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この本は、多くの人が2月のうちにも読み終わって本書についてのなんだか高度な議論(と図表の多い書物の宿命である誤植退治)に突入していきました。 私も本が出てすぐ書店に注文して入手したのですが、みなさまの議論をよそに、なかなかこの本に立ち向かう十分なまとまった時間がとれず、細切れにだらだらといきつもどりつ読んできました。*1 遠距離の出張の度に持ち歩いていたので、カバーがだいぶくたびれました。 読むのにとても時間がかかった理由の一つは、本書には公開されたデータがふんだんに用いられ、図表などの資料はかなりの部分、読者自らが確かめられるものだということ。 だれでも本書の著者の論じる所をデータにさかのぼって調べ、検証できる。 その事で議論の公正さがおおいに担保されているのは素晴らしい美点だとおもいます。 ところが、同時に片岡氏のナビゲーションでこの20年の経済をタイムトラベルできる優秀なガイドブック
突然の訃報がtwitterから飛び込んできた。 昨晩、岡田靖内閣府経済社会研究所主任研究官が亡くなったとのこと。 私自身は、経済学の学徒ではなく、氏との交流が長くあったわけではない。 しかし、私が参考にしている経済学分野の多くの諸賢が岡田氏と議論した経験を持っているという方であった。 ロイターに掲載された岡田氏の一連の分析はとても客観的で、頼りになるエコノミストでもあった。 氏は、私のような者の駄文にも目を通されていて、それなりに面白がってご覧になられたようで、ご意見を頂戴した事がある。(もちろん、議論などという高度なものは、そこには存在し得ない) ごくごく限られた対話からでも、氏の知的な鋭敏さは伝わってきた。 見通しのきかない深い薮の中を歩くと、人は自分の位置を見失う。 岡田氏が経済について語る言葉は、まるで薮の中にあって走りながら自分の位置と方向を見失わぬ人のもののようであった。 ただ
財務省がどうしても国の連結会計の連結対象にしない株式会社が一つある。 その会社の資本金は一億円。従業員数は5000人弱。 国は資本金の45%については株式市場に上場している。 しかし、この株は普通株式でない劣後株で、額面の5%の配当請求権と額面までの財産請求権しかない。議決権すらない。 国はこの会社の支配権を完全に掌握して、現在価値ー4500万の資産も保有するプラチナ株を保有していることになる。 ところが、この会社の役員を指名、承認するなど、支配関係があることも、過半の株式も保有している事も明らかにも関わらず、財務省はこの会社を連結対象にしようとはしない。 あまつさえ、国が持っている株式を、まるで劣後株を持っているかのように計算し、市中株価×株数の55%で計算して帳簿にのせている。 民間ならあり得ない計算。 9月中間決算での会社の総資産は 116,324,829,691,018円。 えーと
膵臓 「えー、膵液をつくって消化を助ける他、血糖値が高くなったらランゲルハンス島からインスリンを出して血糖値を下げる事業です」 『この膵液に含まれてるアミラーゼってやつ、これ、唾液腺でも出てますよね』 「はい、厳密に言うと多少違うのですが、働きは似ています」 『無駄じゃないですか。だいたいランゲルハンス島って、えらそうだけど血糖値下がったら困るんじゃないんですか。一つ一つの細胞からメリットが見えない』 「あーでもー血糖値とか高いままだと腎臓とか目とか弱っちゃうと....」 『血糖値の具体的な基準は?』 「えー、あのー」 『インスリン出すと具体的にどうなるの?』 「ブドウ糖を細胞が取り込んで脂肪にかえます」 『太るじゃないの。実際どのくらいインシュリン出してるの?』 「毎日出てますが、最近十分出てなくて糖尿気味になってきてます」 『全然出てないじゃない。特定臓器の事ばかりで体全体の役に立って
ダム建設中止については、建設費とか撤退費用とか、水利権の分配とかの話は出てるんだけど、ダム設置の本来の目的についての説明がほとんど伝わっていない気がする。 これまでの国の説明では「利根川の決壊による被害を防ぐため」に、ダムを建設し、水利権などなどである程度回収するってロジックじゃなかった? ダムの最大の受益者ってのはキャスリーン台風級の降雨時に水没/孤立する可能性が高い地域の人たちなんじゃねえの? 例えば、 http://www.ktr.mlit.go.jp/tonejo/bousai/sinsuisoutei/tonegawa_zentai.pdf ↑のpdfでは無茶苦茶な面積が2m以上の水深で水没するわけで、その多くはバブル崩壊後もどんどん市街化が進んでいる地域だ。 で、 実は被害の見積は間違いだった ダムよりいい方法が見つかってすぐにとりかかる あきらめた、住んでる人は逃げて下さい
今朝のニュースで最低賃金の話題が出ていた。 飯田先生の本(http://d.hatena.ne.jp/Yasuyuki-Iida/20090816#p1)でも最低賃金の話題があって、今ひとつ消化不良な感じがしてたのだけど、つらつら考えていた事を書きおいておく。 最低賃金の水準が「健康で文化的な最低限の生活」を維持するのに必要な額(時給1500円くらいかな?)を下回っている現状をどうみるか、ということなんだけれど...... 飯田先生は特に地方では生活維持水準に近い最低賃金では成り立たない企業が多い、というのを心配しておられた。 最低賃金以上、生計維持水準以下で大学生を雇用している居酒屋さんってものがあったとして、その大学生の労働時間に見合う分の生計費の不足分を補填してるのはその大学生のご両親の仕送りだったりするわけでしょ。 つまり、居酒屋にご両親が貢いでる状態。バイトして自分の力ではした金
日本航空の再建問題なんだけど、会社が潰れそうな時にパイロットがグリーン車に乗ってるのが許せない経済学者とかもいるようだけど、おいらはそれは気にならないなぁ。 過去にパイロットのストレスで飛行機を墜落させた事がある航空会社が安全確保目的でそういう規則を組合と同意の上で定めてるというだけの事なんだろうと思う。 これがフリーハンドになって伊丹から羽田まで飛行機に乗ろうとしたら、夜行バスに揺られて東京からやってきたばかりの過労ストレスフルパイロットが操縦桿握ってたなんて恐ろしいもんね。 そもそも公共交通事業で経営改善目的の安全基準見直しとかは、事故につながる恐れもあるわけで、余裕のない時には冷静な判断も期待できないだろう。 今の問題は経営問題、つまり、債務超過or過小資本が問題になっているんだから、そっちをなんとかするのが先。 で、日本航空の債務をどうするか、というのが話題の中心で、それについての
えー性懲りもなく飯田先生の重箱の隅をつつくわけですけど、「脱貧困の経済学」は良書です。専門家が読む本じゃない本としてわかりやすいし、少なくとも意見として頭に入れておくべき問題点がたくさん頭出ししてある。そして、それはよく考えた結果になってる。 でまあそんな良書の重箱の隅をつつくわけで恐縮です..... 農業リソースを割り当てられなかった人々が農村から都市に出て行くのは、これ、定常的にあった/ある話で、だからこそ都市というのは出生数不足*1の時期が多くても現在まで続いている。 1950年代後半から高度成長期の農村から都市への移住はもうちっと急激な非定常的なバックグラウンドを仮定した方がいいと思います。 個人的には、1950年代後半以降に人口の社会減が非常に大きい地域をつらつらピックアップすると、1947-1949年に人口が急増(自然増以上に社会増で)してるところがほとんどだったりするなぁ、と
たとえば、 子供ができて、保育園に近くて買い物できるとこまでまあまあの距離で、道が細くて見通しが悪いけど通園通学時間帯には自動車通行止めの区域になんとか家計を圧迫しない家賃でアパートが借りられてラッキー とか思ってたとして、 ところがどっこい、A,C,D社のカーナビで近所の国道が渋滞した時に抜け道として表示されるようになったらしく、通行禁止標識を無視してA,C,D社の車が運転手カーナビを見つめながら細道を猛烈なスピードで通過するようになり、保育園への行き帰りは大丈夫だけど、小学校へは大人でも安全に通えなくなる。現に小学校一年生の子供と母親がひかれる。 みたいな治安悪化なんて起きたとするでしょ。*1 そうすると、 子供が小学校上がるまでに自分の財力でなんとかなる範囲で住む場所を探さなくちゃいけない となるよね。 で、 稼ぎに対して過度の負担がない 我慢できる程度の床面積 最低でも一番下の子供
http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2009/026.html について、 http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090406/191133/ 日本経団連は3月17日に生物多様性宣言を発表した。経済団体が生物多様性を打ち出すのは初めてのことで、4月2日には滋賀経済同友会も続いた。トヨタやリコーも自社戦略を策定した。産業界の本気度が試される。 http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2009/026.html 多様性の議論の端緒は20年ほど前、1980年代末。そこから92年のリオデジャネイロ宣言が出てくる。 そのころってのは第二次臨調の後を受けて、臨時教育審議会が編成されていた。大学は財界から儲かる研究への傾斜と学生増と大学院大学化と予算の
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090726-00000506-san-soci デジタルカメラの画質はフィルムとほとんど変わらないものの、画像データを保存するCDやDVDは割れるなどすると再生は不可能になる。さらに、デジタル技術の進歩がかえって保存の壁になっている。 5〜10年前まで使われていたフロッピーディスクやMOディスクはすでに「時代遅れ」となり、最新のデジタル機器に付属しておらず画像の読み込みは困難。井上さんは「デジタルは万能に見えても、数十年後に画像を再現できる保証はない」と話す。 実はLandsatのデータもMTの癒着で読めなくなったりしてる。 はてブで紙はすごいって話が出てたけど、パンチカードとか紙テープって千年後でも読めそうだよね。
古い記憶が曖昧なので間違ってるのかもしれない。 合併前の経団連が「医療の需要が高まるから供給を絞る」事を政府に要求 ↓ 第二次臨調として政府の中に経団連を組み込む ↓ 国策として「医療従事者の人件費を中心に医療費を圧縮」「新規医師数の強力な抑制」 ↓ 設計通りに 「医療が需要に対応できない」「医療従事者になりたがらない」 方向の変化が起きて現状がある。 そんなひとたちが (2) 医療分野では、産科・小児科・救急医療の建て直し等を急ぐ。ICT(情報通信技術)の活用、標準化・包括化、後発医薬品の使用促進等を通じて、医療の効率化を図る。また、患者の選択による保険診療と保険外診療の併用を進める。介護については、介護従事者不足の問題を重視し、早急に解消する。 高齢者医療・介護の財源については、今後の高齢化の進展を踏まえ、公費投入割合を高めていく。この観点から、当面の高齢者医療制度の見直しにおいても、
http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2009/001kaisetsu.html よくわかんないから日本語に直してみた。 1.景気悪いんだからお金くばって下さい。資金繰り苦しいからつなぎ資金もくれ。僕たちだけでなく失業者とかにも払ってもいいよ。でもぼくたち以外の払う税金のとりっぱぐれがないようにして、僕たちの払う税金は下げてね。そうじゃないと海外逃亡するよ。 2.今の高齢者への公的年金支払いに税金を投入して所得移転して下さい。税金払うのやなので、無税で積み立てられる企業年金は増額してね。それから医療関係支出は上げないでなんとかして医療費がかかんないようにしてください。高齢者の医療費は税金でやって下さい。少子化すると困るらしいので、大増税して子育てしてる人の税金ちょっと下げれば子供増えないかなぁ。 3.役所が何の役に立つかわかんないので、僕たち
http://b.hatena.ne.jp/kumakuma1967/20090712#bookmark-14596767 ↑のブクマで 日本5%と米国9%とでどっちが深刻かっていうと日本だと思う。 と書いた。 日本の失業率の数字は米国や欧州に比べて小さな数字なんだが、制度の違う各国の失業率は直接比較可能な数字でないのは常識なんだけど.... 米国で9%、日本で5%と聞いたら即「日本の方が悲惨な状況」と思ったのはなんでだろうか.....どっかで根拠になるようなものを読んだような気はするのだけど...... http://www.yomawari.net/index.php?itemid=477 最近だと↑この辺とかもあるかもしれない*1。 国際労働機関(ILO)は24日、経済危機が雇用に与えた影響についての調査報告書を発表し、失業手当を受給できない失業者の割合が日本は77%で、先進国中最悪
http://d.hatena.ne.jp/kumakuma1967/20090708/p1のつづき。 単なる夢想かもしれないけど、うだつをネタに規制緩和とか市場化についてもうちっと考えてみる。 元ネタ(http://anond.hatelabo.jp/20090707071946)の増田氏 何故現行の法律でスプリンクラーの設置義務がないのか?という問いには、おそらく法律を作った役人は 「ただなんとなく。しかしどこかで線引きはしないといけなかった」 と答えるんじゃないだろうか。 の部分も噛めば噛むほど味が出ると言うか..... うだつを上げる/スプリンクラーを設置する事は義務じゃないけど、みんながうだつをあげなくちゃ/スプリンクラーをつけなくちゃいけないと思ってるような、「うだつ経済」は、法定の最低基準を超えて設備を備えているかどうかが問題にされてる自由競争に近い市場経済なんだね。 うだつ
大阪の放火事件で、「スプリンクラーがあれば」といった意見が報道で提示されていた事についての増田氏の意見を見た。 パチンコ店放火殺人事件の報道を見て思ったこと http://anond.hatelabo.jp/20090707071946 一昨日パチンコ屋でガソリンを使った放火殺人事件があり、各メディアはきちんと、 「この規模の店舗にはスプリンクラーの設置義務はなかった」 と書いてはいる。しかし、 「接客業の責任として、負担はあろうが設置するべきではなかったか」とか、 「法律を変えて設置させる方向にしたほうがいいのではないか」 とか言っているとこがある。 言いたいことは解るし、一般市民の都合に合わせて法律を作れという意図自体は反対しないけど、 中小零細の店舗にまで、今は義務ではない事柄を義務化させよ という意見は、イデオロギー的にヤバイのではないだろうか?という気がした。 必要と一般的に考え
さる人がブクマしてて気になったので↓のサイトを見にいった。 「国の債務管理の在り方に関する懇談会」 http://www.mof.go.jp/singikai/kokusai/top3.htm その「第18回 (平成21年6月24日)資料1-1」(pdf)の中のp7 「主な投資家別の国債保有額の推移」 (平成15年度末→平成20年度末の増減) というのによれば、 この5年間に日本銀行は28兆円国債保有高を減らしている。 平成20年度末って、株価とかでは最悪の時期だとおもうんだけど、その時点まで5年間でオペレーションを集計すると、結構な勢いで通貨を吸収してたらしい。 あれだけ大騒ぎした郵政民営化による影響が52兆円規模なのに比べてごっついボリュームですねぇ。 *1 現在保有額は56兆円ってことは、平成15年現在の国債保有額の1/3を手放したんだよ! 発行済国債総額の4%にも達する大量の国債を
久しぶりに町村先生のブログにコメントした。 http://matimura.cocolog-nifty.com/matimulog/2009/06/news-6491.html news:男性専用車両の設置要求 西武電鉄に設けて欲しいと、株主総会で提案される。 J-CAST:「男性専用車両」の設置を株主提案 西武鉄道 これが三度目の提案で、書面投票では47%もの賛成を集めているそうだ。 しかし、誰が乗るのか? 公共交通機関であるわけだし、女性専用車の導入時のように利用者の声*1を調査して、試験導入→本導入と進まないと政府に指導されちゃうよ、と思った。 株主という立場で提案するならば「男性専用車の設置可能性を調査する」旨の議案ならともかく、「設置する」旨の議案ってどうなの? 西武鉄道は西武ホールディングスの100%子会社だったような気がするが、だとすると、親会社の西武ホールディングスの株主総
朝日社説「雇用危機―住まいの安全網にも力を」(http://www.asahi.com/paper/editorial20090531.html)に対するfinalvent氏の文章を読んでちと考える。 http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20090531/1243728939 公営住宅の建設は抑えられたままでいいか。政府と自治体が家賃差額を補助して、民間賃貸住宅を低家賃で供給してもらう制度を拡充してはどうか。生活保護にいたる前の支援策として、公的な住宅手当の仕組みが必要ではないか。こうした議論も深めるべきだ。 執筆子は東京郊外、また中都市圏郊外の、S40年代に作成された公共住宅の状況を知らないのではないか。住居率は20%を割っているようにしか見えない。 まず、S30年代後半(ひばりが丘団地)以降の公共住宅は耐用年数50年で計算してるとすれば、建て替えに向けて新規
友人に話したら受けたようだ。 日本人 マスクが必要なときはみんながマスクしてるとき イタリア人 マスクが必要なときはマスクがしたいとき フランス人 妻と話をする時にはマスクが必要、不倫相手のときは不要 オランダ人 マスクの値段による イギリス人 階級によってマスクの必要性は違う ドイツ人 合理的理由がある時、マスクは正当化されるべき アメリカ人 世の中には二種類の人間がいる、マスクをする奴としない奴だ。マスクをする奴には睾丸がない。
地震の時の話 僕は水道が出なくて困ってたのだが、給水所にいくと、○○さんのとこにもいる、××さんのところにもいる、トイレに流す水も、と近所の婆さんたちが、給水車の容量以上の大量の容器を積み上げて組織的に給水に並んでいて、給水は半日ならんでもペットボトル二本分しか貰えない状態になっていた。それだけ時間があるのなら浄水場*1まで歩いていける。 だから、半月も水が出なかったにも関わらず、給水を受けたのは2回だけ。それでも飲み水は隣の駅の近くのダイエー*2まで買いにいき、トイレは水路の水で流した。職場に出られるようになったら、総務に断って飲み水をポリタンクに汲んで持ち帰っていた。 便乗商法とののしられようと、そこで、「給水一回十円」にしてくれたら、僕も助かったし、清潔な水をほとんど休みなく働いて配っていた水道局の人たちも報われたと思うのだ。 神戸大学の学生が、小麦粉を練って焼いた簡素な食物を数百円
http://d.hatena.ne.jp/sunafukin99/20090517/1242558387 あのー、年収130万円ってワーキングプアーじゃ・・・・? しかも稼働時間vs収入のコストパフォーマンスが悪すぎ。コンビニでアルバイトやってたりする方がその意味ではマシなんじゃないかな。そりゃ企業化とかで将来的に拡がる展望でもあるのならともかく、どうなんだろう。少なくともこれが一生続くのなら意味ないと思う。これからは農業だとか無責任に煽り立てる前にこういう実情をもっと知って貰う努力が必要と思うけど、行政もマスコミもどうもごまかそうとしているふしがある。へたすりゃ詐欺だよ。 わかんねーけど、資金もって脱サラして家付き農地と軽トラ買ってたら全然違うんじゃねーの? さらに、この人野菜13品目で1haあって年間投資額300万って、農業経営費かけられないから粗収入が抑制されてるんでね?*1 13
日経BP http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090407/191216/?P=1 「教育費をタダにせよ」 親の所得格差が生み出す教育格差は亡国への道 翻って、日本はどうか。子ども1人を大学まで進学させるためにかかる費用は、公立の学校に通ったとしても、1000万円を超えるコストが必要だと言われている。私立であれば、その倍は優にかかるだろう。日本の平均給与は約437万円(国税庁平成19年分民間給与実態統計調査結果より)。この中で、子どもの教育費を払い続けるのは至難の業と言っていい。 論旨に問題があるわけじゃないが、こういう議論をする時に、平均給与というのは給与が出ている人の話なので、失業者を除外して計算するのは変な気がした。失業したから子供を捨てられるわけではないので、給与所得を(1-[真の失業率])で除したをかけて補正した数字とか
二月以降に納品された製品の初期不良率が並じゃない。*1 追記: 「言い過ぎ」ですが、かなり正直な私の感想です。 いろんな場所を検索してみて、関心の高まりみたいなものは感じますが、爆発的な不良品の発生で祭りになっているような状況はないようですので、限定的な事象だろうとは思います。 しかし、%というより「割」で数えるような不良に接すると、個人というのはこういう感想をもつものだろうと思います。 交換等については各社非常に丁寧に対応されています。その点は明記しておきます。 また、我が家に何度もリコール修理を経験した洗濯機がありますが、購入した事を後悔はしていません。合理的ではないですね。 あまりに反応が大きくて、この記事への対応が遅れました事をお詫びします。 追記2: オーブンについては丁寧な実験をして下さった方がいて、それをきっかけにして検索をかけたところ2社についてかなり良好な評価を得ている記
まだ身の回りやマスコミに、G7財務大臣会見問題を「酒の問題」に帰着させようとする人がたくさん居るようだ。個人的には会見問題は、第一に財務省/外務省の問題であって、薬や酒や緊張感の問題ではないと思っている*1。 で、会見問題は諸賢に対策を考えてもらうとして、私にとっての大問題は「風邪薬の効果を甘く見ている人がたくさんいる」事の方だ。なんせ私は自動車通勤で、毎日運転していて、この季節、花粉症対策も含めて眠くなる薬を服用する人はたくさんいる。 一応薬についてのあれこれも書く。 専門家として書くのでないので、正しくない記述もあるかもしれない。医学や薬学に関わる文章を書くのは難しい。 こんなブログは信用せず、かかりつけ薬局のある人は機会を捉えてきちんと風邪薬についての注意を受けて欲しい。このブログはそのための動機付けと考えて欲しい。 今回の件で私が理解したのは、国政の担当者や、住民の健康に責任を持つ
同世代で集まっていたのだけれど、製造業の一時帰休が増えて仕事が忙しくなった人が多いらしい。 どうして忙しいのかというと、一時帰休前に前倒しで納品したり作業が完了するように求められるからだそうだ。納品は前倒しだけど、支払いの方は遅くなるそうで、日本の製造業と言うのはかなり高飛車な商売のようだ。 で、一方で一時帰休の始まってる側の製造業の人は、休みなんかない状態で休日出勤のくりかえしらしい。彼の仕事では設備への投資が抑制されていて、不景気で受注量が減っていても日中だけの稼働では受注の半分もこなせない状態。だからいまだに残業が規制値を超えないようにするのがぎりぎりで、休みがほしいなんてなかなか言い出せない状態が続いている。会社全体では売り上げが減って赤字だから、その部門も一時帰休しろとか、さらに設備投資を削るとか、そういう話が出てきていて「ふざけるな」と言い返しているところらしい。これは私の想像
厚生労働省が何故、管轄外の派遣村を支援したか、内情が伝えられつつある。 http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090112mog00m010005000c.html 読む政治:官邸動かした派遣村(その1) 与野党超え、電話リレー 派遣村の湯浅誠村長(39)=NPO「自立生活サポートセンターもやい」事務局長=は焦っていた。入村者の数が予想を上回り、用意したテントからあふれ始めたからだ。 2日朝、隣接する厚労省に出向き、ロビーの使用許可などを文書で求めたが、正月休みで応対できる職員がいなかった。湯浅氏の電話作戦が始まった。 知り合いの国会議員→野党幹部→与党幹部→厚生労働大臣と電話で相談して、事をきめたらしい。 http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090112mog00m010004000c.html 「生活困窮
http://news.goo.ne.jp/article/gookeyword/life/20090107.html 人と触れ合った瞬間やドアノブなどに触れた瞬間に発生する、あのいや〜な「バチバチ」。そう、空気が乾燥するこの季節に気になるのが「静電気」。「静電気体質」なんて言葉もときどき耳にしますが、人によって発生しやすい、しにくいという差はあるのでしょうか。 結論から言うと、現段階では「静電気体質」という概念に科学的根拠はないのだそう。しかし、肩こり、腰痛、冷え性に悩まされている人の中には、自然放電がうまくできない帯電体質の人も多い、との見方もあるようです。不摂生などにより体内が酸性化すると、体の中と外で電気バランスが崩れ、プラス電気が体内に増えて、電気を呼び寄せるようになってしまうのだとか。体質というよりはむしろ、生活習慣に原因がありそうです。 ウチの職場はアホだから、床材と椅子が悪
どらく http://doraku.asahi.com/info/doraku/money_081226.html 日本では、国民の過半が公共事業の拡大に対して批判的です。それは、小泉構造改革の時代に、公共事業が悪者扱いされたことも大きな原因ですが、国民の公共事業嫌いは、根拠がないわけではありません。いまの仕組みで公共事業を増やせば、既得権者に利益が流れたり、無駄な道路などを作ったりするだけだろうと国民は思っているのです。 うーん、そうかなぁ、財界が財政再建を言い出して、財界広報部の異名をとる某マスコミグループの電波でずっと「公共事業=無駄」ってイメージCM流していた。同じマスコミグループの主張を何十年もね。 おれなんか、正直本当にバカだと思うけど、20台前半まで、刷り込みからまったく抜け出せなかったよ。で、その刷り込みを受け続けた人たちがほとんどになっただけじゃないの? 最近じゃ洗脳され
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