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大そうじへの備え
hakuoatsushi.hatenablog.com
台風19号の被害の大きさに言葉がありません。 まずは、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。 そして明日は我が身、本当にいつ何が起こるかわからない。天災に備えること、より心がけねばですね。電気が止まってしまったときのために、鍋でのごはん炊き、ぜひ一度でも体験しておいてほしいと思います。同様のことをツイートしたら、かなり反響がありました。やっぱり関心が高まっているようです。 フタつきの鍋であれば炊けますよ、フライパンでもOK。 私もそうでしたが、「鍋でごはんを炊く」って心理的ハードルかなり高いもの。一回やっておくとずいぶんとラクになれるので、平時のうちにぜひトライしてみてください。 鍋でのごはんの炊き方 米を水で2~3回すすぎ、最低30分水にひたす 鍋にうつして水をそそぐ(私は、米の上に手のひらをのせて、指がひたるかひたらないかぐらいの目分量でやっています。が、お使いの炊飯器に米を入れ
書影が出たので初告知です。 新刊『自炊力 料理以前の食生活改善スキル』(光文社新書)が来週14日に発売になります。 経済的かつ自分なりのおいしさで、栄養バランスも考えられる総合力としての「自炊力」をいかに養うか。今は難しいけど自炊したい人、日々の食はコンビニ頼りな人に向けての、「こんなことからでOK」というヒント集のつもりで書いています。 スープ作家の有賀薫さんと、女子栄養大学出版部編集委員の監物南美さんにもご登場いただき、それぞれ「楽しく、ラクに料理を続けていくコツ」、「知っておきたい栄養と料理の関係」をテーマに対談もさせていただきました。 料理を始めたい人への指南書は世の中にごまんとあります。けれどそれらはもう「料理する」という決意と準備が整った人のためのもの。あるいは料理にもとから興味がある人、調理を好意的に捉えている人のためのもの。 そもそも興味はないが、状況的に仕方なくやってる
昨日は冷や汁でつけめんにしました。用意するものは 味噌(あれば麦味噌) ゴマ サバ水煮缶 キュウリ ミョウガ 水 めん 原価、2人分で370円ぐらいかな。 きょうはひやむぎでやりました。そうめんでも、うどんでも。 これ、手間はちょっとかかります。 麦みそをトースターで焼き目つける。 それを水で溶く。※めんの水分が入るのでちょっと濃いめに サバ水煮とゴマをすり鉢でする。 ②の汁に加えて、冷蔵庫でキンキンに冷やす。 塩もみキュウリ作って、ミョウガも刻んで、トッピングに。 ひやむぎゆでる。盛る10分前ぐらいに、うつわを冷凍庫へ。 完成! ③の「すり鉢でする」が難しいとこですよね。これ、「サバ水煮缶とすりごまをよく混ぜ和える」で代用しましょうか。 味噌はこんなふうにアルミにぬって、トースターで軽く焼き目つけてます。こうすうると香ばしさが全然違うんだ。 サバ水煮缶じゃなく、シーチキンでやってもおいし
ひとこと、圧倒された。 なんという熱量、なんという丁寧な仕事だろうか。 今年の3月に出版された『女優 山田五十鈴』は、この不世出の大女優の舞台写真および関係者へのインタビューを集めた写真集だが、その出来たるや圧巻のひとこと。 いやもう……すごい密度なんである。A4版416ページと厚い本だが、ページ数が多いだけで薄い本はいくらでもある。この本は厚くて、熱い。 山田五十鈴のピンの舞台姿はもちろん、名優と共演の表情にテーマをしぼったページあり、邦楽をよくした彼女の演奏姿集、舞踊写真特集、稽古中などの姿を集めたスナップページ、プログラム表紙選、スチール写真選、はてはゆかりの品々や行きつけの店特集まで。ファンが知りたい、観たいと思うであろうことすべてを想像以上に満たしてくる。山田五十鈴に対するなんという愛執……! こんなすごい自費本がかつてあっただろうか さぞかし五十鈴好きなベテラン編集者が作ったの
イワシ水煮缶とキャベツの味噌汁。 このペアに今、ハマってます! 先日『メシ通』にて「サバ水煮缶の味噌汁」を紹介しましたが、 www.hotpepper.jp その応用編として考えて、記事内でも紹介したアレ。 実は…個人的にはサバよりもイワシ水煮缶のほうにのめり込んじゃってるんですね。 今朝も作ってしまいました。 どうにも「また食べたい…!」という気持ちを呼ぶんですねえ。いや、サバもうまいんですよ。ここは好みなんですが、私はイワシのコクのほうが後を引くんだな。キャベツの甘みとの相性が素晴らしくいいんです。 イワシ水煮缶、これはマルハの。うちの近所のスーパーで1缶230円ぐらい。イワシ水煮缶、どこでもあるわけじゃないので、見つけたらまとめ買いするようになりました。 【作り方】(2~3人前) キャベツを刻む。キャベツは小さめのを1/4カットぐらい。 刻んだキャベツを鍋に入れ、缶詰(1缶)も開けて
マカロニサラダ、引き続き研究中です。 友人の料理家さんもノッてくれたので、持ち寄りでマカサラ会を開きましたよ。連休にマカロニ・パーティ。 自作① 赤と緑のレモンマカサラ(マヨ無し) 私は2つ考えてみました。 まずマヨ無しでやってみたかった。買い出しに行ったら、うまそうなスナップえんどうとミョウガ、ラディッシュに出会ったので具材候補に。この3つでなんか考えてみよう。 スナップエンドウはゆでて、ミョウガはそのまま細かくスライス。というかマカロニの形と同じぐらいに。ラディッシュは輪切りにして、大きいのは半分に。 さてどうしようか…と思いつつ、ゆでたマカロニとさっくり合わせる。ブラックオリーブ刻んでプラス。ワインビネガー、塩、タイム少々、黒コショウをなんとなく。そしてオリーブオイルで全体を合わせてみる。うーん…悪くないけどなんのまとまりもない。酸味がほしい。 やっぱレモンは要るよな、と思って買って
これ、桑の実です。マルベリー。今年は去年に増してたくさん実ってきてますが、ひと晩でかなり色づきました。うまいんですよー、楽しみだ。 さて、昨日はこんな料理を作っておりました。 冷やしコーンスープそば よーく冷やしたコーンスープ(市販のもの)に、濃縮タイプのめんつゆちょい入れて「つけ蕎麦」にするとね、うまいんだ。黒コショウ軽くひくのおすすめ。 というのをツイートしたら、けっこうな反響をいただきました。 よく冷やした市販のコーンクリームスープに、めんつゆ(濃縮タイプ)ちょい入れて「つけ蕎麦」にするとこれがうまい。黒コショウちょっとひくのおすすめです。蒸し暑くて食欲ないときにいいよ。 pic.twitter.com/0Nusdi6bPP — 白央篤司 (@hakuo416) 2018年5月3日 これ、以前に雑誌の企画で考えたんですよ。そのときのレシピ、メモしておきますね。 冷やしコーンスープそば
「軽く飲まない?」 この場合の「軽く」とは一体どのようなことなのか。 きっとあまり飲まない人にとっては「1~2杯内」なんであろう。時間も「小1時間」程度に違いない。しかし酒好きで酒呑みである私の感覚でいえば、どんなに飲もうが一軒で終了となればそれは「軽飲み」だし「サク飲み」である。時間でいえば長さというより、ざっくり21時前ぐらいに解散なら「軽く飲んだ」「さっくり切り上げた」という気になる。しかし、自分の物差しを人様に応用してはいけないのだ。 だからこそあまり知らない方から「軽く飲みませんか」なんて誘われたとき私は迷う。心の中で「あなたの軽いってどんくらいなんだよおおおおおおお」と叫んでいる。 「いやそこは一般常識で」なんて言わないでほしい。仕事じゃない場で思うように飲めないというのは、幼稚なようだが私にとってもんのすごい苦しみなのだ。 「私は軽く飲むというのができません。ピッチがすごい早
ずっと気になっていた、こちらのお店。 西川口駅の西口から(ややこしい)徒歩7分ぐらい、その名も『滕記熟食坊』(とうきじゅくしょくぼう)。 なーーーんかうまそうな雰囲気が漂ってるんですよねえ。先日、料理研究家のS先生チームと入ってみれば、やっぱり当たり。 早速再訪しました! 店内はワンフロアで、こんな感じ。 メニューはドリンクをのぞいて、すべて中国語。 中国・東北地方の鍋料理がメインのお店です。私はこの料理、先日が初体験でした。 S先生に食べ方やらいろいろ教えていただき、感謝。 鍋は6種類あって大体が5千円前後ですが、それぞれゆうに6人前ぐらいあります。 少なくともここ、よく食べる人最低4名ぐらいからで行ったほうがいいですよ。 ちなみにお店のかたで、日本語を話す人はひとり。その人がいないと電話予約もままなりません。 でも「ままならない」というのはこっちの都合で、中国のかたを相手にしてるお店な
JR西川口駅の西口から徒歩10分ぐらい、蘭州料理『ザムザムの泉』へ行ってきました。以前もテイクアウトで利用したのですが、お店で食べるのは初めて。オープンは今年の8月下旬だったかな。 お店はカウンターのみ、6席ありましたが、座れるのは実質5名ぐらいでしょうかね。11時の開店と同時に行けば、麺づくりの真っ最中。おことわりして、撮らせていただきました。いやはやこういうの間近で見られるの、ワクワクしますな。 ※2018年4月現在の昼開店は12時から。ただし12時を過ぎることもあります。 プロセスを眺めてると期待感と食欲が増しますね。さて、打ちたてが出てきますよー。 お目当ての「蘭州牛肉面」(980円)。あちらは「麺」じゃなくて「面」と書くのですね。牛スープの味わいがなんとも優しくて、ホッとします…。 いま、サービスで牛肉とゆで玉子が付いてくるんです。その牛肉をのせて、もう一枚撮ってみました。お店の
「中高年になる前に、ある程度の料理力を」 前々から、こんなことを思っていました。 自分で買い物に行って、その場で食材を選び、1週間程度の献立を作りまわせるぐらいの料理力を身につける――これを30代ぐらいまでに身につけたとしたら、人生における大きな財産になると思います。 中高年になり生活習慣病になったとして、料理力もなく、経済力もないと、これはとてもつらいことです。 今までの取材などで、高血圧や糖尿病になり、独身で自炊も苦手で…という人に何度か出会いました。日常の食事療法が必要な生活習慣病(昔でいう成人病)は多いんです。食事がめんどうになり、食の楽しみがなくなり、ヤケになる人は少なくない。 「独身じゃないから平気」でもないですよね。今はもう「奥さんに頼るよ」という時代でもないでしょう。 先日、とある会社との打ち合わせで20代、30代の貯蓄意識の高さを示すデータを拝見しました。「病気になったと
巻きずし、ワカメの味噌汁、ヒジキの煮物等々…海藻と日本の食文化は切っても切れないもの。けれど海藻の本や特集を提案してノッてくださる編集さんになかなか出会えない。各地にいろーんな海藻と食べ方があるのになあ。「見た目が地味」と言われちゃうけど、面白そうと思ってくださる方、いませんか? — 白央篤司 (@hakuo416) 2016年11月20日 こんなつぶやきから20日は始まりました。 日本の海藻食文化の豊かさ、すごいものだと思うんです。10月に出ました『にっぽんのおかず』を書いている間に、その面白さにハマってしまったんですね。 今すぐ形にならなくとも、何か海藻食でおもしろいことできたらと思うんです。 乗ってくださる編集さんがもしいらしたら、[email protected] にご一報ください。m(__)m さて、この日は暖かな散歩日和。根津から谷中を歩きましたよ。 三浦坂上の紅
春のたのしみのひとつ、たけのこ。 鮮度のよいものを自分で下ごしらえして食べると、本当においしい。今年も京都の八百屋さん、角谷さんのところで買いました。 ggs.theshop.jp 下処理ですが、鮮度もいいので「皮を取りのぞいて、水からゆがいて、沸いたら30~40分ほどやさしい火加減で煮る。そのまま冷ます」でやってみたら、いい具合に仕上がりましたよ。米ぬかも米も使わず。 さあ、どう料理しようか? あれこれ迷う時間も春のたのしみです。 まずはオリーブオイルとにんにくで軽くソテーしてから、濃いめの鶏だしとミニトマト数個、塩で軽く煮て、仕上げに黒こしょうしたもの。 いいつまみになりました! たけのことそらまめの軽いクリーム煮。 好きなんですよー、この組み合わせ。さっぱりした白ワインを呼ぶ、春の佳肴です。 たけのこと釜揚げ桜えびのアーリオ・オーリオ。 にんにくとオリーブオイルでソテーしたら桜えびた
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