サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
今年の「#文学」
fumufumunews.jp
いじめられそうだったから、お笑いで武装した 最終的に残ったケムリとコンビを組んだ お互いの第一印象は“優秀な幹部”と“おもしろい感じのヤツ” 当初は“いくつかあるコンビの中のひとつ”という感覚だった コロナ禍を機に、ようやくプロになった “お笑い”が“仕事”に変わった日 高比良くるまさんと松井ケムリさんからなる漫才コンビ・令和ロマン。慶應義塾大学のお笑いサークルでコンビを結成し、2018年にはNSC(吉本総合芸能学院)東京校を首席で卒業(23期生)。 プロとしては今年で芸歴6年目の若手ですが、これまで『第7回NHK新人お笑い大賞』大賞を受賞しているほか、『第43回ABCお笑いグランプリ』準優勝など、輝かしい成績を残しているおふたり。 さらに、2023年の『上方漫才大賞』では、関東のお笑いコンビながら新人賞にノミネートされる偉業も成し遂げています。 そんなふたり、世間的には『M-1グランプリ
家庭向け総合生活雑誌『暮しの手帖』(暮しの手帖社)といえば、1948年(昭和23年)の発刊以来、現在も刊行され続けている息の長い雑誌です。 その初代編集長だったのが、名物編集長として知られた花森安治(はなもり・やすじ)氏(1911年~ 1978年)。高畑充希さんが主演を務めた、NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』では、唐沢寿明さんが花森氏をモデルにした編集長を演じていました。 その花森氏は「実用文十訓」(人のために文章を書くときの心得)なるものを残していて、これが今でもまったく古びていない……どころか、“ほぼ、現代の文章セミナーで教えられている内容”と、言っても過言ではないくらいに「読まれる文章の極意」が網羅されています。 文章にかかわる方だけでなく、文章を書く機会があるすべての方に役立つ「心得」としてご紹介したいと思います。 ◇ ◇ ◇ わかりやすい言葉で、感情に訴える! ではま
日本のミクスチャー・ロック・バンドの先駆けともいえる「ソウル・フラワー・ユニオン」。今年で結成30周年を迎え、ますます精力的にライブ活動中です。その中心メンバーでもあり、楽曲の作詞作曲も手がけるのがミュージシャンでギタリストの中川敬(57歳)。 今回は、中川さんが楽器を始めたきっかけや、デビューに至るまでの経緯、そしてソロ活動とバンドとの違いについてお聞きしました。 10歳以上年上のメンバーに交じってバンド活動 ──楽器を始めたのはいつごろでしたか? 「ギターを弾き始めたのは小学校5年生のときやったね。近所に住んでた好きな女の子がギター教室に通ってて、俺もギターを弾かなあかん、と思った(笑)。当時、アイドル雑誌の『明星』や『平凡』に、ヒット曲のコード表が載っている歌本が付いてた。それを見て、コードを覚えながら弾き始めたのが入り口やったな。ビートルズに取り憑かれた中学2〜3年のころは、それこ
奥野真哉として紅白出場4回! ──実は『NHK紅白歌合戦』に何度も出演されたことがあると聞いたのですが……。 「僕ね、4回出ています、ウルフルズ、ボニー(BONNIE PINK)、エレカシ(エレファントカシマシ)、布袋(寅泰)さん……。出場回数で言えば、奥野真哉(4)なんですよ(笑)」 ──紅組にも出場されている人は珍しいですよね。どういうきっかけで演奏されたのですか? 「最初にお話をいただいたのが2001年のウルフルズでした。普段、メンバーとして弾いているミッキー(キーボード奏者の伊東ミキオ)が、別のカウントダウンライブがあって出演できなかったからなんです。そうしたら、トータス(松本)から“ちょっと頼むわ”って言われた。このときの紅白って、俺にとっては大きな出来事だったんです」 ──どのようなことが起きたのですか。 「俺が音楽をやっていることを、親はずっと受け入れていなかったし、かなり疎
「このTシャツ、スマホでデザインしたのをプリントしてくれる店で作ったんですよ」 と着ているTシャツを指しながら気さくに話すのは、キーボード奏者の奥野真哉さん(56歳)。音楽好きならテレビや音楽フェスなどで見覚えがあるのでは? 今年で結成30周年を迎えるバンド「ソウル・フラワー・ユニオン」のメンバーでもあり、近年は渡辺美里さん、布袋寅泰さんなどのバックバンドも務めています。 今回は、奥野さんが楽器を始めたきっかけや、1989年に起きた「バンドブーム」と呼ばれる現象についてお聞きしました。 キーボードを弾いたことがなかったのにバンドに加入 ──バンドを始めたきっかけは何でしたか? 「中学時代、世はフォークブームでクラスのモテる男子はみんなフォークギターを弾いてて、僕もブームに乗って弾いてはみたんですが、まあ無理で(笑)。それなら下手でもエレキでバンドや! ってことで手始めにキャロルのコピーバン
複雑で混沌とした黒人音楽の世界を探るためフリー・ジャズを取り上げた “S級”ミュージシャンのアルバート・アイラーならではのすごさとは 本書が目指したのは、狂気と病みをはらんだ『ill』の方向性だった SNS全盛となった現代では「感情をいったん遮断する作業が必要」 『黒人音楽史―奇想の宇宙』(中央公論新社)の著者で暗黒批評家及び映画・音楽ライター、翻訳家の後藤護さんインタビュー第2弾をお届けします。第1弾では、一見結びつかないようなブルースと鳥獣戯画を合わせて論じた背景などを伺いましたが、後半の話題はジャズやヒップホップについて。そうした黒人音楽から見えてくるのは、どのような風景だったのでしょうか。 (インタビュー第1弾:ブルースと「鳥獣戯画」はリンクしていた!? “暗黒批評家”がいざなう目からウロコの黒人音楽の世界) 複雑で混沌とした黒人音楽の世界を探るためフリー・ジャズを取り上げた ──
サブスクリプションと呼ばれる楽曲の聴き放題サービスの普及や、スマートフォン、ワイヤレスイヤフォンというデバイスの進化のおかげで、私たちはこれまで以上に日常的に音楽に触れる機会が増えてきました。 そこで、ミュージシャンや俳優、タレント……いろいろな有名人の方々に、最近よく聴いているプレイリストの中身を教えてもらいました。気になるあの人のプレイリストは、どんな曲なのでしょうか。 第3回は共著のインタビュー集『電池以下 吉田豪編/掟ポルシェ編』(太田出版)が発売中のミュージシャンでDJ、ライターの掟ポルシェさんと、プロインタビュアー・プロ書評家の吉田豪さんに、最近のプレイリストをお聞きしました! 【掟ポルシェのプレイリスト】 アイドル文化が定着したから、もっと気持ち悪い音楽を ──おふたりは、どのようなデバイスで音楽を聴いていますか? 掟:『iPad mini』に入れて聴いています。俺、指が不器
掃除のおばちゃんと仲良くなって、学長の暴露本を作成 軽視されるジャンルの魅力を伝えていく仕事 掟さんが始めた「サブカル好きのための婚活」とは? ゲーム雑誌『CONTINUE』のVol.0(2001年3月発売)から続く、吉田豪さんと掟ポルシェさんの長期連載をまとめた『電池以下』(太田出版)。『掟ポルシェ編』『吉田豪編』の2冊が発売されており、声優からプロレスラー、果ては秋元康さんとあらゆるジャンルの著名人インタビュー集です。おふたりだからこそ聞き出せる一面や衝撃的なエピソードが満載で、読む手が止まりません。 前編に引き続き、プロインタビュアー・プロ書評家の吉田豪さんと、「ロマンポルシェ。」のボーカル&説教担当でライターの掟ポルシェさんに、好きなことを仕事にするために必要なことや、掟さんが始めた結婚相談所についてお聞きしました。 掃除のおばちゃんと仲良くなって、学長の暴露本を作成 ──おふたり
中国が急成長するアプリゲーム市場、日本は頭打ちに 5年以上かけて作ったゲームが、50人にしか遊ばれない現実 スマートフォンの登場により、2012年から勢いを増してきたソーシャルゲームやモバイルゲーム市場(以下、アプリゲーム市場)。日本では初期から『パズル&ドラゴンズ』(ガンホー)、『モンスターストライク』(mixi)など、多数の大ヒットコンテンツを生み出してきましたが、ここ数年はトップセールスランキング上位に『原神』(mihoyo)、『勝利の女神:NIKKE』(テンセント)、『アークナイツ』(Yostar)といった中国企業のビッグコンテンツが並ぶようになっています。 そんな現代において、日本のアプリゲーム市場はどうなっているのでしょうか。『ソーシャルゲームだけがなぜ儲かるのか』(PHP研究所/2012)の著者であるエンタメ社会学者、中山淳雄さんにお話を伺いました。日本市場の頭打ちや中国市場
3500曲で特に大変だったのはモーツァルトの「レクイエム」 幼稚園のとき、すでに「空耳」のおもしろさに気づいていた お気に入りの作品はジプシー・キングスの『ベン、ベン、マリア』 1982年から放送が開始され、3月31日を持って終了を発表した『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)。その人気コーナー「空耳アワー」で紹介された曲を32年間まとめ続け、データベース化し続けているとんでもない方がいる。 空耳アワー研究所・所長の川原田(かわらだ)さんだ。『空耳アワー辞典』として発刊した同人誌はコミックマーケットなどで大人気。いまや有名サークルのひとつであり、番組が終了した現在でもSNSなどで問い合わせが止まらない。 今回はそんな川原田さんにインタビュー。「なぜ空耳アワーにそこまで魅せられたのか」「オタクだからこそわかる空耳アワーの素晴らしさとは何か」などを聞いた。 3500曲で特に大変だったのはモーツァルト
今、若い世代からも、また海外からも熱い注目を浴びている昭和ポップス。昨今では、音楽を聴く手段としてサブスクリプションサービス(以下「サブスク」)がメインで使われているが、必ずしも当時ヒットした楽曲だけが大量に再生されているわけではなく、配信を通して新たなヒットが生まれていることも少なくない。 そこで、本企画では1980年代をメインに活動した歌手・アイドルの『Spotify』(2023年3月時点で4億8900人超の月間アクティブユーザーを抱える、世界最大手の音楽ストリーミングサービス)における楽曲ごとの再生回数をランキング化。当時のCD売り上げランキングと比べながら過去・現在のヒット曲を見つめ、さらに、今後伸びそうな“未来のヒット曲”へとつながるような考察を、本人または昭和ポップス関係者への取材を交えながら進めていく。 今回は、バブルのさなかとなる1988年にデビューし、その年末にリリースし
“地雷”を踏んだら最後、10代でデビューする女の子のメンタル管理の難しさ 当時のAKB48は人気順をガラッと覆すのが難しい、振付中に眠ってしまう子も 松井珠理奈の頑張りとSKE48の“あり方”、当時は「大変だったことしかない」 '80年代のアイドルは替えがきかない存在だった、日韓アイドルにおける違いは? 安室奈美恵やMAX、SPEEDなど名だたるアーティストを輩出した『沖縄アクターズスクール』。その創始者であるマキノ正幸さんの娘であり、振付師の牧野アンナさん(51歳)。はつらつとした表情は、年齢を感じさせません。 2000年代以降、活動が縮小傾向にあった沖縄アクターズスクールが今年、牧野さんの主導で新生『B.B.WAVES』のメンバーオーディションを開催中。新たなる才能の芽に出会うため、再始動しています。インタビュー第1弾では、アクターズの歴史ともリンクするアンナさんの波瀾万丈な半生を語っ
新しい言葉との出合いで世界に光が差した。“上級語彙”の位置づけは? 大人の国語力の立て直しも目的のひとつ。本書の構成には緻密な工夫が 身につけた語彙が増えれば、事物を多角的にとらえることができる 博覧強記の評論家・宮崎哲弥さんの新刊 『教養としての上級語彙―知的人生のための500語―』(新潮選書)。中学生のころから「語彙ノート」を作ってきたという宮崎さんが、そこに書きためた1万を超える語彙の中から、ワンランク上の“上級語彙”を厳選し、紹介している。 本書を読み始めると、まずその構成に驚くはず。宮崎さんが自ら厳選した“上級語彙”のオリジナル解説が、太宰治や谷崎潤一郎らの名著の一節を引用しながらつづられているのだが、解説文や引用文の中で新たに出てきた“上級語彙”にも、さらに語釈や作例が入る。その中に使われる“上級語彙”にも同様の解説がなされることが繰り返され、まるで言葉の奥深き迷宮に分け入って
「地下アイドルが集うお店」になったきっかけは、夢眠ねむさん あのちゃん以前、あのちゃん以後 「美奈代ちゃん隣の中学事件」がアイドル現場派の原体験に 「アイドル冬の時代」のリアルな感覚 日本で最もカオスでディープな場所・中野ブロードウェイ(東京都中野区)。“サブカルの聖地”と呼ばれ、種々雑多なお店がひしめくその地下1階にて、もう13年目に突入している人気の雑貨店が「中野ロープウェイ」だ。 このお店「アイドルがたびたび店を訪れては、買い物をして写真を撮影されて帰る」という、ちょっと奇天烈な現象が数年間続いている。そしてアイドルオタクまでがお店に集う。もはやタピオカライクな一過性のブームではない。立派な"地下アイドルの聖地"となっているお店だ。 そんな中野ロープウェイの店主がイトウさん。まだ「アイドルオタク」というフレーズがネガティブな意味合いを持っていた時代を含め、1980年~2010年代にア
「ジョージア」という東ヨーロッパの国をご存じだろうか。黒海の東岸にある、人口約370万人のこの国の歴史を描いた小説が今、宝塚歌劇でドラマチックなミュージカルになって話題を集めている。原作の小説は7年前に同人誌として誕生したもの。それがNHKのオーディオドラマ(ラジオドラマ)になり、ジョージアの人々の協力をもとに華やかな舞台にまでなった。中世ジョージアの歴史・文化が、7000キロ離れた日本で注目を浴びるまでのいきさつをたどった。 占い師のひと言がジョージアへの興味に 2022年11月22日に兵庫・宝塚大劇場で開幕した星組公演『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~/JAGUAR BEAT―ジャガービート』。昨年12月13日まで宝塚大劇場、年が明けて2023年1月2日から2月12日まで東京宝塚劇場で上演されている。 ミュージカル『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』は、並木陽さんの小説『斜陽の国のルス
高円寺三角地帯で『原稿執筆カフェ』を運営する、株式会社ヒマナイヌ代表の川井拓也さん。前回はSNSでも話題沸騰中の『原稿執筆カフェ』について、最適化されたカフェの運営方針と、ニッチな層を取り込むための戦略についてお伺いした。【第1弾インタビュー→「そこのアナタ、領収書たまってません?」『原稿執筆カフェ』でも話題の川井拓也さん。経費精算への新たな挑戦に迫る!】 今回お邪魔したのは、使われなくなった機器を展示した『絶滅メディア博物館』と、ジャーナリストの田原総一朗さんをはじめ、多くの著名人による収録が行われる『ヒマナイヌスタジオ大手町』。 第2弾記事では『原稿執筆カフェ』とはまるでコンセプトの違う2つのスペースを運営する理由と、次々に楽しめる空間を仕掛ける、川井さんのモチベーションの源泉を伺った。 過去の機械に“永遠の命”を与える
チャンネル登録者数21万人! ホロライブと手描きアニメの相性がいい理由 ひたすらマンガ・アニメ漬けだった学生時代 秘密結社holoXの盛り上がりがきっかけでホロライブの世界へ ファンアートの創作者ならではの沼のハマり方 文化系人間たちならわかる「同じクラスの仲よくなりたかった子」 もう珍しくなくなったバーチャルYouTuber、通称・Vtuber。その総数は2022年11月時点で2万人以上。まさに超カオスかつ熾烈(しれつ)を極めている中で、登録者ランキングトップ10のうち8つ(公式を入れると9つ)を占めているのがVtuber事務所・ホロライブの所属タレントだ。 ホロライブオタク界隈(かいわい)の特徴のひとつに「手描きアニメの多さ」がある。作家が配信の一部を手描きアニメで投稿しており、そのクリエイターが人気になることも多い。そこで今回は、ホロライブファンとして、双子でハイクオリティな手描きア
あれを見ろ! 鳥だ! 飛行機だ! いや、「ちゃりんじゃー」だっ! このヒーロー、チャリ用空気ポンプや『仮面ライダーW』の変身アイテム「サイクロンメモリ」を使うことでちゃりんじゃーに変身し、『仮面ライダー』の愛車・サイクロン号ならぬチャリにまたがり、この世にはびこる悪を退治せんと言うかのように、ときには市内70キロもの距離を爆走する。 平和を守るスーパーヒーローの常として、鍛練も欠かさない。 市内にある秋穂二島(あいおふたじま)の裏手にある山の頂上などで、週に1回、無心になって趣味の極真空手の稽古に勤しむ。高々と上げた右足から繰り出されるハイキックはスーパーヒーローの名に恥じない力強さだが、驕(おご)ることなくこう答える。 「日本のスーパーヒーローはシンボルを使って変身するからね。ちゃりんじゃーもシンボルで変身して戦うの(笑)」 こう語るちゃりんじゃー、またの名を武本ティモシィといい、ロンド
Twitterで共感を得るメッセージを発信し、フォロワー数は驚異の14万人超! ときには10万以上の“いいね”を獲得する、元エリート幹部自衛官の「わび」さん。出世街道をひた走っていた中、上司のパワハラや深夜早朝の激務によりメンタルダウンに。しかし回復後、2度の転職を経て、現在は外資系航空関連会社で勤務。理想のライフスタイルを手に入れました(なんと年収は、自衛隊を退職後に勤めた市役所時代の2倍に!)。 厚生労働省の調べ(※)によると、現代社会では、生涯において5人に1人が心の病気にかかるといわれています。特に最近は、新型コロナなどの影響による経済不況や働き方の変化の影響により、メンタル不調を訴える人が増えているようです。 そこで今回、メンタルダウンから回復を遂げたわびさんに、自衛隊時代に見た“地獄”とこれまで身につけたメンタルコントロール術についてお伺いしました。前・後編の2回にわたり、お届
初の自作曲「ハーフムーン・セレナーデ」が愛される理由は? 船山基紀も絶賛 B面とアルバム曲も奮闘、「桜の闇に振り向けば」の再生回数は驚異の伸び率! 「ジェラス・トレイン」発売時の秘エピソードとは? 「プリズム・ムーン」も人気 今、若い世代からも、また海外からも熱い注目を浴びている昭和ポップス。昨今では、音楽を聴く手段としてサブスクリプションサービス(以下「サブスク」)がメインで使われているが、必ずしも当時ヒットした楽曲だけが大量に再生されているわけではなく、配信を通して新たなヒットが生まれていることも少なくない。 そこで、本企画では1980年代をメインに活動した歌手・アイドルの『Spotify』(2022年7月時点で4億3300人超の月間アクティブユーザーを抱える、世界最大手の音楽ストリーミングサービス)における楽曲ごとの再生回数をランキング化。当時のCD売り上げランキングと比べながら過去
かつての大人気番組『アメリカ横断ウルトラクイズ』(以下、ウルトラクイズ)。その第10回大会で、決勝まで行かせていただいた私の体験から、これまで6回にわたり、ウルトラクイズ裏話をお伝えしてきました。 ●第1弾:伝説の『アメリカ横断ウルトラクイズ』、砂漠を歩いて帰るなど、罰ゲームの“裏側” ●第2弾:「会場付近で3時間待機」「本番前はずっと目隠し」、『アメリカ横断ウルトラクイズ』準優勝者が明かす収録の“謎” ●第3弾:伝説の番組『アメリカ横断ウルトラクイズ』に台本はあったのか!? 準優勝者が語る“撮影秘話” ●第4弾:『アメリカ横断ウルトラクイズ』準優勝者、ニューヨークのホテルで起きた“事件”を激白! ●第5弾:【アメリカ横断ウルトラクイズ裏話】第10回の準優勝者が、NYでの決勝前夜に司会の福留功男アナと話したこと ●第6弾:【アメリカ横断ウルトラクイズ裏話】挑戦者たちの食費はタダだった? メ
渋谷から菊名まで1駅ずつしか通過しない急行 目黒区の行政の中心地に。そして学校が移転してくる 歓楽街だった新丸子、駅すらなかった武蔵小杉 反町の両隣に“幻の駅”があった 渋谷と横浜を結ぶ東急電鉄の動脈、東横線。 今では渋谷から東京メトロを経て東武・西武に乗り入れ、来年3月の東急新横浜線開業で相鉄への直通も始まる。乗り換えなしで池袋や埼玉と横浜を行き来できる路線だが、もともとは東急のターミナル渋谷と横浜を結ぶために建設された。鉄軌道業分社化以前の社名である「東京急行電鉄」が示すように、戦前から長く速達列車(※)として走ってきたのが同線の急行だ。 だが、「急行」という割には停車駅が多く、乗換駅でもない停車駅があったりする。さらに、現在は通過している駅にも昔は停まっていた? こんな素朴な疑問をもとにリサーチを進めると、沿線の隠れた歴史が浮き彫りになってきた。 ※主要な駅だけに停まり、目的地へ早く
東大工学部卒・なつぴなつさん&京大農学部卒・えもりえもさん&名大情報文化学部卒・あずきあずさんによる、超高学歴アイドルグループ「学歴の暴力」(愛称:がくぼ)。平日は3人とも別の仕事をしながら、お休みの日は東海地方を中心にライブやイベントを開催するなど、「学歴の暴力」としての活動にささげています。 『fumufumu news』は'22年2月のインタビュー(記事:「勉強以外、なんの取り柄もない」東大卒&京大卒のアイドル『学歴の暴力』が歌う高学歴の苦悩)で、学歴を全面に押し出したアイドル活動を始めたわけや、高学歴ならではの痛みを伺い、「彼女たちの胸の内をもっとのぞいてみたい」という思いで連載コラムの執筆を依頼。メンバーそれぞれの“自分らしさ”を生かし、感じたことを文章にしてもらいます。 これまで毎回、リレー形式で原稿を執筆してもらってきました。 ◎第1回:超高学歴アイドルユニット「学歴の暴力」
ニューウェイヴバンド『ロマンポルシェ。』のボーカルであり、DJや司会、そしてコラム執筆と幅広い活動を行う掟ポルシェさん。 インタビュー第1弾(「どんな会社も光の速さでクビになった」ミュージシャン・ライター業で本領を発揮、掟ポルシェさんの“仕事道”)では現在54歳の掟さんのこれまでを振り返り、天職ともいえるバンド活動やライター業を始めるようになったきっかけを聞きましたが、今回は女子プロレスにハマり借金を背負った過去やアイドル文化などのカルチャーについてたっぷり語ってもらいました。 女子プロレスにハマり借金まみれ。30年がかりで奨学金完済 ──北海道は、GLAYやJUDY AND MARYというような著名バンドから、怒髪天やthe pillowsなど音楽性豊かな数多くのバンドを輩出しています。そのような土地柄についてどう思いますか? 「当時は俺も含めてみんな、東京ではとんでもないことが行われて
始める前の作業が一番大切 かつての中学生が今、子育ての合間に 間違いなくアニメの力 “たまたま”って結構な魔法 “絶対に嫌です” 林原めぐみ誰問題 1986年のデビュー以来、声優として『らんま1/2』早乙女らんま、『エヴァンゲリオン』シリーズの綾波レイや『名探偵コナン』灰原哀など人気作品のキャラクターを数限りなく演じているビッグネームが……そう、林原めぐみさん。 彼女のライフワークとも言えるのが、1992年からパーソナリティを務めるラジオ番組『林原めぐみのTokyo Boogie Night』(TBSラジオ、ラジオ関西)。2022年4月にはなんと30周年を迎えたんです。アーティスト、作詞家、母の顔も持つ多忙な日々のなかでも、これだけ長く続けられた秘訣(ひけつ)や取り組み方、そして思い出をたっぷりと語ってもらいました。 ◇ ◇ ◇ 始める前の作業が一番大切 ──毎回、ラジオの本番を終
日本テレビのかつての人気番組『アメリカ横断ウルトラクイズ』(以下、ウルトラクイズ)。一般視聴者である挑戦者が、アメリカ大陸を横断しながらクイズをやり、残った2人がニューヨークで決勝を行うという番組です。 第10回ウルトラクイズで決勝まで行かせていただいた私の体験から、これまでに3回、ウルトラクイズ裏話をお伝えしてきました。 ●第1弾:伝説の『アメリカ横断ウルトラクイズ』、砂漠を歩いて帰るなど、罰ゲームの“裏側” ●第2弾:「会場付近で3時間待機」「本番前はずっと目隠し」、『アメリカ横断ウルトラクイズ』準優勝者が明かす収録の“謎” ●第3弾:伝説の番組『アメリカ横断ウルトラクイズ』に台本はあったのか!? 準優勝者が語る“撮影秘話” 今回は、その第4弾。まさに番組の舞台裏での話、ニューヨークに到着した日に起こった事件についてです。 念願の地、ニューヨークへの移動日に事件が発生! 私にとって「ウ
かつて、日本テレビ系で毎年、数週間にわたって放送されていた人気番組『アメリカ横断ウルトラクイズ』(以下、ウルトラクイズ)。 国内予選を勝ち抜いた一般視聴者である挑戦者をアメリカへ連れて行き、チェックポイントごとにクイズで競って1人~2人ずつ帰国させ、最後はニューヨークで決勝を行うという壮大な番組です。 私は就職して1年目の1986年に行われた第10回ウルトラクイズで、運よく決勝まで行かせていただきました。 以前に、このfumufumu newsでウルトラクイズの「罰ゲームの謎」について書かせていただきましたが、(記事:伝説の『アメリカ横断ウルトラクイズ』、砂漠を歩いて帰るなど、罰ゲームの“裏側”)、今回は、裏話の第2弾。現地での、クイズの本番収録に関する謎について。 収録に使う機材は全部で4トン! ウルトラクイズの旅のあいだ、クイズの収録が行われたのは2~3日に一度というペースでした。 な
帰国してから、いちばん多く受けた質問 罰ゲームは実際に行われていたのか? 罰ゲームは、敗者にとっての晴れ舞台 かつて、年に一度、日本テレビの『木曜スペシャル』という番組枠で放送されていた、視聴率20%超の人気番組『アメリカ横断ウルトラクイズ』(以下、ウルトラクイズ)。 国内予選を勝ち抜いた一般の視聴者をアメリカ大陸へ連れて行き、チェックポイントで行うクイズによって、1人、また1人と帰国させていき、最後の2人はニューヨークで決勝を行うという壮大な番組でした。 今回は、そんなウルトラクイズで準優勝をさせていただいた私が、帰国してから「もっとも多くの人に聞かれた質問」と「その答え」について。 帰国してから、いちばん多く受けた質問 ウルトラクイズの丸1か月にわたる旅から帰国し、その約1か月後にテレビで放送されると、私がウルトラクイズに行ったという事実が広く周りに知られることになりました。 すると多
一般視聴者である挑戦者が、番組名のとおりアメリカ大陸を横断しながらクイズをやり、残った2人がニューヨークで決勝を行うという、日本テレビのかつての人気番組『アメリカ横断ウルトラクイズ』(以下、ウルトラクイズ)。 今回は、第10回ウルトラクイズで決勝まで行かせていただいた私の体験から、ウルトラクイズ裏話の第3弾。前回の、本番収録に関する話の続きです(記事:「会場付近で3時間待機」「本番前はずっと目隠し」、『アメリカ横断ウルトラクイズ』準優勝者が明かす収録の“謎”)。 本番ではいっさいカメラを止めない ウルトラクイズの本番では、一度スタートがかかると、基本的にカメラが止まることはありません。 クイズが終わって敗者が決まり、その敗者に司会の福留功男さんがインタビューを終えるまで、ずっと複数のカメラマンによる撮影が続くのです。 出演者は素人ばかり。スタジオではなく、ほとんどが屋外で、しかも初めての場
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『fumufumu news -フムフムニュース-』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く