各社から大型新製品が相次いでおり、久々にカメラ業界が活況を呈しています。話題性からいうと、ソニーα7RやニコンDfがもっともホットかもしれませんが、実は少し前の11月1日に発売されたリコーイメージングの「ペンタックスK-3」はカメラスペックとしては地味ですが、僕的には大いに気になる一眼レフカメラなのです。なぜ気になるのかということですが、ペンタックスK-3は、APS-C判で光学ローパスフィルターレスの2,400万画素のCMOSセンサーを採用して、高い解像感を実現させていますが、光学ローパスフィルターを非搭載でも露光中にCMOSセンサーを微小駆動させるという独自な技術で、偽色やモアレを軽減させるというのです。使用にあたっては、メニューの中からローパスセレクターを選択すると、解像感重視の[OFF]、解像感とモアレとのバランスを重視した[TYPE1]、モアレ軽減を重視した[TYPE2]を選べるの