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今年の「#文学」
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ほしつ ホイホ・ホイホイホは毎月12日更新!
マシーナリーとも子 海外向けガンダムだって! 大丈夫かな(不安) 見たぜ! NETFLIXの『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』。ガンダム好きだから……。 本作はNETFLIX発のガンダム[…] なのでせっかくだからと『地面師たち』も見ました。おもしろかった。今年は1月から『カラオケ行こ!』見て『ラストマイル』も見たしなんだか綾野剛ばっかり見てるな。 ラストバトルが仮面ライダーみたいで良かったよ。「地面師」という言葉にそのまま「仮面ライダー」を代入してもいけるし、いつどっちから「(カチャッと変身バックルを眼前に出しながら)……変身」って言い出すのかとハラハラしてしまったよ。まだ綾野剛からスパイダーオルフェノクのイメージが抜けないんです! 何に出ててどんな演技してても!
なんか偶然公開してすぐのタイミングで池袋にいたので見ましたよ。いまインディーズ映画界隈で盛り上がっている『侍タイムスリッパー』を! これは素直に真面目におもしろい快作! あ〜そうだよな。おもしろいんだよなこういう話……というのを素朴に受け止めることができてなんだか気持ちよかったぜ。オススメです。 結構何年間か池袋住んでたけどはじめてシネマ・ロサ行ったな いや事前の情報はまったく知らなかったんだけどなんか公開してすぐに「おもしれ〜映画やってたぜ!」って感じにちらほら話を耳にしてたんだよね。なんとなく惹かれたもんで調べてみたらいまのところ池袋のシネマロサでしかやってないじゃないのさ! こりゃ縁があるなと思いぺぺっとチケット取って観に行きましたわ。 上のポスターとタイトルを見て、みんなの頭のなかにはなんとなく「はぁ〜んなるほど。こういう話ね?」みたいなのがふわっと浮かんだんじゃないだろうか。本作
欧米で公開されるや否や大反響を巻き起こした注目作『Late Night With the Devil』がついに『悪魔と夜ふかし』なる邦題を得て日本公開決定! 公開日はハロウィンが迫る10月4日(金)。配給はGAGAが務める。 本作は1977年10月31日…ハロウィンの夜に放送されたトーク番組「ナイト・オウルズ」を、そのまま観客の前にお出しする特異な構成をとっている。司会者のジャックは妻の逝去などに伴って人気が低迷中。このショーは起死回生のチャンスであった。番組は時節柄オカルト特集。霊能力者や悪魔憑きの少女がゲストとして登場する。これは人類史上初、悪魔の生出演になるのではないか? ジャックは生放送でどこまでのインパクトを引き出すことができるのか。そして全世界の視聴者はブラウン管越しに悪魔を目撃してしまうのか? ©2023 FUTURE PICTURES & SPOOKY PICTURES A
水曜日、それは映画が安くなるhappyな曜日……。 それは2024年7月24日のこと、安いからなんとなく映画でも見るかと思い立った私。デッドプール……はなんとなく今日の体調だとダルいし、ミニオンズは1作目しか見てないんだよな……。間を見てからにしたいよなあ。 そういえば『化け猫あんずちゃん』が周囲で評判いいけど……なんか2,3週先でも見れそうっちゃ見れそうだよなあ……なんてとりとめの無いことをと考えつつ今日はコレや! とチョイスしたのが韓国映画『密輸1970』。タイトルの身も蓋もなさに引かれた形だ。韓国映画って粒揃いのイメージあるしね。なんとなく今日の体調には洋画ほど距離がなく邦画ほど近くなくアニメほど非現実じゃないこのアジアの距離感がイイ気がするぜ……! そんなかなりテキトーな経緯で見てみた本作なんだけれども……おいおい超傑作じゃないのよ! 今年トップ3に入るくらい好きかも。大変楽しめま
こんにちは。マシーナリーとも子です。先日劇場総集編『ぼっち・ざ・ろっく!Re:』を見ました。なんだかんだで公開日に。 これがなかなかおもしろい気持ちになったのでちょっと感想を書いてみようと思ったんスよ。 この映画、総集編の前編となっています。新規作画もオープニングシークエンスのみですし、編集についても、本編をものすごい入れ替え方して変則的な構成にしているとか、「新規のモノローグが加わって新たな視点が!」みたいなこともない、ほぼテレビアニメ本編を放送順に切り貼りした素直な総集編となっています。 しかも本編が全12話しかないところを、前編だけで8話も消化するかたちになってるのでエピソードによってはかなり割り切った端折り方をしてます。セリフほとんどカットしてダイジェストで流して挿入歌流して誤魔化すみたいなところ結構ある。 サイバーパンク2077みたいになってるシーン↑とか完全カットされてたしお家
ホイホ・ホイホイホは毎月12日更新!
劇場アニメの新たな傑作『劇場版ウマ娘 新時代の扉』を映画館で観ないのはもったいない! 2024年6月5日 アニメ 仕事の関係で、自転車レースのボランティアに参加したことがある。その内容は、車道と歩道の間に立ち、観客がテープをまたいで車道に出て自転車と接触することがないよう見張る、というものだった。 その立ち位置の関係上、自分は誰よりも選手に近かった存在と言える。まず始めに観客に向けて安全を放送で促す警備車両、次に救急医療と自転車の搬入を兼ねた大型車両が通り、その後ろにレースの運営サイドの自転車が来て、その後方にお待ちかねのレース走者の自転車が通る仕組みになっている。先導車両は「もう間もなく選手が通りますよ~応援してくださいね~」という牧歌的なテンションで、こちらも立ちっぱなしの休日労働に辟易としていたが、選手が通りすぎる瞬間だけは緊張感が段違いだった。 1秒でも走らんとするレーサーが、力一
https://www.netflix.com/title/81024821 「やべっ うかうかしてたらPrime Videoでも『Fallout』が始まる〜!?」と気づいて焦ってガガーッと見ました。急にオタク向けコンテンツをわっと投げかけないでくれ! 『三体』大好きなんだよね〜。原作の第一部が邦訳されたときからずっと追いかけてるよ。『三体X』だけちょっと水が合わなくて完読できなかったんだけど……。 https://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000014259/ 『三体』シリーズ。劉慈欣によるSF小説。本編5冊、前日譚1冊、ファンメード作品1冊がすべて早川書房より邦訳本発売中。第一部は先日文庫版も出ました さてあのやたらとスケールがデカく、超荒唐無稽な展開を「どけ! 俺はプロの科学者だぞ!」で無理やり言いくるめていた『三体』、映像化でど
ホイホ・ホイホイホは毎月12日更新! 最新の漫画作品
インターネットで嫌われがちな職業というものがある。編集もその一つだよな。特にマンガ編集はインターネットでは悪者にされがちだし、実際「やべーなこいつ……」という実体験もあるっちゃある。だけどそうした話をどうしても一歩引いた目線で見てしまうというか、ちょっと同情的に思ってしまうところがあるんだよね。なぜなら…… こんにちは。元雑誌編集のマシーナリーとも子です。今回は『騙し絵の牙』っていう映画を見てみたよ。 特に前もって「いつか見たいぜ〜」とか考えてたわけじゃないんだけど、ネトフリをdigってる時にサムネが目について「なんとなくおもしろそうな映画だな」と思ってウォッチリストに突っ込んでたんだよね。 この大泉洋の映り方はなんとなく期待値が上がる それにあらすじを読んでみると出版社の、雑誌の話だという。ウッ! それは……ワイに刺さるで!? ってことで見てみたところ期待通り……いや、期待以上におもしろ
ほしつ 他の薄野ろまん:https://www.pixiv.net/artworks/112616417作者の
本当に超今さらなんだけど『VA-11 Hall-A: Cyberpunk Bartender Action』というゲームを遊びました。日本語版が発売されたのが2017年なのでマジで今さらです。 かなり感心したので感想を書いてもいいですか? いい映画はいつ見てもいつ感想を言ってもいいように、いいゲームだっていつ遊んでもいいしいつ感想を言っても良いものなので……。 『Va-11 hall-A』はバーテンダーとなり、店にやってくる客にカクテルを供しながら会話をするゲーム。 タイトルでは「サイバーパンクバーテンダーアクション」となっているが、ようはアドベンチャーゲームというかノベルゲームというかそういう風合いです。 ノベルゲームの「選択肢を選ぶことでストーリーが分岐する」という要素が「どのカクテルを供するか」になっているって感じやね。 登場する酒の大半はすべて架空のもの、というか天然材料を使ってな
「日本で3D映画を自主制作で作った人がいるらしい」。そんな噂を聞いた私はいてもたってもいられなくなり、さっそくインタビューしてきました。 その人物はなんと、映画感想サイトFilmarksに異常な熱量で3D映画のレビューを投稿していた人物でした。3D映画の歴史を過去から現在まで、そして個人でできる3D映画の作りかたまでを縦横無尽に語りまくる3D映画オタク必読(?)の12000字インタビューです。 大久保健也(おおくぼけんや) 1995年生まれ大阪育ち。中学時代より自主映画の制作を始め、60本以上の映像作品を手掛ける。数多くのインディーズアーティストのミュージックビデオの演出を経て、初の長編自主映画『Cosmetic DNA』(2020)が、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で北海道知事賞、ハンブルグ日本映画祭でジャンル作品特別賞を受賞、全国劇場公開される。他の監督作に『令和対俺』(2021
今日は久々に新作映画について書くので、まずネタバレがなるべく無い「印象」の話をしまして、そのあとネタバレありで「畜生!!!!」ってなったことについて書きます。 ただ、間違いなく最初に言っておきたいことは「おもしろかった」「素晴らしい映像化だった」と言うことです。ちょっと想定してたよりかなり楽しめた。 簡単に紹介すると原作は『女の園の星』で知られる和山やま氏の同名のコミック。 中学校の合唱部部長・岡聡実はヤクザの成田狂児に「カラオケ行こ!」と拉致され、歌のレッスンを請われる……というお話。 陰気そうで意外と毒を吐く聡実と、気だるげだけど妙な優しさとユーモアがある狂児の歳の差、立場の差といった距離感から醸し出されるもどかしい友情……友情……? いや……? どう……なんだ!? と言うところが胸を掻き回されるコメディです。おもしれえんだこれが。 正直、初見の印象そんなに〜〜だったんですよね。 うー
2023年11月12日 ジョジョの奇妙な冒険には3部の敵スタンドだけに絞ってもこれだけ映画の元ネタがある!
こんにちは、ハンバーガーです。 今回はムービーナーズさんからPR作品を見て書いて欲しい。と言われたのですが その中から ・完全にバカっぽい作品と ・グロ系でバカっぽい作品と ・しっとりホラー作品 どれがいいですか?って聞かれたので 即答で 「グロ系でバカっぽい作品!!!!!!!!!!!!!」って答えたら 渡された作品がコレ 「プッシーケーキ」 わ!エッチだ!!!!!!!!!!!(直感) プッシーって、ねぇ あれじゃん ハンバーガーは英語が得意なので ペニスとプッシーとディックとコックとプーとピーの意味を知ってます。 大人だからね。 知らない人はお母さんに聞いてみよう。 プッシーでケーキ。 もう単語の組み合わせだけでいえば キラーコンドームみたいなもんじゃんねぇ、プッシーケーキ。 だいたいのあらすじ 他の宇宙の存在を知った博士がその実験の間に消えてしまった。 その博士の息子が父親を探すために
2023年12月27日 2024年1月上半期の公開映画まとめ!愛くるしい犬映画から命がけのドキュメンタリー映画まで!【お正月ロードショー】
夢ならばどれほどよかったでしょう 確か春ぐらいから始めたからそろそろ半年くらいになるのかな? 始めたきっかけは当然「絵が上手くなりたい」からで……。やっぱさ、 「じゃあどうやったら絵が上手くなるのかなあ?」 って考えたときに 「やっぱデッサンじゃね?」 みたいな思考の流れってあるじゃあないですか。 「ダイエットしたいなあ」 と思ったときに 「やっぱ腹筋じゃね?」 ってなるのと同じです。 っていうか、これまでも本とか買ってやってきた。 ジャック・ハム先生の本はすべてのお絵描きマンの本棚で埃を被っていると言われている だけど、ある日ふと思ったんですよ。「私は我流でやろうとしすぎていないか?」「誰かから学ぶことも必要なんじゃないか」「今の私に必要なのはメンター」と、そう思った。 気づけば自営業生活も5年だ。自営業のいいところは好き勝手に生きていけること。だが同時に、自分に指導や教育をしてくれる人
変わらなくてもいいじゃないかボンクラだもの『マンディブル 2人の男と巨大なハエ』 2023年10月14日 マシーナリーとも子, 特集, コメディ, Amazonプライムビデオ ハエが速ぇー こんにちは。マシーナリーとも子です。 みんなはさ、映画を見るときにさ、あまり普段意識してないかもしれないけど……いや私もあまり意識しないで見るけど、見る前ってなんらかの「期待」があるよな? その映画を見ることによって楽しい気分になりたいとか、前向きな気分になりたいとか、あるいは逆に怖い気分になりたいとか思いっきり泣きたいとかさ……なんとなくあるわけじゃん。多少は。 私もこのあいだ『ミュータントタートルズ:ミュータントパニック!』を見に行ったんだけど当然、「きっと楽しい映画、すごい映画に違いない」とか「タートルズが好きだから久々に新作が見られてうれしいなあ」とかそういう期待は見る前からあったわけよ。あえて
こんにちは、ハンバーガーです。 え〜〜古来から「ホラー好きのいう怖くない」は信頼できないと言われてきていますがね 今回ばかりは本当です。 本当に信じてほしい。 見た人も「え〜〜(ここで内容を思い出す)うん、確かに!いけると思う!」って絶対言うと思う この映画はホラー映画というよりはエンターテイメント作品です。 人を楽しませるために作ってる。 人の楽しませ方をわかってるので見終わった後めちゃくちゃ満足します。 少なくとも自分はそうでした。 自分は映画を見たくて新宿のピカデリーで友達と見たんですけど 別に初回上映でもないのに席はほぼ満席で 劇場内でも結構笑いが起きてて しまいには終わった後拍手が巻き起こってました。 すごい。こんな体験って実はしたことなかったので 頑張って東京の映画館で観てよかったなと思った。 すごい一体感を感じる、なんだろう、吹いてきてる。確実に。 あのAAが頭の中で浮かぶく
しかし1949年ってすごいな。2045年からしたら100年近く前じゃん。『ゴジラ』ですら1954年だぞ! 多分私が見た映画で3番目に古い映画だな……。思い出してみたら一番古いのが1922年の『吸血鬼ノスフェラトゥ』でその次が1928年の『蒸気船ウィリー』でした。え、ミッキーってあと5年で100歳!? あと、私はそもそも時代劇をあまり見たことないんだよな。テレビでやってた時代劇ドラマの数々は「眺める」程度だったし……。マンガとかは結構好きなんだけどな『子連れ狼』とか。 うーん『暴れん坊将軍』が出てきた『劇場版仮面ライダーオーズ』は見たけども……。あと『刀剣乱舞』……。あっ『るろうに剣心』は時代劇に入ります? 入るならそれもカウントしてください。それと『超高速! 参勤交代』は面白かったです。そんな時代劇視聴歴・知識共に弱々な私だけど面白かったのでよろしくお願いします。
大阪の下町で平穏に暮らす原田智と中学生の娘・楓。「お父ちゃんな、指名手配中の連続殺人犯見たんや。捕まえたら300万もらえるで」。いつもの冗談だと思い、相手にしない楓。しかし、その翌朝、智は煙のように姿を消す。ひとり残された楓は孤独と不安を押し殺し、父をさがし始めるが、警察でも「大人の失踪は結末が決まっている」と相手にもされない。それでも必死に手掛かりを求めていくと、日雇い現場に父の名前があることを知る。「お父ちゃん!」だが、その声に振り向いたのはまったく知らない若い男だった。失意に打ちひしがれる中、無造作に貼られた「連続殺人犯」の指名手配チラシを見る楓。そこには日雇い現場で振り向いた若い男の顔写真があった――。
映画ファンなら特徴的な白髪やテンガロンハットを見て、すぐに何人かの名前を挙げることができることだろう。これは2005年3月にラスベガスで開催されたとあるシンポジウムの写真である。 左からデジタル3D上映の第一人者であり現在Dolby社役員のダグ・ダロウ、『スターウォーズ』全作品3D化を考えていたジョージ・ルーカス、『イエロー・サブマリン』の3Dリメイクを発表していたロバート・ゼメキス、『グリース』や『青い珊瑚礁』の監督でありながらディズニーランドの『ミクロアドベンチャー!』も撮っていたランダル・クレイザー、『スパイ・キッズ3-D:ゲーム・オーバー』を大ヒットさせていたロバート・ロドリゲス、そして『アバター』のジェームズ・キャメロン。 まごうことなく錚々たる面々である。この場面は3D映画の歴史に関する大著『3D世紀』のなかで映像ジャーナリストの大口孝之氏によって紹介され広く知られることとなっ
こんにちは、ハンバーガーです 突然ですけどみなさん、ミーガンって見ましたか? 両親を事故でなくした姪のために おもちゃ会社で働いている叔母が 会社に反対されつつもこっそり仲間内で開発中の 子供にとっては友達、親にとっては協力者になるようにプログラムされた AIが搭載されたロボット、ミーガンの試作品をプロモーションも兼ねて 姪のケアのために与える AIのロボットと事故で両親を亡くした女の子との心温まるハートフルストーリー というわけではもちろんなく。 ポスターからみてわかるようにホラー映画です。 なんか鉈のようなものを背中に隠し持ってるので 人を殺したりします。 かなり映像的に面白くてミーガンもかわいいしリッチなホラー映画って感じがして よかったですよね。 でも私は個人的に内容にあんまり納得がいかなかったので そのことを書きます。 ※この記事にはミーガンとチャイルドプレイ(2019)のネタバ
真に異常と呼ぶべき現象が起こるのは、この直後である。私は最初、自分の目がおかしくなったのかと疑った。思わず何度も瞬きをして、両目を擦り、左右の瞼を順番に瞑ってみて、ようやく自分の視界に何が生じているのか、ほとんど戦慄にも近い感覚とともに、まだ全面的にではないが、理解した。(中略)それは普通の二重写し=オーバーラップとは、明らかにどこか違っていた。もっと見えにくいのだ。一方をしかと見ようと意識すると、もう一方が見えなくなってくる。そしてやっと気づいた。3D眼鏡の左目と右目には、異なる画面が映し出されていたのだ。こればかりはこの映像を見てしまった者にしかわかるまいが、それはおそろしく奇怪な体験だった。 佐々木敦『ゴダール言論』新潮社,2016年,71頁 引用したのは佐々木敦によるジャン=リュック・ゴダール監督『さらば、愛の言葉よ』についての文章である。 ゴダール作品を多少なりとも見たことがない
『マトリックス レザレクションズ』ってあったじゃん。2021年の暮れに。 あれ、やるぞ〜って発表あったときに 「そういえば……『マトリックス』って初代しか見てねえなあ」 って急に思ったのね。『ジョン・ウィック』は全部見てるのに! だから公開に備えてNetflixで改めて全部見たんだわ。いやおもしろかった。 「ちまちまと1週間にひと作品ずつ3週間で見よう」と思ってたのにひと晩で全部見ちゃったわ。そこでいちばん夢中になったのが お茶を飲みながら登場。もうかっこいい セラフさんなんだよね。 セラフさんは『マトリックス リローデッド』『マトリックスレボリューションズ』に出てくるキャラクターで、めちゃめちゃかっこいい。 みんな黒スーツにガンダムみてーなグラサンな『マトリックス』内でいきなり真っ白なチャイナ服+丸グラサンでアジア系の鮮烈さ!
『ソフト/クワイエット』は、約90分のワンカット映画だ。長回しはアクション表現によく使われるが、本作の長回しはシンプルに「日常」を切り出したのみ。『ソフト/クワイエット』で切り出された「日常」は今、アメリカ……いや、全世界を切り出したものなのである。 © 2022 BLUMHOUSE PRODUCTIONS, LLC. All Rights Reserved. 白人至上主義者の会合。そこでヒョウ柄のカーディガンを着たブロンド髪の女性が、”私の両親はKKK(クー・クラックス・クラン)で、最近はネオナチウェブサイト“ストームフロント”(実在するネオナチフォーラム)で活動している”と言い、さらに 「世間は、私たちを怪物のように描くのが大好き。私たち、そんなに怖いのかな?」 満面の笑みとともに曰う。その問いに対して、本作はラストシーンまで突っ走り、自己参照的にこう答える。 「ああ、怖いさ。そこの発
こっちはあくまで「おもしれーマリオの映画」を見に来たつもりで映画館に来たのにいざ劇場に座ってみたら叩きつけられたのは「これはお前らの映画です」だったのでマリ泣きしてしまいました……。『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』、どうせただの楽しい映画に過ぎないだろ! おもしろいに決まっている、とたかを括っていたのですが予想以上に心に刺さる映画でござった。 いくら物語がすばらしくても手を動かして体験しなければゲームを味わうことはできない アクションゲームにしろ格ゲーにしろRPGにしろノベルゲームにしろ、ただ提示される物語を摂取するだけでなく「この俺様が操作をすることでこの世界を味わっているんだ」というのがゲームが他の媒体に優れているポイントと言えるでしょう。だから他人がプレイしてるゲームを眺めるだけでもおもしろく、ゲーム実況なんて文化も生まれたんだと私は思う。 だからあらゆるゲームには単に「物
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