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even-eko.hatenablog.com
今年は色々と問題のあったTLSについてです。 この記事では、TLSがどうのような暗号技術を用いてセキュアな通信を実現しているのかを説明します。 TLSとは TLSとはTransport Layer Securityのことであり、現在は1.2が最新のバージョンで1.3を策定しているところです。 TLSが実現したいのはセキュアな通信の確立です。セキュアな通信とは以下の3つの性質を満たす通信のことです。 通信内容を秘匿できる 通信内容の改竄を検知できる 通信相手を特定できる これらの性質を暗号技術を組み合わせることで実現します。詳しい実現方法は後で説明します。 TLSは大きく、Record layerとハンドシェイクの2つに分かれます。Record layerでは共通鍵暗号を、ハンドシェイクでは公開鍵暗号を主に用いています。 ハンドシェイクで、上の1,2,3の全ての性質を満たしながら秘密情報の共
最大フロー最小カット定理は、最大フロー問題に関する定理である。 この定理は、「最大フローと最小カットの容量は等しい」ということを示す。 目次 関連 証明 関連 この定理は、フォード-ファルカーソンが最大フロー問題に対して正しい答えを導くことを証明するのに用いる。 以下に示す証明とは別に、メンガーの定理を用いた証明が存在する。 証明 前提 最大フロー問題においては、始点(source)と終点(sink)以外のノードでは、流入量=流出量という条件を満たす。 カットとは カットとは、ひとつのノードの集合(グラフ)を、ノードsを含む集合Sとノードtを含む集合Tに分割することである。 ここで、ノードsは始点、ノードtは終点を示す。 カットの組み合わせは、となる。Vはノードの数を示す。 下の図が具体例である。 カットの容量とは カットの容量とは、カットに接するある方向のエッジの容量の和である。2つの方
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