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大そうじへの備え
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金糸瓜(きんしうり)/そうめん南瓜:茹で方(ゆで方) ●ゆで方のポイント 金糸瓜のゆで方は難しくありません。人によっていくつかの方法があるようですが、これまでの経験上美味しく茹で上がる方法を紹介します。 ◆塩は入れない ◆沸騰している湯に入れて茹でる ◆シャキシャキ感を活かすため茹ですぎに注意 ◆茹で上がったらすぐに冷やしてほぐす 動画でご覧になるならこちら → 1.金糸瓜を輪切りにする 両端を厚さ2cmくらい切り落とし、胴の部分3から4等分の厚さに輪切りにします。長いものなら5等分でもいいです。 2.金糸瓜の断面 今回のものは寝かせすぎ?か種がほとんど発芽して、ワタの部分がモヤシになっていました。こんな状態のものでも問題はありません。 3.タネとワタの部分を取り除く スプーンなどを使って種とその周りのワタの部分を取り除いてください。 4.茹でる 鍋に湯を沸かし、沸騰したら金糸瓜をそっと落
姫竹(ヒメタケ)/根曲がり竹(ネマガリタケ)<タケノコの種類 ●姫竹(ヒメタケ)/根曲がり竹(ネマガリタケ)とは ◆イネ科タケ亜科ササ属チシマザサ 姫竹や根曲がり竹と呼ばれているものはいずれも同じチシマザサ(千島笹)の若竹の事です。信越から東北にかけては「根曲がり竹」と呼ばれることが多く、山陰地方などでは「姫竹(ひめたけ)」又は「姫筍(ひめたけのこ)」などと呼ばれています。その他、山形県の月山周辺でよく採れる事から、この地方では「月山竹」又は「月山筍」と呼ばれています。古くから各地で山菜として親しまれてきました。 信越や東北は雪が多く、チシマザサの若芽が地上に芽を出し始めは雪の重みで根元が曲がっているものが多いことから根曲がり竹と呼ばれるようになったと言われています。 ◆姫竹/根曲がり竹の特徴 姫竹又は根曲がり竹は竹ではなく、笹の若芽なので、孟宗竹の筍と比べるととても細く小さいです。比較的
コゴミ(屈/こごみ):収穫できる旬の時期と特徴 ■コゴミ(屈/こごみ)とは ◆イワデンダ科クサソテツ属 (英)Fiddleheads (仏)crosses de fougere コゴミ(屈/こごみ)は正式な名称をクサソテツと言い、シダ植物の多年草です。美しい緑の葉で、冬には地上の葉は枯れますが地下の株は越冬し、春から初夏に渦巻状の新芽が出てきます。食用に採るのはその新芽の部分で、地方によっては「こごめ」と呼んだりもします。 クサソテツは葉の色や形状が美しいので、観葉植物としても利用されています。夏など見た目に涼しげな印象を与えてくれます。 「こごみ」という名前は芽が出てくる様が人が前かがみに縮こまっているように見えるからの様です。 全国各地の野や山に自生していますが、近年栽培も行われるようになり、スーパーなどにも並ぶようになりました。 また、栽培ものには日当たり下限の調節や品種改良によって
●マタタビ科マタタビ属サルナシ(猿梨) ベビーキウイやキウイベリー、ミニキウイなど様々な名称で呼ばれている小さなキウイ状の果実はマタタビ科のサルナシという蔓性の木になる果実の一種です。 このサルナシの実は中国や朝鮮半島、そして国内にも山岳地域に自生しています。 ちなみに、一般的なキウイフルーツはシナサルナシという同じサルナシの仲間です。 ●ベビー・キウイ/キウイベリー/サルナシの実の特徴 サルナシの果実は2~3cm程の大きさで、表面に産毛はありませんがキウイフルーツをそのままミニチュアにした感じです。 表皮はとても薄く、黄緑色から部分的に赤褐色に色付いたものまで有り、手で剥くことはできますが、そのまま皮ごと食べてもそれ程気になりません。 果実の断面は黄緑色の果肉に、中心が白く、その周りに黒い種が沢山並んでおり、キウイフルーツそのものといった感じです。 皮には酸味があり、皮を剥いた果肉だけだ
旬の果物百科:いろいろなリンゴの中の主な品種の一覧、目次です。ここから赤いりんごや青りんご、黄色いりんごに分けて、各品種のページに進めます。2024年1月現在赤いリンゴ66種、果肉が赤いリンゴ10種、青や黄色いリンゴ24種、輸入品種5種、合計105種のリンゴを掲載しています。 ■紅いリンゴの種類 表皮の色が赤く色付いたリンゴの品種を紹介しています。リンゴの代表的な品種ふじやサンふじをはじめ、つがるやジョナゴールド、秋映、紅玉などがあります。
蕾菜や祝蕾、四川児菜など子持ち高菜の特徴と旬の時期や産地 ●蕾菜(つぼみな)とは ●アブラナ科アブラナ属 つぼみな(蕾菜)は、アブラナの一種で、からし菜の変種とされています。一般的なからし菜が葉を食用とするのに対し、このツボミナ(蕾菜)は、一株で4キロから5キロの大きな株から出てくるわき芽(蕾)の部分を収穫し食用としています。福岡県で品種開発され、平成19年から市場での販売が始まった新しい野菜です。「蕾菜」は福岡県JAから商標登録の申請が出されています。 こりこりとした食感と、春を思わせる蕾の形、火のとおりが早く調理し易いこと、 火を通すと色が鮮やかな緑色に変わるのが特徴です。 ●γ―アミノ酪酸含量(GABA)がたっぷり 血圧降下作用や精神の安定に効果があると言われているγ―アミノ酪酸含量(GABA)は、1日10~20mgで効果があらわれるといわれますが、蕾菜には、100g中に40mgも含
コリンキー > かぼちゃの品種 ●コリンキーとは ◆生食できる黄色いカボチャ コリンキーは山形県の山形セルトップとサカタのタネによって2002年に品種登録された生食できるカボチャの品種です。 親はオーストラリアの品種「B625」の選抜系統を母系とし、「打木赤皮栗」の選抜系統を父系とされています。 ◆コリンキーの特徴 コリンキーは完熟させず、若取りすることでクセが少なく生食できるカボチャとなります。大きさは500g~1kg程で、果皮は鮮やかなレモン色で、形は打木赤皮栗かぼちゃとよく似ています。 皮は柔らかく、包丁も一般的なカボチャと比べるととてもすんなりと切ることができ、皮ごと食べる事が出来ます。果肉も適度な歯ざわりでカボチャの臭みも少なく、薄切りにすると生のまま味付けしてサラダとして食べることが出来ます。 若取りするため、中の種の部分はまだ白っぽいクリーム色をしています。 ●コリンキーの美
●マコモダケ(真菰筍・マコモタケ)とは ◆マコモ(真菰)とは マコモダケはマコモの根元に出来る肥大した茎の部分を指します。このマコモはイネ科マコモ属の多年草で別名「ハナガツミ」とも呼ばれ、東アジアや東南アジアに広く分布し、日本でも全国の河川や湖沼の水辺に群生しているのを見られます。 マコモはさながら巨大なイネといった様子で、草丈は2~2.5mにも成ります。中国をはじめ、ベトナム、タイ、ラオス、カンボジアなど東南アジア諸国では古くから食用や薬用として身近な植物で、日本でも「古事記」や「万葉集」などにもその名前が出ているそうです。 北アメリカ大陸では、インディアンが古くから近縁種のアメリカマコモの種を食べる習慣をもち、この種=穀物をワイルドライスと呼び、今でも各地で栽培されています。ワイルドライスはフレンチなどでも付け合わせなどに使われることも多く、食べたり見たことがある人も多いのではないでし
蟠桃/バントウ/Plattpfirsiche/平桃:特徴や産地と旬 ■蟠桃(バントウ)とは? ●果実が円盤状の品種を指す総称 蟠桃(バントウ)は中国が原産とされる桃の品種で、日本で一般的な比較的丸い桃とは違い、平たい形をしているのが大きな特徴で、それらにはいくつもの品種があり、「蟠桃(バントウ)」はそれらの総称として使われています。 この「蟠桃(バントウ)」という呼び名は別名「座禅桃(ザゼンモモ)」とも呼ばれ、中国では古くから不老不死の「仙果」として扱われてきたと言われています。あの孫悟空と猪八戒が食べた不老不死の桃、それがこの蟠桃と伝えられています。 「蟠」という漢字の意味は日本語では”蟠る(わだかまる)”と言い、不平や不満で心がすっきりしない状態として使われる事が多いですが、その他にも、”かがんでうずくまる様子”や、”リング状に巻いている様子”といった意味もあるとされています。扁平な形
●ミカン科ミカン属タンゼロ類 (英)Minneola ミネオラは1931年にアメリカ・オーランドにあるアメリカ合衆国農務省の施設で「ダンカングレープフルーツ」と「ダンシイタンゼリン」の一代雑種として生まれ、セミノールと兄弟にあたります。ミネオラオレンジなどとも呼ばれていますが、タンゼロ(タンジェロ)の一種になります。 ●ミネオラの特徴 ミネオラはセミノールとは同じ兄弟とは言え、ミネオラはデコポンのように果梗部にネックがあるのが特徴です。形だけ見るとデコポンと間違いそうですが、デコポンよりも小さく、1個140gから170g程です。また、表皮が濃い赤橙色色で強い艶があるのですぐに見分けがつきます。 皮はやや厚いですが手で剥くことができ、ジョウノウ膜は少し厚いですがそれごと食べられなくはない感じです。中のサジョウ部分はオレンジのそれと同じ感じでとてもジューシーでサジョウ膜が薄く食べた時の食感は柔
コールラビの選び方と保存方法や食べ方 ●コールラビの選び方 ◆あまり大きすぎないもの コールラビは大きくなりすぎると硬くなり、中にスが出来やすくなります。その後どんどん木質化が進んでしまいます。品種にもよりますが、直径6cmから10cm程までの物にしましょう。 ◆収穫して間がない新鮮なものを 丸く肥大した部分の表面に張りがありみずみずしさを感じるもの、カブから伸びている茎葉がシャキッとしているものを選びましょう。 ◆ずっしりと重みを感じるもの 手に持った時にしっかりと重さを感じるものを選びます。軽いものは水分が少なく、中にスが入っている場合などもあります。 ◆中国種とヨーロッパ種 コールラビには中国の品種とイタリアやフランスなどヨーロッパの品種とがあります。概して中国種の方が固く、ヨーロッパ種の方が柔らかいようです。 ●コールラビの保存方法 ◆湿らせた新聞紙などでくるんで冷蔵庫に コールラ
サツマイモの概要や特徴 サツマイモとは 中国から伝わったから「唐芋」→薩摩藩から伝わったから「薩摩芋」 薩摩焼酎の原料にも 変わり品種も ホクホク系としっとり系 芋づる=サツマイモの茎も食べられます サツマイモの主な産地と旬 主な産地と生産量 サツマイモの収穫時期と旬 サツマイモの選び方と保存方法 美味しいサツマイモの選び方と保存方法 サツマイモは冷凍保存できる? 家でも焼ける!美味しい焼き芋の焼き方と色々な食べ方や料理 美味しい焼き芋の焼き方 色々な食べ方と主な料理 サツマイモの栄養価と効能 サツマイモに含まれる主な有効成分とその働き 日本食品標準成分表2020年版(八訂)でみるサツマイモの栄養成分量 サツマイモの主な品種一覧 ホクホク系 しっとり系 果肉がオレンジ系のサツマイモ 白いサツマイモ 紫芋 その他サツマイモ関連 ■サツマイモの概要や特徴 ◆サツマイモ(薩摩芋/さつまいも)とは
紅はるか(ベニハルカ):サツマイモの品種 ■紅はるか(ベニハルカ)とは ●食味と外観に優れた新品種 紅はるかは(独)九州沖縄農業研究センターによって外観が優れる「九州121号」に皮色や食味が優れる「春こがね」を交配させ育成された芋で2010年3月に品種登録された新しい品種です。 ●紅はるか(ベニハルカ)の特徴 紅はるかは開発の目的どおり、外観が優れ、しかも蒸しいもにした時の糖度が高く、とても美味しい芋です。 その高い糖度の糖質の中でも麦芽糖が占める比率が高い傾向にあると言われ、食べてみると強い甘さにもかかわらず後口はすっきりした感じの上品な甘さを感じさせてくれます。果肉の色は黄白色で、やや粉質で、加熱するとしっとりとした食感に成り、焼いた時の甘さはあの安納芋とも比較されるほどで、非常に甘く美味しい焼き芋の資質をそなえています。 今後紅はるかは各地で栽培が進むことが予想されています。 ●大分
キタアカリ/北あかり/きたあかり<ジャガイモの品種 ●キタアカリとは ◆別名「黄金男爵」、「クリじゃがいも」 キタアカリは北海道農業試験場において昭和50年に「男爵薯」に「ツニカ」を交配して選抜・育成された固定品種とされています。1987(昭和62)年に新品種として出願され、1988(昭和63)年に品種登録されました。 1987(昭和62)年には農林水産省育成農作物新品種となり、北海道の奨励品種にも採用され、今日に至ってはホクホク系ジャガイモの代名詞的な存在にもなっており、「黄金男爵」や「クリじゃがいも」などとも呼ばれています。 もう10年以上前のデータしかわかりませんが、2007年の時点で全国の栽培面積は約3435haで馬鈴薯の作付面積に占めるシェアは4%足らずとなっています。現在はもっと広く作られていると思われます。一般のスーパーでも「きたあかり」という品種名で売っているのをよく目にす
■美味しい柿(かき)の選び方と保存方法 ●美味しい柿の見分け方 柿を選ぶ時のポイントは 1.へたを見る ヘタが果実に張りつくように隙間が無い物で、4枚揃っているもの。ヘタの色はなるべく緑が残っているものを選ぶ事。 2.果実の外見をみる しっかりと全体に濃いオレンジ色に色づいているもの、形がいびつで無く整っているものを選びます。艶に関しては、品種や状態によって一概には言えません。白く粉を吹いたようになっているものはブルームと言い、ブドウなどでも見られるように完熟した果実によく見られる自然現象なので、付いていた方が良い物もあります。 3.手に持って見て ずっしりと重みを感じるもの、柔らかすぎないものを選びます。 ●渋柿の脱渋方法 <温泉処理> 古くから伝わる方法で、約40℃の温湯に12~24時間浸けます。鹿児島県紫尾(しび)温泉などでは温泉に一晩浸して脱渋された柿を「あおし柿」と呼ばれています
ヤーコンの旬の時期と特徴や産地 ●ヤーコンとは ◆アンデス生まれのキク科の根菜 (英)yacon ヤーコンは中南米アンデス高地原産のキク科の根菜で、草丈は1~2メートルにもなり、 地下の塊根(イモ)と塊茎を食用に利用するほか、葉もヤーコン茶に加工し飲用されています。 アンデス山脈一帯ではインカ帝国の昔から、果物のような野菜として親しまれていたそうです。 日本には、1970年代に入ってきたという説がありますが当初は定着しなかったようで、1985(昭和60)年にニュージーランドから導入されたものが現在各地に広まったと考えられています。(※出典 新しい根菜ヤーコン 浅見輝男 著) 現在は導入当初のペルー系の他、農研機構によって品種改良された「アンデスの雪」、「サラダオカメ」などの品種があります。 ●ヤーコンは究極のダイエット食!? 日本に導入された当初は、一見サツマイモのようにも見えながら、その
●レタスの概要 ◆レタスとは 分類: キク目 > キク科 > 亜科 > アキノノゲシ属 > チシャ 学名:Lactuca sativa L. 英名:Lettuce 和名:チシャ レタスと呼ばれている物はキク科アキノノゲシ属の植物のなかで、「チシャ」の分類に入り、その葉を野菜として食べます。日本では古くから、レタスの部類を「チシャ」と呼んでいました。チシャには一般的な玉レタスやサニーレタスをはじめ、サラダ菜など色々な種類があり、それらを総称してレタスまたはチシャといいます。 レタスの種類は世界各地でみられ、各国で栽培され食用とされています。そしてどの国でもほとんど生のままサラダとして食べる野菜として親しまれています。 ■主なレタス類の種類 ●レタスの4つのタイプ 葉を食べるレタスの仲間には大きく分けると4つのタイプに分けられます。また、葉ではなく、茎を主に食べるタイプもあります。 ◆玉チシャ
■シャインマスカットとは? シャインマスカットは「安芸津21号」と「白南」の交配から育成された皮ごと食べられる黄緑色のブドウ品種で、通常はジベレリン処理により種無しぶどうとなっています。デビュー以来絶大な人気となり、高値で取引されていましたが、今や供給過多気味なほど生産量が増えています。 ◆シャインマスカットの来歴 シャインマスカットは独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構(旧 農林水産省果樹試験場)が「安芸津21号」に「白南」を交配し育成した皮ごと食べられる黄緑色のブドウ品種で、2006(平成18)年に品種登録されています。 ブドウは大きく分けると皮が薄く、肉質が崩壊性(噛み切りやすい)でマスカット香を持つものが多いヨーロッパ系と、皮が厚く日本の気候でも栽培しやすく、塊性(噛みきりにくい)の肉質でフォクシー香を持つものが多いアメリカ系があります。 「シャインマスカット」はアメリカ系同
■モモ(桃/もも)の選び方と保存方法 ●美味しい桃を選ぶポイント 色 全体にはっきりした紅色で色付いているものを選びます。ボケた紅だったり、黒ずんだ紅はよくありません。色付いている部分に果点と呼ばれる白い斑点が表れている物は糖度が高く美味しい印です。そして、枝についていた側の色を見て、綺麗な白い色のものを選びます。緑がかったものは未熟果で、黄色みを帯びてきているのは鮮度が落ちてきたものです。 傷やあたって茶色っぽくなった部分があるものは言うまでもなく避けましょう。 形 上から見た時に綺麗な丸い形のもの、縦に伸びる縫合線(割れ目)に対して左右対称の物を選びます。左右に伸びた楕円のものは核割れしている可能性があります。また左右どちらかに偏っているものも避けましょう。大きさは、概して大きい物の方が美味しい物が多い傾向にあります。作り手も大きい物の方に手をかける傾向にあります。 香り 鼻を近づけて
セルバチコ、ワイルド・ルッコラの旬の時期や特徴 ■セルバチコ(セルバチカ)、ワイルド・ルッコラとは ●アブラナ科 和名はロボウガラシ(英)Perennial Wall-Rocket, Wild Rocket (仏)Roquette Sauvage セルバチコはワイルドルッコラとも呼ばれるもので、人によって色々な呼び名や発音があってややこしいのですが、イタリア料理に使われるルケッタ・セルバチカ(ruchetta salvatica)のことです。外国語が元になっているため、その発音によってセルバチコ、セルバチカ、セルヴァチカ、セルヴァーチカなど色々な表記がなされていますが、どれが正しくて・・・と言うわけではありません。よく目にするのは、生鮮売り場ではセルバチコ、種苗販売ではセルバチカというのが多く見られます。 セルバチコは一般的なルッコラの一種と思われがちですが、植物学的には別種でルッコラが1
●ノビルの概要と特徴 ◆ノビルとは 分類: キジカクシ目 > ヒガンバナ科 > ネギ亜科 > ネギ属 学名:Allium macrostemon Bunge (1833) 中国名:小根蒜 和名:のびる/野蒜 別名:ヒル(蒜)、タマビル(玉蒜)、ヒルナ のびる(野蒜)はネギ類と同じヒガンバナ科ネギ属の多年草で、全国の野原、河原の土手などに自生しています。昔はニンニク、ニラ、ネギ、ラッキョウと共に五葷(ごくん)に数えられていました。 根元に小さなタマネギ状に肥大した部分があり、若い葉とともにこれを食用とします。 ◆ノビルの特徴 ノビルの葉の形は一見ネギに似ていますが、葉はネギのように筒状ではなく、断面がV字型でニラの様な感じです。 根の肥大した鱗茎部分は自生しているものだと大きくても直径2cmほどで、味はラッキョウとニンニクを足して割ったような感じで、ツーンとする香りと、ちょっとヌルッとした食
紅菜苔(こうさいたい):特徴や産地と旬 ●紅菜苔(こうさいたい)とは ◆アブラナ科アブラナ属 - Brassica chinensis f.honsaitai - (英)red rape blossoms、Purple-stem mustard コウサイタイ(紅菜苔)は中国揚子江中流地帯が原産と言われる二年草でホンツァイタイともよばれています。チンゲンサイ(タイサイ)やターツァイ、また、身近なキャベツやハクサイなどと同じアブラナの仲間になります。 和名は紅菜花(ベニナバナ)と呼ばれ、花芽を食べる「菜の花」と同じようにとう立ちした花芽とその若い茎や葉を食べます。 日本では1970年代頃から本格的な栽培が始またようです。私の周りでは2010年頃から直売所などでよく見かけるようになった気がします。 写真のように、菜の花に似ていてますが、コウサイタイ(紅菜苔)は菜の花より寒さに強く、寒い時期ほど、
金時とも呼ばれる関東を代表する品種で、かつては「川越いも」と呼ばれ埼玉県川越市で盛んに作られていましたが、今では紅あずまに切り替えが進みほとんど見かけなくなりました。 現在、その品質と希少性から「富の川越いも」として埼玉県川越のブランドサツマイモとして高級品扱いされています。 紅こまち(ベニコマチ) 紅こまちは紅あずまの兄弟分にあたる品種で、千葉県香取市栗源町の特産として知られ、同町で全国の95%を作っています。 色と形がよくホクホクした食感で筋っぽさがなく焼きいもに向いています。 サツマイモの花
■キンメダイ(金目鯛)とは 分類:魚類 > 条鰭綱 > キンメダイ目 > キンメダイ科 > キンメダイ属(日本海洋データセンターより) 学名:Beryx splendens Lowe, 1834 和名:きんめだい/金目鯛 英名:alfonsino 仏名:sebaste 別名:キンメ キンメダイ属には3種「キンメダイ」「フウセンキンメ」「ナンヨウキンメ」がおり、太平洋から大西洋、インド洋の熱帯から温帯域の海山および大陸棚縁辺部と、世界的に広く分布しています。金目「鯛」と呼ばれていますが、「マダイ」などの仲間「タイ科」とはまったく別種です。 ここで紹介するのはその中で日本で食用としてよく知られる「キンメダイ(金目鯛)」です。 学名の種小名”splendens”はラテン語で「輝いている」という意味を表す”splendeo”の現在分詞がもととなっているそうです。 関東では古くから煮付け魚として親し
■サヤインゲンの下ごしらえ ●筋の有無を確かめて、あれば取り除きます 一昔前までは、サヤインゲンには固い筋があったので、必ず筋を取る作業をしましたが、今時の物は気にならないものがほとんどです。とは言っても、たまにしっかりと筋があるものがあったりもするので、念の為、一二本試しに両端を少しポキッと折ってみて、筋が無いか確かめましょう。 筋がある場合は、両端を指先でポリッと折った時に筋が繋がったままになるので、そのまま胴体の方に引っ張ると筋が付いてきます。両端を同じようにして上と下、両方の筋をとってください。 ●付け根のヘタ部分を切り落とします 筋が無いようであれば、固い付け根のヘタの部分を切り落とします。反対側の先のヒゲ部分は付けたままで大丈夫です。 ■サヤインゲンの茹で方と茹で時間 ●茹でる時の塩加減は2% サヤインゲンを茹でる時は、水に対して2%程の塩(水1Lに対して塩大さじ一杯)を加え沸
フェンネル、フヌイユ、フィノッキオ、ういきょう:選び方と保存方法と食べ方 ●フェンネル(葉の部分)やフィノッキオ(株)の選び方と保存方法 ◆葉先までみずみずしくしなびていないもの フェンネルの葉を選ぶときは、針のような葉先までみずみずしくしなびていないものを選びます。また、鮮度が落ちてくると緑色が薄くなり、黄色っぽくなってきます。そういったものは避けましょう。 ◆フィノッキオ(鱗茎部分)の選び方 フィノッキオの場合は、国内で作られているものは上の写真のように青みが残っていて株が小さいものが多いようです。本場イタリアでは、白タマネギのように白く、一株で500gくらいの大きさになったものが多く、一枚一枚の鱗茎に厚みがあります。なるべく、国産のものでもふっくらと丸く十分に膨らんでいて色が白いものを選びます。 ◆保存方法 売られているときは、葉付きの状態で売られていることが多いのですが、持ち帰った
●バターナッツカボチャとは ◆アメリカ生まれのスカッシュ(日本カボチャの一種) バターナッツは南アメリカ大陸が原産とされるもので、1940年代に「グースネック・スクワッシュ」と「ハバード・スクワッシュ」の交配から育成されたとされ、今ではアメリカでポピュラーなカボチャのひとつとなっています。近年、日本でも人気が高まり、各地の直売所ではお馴染みの品種となっています。 海外から入ってきた品種ではありますが西洋カボチャの仲間ではなく、植物分類上は日本カボチャと同じ仲間になるそうです。そういわれてみると、日本の「鶴首カボチャ」と形が似ています。 また近縁種にイタリアが原産とされる「ロゴサ・ビオリーナ」という品種もあります。 ◆バターナッツカボチャの形状 バターナッツ・スカッシュの果実は、大きさ500g程から1kgほどで、果形は縦長のヒョウタン形です。 果皮は黄褐色から肌色でツヤがありつるつるしていま
ナガイモ(長芋/ながいも):選び方と保存方法や料理 ●ナガイモ(長芋)の選び方 ◆丸ままのもの 表皮の色が肌色で張り艶があり、ふっくらと太くまっすぐに伸びたもので、ひげ根は取れずに残っているがなるべく元から少ない物の方がアクが少なくて良い。 また、手に持っった時にずっしりと重みを感じるものを選びましょう。表面に黒っぽいシミが出ている物や、傷があるものは避けてください。 ◆カットされた物 スーパーなどではカットされパックに入れられたものもよく見かけますが、そういうものの場合は、切り口が白くみずみずしいもので、なるべく太い物を選びましょう。切り口が変色している物は鮮度が悪く、また、細い物や首に近い部分の細い物は歩留まりが悪いだけでなく、アクが強い物が多いようです。 ●ナガイモ(長芋)の保存方法 ◆丸ままのナガイモ 丸々の状態のナガイモはおがくずと共に箱に入れられている物はそのまま、むきだしの物
◆京芋(きょういも)や唐いもとも呼ばれています 海老芋(えびいも)は反り返えった形と表面の縞模様がエビのように見えるのでそう呼ばれるようになりました。もともとは唐芋(とうのいも)という品種ですが、土寄せしてエビのように曲げたものを海老芋(海老芋)と呼びます。エビイモは親イモ、子イモ、孫イモすべて食用となりますが、エビ状になっているのは主に子イモの部分です。 また、京都を中心に古くから作られ、京料理の食材として用いられてきたことから京芋(きょういも)とも呼ばれています。ただ、「京いも」というと、宮崎県の特産になっているタケノコイモも「京いも」として流通しているので紛らわしく、混同されているのを見かけますが別物になります。 ◆京都の伝統野菜「京野菜」 京の伝統野菜になっています。安永年間(1772~1781)に青蓮院宮が、長崎から持ち帰った里芋の種を栽培したのが始まりと伝えられています。曲がっ
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