマンドはなかなか覚えられません。
先日、訪問先に向かう途中の喫茶店の前で、看板に目が留まりました。足も止まりました。 「コーヒーゼリー バニラアイスがのってます」 イラスト付きの、黒板風の手書きの看板です。なぜか妙にグッと来て、きっとこのお店のコーヒーゼリーはおいしいんだろうなと思ったのですが、次の予定があったので写真を撮るだけにして、そこを後にしました。 「コーヒーゼリー バニラアイスがのってます」という文章と、味のあるイラスト。ありふれたUSPかもしれません。USPとは「独自の売りになる特長」のこと。Unique Selling Proposition。競合他社との差別化や市場での競争優位性を保つのに、あるいはブランディングの側面において、重要な役割を担います。 実は「コーヒーゼリーにバニラアイスが乗っている」というのは、そこまで競合優位性があるUSPではありません。 カフェ・ベローチェのコーヒーゼリーにはソフトクリー
2月19日、東京メトロ丸ノ内線の新宿駅から伊勢丹に向かう地下通路の柱のデジタルサイネージが稼働していました。以前からこの地下街の新宿駅側にいくつかデジタルサイネージはあったのですが、サブナードと接続するところからビックロあたりまでの柱にも一斉にデジタルサイネージが追加設置されました。 世の中の柱のデジタルサイネージは、ほとんどが「縦長」のように感じます。アパレルショップなどの店内に置かれているのも縦長が多いです。デジタルサイネージでは「縦長動画広告」の「面」が増えたことになります。 スマートフォンで撮影されている動画も、おそらく縦長が増えているでしょう。とはいえ、Webではそれを取り巻く端末や動画プラットフォームがまだ躊躇しているというか、「再生」の面では普及と言うにはまだの状態です。C CHANNELは縦長動画を採用しているらしいですけれども。 一方で、電車内に増えたデジタルサイネージは
メインの「イチ押し」はあった方がいいけれど、なんでもない「みそ汁」も訴求ポイントの一つになるよ、というお話。例えば定食屋さんが何を売りにしたらいいのかわからなければ、あったかい「みそ汁」訴求でもいいじゃない。 先日、JR品川駅のエキナカをワクワクしながらリサーチしていたら、こんな定食屋さんの看板に出くわしました。 お味噌汁の付いた しっかりとした お食事をどうぞ。 メッセージには「この店イチ押しのメニュー」もなく、なんでもない「みそ汁」推しでのお声掛け。適当なメッセージととらえるかもしれませんが、こう寒い日が続くと確かに「あったかいみそ汁、いいよね」とも感じます。 ※実は裏面には、ちゃんとメニューの一覧が載っていました。 以前テレビで、たしかダウンタウンの松本さんだったと思いますが、「みそ汁の偉大さ」についてしゃべっていました。 「楽屋で食べる弁当、あれ、何点つけますか? もう冷たなって、
5月23日の朝、布団の中でつらつらとInstagramを眺めていたら、初めて「Instagram広告」に出くわしました。少し状況を調べましたので、雑感を書き残しておきます。 見かけた広告は、COACHのもの。アカウントはグローバルのCOACHのInstagramアカウント(@coach)。通常、このアカウントでは日本語での投稿は行っていない 外部に誘導するリンクはない 広告の投稿のキャプションには日本語を使用 広告の投稿はユーザーのタイムラインに表示されたが、@coach アカウントのフィードにはその投稿は存在していない。広告表示のみの投稿の模様 広告投稿にはハッシュタグが付与されていたが、該当のハッシュタグでの検索画面には、この広告投稿は表示されない 通常の投稿写真右下に表示される各メニューの表示が存在しない。つまり「不適切な写真を報告」「Facebookでシェア」「ツイートする」「UR
ただの「ときどき物を書くレベル」の僕が文章を書くときに気をつけていること。 「ライター」でも「物書き」でもありませんが、業務上、文章を書くことが多いです。編集や校正をする人がいる仕事であればよいのですが、自身のブログやどこかで使用される「記事」「文章」は、適切なクオリティチェックがされずに公開されることもあります。文章の質をなんとか「読むに耐えられるレベル」にするには、まずは自分ががんばらなくてはいけません。 僕が文章を書くときに気をつけていることは、以下です。 誤字脱字を減らす 一文を短くする どんどん削る 漢字を「ひらく」 Web向けのルールを守る 誤字脱字を減らす 誤字脱字は、何度も読み返して減らすしかないかもしれません。ですので、時間が許せば何度も読み返します。複数人でチェックする体制があれば、誤字脱字は減らせます。それでもこっそり残ってしまうのが誤字脱字です。このブログでも何度か
Instagramは2014年12月10日、世界での利用者が3億人を超え、1日7,000万件を超える写真や動画が投稿されていることを発表しています。 We’re proud to announce that there are now more than 300 million Instagrammers. Over the past four years, what began as two friends with a dream has grown into a global community that shares more than 70 million photos and videos each day. 300 Million: Sharing Real Moments – Instagram Blog 本日、Instagramの利用者が3億人を突破し、1日に7,000万
日本での「インスタグラム」の検索数が、「Instagram」の検索数を上回ったかもしれません。Googleトレンドによれば、カタカナ表記「インスタグラム」の検索数が英語表記「Instagram」のそれを2014年1月に追い抜き、2014年5月時点でさらに大きく差を広げています。 Googleトレンドで、「インスタグラム」の検索トレンドが「Instagram」のそれを逆転 Google トレンド – ウェブ検索の人気度: instagram, インスタグラム – 日本, 2010/9 – 2014/5 上のグラフは、Googleトレンドでの「Instagram」と「インスタグラム」の2010年9月から2014年5月までの検索傾向です。アルファベット表記の「Instagram」の方が長く検索数で上回っていましたが、2013年10月頃にカタカナ表記「インスタグラム」と僅差になり、2014年1月に
Webサイトや施策の分析視点の変化について、改めて考えてみました。Web周辺のアナリティクスの視点の変化についてです。 時間軸の中で、ユーザーがどういうチャネルと接点を持ち、それらに何を求め、どのように少しずつWebサイト/企業と関係性を築いていくのか、どういう要素がきっかけでアクションを起こしコンバージョンに至るのか、「点」だけにとどまらない「線」の分析視点も、改めてより必要です、というお話。 「訪問軸」の分析から、「ユーザー軸」の分析も加えたものへ 2000年前後から始まったいわゆるアクセス解析(Web Analytics)は、「UIや表現の改善」と「集客施策の改善」の2つを目的としたものが起点だったように思います。それらは、「訪問軸」の視点。 訪問ごとのコンバージョンや回遊の分析は、それはいわば訪問のモチベーションとコンテンツのマッチングの評価でもあり、ある意味で刹那的でもありました
地域別に売り上げを見ていたり施策が打てるのであれば、「都道府県別のインターネット人口」を出しておくと便利です。上の図は、ある条件で出した都道府県別インターネット人口の図です。 とりあえず簡単に(乱暴に?)「都道府県別インターネット人口」を出すなら、「都道府県別の人口×都道府県別のインターネット利用率」で可能です。 まずは「都道府県別インターネット人口(仮)」を出してみる 都道府県別インターネット人口(仮) = 都道府県別人口 × 都道府県別インターネット利用率 都道府県別の人口 「都道府県別人口」は、総務省から住民基本台帳に基づく人口として発表されています。総数だけでなく、年齢別や男女別でも数字が出ています。執筆時点で最新のものは平成24年8月発表のもの(そろそろ新しい内容が発表されるかもしれません)。 総務省|住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(平成24年3月31日現在) 都道
アクセス解析周辺の取り組みをやっていると、「とりあえずアクセス解析してもらって、データの分析からわかることを教えてください」といった依頼をいただくことがあります。ただ残念ながら、アクセス解析はあくまでそのWebサイトで起きた「結果」にすぎません。結果だけを見ても、事実の掌握とほんの部分的な改善案ぐらいしかできません。 大事なのは、「起きてほしかったこと」と「実際に起こったこと」のギャップ、乖離を埋めていくことです。「起きてほしかったこと」は、「目標」「理想」「想定」「仮説」といった言葉に置き換えてもらって構いません。「実際に起こったこと」は「結果」「事実」です。その差、ギャップが「なぜ起こったのか」を考えることです。 原因は何か 内的要因か外的要因か 対処可能か不可避か 目標が高すぎたのか このようなことを考えていくわけです。「結果」だけからわかることはほんのわずかで、ビジネスの流れを理解
アクセス解析やさまざまな調査データに限らず、あらゆる場面でそうですが、レポートやデータをそのまま鵜呑みにしてはいけません。 自分が思っている前提条件と異なることがある 対象母数が小さかったり、偏っていることがある 全体の数字だけを見てしまっていて、内訳を見れば異なるタイプが混在していることがある 全体の数字だけでは状況がわからない例 最近更新したブログ記事でも、その点について触れています。両者とも、「全体の数字だけでは状況がわからない」というものでした。 同じサイトでも、PCとモバイルでは曜日×時間別の訪問状況はまったく異なる件 ▲サイトA(PC) 曜日×時間別の平均訪問数 ▲サイトA(モバイル) 曜日×時間別の平均訪問数 PCとモバイルでは、曜日×時間別の訪問状況はまったく異なる(「Googleアナリティクスの曜日・時間別の掛け合わせデータからユーザー像を推測する」より)。 PCもモバイ
ユーザーがサイト訪問からコンバージョンに至るまでの「期間(日数)」と「訪問回数」を把握し、想定していた「コンバージョンユーザー像」とのギャップを考えてみます。 ユーザーは、サイトへの初めての訪問でそのままコンバージョン(商品購入やお問い合わせ)に必ずしも至るわけではありません。その商材の理解や比較検討に時間がかかれば、何度も訪問し、日数もかかります。 企業は、商材ごとの比較検討の期間の長さはある程度想定しているはずですが、ウェブ上での実際の状況を把握しておきましょう。 Googleアナリティクスのマルチチャネルの各レポートは、ユーザーがコンバージョンに至るまでに関わったチャネル(参照元、トラフィックソース、キャンペーン)の「コンバージョンへの貢献度」がわかるレポートです。このマルチチャネルのレポートで、ユーザーの初回訪問からコンバージョンまでの「期間(日数)」や「訪問回数」などもわかります
曜日別や時間別のサイト利用状況といったアクセス解析レポートは、ある種「古典的」なデータです。今回は、Googleアナリティクスを利用して、その「曜日軸」と「時間軸」の組み合わせでより立体的にユーザー像を捉えていくと同時に、PCやモバイルの「デバイスカテゴリー軸」を加えて、より詳しくユーザー像や行動を推測していく取り組みを紹介します。 古典的な「曜日別」「時間別」レポートだけではなく、両軸の組み合わせとデバイスカテゴリー軸を加えてユーザー像の理解に活用する Googleアナリティクスには、曜日別や時間別のサイト利用状況を把握できる標準レポートは、執筆時では準備されていません(注)。ただし、値は取得しており、ディメンションと呼ばれる項目は準備されているので、カスタムレポートなどで利用できます。例えば「サイト全体の曜日別や時間別の、訪問やコンバージョンの状況」をまとめたカスタムレポートは、独自に
「アナリストに求められるスキルについて」は、至る所で議論されている内容ですが、書籍『分析力を駆使する企業』で組織上のポジションごとにわかりやすく提示されていたので、紹介します。 実は3年半ほど前にこのブログでもよく似た内容のエントリー記事を書いているのですが(「Webアナリストに必要なスキル」、今回と内容はまったく違います)、改めてこの2013年に、書籍からの抜粋と私からの補足という形で書き改めてみようと思います。 アナリストに求められるスキル アナリストに求められるスキルとして、4つ挙げています。 テクニカルな能力 ビジネスの知識 コミュニケーション能力 コーチング能力 テクニカルな能力 「分析能力」です。さまざまな分析手法や統計の知識を理解した上で、要件に応じてふさわしい分析が行えるだけでなく、必要なソフトウェアやツールの仕様を理解しかつ駆使できる能力です。この時点で相当ハードルが高く
2週間ほど前から、自社サイト(真摯のサイト)の本文や見出しのフォントサイズなどを一回り大きくしました。このブログの文字サイズも同じように今日、一回り大きくしています。 自分で自社サイトやブログが読みにくいなあと感じるようになってきたこと、またこれは体感的なものですが、世間一般的にもフォントサイズが大きいサイトが増えてきて、そちらの方が読みやすいと感じたことが、変更したきっかけです。 閲覧環境の変化や、寄る年波や Webサイトを閲覧する環境はこの数年で大きく変わったと思います。PCはといえばディスプレイの解像度も高くなり、高解像度の液晶ディスプレイも驚くほど安いです。事務所ではデュアルディスプレイの環境ですが、大きい方のディスプレイは1600×900の画素数です。どーんと構えてブラウザーもばーんと広げて見ますから、Webサイトの横幅もある程度広くても苦になりませんし、フォントサイズも大きい方
Googleウェブマスターツールの「検索クエリ」のデータを定期的に自動でダウンロードしたいなら、Googleアナリティクスと連携させることで少しは解決するかもしれません。Googleアナリティクス側で、メール配信機能が利用できます。 Googleウェブマスターツールの「検索クエリ」のデータを、Googleアナリティクスと連携させてメール配信する Googleウェブマスターツール、利用していらっしゃいますでしょうか。ここでしか取得できないデータばかりで重宝しているツールです。 さて、このウェブマスターツールの「検索クエリ」のレポートの「上位のクエリ」「上位のページ」のデータは、CSV形式でダウンロードができます。このデータは直近の90日間分しか利用できないので、定期的に手動でダウンロードしている人もいるでしょう。ただ、月次ならまだしも、週次や日次で、また扱っているWebサイトが数多くあったり
前から思っていて、いろいろむずかしい面を承知の上なのですが、レストランのテーブルにショップカードって置けないものですかね。 レストランのテーブルは、まずはお客様が食事を取る場であり、お客様同士のコミュニケーションの場であるので、決してそれの邪魔をしてはいけません。それを踏まえた上で、レストランとお客様とのコミュニケーションの場でもあります。テーブルはお店のメッセージを伝えられる場です。 そこに、お店のメッセージを伝えるものとしてショップカードをなんとかして置けないものでしょうかね。 ショップカードは多くの場合、お会計をするキャッシャー(レジ)の付近に置いてあります。でも、複数人で食事をした場合、代表して一人だけが支払うケースがあります。テーブルで会計を済ませてしまうこともあります。 そうすると、ショップカードを受け取るタイミングを失ってしまうんですね。お店を出るときには、なかなかレジのショ
モバイル端末のトラフィック増加に伴い「カジュアルな検索訪問」が増え、「PCサイト前提の思考」をリセットして、コンテンツ内容や見せ方、施策、コミュニケーションを見直さなければいけなくなった、というお話。 モバイルトラフィックの増加とカジュアルな検索訪問の増加 BtoCのWebサイトで、昨年と比べてトラフィックに大きく変化が起きているところが多いです。スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末での訪問が増え、サイト全体のトラフィックの半分を占めていても驚かなくなりました。外出時だけでなく、リビングやベッドルームでのインターネット環境が、昨年と比べて大きく変化しています。 そのモバイル端末での訪問に、「カジュアルな検索訪問」が増えたように感じます。高いモチベーションというわけではないけれども、それほど細かなロングテールキーワードというわけではないレベルの検索クエリ。それなりにサイト内を回遊して
2013年2月13日、Googleアナリティクスのコントリビューターの会「_gaTracker 5」を開催いたしました。日本のトップレベルユーザーによるユーザー会です。いちしまは、この「_gaTracker(ジーエートラッカー)」の幹事を務めております。 前回に引き続きグーグル社の会場をお借りし、60名ほどの参加をいただきました。ありがとうございました。 Googleアナリティクス周辺の情報発信とサポートを積極的に行っている人たちを「コントリビューター」と位置づけ、その人たちの情報交換を目的としたグループによるミーティングです。今回が5回目の開催でした。 活動報告:_gaTracker 5 を開催しました | _gaTracker _gaTracker 5 の内容について 今回は、nanapiの古川さん、メディックスの於保さん、ムラウェブドットネットのムラヤマさんの3名にプレゼンテーション
企業のスタッフブログには、いまだに行動喚起の要素(CTA: Call to Action)がないものが多いように感じます。 行動喚起の要素(CTA: Call to Action)とは、お問い合わせ先だったり、電話番号だったり、企業名や店舗名(とそのリンク)だったり、そのページで紹介している商品やサービスへのリンクなどです。 そのブログのコンテンツをユーザーに読んでもらって、その後どうしてほしいのか、そういった「シナリオ」がまったく考慮されていないブログが非常に多いです。いまだに。 企業側が発信するコンテンツの重要性が増す中、組織のメンバーも「最終的には売り上げや利益に貢献するはず」と信じて、業務としてブログを書いているわけです。ブログに行動喚起の要素がなければ、そういった努力が徒労に終わってしまいかねません。 ブログを読んだ後、どうしてほしいのか 一例を紹介します。当てずっぽうで見つけて
高城剛氏の本『人口18万の街がなぜ美食世界一になれたのか』を読みました。観光資源のなかったスペインの小さな街サン・セバスチャンが、「料理」を知的産業として「街おこし」をし、この10年ほどでいかにして「美食世界一の街」になったのか、日本の観光産業は学べるところが多いのではないか、について書かれた本です。 どなたかが勧めていたのでなんとなく書店で買ったのですが、期せずして初めて読んだ高城氏の本になりました。かつて僕が外食産業にいたことと、いま少なからず日本の観光産業にも興味を持っていることから、とてもおもしろく読ませてもらいました。 いかにして「料理」を観光資源としたか まず、それまで観光資源のなかった小さな街サン・セバスチャンが、料理で街おこしをする過程が興味深いです。 サン・セバスチャンは、スペインでも交通の便が悪く、僻地 「太陽の国」のイメージの強いスペインの中で、一番降雨量が多い街 だ
2012年を振り返って、アクセス解析業界の10大ニュースを選んでみました。日常的にこの領域周辺のニュースを追いかけていることもあり、せっかくですので1年を振り返ってみます。 近年、アクセス解析データをはじめとしたデータを根拠に、Webサイトの運営やWebマーケティングに取り組む企業が一層増えてきました。その領域に目を向け始めた企業もいらっしゃいますし、以前から取り組んでいる企業はさらに進んだ取り組みに向かっています。それらを加味して選びました。 2012年アクセス解析業界10大ニュース 「訪問」軸から「ユーザー」軸の分析へ スマートフォン端末からのトラフィック増加、マルチデバイス化への対応 Google検索のSSL暗号化が日本でも導入、検索キーワードの分析に影響 Googleアナリティクスの大幅な機能拡張 広告配信運用側との連携や統合管理が進む グーグル、有償版「Googleアナリティクス
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