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買ってよかったもの
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以前二つに分けたObsidianの保管庫(日常用と、ギター練習用)を、先日再び1つのものに統合しました。こういうことしてると、毎度俺はいろんなことで試行錯誤(迷走)してるなー、とか思うんですが、こういうのは正直に自分の考えをきちんと提示するのが一番誠実だと思うし、実際に自分が今実践したことなんだから仕方ありません。 今回は、なぜ再び保管庫を1つにまとめたのか。また、1つにまとめる際にどんな方法をとったのかなど、Obsidian保管庫の再編・統合についての話をまとめてみたいと思います。 特別な理由がなければ保管庫は1つがいい 特別な理由がなければ保管庫は1つがいい。これは、ごりゅごが以前Obsidianの保管庫を分割した時にも書いていた内容で、今もその考えは変わりません。 Obsidianを複数保管庫で運用する - by goryugo - ナレッジスタック 当時のものを読みかえすと、こんな
数日前から、Obsidianに新しい保管庫(Vault)を作って、Obsidianを複数保管庫で運用しています。 基本的にごりゅごは、よっぽど特別な理由がない限りObsidianの保管庫は一個でいい、と思っているんですが、先日この特別な理由が発生しました。 今回は、なぜObsidianの保管庫を複数作ろうと思ったのか。どういう基準で複数の保管庫を使い分けているのか。それによってどんなメリット、デメリットが発生するのか、についてまとめてみたいと思います。 Obsidianの保管庫を複数作ろうと思ったきっかけは、20年ぶりに再開した「ギター」です。 今この時代にギターを練習しようとすると、ほとんどなにをするにしても、とにかくデジタルツールが便利です。YouTubeには数えきれないほどのギター練習のための動画があり、Kindle Unlimitedで色んな本を読めば基礎知識もまんべんなく身に付き
ざっと一通り見てみたんですが、ほとんどのプラグインは「ObsidianでChatGPTとやりとりできる」という感じのプラグインでした。 louis030195/obsidian-ava: Quickly format your notes with ChatGPT in Obsidian micahke/obsidian-gpt3-notes: An Obsidian plugin to generate notes based on GP3 output. bramses/chatgpt-md: A (nearly) seamless integration of ChatGPT into Obsidian. jmilldotdev/obsidian-gpt: Obsidian plugin for getting language model completions from GPT-
Obsidianのデータを同期するのにGitを使う、ということを試して以来、GitとGitHubが大変面白くなってきています。最近は新しく「ひとりプルリク」を始めたりもしていて「Gitとはどういうものか」がだいぶ自然にイメージできるようになってきました。 正直、Obsidianのデータを同期する目的でGitを使うのは「過剰」です。データの同期が目的ならば、MacユーザーならばiCloudを使えば簡単だし、そうでない場合には有料のObsidian Syncを使えうというのがもっとも手軽な方法です。 ObsidianのデータをGitで管理する方法とそのメリット - by goryugo - ナレッジスタック それでもなんでGitを使っているのか、というな理由は↑に書きましたが、実際どっちかっていうと「面白そうだからやってる」という理由が大きいです。 あとは、一応他にも、GitHubという仕組み
最近考えてわかったのは、Logseqはデイリーページだけで「やるべきこと」「やろうとすること」「やったこと」をほぼすべて受け入れてくれる度量の広さがあることが、自分がLogseqを気に入る理由だということでした。 こういう観点で見るとLogseqは「タスク管理ツール」なんですが、いい意味で「普通のタスク管理ツールっぽくない」ツールです。 Logseqでの「タスク管理」というのは、最近のブックカタリスト(Podcast)の中でも軽く触れた「準安定状態での仕事術」「ドゥルーズ的仕事術」みたいなものに近いイメージ。タスクを「管理」するだけでなく「進行」までできるツール。やることがリストアップされているんじゃなくて、やることを整理していたらいつのまにかやることが少し進められていて、気がついたらもう仕事してる状態になってた、というような感覚が味わえるのです。 今回は、そういったタスク管理なんだけどタ
久しぶりに読書とノートの話です。 ごりゅごは、Obsidianを使い始めてから、Evergreen NoteやLYTなどさまざまな概念を学びました。 これらのことを明確に意識したのは2021年が始まる前後の頃。作ったノートがある程度まとまった量になり、新しく色々なことが見えてきた感触があります。 今回は、ナレッジスタックを始めた頃(2021年初頭)から今に至るまで、どのようにノートを残し、それをどのように使っているのか。そういった部分に焦点を当ててまとめてみたいと思います。 本の内容を細かく切り出す 今年一番力を入れたのは、本を一度読んだだけでおしまいにしないということでした。 本に書いてある内容をきちんとノートに残して、まとめて、ずっと使えるようにする。そのための「マネージメント」手法として、エバーグリーンノートやらLink Your Thinking、という概念をひたすら学んでいました
Zettelkastenというのは、1枚のノートに1つのアイデア、概念だけを書くというアナログのカード型構造システムです。(zettel = カード、kasten = 箱) ドイツの社会学者Niklas Luhmann(ニクラス・ルーマン)が考案した情報整理法で、イメージ的には日本の情報カードを想像していただければ問題ないと思います。(ここでは厳密さは重要ではないです) 1枚のカードに1つのアイデアを自分の言葉で書き、それらをリンクで繋ぐ、ということがZettelkastenの基本ルール。 詳細はこちら:効率的なノートを作成できるドイツの社会学者が生み出した方法「Zettelkasten」とは? - GIGAZINE 「1枚のカードに1つのアイデア」というのも「自分の言葉で書く」というのも日本の「情報カード」と大きな違いはありません。 重要なのは、前回の「Ankiの問題の作り方」も含めて、
この、読んだ内容を「自分の言葉で書く」というのは、エバーグリーンノートの提唱者Andy Matuschakさんも勧めている方法1です。 まとめるときに重要なのは、本の内容に関しても「1ノート1要素」(アトミック)になるように内容を分解して、時間をかけてそのノートを育てていくつもりで「自分の言葉で」書くこと。 これ、やること自体はシンプルなんですが、実際にやってみるとすごく大変です。 すごく大変なのは事実なんだけど、同時にものすごく効果が高い(得られるものが多い)方法でもあります。 1冊の本を3通りの方法で読む じっくりゆっくり遅読術のススメ - ごりゅごcast Newsletter これをじっくり続けていくことで、本の内容が「理解」できるレベルから、脳内に概念の一部として浸透して「使える」ようになっていく感覚が味わえます。 アトミックノート・エバーグリーンノート・BOATノート ここでち
ずっとやりたかったことが、ついにできるようになりました!!! Obsidianのノートの中で「また考えたいな」と思ったものを間隔をあけて再度振り返る仕組み。 これが、Spaced Repetitionというプラグインを使うことで、ほぼ理想の形で実現できるようになりました。 st3v3nmw/obsidian-spaced-repetition: Fight the forgetting curve by reviewing flashcards & entire notes on Obsidian.md Ankiは「覚えたいこと」を暗記するためのものですが、Spaced Repetitionというプラグインは「また考えたいノート」を定期的に振り返ることができるようになる仕組み。 そこに、Ankiのような仕組みで振り返る間隔に重み付けをして、いい感じでノートを振り返ることができるようにしてく
LYT(Link Your Thinking)という概念は、Nick Miloという人が考えたZettelkastenをデジタルでうまく使うための方法、という感じで理解をすると分かりやすいです。 そしてMOC(Map of Contents)というのはLink Your Thinkingの中で登場する「ノートをリンクで繋ぐためのノート」という感じのものです。 このLYTというものを考え出したNick Miloさんは、私と同じようにかつてEvernoteに心ときめいて、Evernoteを何年も愛用してきた人です。 ただ、いろんな雑多な情報(ウェブクリップ)をどんどん溜め込んでいくうちに、だんだんEvernoteにノイズが増えてきて「5年後にはEvernoteを開くのが楽しくなくなった」という経験をしています。 その後、独自フォーマットのノートに嫌気がさして、プレーンテキストでの情報管理をはじ
Obsidianに公式の外部プラグイン機能が実装され、最近はかなりプラグインが充実してきました。 プラグインでできることの紹介を兼ねて、使っているプラグインをざっと紹介してみたいと思います。
改めてエバーグリーンノートの目的を1行でまとめてみます。 メモやノートを丁寧に、大事に育てていって「ずっと使える、価値あるもの」にする いわゆる普通のメモと違うのは「育てる」という概念が存在していることと「ずっと使える」ということを目標としている、というところです。 育てる、というのはある意味「常に修正し続ける」と考えれば、まあまだわかるって感じなんですが、難しいのは一体どうしたら「ずっと使える」ノートになるのか。 例えば今書いてるこのニュースレターってずっと使えるものなのか、って言われたら多分違う気がします。 じゃあどういうノートがエバーグリーンノートというものなのかというと、エバーグリーンノートには4つの原則というものがあります。 エバーグリーンノートの4つの原則 1ノート1要素(Atomicであること) コンセプト志向(概念的であること) 密にリンクされていること(densely l
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