表のように十二支は月の数に固定されています。そして一つの十二支と組み合わさる十干は 5種類だけ。そして 5年ごとに六十干支は元に戻ります(5×12=60)から、月の干支は 5年分の表を作れば、ずっと使えることになります。それが上の表です。 表の右端に「0,5」のように書いたのは、西暦年の下一桁の数字です。西暦年の下一桁をみてこの右端の数値に合致する行にはその年の月の十干が表示されていますから、これと十二支を組み合わせれば、月の六十干支を知ることが出来るというわけです。 ◆月の干支だけ特異なのはなぜ? 年月日の干支に関して、月だけは各月に十二支が固定されているなど少々特異です。 この理由は、十二支が元々暦月の順番を表すために使われるようになった文字(一種の数詞)だからです。そのためそれぞれが暦月に固定されます。中国方式での太陰太陽暦の原型が固まった時代(おそらく周代)には、 一月(正月):子