「Android」端末から2要素認証(2FA)コードなどの情報を盗み出せる新たな攻撃手法が、研究者らによって確認された。 この攻撃手法は、カリフォルニア大学(バークレー校、サンディエゴ校)、ワシントン大学、カーネギーメロン大学の研究者らが編み出したもので、「Pixnapping: Bringing Pixel Stealing out of the Stone Age」(ピクスナッピング:原始的だった画面覗き見攻撃の進化)と題された論文(PDF)に詳しい説明が掲載されている。 Pixnappingと呼ばれるこの攻撃には、3つの段階がある(この名称は、「Google Authenticator」などのターゲットアプリによってレンダリングされるピクセルを悪用することから名付けられた)。第1段階では、悪意あるアプリがターゲットアプリを起動し、機密データをAndroidのレンダリングパイプラインに