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今年の「かわいい」
lineblog.me/yamamotoichiro
上野千鶴子のフェミニズム思想を愛する中国人女性 東京大学方面では暗黙の了解とも言われていた上野千鶴子先生のご結婚問題が改めて蒸し返され、しかもガッツリ活字になったことで波紋が広がっています。 というのも、国立大学系でこの手の教員のコンプライアンスをやっている人たちからすれば、むしろ上野千鶴子先生の男性に対する情愛についてはつとに知られているところでもあり、また、であるがゆえに上野千鶴子先生の思想の破壊力やその表現における作家性、さらに弟子筋も含めたウエニズム的人脈のアレさ具合や、メディア受けするフェミニズムとの矛盾、齟齬もあって各所で話題になっているようで良かったです。 “おひとりさまの教祖”上野千鶴子(74)が入籍していた #週刊文春 https://bunshun.jp/denshiban/articles/b5260 個人的には、上野先生ほどの人なのだから、第三者がご結婚の経緯につ
今年50歳になった私自身の人生を思い返すに、大学を卒業したけど就職は長く続かず自営の道を進んで20代でとりあえずたくさん資金ができて親の借金を返し、30歳ぐらいで2ちゃんねるを手掛けて黒歴史を作り、そこからゲーム開発・投資や産業廃棄物業界、希土類貿易をやり、貸したカネが返ってこず担保としていた不動産を引き取ったらクソアパートの大家になってしまい、結婚して子どもが4人できて幸せな家庭を築いたと思ったら親の介護が発生して時間が回らなくなって事業を全部売り、そうかと思えば大学院に通い始めてニッチ分野と思っていた情報法分野でエキスパートに祀り上げられ調査会に呼ばれるなどの公務にどっぷり漬かるようになりました。 そう考えると学校、というか慶應義塾11年間で学んだことはもちろん大事だったけど、それ以上にどんどん変わっていく仕事の目先のものをより良くこなすために状況を観察しながらどうにかしようと必死に学
立憲民主党が擁立していた今井瑠々さんの件でブチ切れ除籍処分をしており、面白かったわけです。 立民、自民寝返りの今井瑠々氏を除籍処分 統一選準備も滑り出し悪く https://www.sankei.com/article/20230117-FLNGDY5QN5MGBALRPUOG2TI75M/ これ、立憲も凄く考えは分かるんですが、その遠因の一つは元社会党議員で議員特権で出ていたJR新幹線など無料で乗り放題の仕組みを悪用するなど、とかくまあ滅茶苦茶な地方組織の実態から考えたら政治家としての未来を考えたら造反されても仕方が内面はあるんじゃないかと思うんですよ。 元参院議員の悪用で注目 「JR無料パス」は不正の温床か https://www.sankei.com/article/20220510-RSDNXR6LKVJ7BGSZ52VGH4UHWI/ 他方、同じく自民岐阜県連では、野田聖子さんの
ガーシーこと東谷義和さんの関係先にガサ入れが入り、常習的脅迫という割と強いアカン感じのネタになっておりました。 ガーシー議員の関係先捜索 複数の著名人を脅迫の疑い 立花党首「3月に帰ってくる…」 | FNNプライムオンライン https://www.fnn.jp/articles/-/469768 一部報道機関に前打ちもあったため、昨夜から大量の取材やコメント依頼を各社からいただいていたのですが、誤解もあるようですが、ガーシーさんを刑事告訴したのは私ではありません…。あくまで、ガーシーさんに取り上げられた著名人や所属事務所から相談を受けた際に、所轄署への被害届や警察関係に強い弁護士の紹介をしたのみで、その後の経緯は知りません。今回のガサ入れについても記者クラブで察知した特定の記者の方からご連絡を個人的に頂戴して知ったのみです。当然ですが、それ以上の捜査情報も存じません。 ひろゆき、ホリエモ
子どものころ、年初にお誕生日がある私はクリスマスプレゼントとお年玉と誕生日プレゼントが一緒にやってくるのが嫌で仕方がなかったのですが、いまや無事心技体共に揃ったおっさんとなり、いまや50歳の大台に乗りました。 いやあ、生き延びたなあ。 そう思って、神に深く感謝します。 織田信長が敦盛舞って人生50年、しかし49歳で横死しちゃうというのも見ていると、半世紀この世にまあまあ健康なまま存在できたということだけでも儲けもの。有難い限りです。 そして、両親も親戚も健在無事で長寿や健康を祝い、人生を謳歌できているというのは私としても幸せなことです。私を選んでくれた家内も、世に出てきてくれた4兄妹も、おのおの人生を満喫して限りある時間の中で貴重な経験をしてくれたらと願うのみです。 もともと、私が投資家を志したのも、他者に就職せず自分の会社を設立し二本の足で立ちたかったのも、親の介護が発生して早めのセミリ
水面下でめっちゃ揉めておりまして、メディアに「批判的に取り上げて欲しい」とか「石川県の恥だ」と感情的な叫びがやってくるのに対し、私らとしては「え、知事が年末年始のお休み中にプロレスをして何があかんの」としか思わないわけです。 論争になっていたので、詳細を知ろうと思わず駆けつけた先は東京スポーツだったんですが、案の定ちゃんと取り上げていました。安心した。 【ノア】「X」は石川県知事の馳浩 2年ぶりリングで驚異のコンディション「プロだから当たり前」 https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/249889 これ、例えばプロゴルファーが政治家に転身し、休暇中にオープンな場でゴルフに参戦していたなら問題にならないわけですよ。あるいは釣りとかサッカーとか野球とか。しかしプロレスは駄目だ、不謹慎だというのは、職業の貴賎をはっきり想定して文句を垂れているわけですよ
ちょっとびっくりなんですが、村木厚子女史が逮捕だそうです。 村木厚子・厚労省局長を逮捕…郵便不正事件 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090614-OYT1T00519.htm 厚労省局長に逮捕状、虚偽公文書作成容疑で…郵便不正 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090614-OYT1T00469.htm 早い逮捕だなあ、と思っていたら、やはり早めに身柄押さえないといけない事情はそれなりにあったんでしょうかね。 郵便不正事件で大阪地裁、「捜査に疑問」と拘置短縮 http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090612/crm0906120055000-n1.htm で、村木厚子女史といえば有斐閣からフェミ本を出すほどその方面ではエキスパートである傍ら、再逮捕の
この辺のすったもんだ、自民党税調の中の話は別の人が書くそうなので、それ以外の財源論についてあれこれ取材をして記事にすることにしました。どこかの媒体で載ると思いますが、防衛費を然るべき形で捻出するよというのは必要な措置であろうとは感じます。この辺、ウクライナに侵攻したロシアや中国周りでの香港、台湾や北朝鮮の状況などを見れば、安閑としてはいられないですよねというのは納得がいくかと思います。 防衛費増額の財源 復興特別所得税の徴収 20年程度延長案検討 | NHK https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221213/k10013920901000.html 月イチ連載「山本一郎の#台湾の件」第9回:台湾地方選からの中国習近平さんゼロコロナへの「白紙革命」で大騒ぎの年末 https://japan.thenewslens.com/article/2920 他方、
結論から先に申し上げますと、テーマがはっきりしていて紅組と白組に分かれてワイワイ議論している状態というのは民主主義として理想的な形ですから、私は良いと思うんですよ。 どんどん論じ合ったらいいんです。 統一教会、伊藤詩織、辺野古移設、死してなお問題を残しまくる偉大な安倍晋三 杉田水脈VS伊藤詩織も統一教会もひろゆきVS沖縄極左も根源は同じ(1/4) | JBpress (ジェイビープレス) https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/72380 中でも、沖縄タイムスの阿部岳さん、面白いじゃないですか。賛成する反対するどちらでも構わないんですが、ああいうキャラクターがいること自体が大事なんです。 実際、ネット論壇に限らず配信されたニュースの閲覧数やページパワーを見ていても、西村博之さんの関係先以外の流入がとても多く、きっかけこそ「ひろゆきの辺野古基地前の座り込み
そりゃそうだよなあという結論になったようです。 AIによる契約書審査 弁護士でなければ「違法の可能性」 法務省:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASQBG5212QBGULFA00W.html しかも金星を挙げたのは俺たちの弁護士ドットコムということで、リーガルテックを標榜する界隈に冷たい雨が降り注ぐ展開となって鶏鍋が美味い季節になっております。 以前、こんな記事を書きましたが、その後、関係先が一生懸命抗弁のセミナーやパブを打っていたものの、常識的に考えれば弁護士による鑑定業務をAIが代行するからと言って中小企業にこれをサービスとして売り捌いたら当然のように非弁でやんすという当然の結論となったのは致し方のないところです。 漢・法務省、グレーなリーガルテックに対しグレーゾーン解消制度でグレーゾーン回答を敢行 - やまもといちろう 公式ブログ h
J-CASTがネットで拾った徹夜関連の記事を掲載していました。 「31歳の時に突然徹夜ができなくなった」 人生の先輩たちが伝える「年を重ねて分かったこと」まとめ https://www.j-cast.com/2022/10/10447490.html 私は今度50歳になるジジイですが、だいたい月に5回から6回は徹夜しています。しかも、ここ数カ月は徹夜の回数は増えています。 徹夜自慢ではなく、徹夜を繰り返しているからこそ見えてくる人体の神秘ってあると思うんですよね。良く知りませんが。 徹夜が増える理由は単純で、時差のある地域への出張が増えたため、時差ボケ解消のために薬の力を借りながらもずっと起きているほうが楽だからなんですよね。昔は、寸暇もこまめに寝ることで体力を温存しようとしていたのですが、何度も寝て起きて荷物を持って移動することの負担のほうが大きいことに気づき、ずっと起きてることにしたら
「ネットやイベントでは乳繰り合っていたし、書籍も一緒に出版されていたので、山本一郎さんは中川淳一郎さんと親しいと思って取材の連絡をしました」とかいう連絡や取材依頼が複数舞い込んでおります。 ただ、中川淳一郎さんの近況を直接はまったく知らず、二年以上(それこそ、コロナ騒動が起きる前ぐらいから)中川さんともお会いしていません。共通の友人から、中川さんの近況を伺ったり、仕事仲間から連絡があるぐらいで、リアルに中川さんの状況は存じませんので、私に聞かれても何もして差し上げられません。 必要なことがございましたら、中川さんと一橋大学の同窓でレスラーの常見陽平さんにご連絡ください。→ 常見陽平 [email protected] 私見ですが、中川さんはデリケートな人で、ニュースポストセブンやAbemaタイムズといったネット媒体での仕事がひと段落して以降、世間的にはかつて所属していた古い博報堂
日本全体が半旗を掲げて伊藤春香(はあちゅう)さんの離婚というか事実婚解消を悼むセレモニーをしめやかに執り行うなか、よく考えたらこの前裁判をしている福永活也さん宛に被告として陳述書を裁判所に提出していたのを思い出しました。申し訳ございません、すっかり忘れていました。 内容については、代理人として立ってくださった神田知宏先生が修正、整形をしていたようですが、本件ではそのまま原文をアップいたします。神田先生、ご対応を賜りましてありがとうございました。 伊藤春香さんの代理人をやっている福永活也さん、その事実婚解消相手であるAV男優しみけんさんと親しくしている画像が最近出ていたので、何か上手くいかなかったのかねえと思います。詳しいことは知りません。 陳述書中、うっかり「福永活也さんが女性弁護士と旅行に行った先で肉体関係を持とうとしたけど女性弁護士に断られたので女性弁護士を自費を払わせ先に帰した」逸話
イード社が展開する媒体レスポンスで、ちょっと信じられないガセネタが流れてきていて騒然としていたのですが、こりゃいったいどういうことなんでしょう。 カタカナが多くて無理? トヨタウーブン・シティ地元、裾野市の未来構想が終了 https://response.jp/article/2022/09/07/361521.html は?? カタカナが多くて無理…?? しかも、一時期はヤフーニュースにも掲載されていたようで、騙されてそのまま見解を述べている有識者まで出てきていました。ちょっとびっくりです。 「わりとストレートな表現」じゃねえよ。 わりとストレートな表現で書かれている。 「スマートシティの実現」を目的にICT技術の実証を進めることは、先進的である反面、市民生活に直接わかりやすい形で伝えることが難しい専門的なカタカナ用語が多く、市民生活に寄り添った取り組みでないことが指摘される場面がありま
「新電力は日本の電力安定供給の邪魔だから潰れちゃえよ」という趣旨の業界レターを書いたところ、お叱りと激怒の内容証明が届いたのが今年2月下旬のことでした。 彼らにも確かに言い分があって、経済産業省の電力自由化方針の下で割とザルな小売電気事業者に対する電力供給力確保義務のお陰で電力システム供給体制が不安定になったというのは、あくまで政策の不備であって、俺たちの経営がクソだったからではないという趣旨の話であります。 しかしながら、火力がゴミのようなメガソーラー発電の具となりサブ電源として変動する電力量を補助する側に回った結果、電力会社における火力発電所の操業が慢性的な赤字となり、改善がなされないことから、ベースロード電力の確保は原子力発電を主力にせざるを得ず、しかし原子力発電はリプレースがすぐには困難なことから、むしろメガソーラーを徐々に廃止し、LNG火力発電所を早期に新発してベースロード電力を
臨時国会も無事召集されたため、政治・時事問題を扱うメディアもネタ取りに議員会館に足を向けるなどして慌ただしかったんですよ。ただでさえ、アメリカ軍を引き連れたアメリカ下院議長のペロシさんがいきなり台湾訪問するもんだから、中国が威嚇の軍事演習をやっている目と鼻の先に与那国島やら宮古島やら石垣島やらがあって、これほんとどうすんだよという話でね。 「ペロシ米下院議長が台湾訪問を強行」の波紋|山本一郎(やまもといちろう) #note https://note.com/kirik/n/ncf0a8faadd31 なんか日本政府も弛緩したような対応なんですが、4,000人ぐらいいる近隣住民の人たち(民間人)が、万が一有事のときにどう安全なところに逃がすのかというNEO(非戦闘員退避活動)が回らないので大変だというところで、某党の偉いおじさんから議員会館の廊下で「山本君、山本君」って声を掛けられたわけです
ネットではもちろん賛否両論で、どっちの意見もきちんと出るというのはいいことだなと思う一方、論拠については割と雑にみんな扱っているのと、国民葬でも国葬でも民主主義的にはどちらもあまり変わらないこともあって岸田文雄さんが「安倍ちゃんの葬儀は国葬にしたい」と決断したんならまあそれでいいんじゃないかとも思っております。 NHKでは、早速世論調査をしていました。気のせいか70代以上のジジイが多く回答しててちょっと偏ってねえかという気もしないでもありませんが、議論は二分しており、おおいに安倍ちゃんの治世についてあーだこーだいう言葉の手向け的にはこんな感じじゃないのかなと思います。 亡くなって初めて分かる、安倍ちゃんの存在感。 「国葬」を「評価する」49% 「評価しない」38% NHK世論調査 https://www.nhk.or.jp/politics/articles/lastweek/86361.
峯村健司さんが、結構ピンズドな議論をしていて、昨今一層顕著に見える清貧的な習近平さんの思想の根幹がロシアの作家・チェルヌイシェフスキーの著作にあるのではないかという話で、言われてみればそうだな、と。 【プーチンと習近平】世界でもっとも危険なふたり 習近平が“籠絡”されたプーチンからのプレゼント|NEWSポストセブン https://www.news-postseven.com/archives/20220706_1768841.html チェルヌイシェフスキーは極東とも縁が深く、まあ要するにやらかして政治犯として長年シベリア送りになっておったわけですが、何を言ったかといえばマルクス社会主義国家建設にあたって、資本家の清貧的活動であったり、『農村共同体論』という、ある種の計画経済・マルクス経済学の政策実践のひな型のような著作を持ち、またユートピア社会主義を体現したような人物でもあります。 な
しつこい勧誘で業務停止命令が出た神戸のリフォーム屋「新生ホームサービス」の話が報じられました。 しつこい勧誘で業務停止命令 https://reut.rs/3a1mkaA ポイントは当社に特別顧問に俺たちの竹中平蔵さんや岸博幸さんが就任しており、派手な広告宣伝としつこい勧誘で業績を伸ばしてきた側面があるのだろうなあというところですね。 で、興味を持ったのは、同業種リフォーム屋に比べて利益率がとても高いように見える割に、官報見てみるとどっかで利益処分でもしてんのかと思うような数字に感じられる点です。何か素敵なことでもされているんでしょうかね。 現任社長の赤樫武尚さんはもともと施工部門の責任者からの社長抜擢ですが、その大元は吉都紀太介さんで、なぜかダイヤモンド社から自費出版されてます。名刺代わりの一冊なんでしょうか。出版時点での肩書は新生ビジネスパートナーズ社になってますね。ただ、別の財界録で
昔、津田大介さんが『動員の革命』(中公新書ラクレ 2012/4)という本を出し、2015年から16年にかけての「SEALDs旋風」的なネットと左翼活動の融合みたいなものが話題になり、また、期待が高まりました。 もちろん、その結果としてはご覧の通りなのですが、さらに時は下り2022年となって、アメリカではBREXITやトランプ大統領選挙も経由したケンブリッジ・アナリティカ社のような「ネットを使う層と政治・政策」、そして「Qanon」「Q」を通じたシャドーステート的陰謀論が文字通り大統領という権力中枢を巻き込んだ一大事件となったことで、ネット社会が政治活動をエンハンスするというよりは、もはやミーム戦としてそれありきで社会とネットを切り離さずに現象(活動やデモ、得票傾向など)を見るという方向に変わってきたなあというのはあります。 その結果として、実際にネットで動く世論というのはただでさえ少ない政
People’s Republic of China State-Sponsored Cyber Actors Exploit Network Providers and Devices https://www.cisa.gov/uscert/ncas/alerts/aa22-158a China Cyber Threat Overview and Advisories http://maruyama-mitsuhiko.cocolog-nifty.com/security/2022/06/post-789533.html 米国家安全保障局(NSA)と、サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ局(CISA)、連邦捜査局(FBI)が共同で、中華人民共和国に支援された攻撃者が利用する脆弱性のリストも出しておるのですが、CVEs絡みだったとするとこれはもう防ぎようがないんじゃないかとすら思いま
かねて「グレーだよな」と言われていたリーガルテック系のネタ、とりわけAIによる契約書のリスク診断について、よせばいいのにグレーゾーン解消制度をぶん投げた猛者がいたようなんですよ。 ちょっといい方は悪いですが、AI(人工知能)による契約書の診断というものは、業として弁護士が行うべきものだ(法72条)という解釈は昔からあったものの、深層学習の仕組みが発達するにしたがって「まあいいんじゃねえの」という流れとなり、いまではまあたぶん大丈夫だろうというザッカーバーグ的思考でみんな突き進んでしまってきたのもまた事実であります。 先日GVA tech社がリリースしていたリーガルテック・カオスマップで言うと、抵触するのはこの「作成」と「(契約書の)レビュー」の部分であって、法72条の「弁護士又は弁護士法人でない者は、報酬を得る目的で訴訟事件、非訟事件及び審査請求、異議申立て、再審査請求等行政庁に対する不服
特段本件には関心がなかったのですが、解説が必要な段階になってきたので簡潔に述べておきます。私は日本維新の会のシンパではなく、むしろ橋下徹さんはよろしくないと思いますが、一方で松井一郎さんは政治家としてまともなほうだとも感じるので非常に微妙な心境です。 で、いちいち書きませんが旧大阪維新の会と大阪市での太陽光プロジェクトについて、山口敬之さんが問題提起した内容はそもそも確認できる事実関係と異なります。 以下整理します。 ・もともと海外事業者は入札できるが、海外事業者であると隠すために合同会社を組成し、事実上の海外資本による単独事業が日本国内でエネルギー事業を展開できることのほうが問題 ・大阪市のソーラー関連事業については、環境局の事業であって、港湾局ではない。どちらも担当は当時副市長(のち副知事)の田中清剛さんであって、山口さんが疑惑とする村上龍一さんの担当ではない 本件の発端は、大阪市の湾
「書かないの」って催促されたので書くわけではなく、なんかこう、考えがまとまらないので億劫になっていただけなんですけど、JR東海の総帥にして、旧民主党政権から自民党第二次安倍晋三政権成立の立役者でもあった葛西敬之さんが亡くなられました。 葛西さんとのおつきあいは私はそこそこ古く、某郵政選挙の際に選挙調査界隈ではまだ駆け出しだった私や奥村健満氏(故人)らをこき使い起用し、与野党を跨いだ選挙・政策方面のコミュニティの中心にずっと君臨しておられました。あのころは私も必死でしたし、このままでは世の中が良くならないという不思議な使命感で葛西さんが若い世代の起用をと延々言い続けていまに至るという点では先見の明がおありだったんだなあと思うところが大であります。 いいことも嫌なこともたくさんありましたが、率直に言えば、ボスそれ違いますと言いづらい人の筆頭でありまして、下と思った人から意見を否定されると烈火の
厚切りジェイソンさんの本は読んでいて、すでに月刊『MONOQLO』の書評連載で論じてるんですが、非常に真面目なアメリカ人が真正面から長期投資をお薦めしているので個人的にはよいと思うんですよ。 MONOQLO https://www.shinyusha.co.jp/media_cat/monoqlo/ ただ、長期投資をやってきた者としては、ドルコスト平均法や、本書でほんのり例示されるようなインデックスファンドで分散投資だ、ってのはあくまで「リスクの少ない投資手法のひとつというだけで、必勝法というわけではなくタイミングを間違えると面倒なことになる」のは変わりないと考えています。 例えば、私がサイバーエージェント株に投資をしたのは上場した2000年からで、その後、少し買い増したあとそのままになって22年保有しています。その間、シーエーモバイル上場未遂問題とかアメーバピグ未成年者略取問題などさまざ
先日、驚天動地の日経新聞凱旋未遂をやらかした畏怖する先人・阿部重夫さんのサイトでささやかな連載をさせていただく運びとなりました。あの株主提案はどうなったのでしょう。 山本一郎「新・無縫地帯」ブログキーウ助けたいなら極東ロシア脅せば https://stoica.jp/stoica/79 スクープ!日経「テレ東天下り」に物言う株主がNO 株主提案には「日経が最も恐れる男」の名前も | メディア業界 - 東洋経済オンライン https://toyokeizai.net/articles/-/581882 ついでに、無理をお願いしたところ、過去のヤフーニュース個人で執筆して削除された記事のほぼすべてのテキスト部分をストイカ内で再掲していただけることになりました。まあ、無いよりはあったほうがにぎわいになってよいでしょう、ということで…。 移転に関しましては、阿部さんから素敵な説明書きを戴いておりま
世間ではゴールデンウィークだというのに、私はと言えば家族を置いて実態調査に駆り出されて面倒くさい地域でごそごそやっておりました。 メインテーマはややこしい国からのサイバー攻撃対応でアメリカ、NATOと日本、オーストラリア、カナダなども足並みを揃えようという話なのですが、一番出遅れているのは日本だぞということで、大変ありがたい叱咤激励なども頂戴しつつ、これほんとどうするんだろうなあとぼんやり思っているところでございます。 タリン文書も出てきましたので、いくつか公にするべき論点についても整理していきたいと思っています。 Automated/Autonomous Incident Response https://ccdcoe.org/uploads/2022/05/Automated-Autonomous-Davide-Giovannelli.pdf 重要な論点としては「6. Artifici
私にもいっちょ前に人間関係というものがあり、なんとなく断り切れなくて関係先名義で加入しているサービスのひとつに、幻冬舎がやっている富裕層向けサービスである「カメハメハ倶楽部」なるものがあります。 先日、私の実家近所にある息を長く吐けば健康という謎仕様のサービスをやってるビルから我が国最大のスパム屋さんグループの社長さんが女連れで出てきたのを見て以来、いつかは私もああいう恵まれた立場になるために「カメハメハ倶楽部」の一員になったのだと自分に言い聞かせておるわけですね。 で、そこでお薦めされている投資商品には、おおなるほどと思える割と良いものから、なんだこれはと嘆くしかないインチキ商品まで各種垂れ流されてきます。大変なことです。大半は、まだ営業が上手くいっていない投資顧問が幻冬舎というステキなイケスから活きのいい(または悪い)魚を釣り上げようと頑張って営業していて微笑ましかったり、いまさらGA
ねとらぼの記事について、別の媒体から取材が何件か来ていて、内容を初めて知ったのですが、基本的なところで事実誤認らしきものがあったので念のため記事にしようかと思います。 「漫画村」運営者特定した弁護士に嫌がらせ? 東京地裁が誹謗中傷者への発信者情報開示請求認める https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2204/15/news036.html 記事にある通り、漫画家のたまきちひろさんの代理人を中島博之先生が担当されたのは事実と思いますが、漫画村への発信者情報開示請求の訴訟で100万の自腹ってのはそもそも何なのでしょうか。 また、記事中「その人物は、『漫画村運営者をアメリカ連邦地裁のディスカバリーを使って解明したのは●●弁護士、ほぼ同時期に日本の発信者情報開示請求を利用した手続きを進めていたのは●●弁護士です。中島弁護士ではありません』と断言」とありますが
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