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4月1日になると、修士課程学生で今まで足掛け4年も研究室にいてくれた人がいなくなり、ずいぶん、雰囲気がかわります。私もこのブログを毎日ちゃんと書こうなどと、決意を新たにしていますが・・どうでしょうかね・・。おそらく無理かと。 薬学会に行った神戸や関西では、櫻もちらほらでしたが、富山はまだまだです。 お花見はいつになるのだろう・・。 これは、卒業式の後の謝恩会会場のものです。 30歳から40歳くらいの方で、ポストをさがしているんだけど、どこかないだろうか・・というとい問い合わせを、この1カ月くらいで、5件以上いただいています。ご本人からより、その上司や恩師という場合からのお話しが多いです。薬学領域は、アカデミアより薬剤師のほうが楽(労働時間が短くて給料がいいってことです)なので、助教の話しがあっても、多くの新卒学生は見向きもしないということが、私の周囲でも、他人から聞く話でもよくおこ
少しくらい無愛想だったり、口数が少なかったり、つんけんしていても、結局のところろ 「能力があって、何でもできるから」「あいつは、いいやつだから」と、いってもらえるのは大学生ま でで、研究室配属以降での生活の大部分や、それ以降の社会に出ての多くは、能力や本質的な人柄を見てもらえる前に、評価をうけがちです。自分の力をきちんと発揮して、周囲に認めてもらうためにも・・私が最近感じていることです お礼をいう、きちんとあやまる、気をきかせた発言をする、態度に示す・・・・ たぶん、研究室のある部分では、ずいぶん生きていきやすくなるし、本当の実力がつき、周囲が認める就職後5年目くらいまでは、気持ちのよい挨拶、態度、気がきく人に見えること・・・・・は、実質以外のところで、自分の評価を高めるように感じます。それは、私のような若い教員にも共通していることです。 1、廊下で会ったら、”こんにちは””おやすみななさ
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女性が教員をやっていて、男性とちがうのは、怒鳴らないこと・・・特に学生にむかって・・、男子学生とは物理的な力では勝てないので、手を出すことは、絶対にありません。 大学で、学生を殴る、たたく、という人は今の時代も、私が大学生だった時も周囲には全くいませんが、ひとまわりくらい上の先生の中には、”昔は、僕は、きちんと実験しない学生を叩いた、とか、いうこときかないとまわし蹴りをした・・”と、いわれる方が、稀にいます。おそらく、自分は厳しい先生だったいうことを比喩としていってられるだけで、本当は、手はあげてられないのだと思います。 最近、学会会場や、その往復の乗り物の中で研究室一群と思われる方どうしで話しているのが聞こえてきて・・・うーん、と、思うことが、度々あるので、そのことを紹介してみます。すべて、場面をかえて、フィクションです。 学会会場にて、 先生 「あのポスター発表で注目していた転写因子っ
「1日10時間くらい集中して、がんばって、それで出来ないことは、能力をこえているということだから、あきらめなさい」 と、いわれたことがあります。徹夜して、休日もやれば、何でもできる・・と、肩に力がはいっていた、まだ若く、研究者として経験が浅い私を見かねてだと思います。 「日本人は、夜遅くまでいるけど、昼ご飯の時間やお茶や休憩の時間が長いし、実験も時間管理せずに、要領悪く、無駄に時間をかけている」 と、外国から来た研究者にいわれたこともあります。 両者は異なることをいっているようですが、根本は同じと思っています。 さらに、 「おしゃべりもせず、お昼ご飯も買いに行ったり、食べに行く時間がもったいないから、持参で、デスクでおにぎりを5分で食べ、夜、子供が寝てから論文書いたり、研究費の申請書も書いて、論文もあるし、外部資金もとれているのに・・・・・6時に帰る奴は仕事していない、と、毎日、横で大声で
今日は、朝、おきたら、喉がとっても痛かったので、風邪を理由にやすみました。 熱もないし、大学に行ける体調だったけど、今日は特に会議もないので、休んでしまいました。 念のための病院行ったけど、インフルエンザではないし、トランサミンとカロナールを処方されました。帰りに薬局で、のどぬーるスプレーとのど飴を買いました。 1日、ベットでおとなしくしていて、きっと、これで完治でしょう。 休んでおきながら、ブログ更新はだめだろうけど、まあ、修士論文、論文とそれなりには仕事しましたので、許してください。 本日も、いただいたコメントへのお返事です。 メールアドレスを書いてられなかったので、こちで、私の考えを述べます。 初めまして。 海外でポスドクをしている30歳女子です。 先生のブログ偶然発見し、裏表の無い文章に引き込まれ、思わずずーっと読み続けてしまいました。教授になった方でも悩みながら、ずっと研究をして
コメント欄に以下のような質問をいただきました。 おそらく、差出をいただいた方のお名刺を私は持っていると思うのですが、コメント欄にはメールアドレスを書かれていなかったので、ここで自分の考えを書きます。 いただいたコメントは以下です。 某私立大薬学部の教員です。ひとつ先生の考えを聞きたく、この場を借りて書いております。 先生は、先生の研究室に配属されることを希望している学生をどのような基準で選考しますか?もし定員が決まっていて、定員をはるかに上回る学生が希望してきた場合、何を基準に選ぶようするのが良いとお考えですか?どうかアドバイス頂けると非常に参考になりそうです。 自分が選んで組織に所属している以上、その組織のために役立つのが社会人の責任というのが私の全ての根幹の考えです。だから、大学という組織に所属してして、サラリーをいただいている以上、その大学が選抜して入学を許可した人、つまり学生につい
平成21年の10月に教授として赴任してきて、その12月にはじめての学生を迎えました。 その学生の中で6年制の学生が、卒論発表会を終えることができました。学生が配属されてきた時は、口頭での卒論発表がなされることは決まっていませんでしたが、その頃の私の気持ちとしては、この学生を、無事、卒業させることができるかという不安も否定できなかったです。 他大学で、同じ薬理系の研究室で私より10歳くらい上の教授からお聞きしたお話しです。 『教授になったとき、自分の研究室の学生を無事、卒業させて、そのための研究ができるように研究費を稼いでくることができるか本当に不安で、眠れなかった』と。 その教授は准教授(助教授)時代から、その研究室の屋台骨を支えていて、私の目から見てる限りでは、研究テーマの設定、学生の発表練習、研究室内のマネジメント、対外的な研究室としての仕事、学会運営など全て引き受けてられて、そして自
会社に入社しても、全員が社長になれるわけでなく、また、なりたいわけでもないと思う。 研究者になっても全員がPIになれるわけでも、なりたいわけでもない。 研究することでサラリーをもらうようになった助手のとき。今ほどでないにしても博士課程終わって、ポストを得られる可能性はそれほど高くなく、何でもいいから(大学、研究所をとわず、私立、大学をとわず)、研究者番号をもらえる立場で研究を続けたい。と、思いつめていました。 卒業キリギリで就職の話をいただき、採用日の4月1日に、これから将来、研究を続けることが嫌になったり、なにか辛いことがあった時に、今日の気持ちを思い出そうと・・・当時使っていたノートPCのワードに書き記しています。 助手・助教のときから、独立して研究をしている人もいるし、分野によっては大部分がそのような所もあります。自分が助手のときは、研究アイデア、研究費すべてのことについて独立してや
同僚や他大学の知人から、よく聞くこと・・・・ 研究室訪問や病院見学のアポイントメントのメールでの最近の学生の特徴 一行目が、OO先生、OO様と書かずに、いきなり、用件ではじまる。 一番、多いのは、『こんにちは』で、はじまるメールがほとんど。 さらに、自らの名前を名乗っていないものがほとんど。 さらに、携帯電話のメールから送られてくることがほとんど →この場合は、PCから返信すると拒否されることが多く、手の打ちようがないので、そのままにしておくと、メールしたのに返事がないと、その学生から電話がかかってきて激怒されたり、中には、2チャンネルに書かれたという先生もいます(先生も2チャンネルみてるのね) なので、研究室訪問に限らないけど、大人へのメールの文書について、次のことに気をつけよう。 1.冒頭は、 OO大学 XX研究室 教授 △△先生 で、はじめましょう・・ 2.書き出しは、全くお会いした
少し前にいただいたコメントへのお返事をここでします。 メールアドレスがあれば、直接メールしたと思うのですが、同じことを考えている方がいると思うので、ここにお返事します。 コメントの文の中には、身元等が分かるようなことは書かれていないと思いましたが、万一を考えて、少しでも、周囲の方がインスピレーションを働かせることができるような部分は、削除しています。 研究室選び・・・教員が学生を選べるなら と、いう記事へのコメントとして寄せられました。 はじめまして。某私立大学薬学部4年生です。現在研究室について真剣に悩んでおり、こうしてコメントをさせて頂きます。 私は研究室を選ぶ際に、教授と仲が良い、その科目が好きだし得意…という理由で現在の研究室を選びました。ですが実際に入ってみると、同期は気の合わない人ばかりで辛く、何より助手の方が苦手で毎日が辛いです。助手の方は学生が実験をする際に一挙一投足を監視
研究室にはお茶飲み場があることが多いです。 そこに付随してあるお菓子・・・ 学生がお金を出し合って、係が買い出しにいっていることもあります。 助手をしていた研究室では、このシステムで動いていたのですが、ドクターコースの学生がお菓子買い出し係の4年生に自分の好きなお菓子を買ってくることを命じ、そこまでなら私も口は出さなかったですが、台風がきてるさなかに、買い出しに行かせ、さらに、自分の好きなお菓子がないと、いって、4年生を罵り、大雨の中、再度、買いにいくことを強要して・・・ということが発覚したことがありました。それをきっかけにお菓子の買い出しは禁止して、各自、自分の食べたいものは自分で買ってくるようにしました。本当は教員が口を出すことでないのですけどね。 今の研究室でも、お金を出し合って、買い出しにいっているようです。2年間ではじめて、私のところにもお金を取りにきたので、先月500円払いまし
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