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CES 2025で注目を集めたスマートグラス「Halliday」がKickstarterに登場し、目標額をはるかに上回るほど人気を博している。 Hallidayは35gの軽量設計で、世界最小をうたう3.6mmの光学モジュールや12時間以上持続するバッテリーを搭載し、度付きレンズにも対応するスマートグラスだ。 モジュールは右目側のフレーム上部に組み込まれており、装着したユーザーだけが視界内の円形ディスプレイを認識できる仕組みだ。従来の導波管投影技術とは異なり、コンテンツを網膜に直接投影する独自技術の「DigiWindow」を採用しており、日光の下でも鮮明な視認性を確保できる。
ArduinoやRaspberry Pi Picoなどの小電力電子回路にモバイルバッテリーを接続すると、電圧がゼロになってしまうことがある。接続先の回路の消費電力が少ないと、モバイルバッテリーの省電力機能が働いてしまうことが原因だ。 同基板をモバイルバッテリーと負荷(回路)の間に接続することで、約40秒ごとに約0.7秒の負荷がかかる。それでモバイルバッテリーの省電力機能が動作せず、常時電圧が出力されるようになる。 接続はUSB-AまたはUSB-micro-Bで、装置組み込みの場合は電源に接続するだけで良い。負荷は約75mAまたは約150mAから選択できる。 バッテリーエコキャンセル基板(V2)の価格は1200円(税込)で、スイッチサイエンスのオンラインショップで販売中だ。TKJ製作所からの受託販売商品。
プラモデル、ミニ四駆、RCカーや工作シリーズなど、ものづくりを愛する人たちの心に刻まれてきたタミヤの製品たち。東京の拠点として長年営業していた「タミヤ プラモデルファクトリー 新橋店」は、2024年5月24日に「TAMIYA PLAMODEL FACTORY TOKYO」としてリニューアルオープンを果たしました。ここが静岡市の本社に負けず劣らず、すごい場所になっているんです。 商業ビルの1階を貫く全長100m/天井高さ4mの空間には、タミヤの製品約6000アイテムがずらり。懐かしいものから最新のパーツまで、大ボリュームで埋め尽くしています。誰でも気軽に使えるカフェや、力試しや交流にうってつけのミニ四駆サーキットも併設し、アパレルやグッズなどお土産も大充実。「タミヤの今が、ここにある。」というコンセプトにたがわぬ新スポットに、fabcross編集部メンバーでお邪魔してきました。
NTT ソノリティとBONXが、騒音をカットして音声のみをクリアに届けるワイヤレス音声デバイス「BONX Stick」を発売した。 同デバイスは、スマートフォンとBluetoothで接続する音声デバイスだ。NTTコンピュータ&データサイエンス研究所による特許技術「Magic Focus Voice」を搭載。周囲の騒音を除去して利用者の音声のみを通話相手に届けることができる。 使用シーンに応じて「口元モード」「胸元モード」「広域集音モード」の3つのマイクモードから選択できる。口元モードは、本体を口元に近づけて使用し、最も集音性能が高く、周囲の騒音が大きくても音声のみを明確に相手に届けることができる。胸元モードは襟などに装着して使用するモードで、ハンズフリーでの会話が可能だ。広域集音モードは指向性が広く、周囲の音も同時に拾う必要がある際に使用する。 ユーザーが自由に機能を割り当てられる「BON
景色の良い観光地に行くと、100円玉を入れて使う双眼鏡をよく見かける。観光地に来たという高揚感も相まって、アトラクション感覚でついのぞき込んでしまう。 レンズの向こうに見えるのは、当然ながら目の前の景色だ。でもたまには、全然違う場所の景色が見えたら面白いのになぁ、と思うことがある。何らかの力で空間がゆがんで、北海道にいるのに沖縄のビーチが見えたらなと思ってしまうのだ。 少し前までは、そんなのはただの妄想であった。でも最近では、全国いたるところにライブカメラが設置されており、YouTubeで気軽に見ることができる。それらの映像を使えば、全国の景色が見られる双眼鏡が実現できてしまうのではないか? 観光地にある双眼鏡を自宅で再現 この写真は、釧路湿原に行ったとき見かけたもの。雄大な景色を目の前にすると、人は双眼鏡をのぞきたくなるものだ。実際、望遠で見てもそこまで大きな感動は得られないのだが(個人
WebカメラとAIで走路を認識し、自律走行するArduino制御のカートをArduino公式ブログが紹介した。 YouTubeで乗り物関係のDIYプロジェクト動画を公開しているAustin Brake氏は、機械学習手法の1つである「行動クローニング」を使用して自動運転カートを作製した。行動クローニングとは、特定の行動の例をモデルに示して訓練し、その行動をモデルが模倣学習するというものだ。 Blake氏は作業場内の床にテープを貼って作ったミニサーキットでカートを運転し、20周ずつ両方向で走行する間、カートに搭載したWebカメラでカートの前方を撮影。保存した約1万5000枚の画像をデータセットとしてNVIDIAの自動運転モデルに読み込ませ、畳み込みニューラルネットワークを使ってモデルの訓練を実施した。
米Backflip AIは、AIアシストにより3Dプリント用モデルを簡単に作成できるツール「Backflip」を発表した。 同社初の基盤モデル(Foundation Model)としてリリースしたBackflipは、テキストや図、写真から簡単に3Dプリント用モデルへの変換が可能。例えば「クラシックなデザインの取っ手2つ付き銅製モスコミュールマグ」と入力すると、3Dプリント向けに最適化されたデザインを生成する。次のリリースでは、経験豊富なエンジニアやデザイナー向けに精度と制御を強化する予定だ。 カーボンファイバー3DプリンターのMarkforgedの設立メンバーが立ち上げたBackflip AIは、ハードウェアのイノベーションと開発ペースの大幅な加速をミッションに掲げる。開発ペースに制限があった既存ツールに代わり、エンジニアのイマジネーションを即座に形にできるツールを目指し、Backflip
AI搭載四足歩行ロボット犬「Mini Pupper2」が、2025年2月3日にMakuakeでプロジェクトを開始した。
一般的には、電子基板といえば電子機器の筐体の中に入って、隠れているものだ。 でもMaker Faireなどのイベントに行くと、かっこいい基板の名札を付けている人や基板の名刺を配っている人、かわいい基板のアクセサリーを販売している人なんかも見かける。うらやましい……! 今回は、そんな「見せ基板」——かわいい基板を作るためのノウハウを語り合う座談会を開催した。 見せ基板作りは、独特の制約はあるけど、それを逆手に取った面白みもある、楽しい世界です! 僕も数カ月前に、初めてプリント基板を作った。もちろん見せ基板だ。 家で「KiCad」というソフトで設計して、基板製造会社にデータを送って発注。そうすると基板になって届く。 これは機能的にはArduinoで、プログラムを書き込むことでいろんなことに使える。でもそれは置いといて、ひとまずはかわいい見た目で作れたことに大満足だ。 1枚目としては満足のいく出
編み物が好きです。最近はドット絵を編むのに挑戦しているのですが、失敗ばかり。どの糸を編むのか編み図を確認していると、編んでいるところが分からなくなり間違えます。編み針が編む糸を教えてくれればいいのに。というわけで、編む毛糸の色を光って教えてくれるかぎ針を作ってみました。果たして編み図とさよならできるのでしょうか。
夏に別件の取材で東京ビッグサイトの展示会を訪れた時、あるサンプル展示が目に留まった。3Dプリンターで出力されたと思われる半透明の造形物の中に、電子回路が埋め込まれている。それはちょうど虫の入った琥珀のような見た目だった。そして驚くべきことに、それは1台の装置で、一発で出力されたのだという。そんな夢のような装置、ありえる!? それから半年が経った今回、ついにその装置を取材することができた。夢の装置、本当にありました。疑って誠に申し訳ございませんでした!! 出力サンプルがやっぱりすごい 伺ったのは愛知県知立(ちりゅう)市にある、FUJI(以下、FUJI)。 エントランスを入ってすぐのショールームにはたくさんの装置がデモ展示されており、その一角に今回紹介するエレクトロニクス3Dプリンター「FPM-Trinity(エフピーエム・トリニティ)」の出力サンプルも置かれていた。
都内某所、古いマンションの地下。塗装の剥がれた床とコンクリート壁が囲む空間で、ラップトップから延びるケーブルの先に妖しげな装置が接続されている。ドラムやギターのようでもあり、産業装置のようでもあるそれらを眺めるうち、天井につるされた「顔」の目と口が動き、我々に語りかけ始めた。 自分たちは「キンミライガッキ」と呼ばれる企業の現代支部であること、ここではない時空で作られた楽器でパフォーマンスをしていること。無機質だが愛嬌のある声に耳を傾けていると、聞きなじみのある童謡を独特なリズムで歌い始め、周囲の「ガッキ」たちもひとりでに音楽を奏で始めた。 細長い鉄片が伸び縮みしながら、「矢尻」のようなオブジェクトで弦をはじく。稲妻をかたどった電極は青白い光と共に「ビッ! ビッ!」とリズミカルな音を刻み、バスドラムのような黒い膜は重低音を響かせる。異質なバンドセットによるパフォーマンスにしばし心を奪われた。
RP2040搭載のフレキシブルマイコンボード「RP2040 FlexiBoard」がKickstarterに登場し、目標額の調達に成功している。 RP2040 FlexiBoardは、フレキシブル基板にRP2040マイコンやUSB Type-Cポート、RGB LEDなどを実装した開発ボードだ。薄くて柔軟性のあるフレキシブル基板を採用することで、リジッド基板では難しかった可動部や狭い箇所などへの組み込みが可能になる。 RP2040マイコンは、133MHzデュアルコアARM Cortex M0+プロセッサーと264KB SRAMで構成され、2MBのオンボードフラッシュメモリとの組み合わせにより、組み込みシステム向けの信頼性と効率の高いプラットフォームを提供する。また、Programmable IO(PIO)を利用でき、カスタムペリフェラルや高度なアプリケーションへの容易な適用が可能になる。 本
キーボードの自作が一時期注目を集めました。現在でもオリジナルキーボードを作ってみたいという人は多いでしょう。Raspberry Pi Pico(以下、Pico)シリーズはGPIOが豊富で、USBホスト機能が利用でき、なおかつ安価なので、キーボードに組み込むマイコンにも最適です。 10キーパッドから100以上のキーがあるフルサイズキーボードまで、ほとんどすべてのキーボードは、キーマトリクスを使って多数のキーのオン/オフを検出しています。キーマトリクスの仕組みや扱い方はキーボードの大きさにかかわらず、たいして変わりません。 そこで本記事では、もっともシンプルな4×4キーパッドを例にキーマトリクスの利用を紹介します。単にキーマトリクスを扱うだけではつまらないので、Picoシリーズの特徴でもあるProgrammable IO(PIO)を使って4×4キーパッドを制御してみることにしましょう。 市販の
2024年、電子部品の売上動向はどう推移したのだろうか? 年末恒例「スイッチサイエンス年間売上ランキング」から2024年のトレンド商品を探ってみたい。 ランキングは、Webショップで扱っている個々の商品の最新希望小売価格に出荷数をかけたデータを基に順位付けした(集計期間は2023年11月~2024年10月)。スイッチサイエンスで仕入れやイベント出展などを担当する安井良允氏とネットショップ店長の牧井佑樹氏のお二人にインタビュー。ランキング表を見ながら2024年の傾向について語ってもらった。 ——ベスト10の中に「Raspberry Pi」 の関連商品が5つもランクインしました。 安井氏 2024年の特徴は、まず「Raspberry Pi 5」だったなと思います。1位に「Raspberry Pi 5 / 8GB」 、8位に「Raspberry Pi 5/4GB」。アクセサリー類も、70位に「R
Arduino財団は、リアルタイムOS(RTOS)「Zephyr OS」(以下、Zephyr)を搭載したArduinoコアのベータ版をリリースした。 Zephyrは、低消費電力でリソースに制約があるデバイス向けに設計されたオープンソースのRTOSだ。モジュール構造で拡張性があり、さまざまなハードウェアアーキテクチャーをサポートしている。 これまではArmの「Mbed OS」が一部のArduinoのコアを支えてきたが、2024年7月、Armは、2026年7月にMbed OSが正式に終了(EoL)すると発表した。同財団はこの発表を受けてMbed OSからZephyrへの移行を表明し、Zephyrを搭載した最初のベータ版を2024年末までにリリースする予定であることを告知していた。Zephyrの採用により、拡張性がより高くかつ機能が豊富なRTOSを導入することになるとしている。 ベータ版としてリ
毎年年末恒例! fabcrossの工作ライター/クリエイターと編集者による「推しグッズ(今年買ってよかったもの)」を紹介します! 編集部からの「推し記事」と併せてお楽しみください。 ALIENTEK DP100 USB-PD入力 安定化電源(斎藤公輔) 一時期Maker界隈で話題になった、かなり使い勝手の良い簡易的な安定化電源です。小型軽量で狭い机にも置きやすく、入力もUSB-PDなのでさっと取り出してさっと使える手軽さが最高です。趣味の電子工作用途だと過不足ないスペックだと思います。付属しているのはワニ口クリップですが、ラズパイやブレッドボードでも使いやすいように、先端をデュポンコネクター(QIコネクター)にしたケーブルを作って使っています。 https://www.switch-science.com/collections/alientek/products/9414 ■ 編集部が選
特集「ラズパイで作り学ぶ Dockerコンテナ」では、Raspberry Piでも軽快に動作し、サーバーやディープラーニング環境を構築/共有できるDockerコンテナについて解説する。 第1部「ラズパイで初めてのDocker」では、Dockerコンテナを開発作業に使うメリット、コンテナの起動や操作、アプリ開発用コンテナの作成、アプリケーション実装を紹介する。 第2部「Dockerを利用した制作例」では、ウェブアプリのDockerコンテナ化、複数サービスの管理やデータ可視化などの例題を中心に解説する。 第3部「ラズパイ×Dockerでシステム構築」では、PCとラズパイで機能を分散させてシステム全体の応答速度を向上させる「音声認識+音声合成で作る会話システム」を紹介する。 第4部「コンテナを使い倒そう」では、コンテナアーキテクチャを採用したIoT機器向けLinuxOSやコンテナ運用基盤Kube
液晶ディスプレイを搭載し、ネットワーク接続の容易さが特徴のマイコンボード、「M5Stack」。2017年に中国・深圳でリリースされてからラインアップは増え続け、「1週間に一度は新製品がリリースされる」とまで言われる開発速度も大きな魅力です。電子工作やプロトタイピングの選択肢が増える喜びの一方で、全ての新製品に触れ続けるのはなかなか難しいかもしれません。 この連載ではM5Stackの国内販売をサポートするスイッチサイエンス協力のもと、次々とリリースされるM5Stackシリーズの新製品に触れ、その使い心地を確かめながら、特徴を生かした工作を実践していきます。 話題沸騰の小型ドローン「M5Stamp Fly」と「M5Atom Joystick」 今回扱うアイテムは「M5Stamp Fly (M5StampS3搭載)」と「M5Atom Joystick(M5AtomS3搭載)」。国内では2024年
Raspberry Pi財団は2024年10月28日、Raspberry Pi OSの最新版をリリースした。Raspberry Piの全モデルで、ディスプレイ環境をX11からWaylandへ移行可能になる。 2023年に発表したRaspberry Pi OS「Bookworm」は、Raspberry Pi 4/5のみがディスプレイサーバーWaylandにデフォルト設定されており、起動するとWaylandコンポジタが立ち上がるが、それ以前のモデルは引き続きX Window System(X11)を使用する必要があった。今回リリースした最新版では、Wayland用コンポジタをlabwcに設定することで、すべてのモデルでもWaylandへの移行が可能になる。 X Windowは長年にわたり、多くのLinuxディストリビューションで利用されてきたが、近年パフォーマンスや安全性に優れたWayland
Raspberry Pi Pico 2を使用したドローンの作製例をRaspberry Pi公式ブログが紹介した。 ドローンの設計にはCADソフトを使用し、密閉構造とカンチレバーアームにより、負荷に耐えられるよう設計されている。ふたにあたる部分はハニカム構造を採用して内部の冷却効果を高めており、筐体にはXT-60コネクターやMR-30コネクターが組み込まれている。 最初は全て3Dプリント製にする予定だったが、飛行テストで3Dプリント製のフレームは壊れやすく衝突時に折れやすいことが判明したほか、3Dプリンターの造形サイズ制限から、モーター配置に余裕がないことがわかった。これらの問題を解決するために、厚さ4mmのカーボンファイバーをCNC加工して、新たなフレームを作成。CNCソフトウェア「Carveco」で加工パスを作成し、WorkBee CNC Machineを使用して、約2時間で高強度のフレ
この開発ボードはARM Cortex M0+デュアルコアのRP2040マイコンをベースしている。Raspberry Pi Debug Probeと同等のデバッガを搭載する。外部マイコンのデバックをサポートするファームウェアも標準搭載する。 Dockerコンテナ上で動作するポータブルなRustの組み込み開発環境の構築が容易な「Baker link. Dev」と互換性を持ち、LEDやButtonの配線不要だ。Rustの組み込み開発を体験できるチュートリアルも備える。 RP2040はデバッガ用と動作用の2つを搭載。多機能GPIOピンやLED×4も備える。本体サイズは21×51×5mmだ。 Baker link. Dev Rev. 1の価格は1980円(税込)で、スイッチサイエンスのオンラインショップで販売中だ。
日本でも人気の「M5Stack」シリーズは、画面やボタンなどが一体型になっていて、手軽に使えるマイコンボードだ。 2020年に開発元のM5Stackが自由にプログラムできるドローンキットを開発したが、同社だけではうまくいかずにプロジェクトは失敗になりかけていた。そこに金沢工業大学(以下、金沢工大)で飛行制御を教える伊藤恒平教授、ドローン愛好家でハードウェア分解/改造などにも親しんでいるGOROman氏、Necobut氏など、日本のエンジニアたちが共同開発に参加し、急ピッチで開発が再開した。ここまでの経緯はfabcrossで前回のレポートで報告したとおりだ。 ただ、前回レポートしたのは2023年の1月。それから実際の製品「M5Stamp Fly」と「M5Atom Joystick」が2024年8月に販売されるまでは1年以上の月日が経過した。しかも販売された製品は、前回のレポートで紹介したAt
Raspberry Pi 5を搭載したポータブルミニコンピューター「Pilet」をRaspberry Pi公式ブログが紹介した。 Piletは開発作業が進行中の段階で、記事執筆時点で5インチディスプレイを搭載した一体型の「Pilet 5 Console」と、7インチディスプレイを搭載したモジュール型の「Pilet 7 Tablet」の2タイプが公開されている。当初は「Consolo」というコードネームで呼ばれていたが、より広範囲の世界中のユーザーにアピールするために「Pilet」と改名された。 Raspberry Pi 5とタッチスクリーンを内蔵しており、フルバージョンのLinux OSを実行できるようだ。YouTubeで公開された動画ではタッチスクリーンを使って操作し、VLC Media PlayerやKiCad、Visual Studio Codeなどのソフトを実行したり、コマンドライ
音楽制作ギア「Chordcat」が2024年11月11日からMakuakeでのクラウドファンディングを開始した。パイオニアから事業独立したDJ機器メーカーAlphaThetaのプロジェクトだ。 Chordcatは、約1万種類のコード進行をデータベース化し、ひとつのコードから音楽的にスムーズに繋がるコードを複数提案してくれるコードレコメンド機能「Chord Cruiser」を搭載した電子楽器だ。 加えて、いろいろな音楽ジャンルをイメージしたコード進行のプリセット「Chordset」を13種類搭載しており、プリセットをそのまま使用したり、Chord Cruiserと併用したりして演奏できる。また、音楽理論や知識がなくても、指一本でコード(和音)を弾ける「Chord演奏モード」も搭載している。 8トラックのシーケンサー、16種類のドラムキットに加え、約145種類のサウンドを搭載。コードだけでなく
電波新聞社は2024年11月8日、2025年春ごろ発売予定のホビーパソコン「PasocomMini PC-8801mkⅡSR」に合わせて、コンピューターホビー雑誌「マイコンBASICマガジン」別冊を発売すると発表した。 同パソコンと合わせて発売するのは「マイコンBASICマガジンDELUXE PasocomMini PC-8801mkⅡSR大全集(仮称)」だ。マイコンBASICマガジンは1982年から2003年まで刊行、その後休刊を経て、2015年からは電子工作の総合情報誌「電子工作マガジン」の1コーナーとして掲載されている。 別冊には、ミニPC用のゲームソフトやツール、掲載作品を収録したmicroSDカードが付属し、関連記事も掲載する。予定価格は8800円だ(税込)。 別冊の発刊に当たり、N-BASIC、N88-BASICで制作したゲームや音楽などのオリジナルプログラムを募集する。プログ
Visual Studio Codeの拡張機能として、Raspberry Pi Picoに対応した「Pico VS Code」のベータ版が公開された。 Microsoftが無償で公開しているVisual Studio Codeは、充実した拡張機能やカスタマイズ性が特徴のソースコードエディターだ。Pico VS Codeにより、Raspberry Pi PicoシリーズのプログラミングにVisual Studio Codeを利用できるようになり、容易なプロジェクト開発を支援する。 Raspberry Pi Picoは、コンパクトかつ低価格のマイコンボードとして利用されているが開発環境の構築が難しく、初心者だけでなく経験者でもセットアップに手間取ることもあった。開発プロセス全体をシンプルにするユーザーフレンドリーなツールとなるPico VS Codeによって、開発環境の構築を容易にし、Visu
ペルチェ素子を使った熱電冷却(ThermoElectric Cooler:TEC)デバイスのDIYキットがKickstarterに登場し、目標額の調達に成功している。これまで多数の電子工作向け教材を発表してきた、カナダのEVO-IN-MOTIONによるプロジェクトだ。 EVO-IN-MOTIONは、半導体、電源、センサー、マイコンなど、これまで扱ってきた学習テーマを実践するプロジェクトとして、TECデバイスのDIYキットを開発。ハードウェアと回路設計、AIアシストによるプログラミングを統合した体験を提供することで、より理解を深めることができる。 キットの内容は、組み立て済みTECモジュール、820穴フルサイズブレッドボード、DC電源延長ケーブル、10K NTCサーミスター、RP2040ベースのマイコン、つまみ付き10K ポテンショメーター、MOSFET制御の電流スイッチ(LDO内蔵)、SP
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