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hayasinonakanozou.hatenablog.com
セルフィの死 作者:本谷有希子 新潮社 Amazon 読んだ。ネタバレあり。 SNSに自撮りを投稿して「いいね」をもらうのを生きがいにしている女性の物語。 彼女にとっては人間の価値=フォロワー数。 なぜそんなにもフォロワーから承認されなくてはいけないのか。「いいね」が欲しくてたまらないのか。その理由を彼女自身わかっていない。ただ駆り立てられている。渇いた喉が水を欲するように脳が「いいね」を求めてやまない。 私はこれからもフォロワーへの依存を止めることができないだろう。「こんなもの」と鼻で笑いながら、いいね! の数に何よりも執着する自分をどうすることもできないだろう。自分でも、何故こんなにも他人からの承認を必要とするのかわからない。何故いいね! とフォロワーだけが自分を救えると信じているのかわからない。何故私は吐き気がするほど、震えるほど、見知らぬ人間から承認されたいのだろう。アメーバのくせ
昨年12月に出たユリイカのpanpanya特集号の裏表紙に『そぞろ各地探訪』の新刊情報が載っていたのを見て以来刊行を楽しみにしていた。そこには「二〇二四年春発売予定」と記載されていたけれど当該時期になっても情報がなく、9月頃になってBOOTHでの予約が始まった。当初11月出荷予定となっていた記憶があるがそれも延期になった。その本が遂に先週届いた。 ユリイカ2024年1月号 特集=panpanya 作者:panpanya,青柳菜摘,中田健太郎,雑賀忠宏,酉島伝法,木下知威,西村ツチカ,可児洋介,犬のかがやき 青土社 Amazon 現在は特設サイトからの通販と一部書店でしか買えないが来年春から一般書店や通販サイトでも買えるようになるみたい。 www.1to7.jp 楽しみに待っただけの甲斐のある素晴らしい製本と内容だった。上の特設サイトの紹介にあるようにこれまでpanpanyaさんが個人誌とし
インターネットがもたらす大量で質の悪い情報は元からお粗末な俺の脳をさらにバカにしている。頭の中が常にとっ散らかって混乱してるし何か始めても集中力が続かない。大量のノイズを処理するせいで脳が疲労してるんだ。 平日は仕事で疲れているから何かをやるのは難しい。健康のためフィットボクシングをやらなくちゃいけないと頭ではわかっているのに疲れていてやろうという気が起きない。やる気は後からついてくる、とにかく始めるのが大事だとは知識として知っている。にもかかわらずその最初の「始める」が無理。だるすぎる。スーパーで買い物して飯作って風呂入るだけで精一杯。で、ベッドに寝転がって眠気がくるまでひたすらスマホをいじっている。救い難きド阿呆。 なので平日はがんばらない、というかがんばれない。でも休日ならスマホをいじる時間を減らすくらいならできそうな気がする。所謂デジタルデトックス。 スマホを手放す選択肢はない。現
今年は『かまいたちの夜』30周年であるという。少し前にこちらの記事を読んで知った。 www.4gamer.net 発売当時自分は高校生だった。 スーパーファミコンで推理小説を読む。 途中の選択肢次第で複数の展開へと分岐していく。 その体験が斬新でハマった。とはいえチャート管理をするようなマメな性格ではないので一通りのシナリオをクリアできたくらいでピンクの栞にはたどり着けなかったが。もうどんな話だったか忘れてしまったがヒロインが活躍するスパイ編が面白かった記憶がうっすら残っている。 ストーリーの他にも写真を取り込んだ美麗な背景、シルエットで表現されるキャラクター、印象的な音楽が忘れがたい。 サウンドノベルというかスーファミソフトとして名作の一つだろう。 物語の舞台となるのはペンション シュプール。 このシュプールのモデルになったペンションが実在するとは当時何かで教えられて知ってはいた(エンド
中年は常にかったるい。 かすみ目。老眼。 集中力が続かず何事もじき飽きる。 眠りが浅くて夜中に何度も目が覚めるから起きても体からだるさが消えない。 ちょっと階段を登ると動悸がすごい。 歯がすり減って噛み合わせが悪くなり食事中に舌を噛むことが増える(めちゃくちゃ痛い)。 毛髪が細くなり量が薄くなる。寂しい。 加齢臭。 寝起きの口の臭さ。 腹や腰回りにつく頑固な贅肉。 これまでしてきた髪型やファッションが加齢により似合わなくなってくる。 鏡に映る老けた顔。嚥下の動作をすると喉が皺だらけになる。 視覚、聴覚、嗅覚、味覚、感覚の衰え。世界と自分との間に薄いベールを引かれた感じ。 感動する能力の欠如。何に触れても鈍い。もうバッハを聴いても精神が高揚しない。ラーメンが前ほど美味しく感じない。 一方で沸点は低くなる。ちょっとしたことでカッとなりがち(表情に出さず堪えるが)。 若い女性から異性と認識されな
今年読んだ本は65冊。 去年が75冊だったので去年ほどは読めなかった。 ブクログの履歴を見ると5月は1冊、7月は0冊。7月は職場異動があり慣れない仕事、覚えることの多さにだいぶ参っていたので本を読む元気がなかったのだと思われる。5月は謎。ゼルダの新作出たからか? 2022年は4月が2冊、9月が1冊とそこだけペースが落ちている。 俺は春と夏頃に本を読めない時期がくるっぽい。なぜかはわからん。記録をつけてると傾向が見えて面白い。 booklog.jp 今年もいい本をたくさん読んだ。 文章が合わない。内容がつまらない。難しい。興味が持てない。そういう本は無理して読まない。途中まで読んだとしても放棄する。自分にとって面白いと思える本だけを読むのが読書のコツ。46歳になったし、もう背伸びして難解な本読んでる俺カッケーしなくてもよくなった。というかおっさんがインテリな見栄を張るなんて痛すぎる。精神衛生
この週末、急に秋がきた。 涼しい、というか半袖だと寒いくらいで(室温24度)土日とも自室のエアコンをつけずに過ごした。 土曜日の夕方から夜にかけてかなり強い雨が降った。 何年も車のフロントガラスの油膜除去をしておらず、雨のたび雨滴を弾いて、それが夜だとライトを乱反射するので非常に視界が悪い。危ない。キイロビンゴールドは持っているのだから今度の洗車のときには油膜取りをしようと思う。 それにしても傘差し自転車の多いこと。いい加減きちんと規制した方がいい。滑る路面を二輪車で片手走行、ふらつかれて轢きでもしたらと思うとヒヤヒヤする。 同行者とフライングガーデンへ行き爆弾ハンバーグを食べた。 スタッフに鉄板の上で焼いてもらう。レアで食べられるハンバーグ。ナイフで切ると中がかなり赤いのでちょっと怖かった。フライングガーデンに来るたび、さわやかのハンバーグってどれほど旨いのだろうと気になる。行ってみたい
サンライズ瀬戸・出雲は国内唯一の寝台特急であるという。 寝台特急、ロマンがある。存在を知ったのは『ぱらのま』1巻を読んで。お姉さんが車内で横になって個室の窓から向かい側ホームに整列する勤労者を眺め優越感に浸る印象的なシーン。これで興味を持った。 引用:kashmir『ぱらのま』1巻より いつか乗りたいと思いつつ機会に恵まれないまま数年が経過していた。 が、ようやく日程の目処がついたので予約。 JRおでかけネットから乗車日1ヶ月前の午前10時から予約できる。GW前の平日予約だったのですんなり予約がとれた。シングル(B寝台一人用個室)。サンライズエクスプレスでもっともオーソドックスな部屋である。 自分、移動はわりと好き、ホテルで過ごす時間は大好き、な人間。 同じ移動なら快適なのを好む。都合がつくなら常日頃から料金を追加して特急を利用するし、新幹線に乗るときは大抵グリーン車(結構なご身分だ)。
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