本屋で見かけて衝動買い。 まさか、ロンドンの超高級ホテルで そんなことが! でも、すべてホントの話なんです…… ベテランのホテルマンが匿名で、これまでの体験談を 1日24時間のドラマに構成した抱腹絶倒のノンフィクション ロンドンの五つ星ホテルを渡り歩いたホテルマンが暴露するトンデモエピソードという素材を、まさに業界暴露ものを得意とするベストセラー作家が料理しちゃうんだから、面白くないわけないですよ。 主人公は由緒ある<ホテル・バビロン>レセプション担当のベテランホテルマン。二日酔いの頭を抱え出勤してみれば、アメリカ人の宿泊客から「朝食のステーキが来ない」とのクレームがお出迎え、チェックアウトの時間になればポルノラインによる多額の電話代を払うの払わないので大攻防、客は仕事に出かけたのに<プリティ・ウーマン>ごっこにふけろうとするコールガールをさっさと追い出し、金をばらまく油田王の到着にざわめ