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スイッチサイエンス社にはお世話になっているけれど、氏の一連の発言についてこの字面通りの理解が通ってしまってはまずいなと思ったので主な反論をまとめる。 何度も言ってますが、公表したハードウェア設計の利用方法をライセンスで制限するなんて事はできないはずです。ハードウェア設計は著作権法の保護対象ではないから。特許が含まれるなら、その部分は制限できる。 回路図の図面なら著作権で保護できる「かも」しれないけれど、それもだいぶ怪しい。— 金本茂 Shigeru KANEMOTO (@SgkSsci) 2024年2月24日 引用: 何度も言ってますが、公表したハードウェア設計の利用方法をライセンスで制限するなんて事はできないはずです。ハードウェア設計は著作権法の保護対象ではないから。特許が含まれるなら、その部分は制限できる。 回路図の図面なら著作権で保護できる「かも」しれないけれど、それもだいぶ怪しい。
初めて連載を持った。日経 Linux 2023年1月号を皮切りに、4〜5回ほどを予定して「組み込みLinuxの開発に挑戦!電子辞書でLinuxを動かそう」というタイトルで私の書いた文章が掲載される。 執筆が仕事になるとはついぞ思わなかった過去の自分に伝える気持ちで、ここに至った流れを記しておきたい。 書かされる文章 思い返せば、子どものころは文章を書くことに興味がなかった。自らの言葉を世に発信するという発想もなかった。当時書き残した文章を集めたとして、小学校で書かされた作文が99%を占めているだろう。 自分が公立小中学校で体験した範囲では、生徒に与えられる作文の機会は、美徳と理想に支配されていると感じた。教育を授ける側の苦労も今ならわかるので、頭ごなしに糾弾するわけではない。しかしながら、述べる対象が何であれ、善き生徒として持つべきメンタリティが、文章の中へにじみ出ることを求められている気
Twitter を Elon Musk が買収し、社員の半分がレイオフされたとの報道があった。 レイオフを急いだ理由は、単なる組織的改革も含まれるだろうが、一説に株式交付を減らすためだとも言われている。これは Gigazine が報じている。 gigazine.net 行く末が案じられる Twitter を横目に、数年に一度起きるムーブメントがまたやってきた。Mastodon を Twitter の代替と目し、「移行」する動きだ。Mastodon が Twitter と等価であった時代は、各々の誕生初期から見比べていってもどこにもないにもかかわらず。 かつて Twitter はマイクロブログと形容された。その形容の上でもたらされた機能たちは、最初は無味乾燥としていた。参入したユーザー間のインタラクションが実益を醸し出し、より多くの流入を促し、社会と生活に根を張ることで意義を生み出していった
自己顕示というワードから、痛い人間という不名誉な印象に直結する現状に違和感がある。 まず、社会に生きる限りは自分と他者の関係性は意識せざるを得ない。そのごく日常的に生じる意識の中で、自分がどう見られたいかに調整を施すことを私達はいつも無意識にやっている。 その「調整」の中で、自分がもっと良い方向に見られたいと前向きに思う軸。それこそ自己顕示である。 自己顕示欲というエネルギーを上手く制御できる人と、そうでない人がいる。自己顕示という言葉にエグみをもたらすのは後者の行いであって、前者ではない。 上手く制御できる人は、本人以外の誰かにとっても価値がある行動を常に目指す。いい服を着るとか、ナイスで話しやすいよう会話を改善するとか、プレゼンをよく作り込むとか、手のかかった作品を作るとか…これらはどれも他者との関係性にプラスに働くし、自分の評価を上げることにもつながる。 一方で上手く制御できない人は
tl;dr コンピューターの動作原理に切り込んで根底から動作を改変するハードウェアハックは「面白いから」やる 「実用性」はハードウェアハックの先にはあるかもしれないが、ハック自体の目的ではない 実用性のあるハードウェアが欲しいなら相応の金を出して買えばいい 素朴な好奇心とパッションと途方も無い努力でできているハードウェアハックを実用性で評価しないでほしい はじめに この記事を読まれている皆さんは、おそらくそのほとんどがコンピューターと戯れた経験をお持ちなはずだ。その経験をさかのぼった初期、無限の可能性を秘めた文明の利器を前にして、あなたはどれだけ目を輝かせていたか果たして自分で思い出すことができるだろうか? 当然だ、と多くの人は返すだろう。では目の前にあの時と同じコンピューターを置いたまま、時を現代に戻したとしよう。あなたはその思い出深いマシンに対して、「これは古くて実用的ではないな」など
注意: 本記事はいかなる OSS ライセンスについてどのような法的アドバイスを与えるものでもありません。ご注意ください。 世の中に存在する OSS ライセンスの数々。中でも一風変わった OSS ライセンスに Poul-Henning Kamp が発案した Beerware (Beer-ware) というものがある。その裏には、条文を起草した経緯や信念を透かして見ることができる。 条文はとてもシンプル。(横幅を縮めるため本文のみを取り出している) "THE BEER-WARE LICENSE" (Revision 42): <[email protected]> wrote this file. As long as you retain this notice you can do whatever you want with this stuff. If we meet some day,
半年くらい前だったか、親しい高専仲間数人でシーシャを吸いながら話していたときにふと気付いたことがある。「興味の先鋭化と取捨選択を繰り返した結果が自分たちの両親の姿なんじゃないか」。 話の流れというのはこうだ。『私達は成人してからの数年で、本当に興味のあるものとないもの、本当に必要なものとそうでないものを取捨選択すべきことに気付いた。ハタチ以前のときには興味があると思っていたものが案外そうでもなかったりして、それに気付いた上で手放すことに未練を感じなくなっている。現在進行形で続いているこれをずっと繰り返していくと、自分たちの親のような「興味を失ったおもしろくない大人」の感じに収束していくんじゃなかろうか』と。その場の数人ではおおむね同意が得られた。 字面に反して、「興味を失ったおもしろくない大人」に否定的ニュアンスはない。子供の頃にそう見えていたというだけだ。実際のところ、その初段を経験して
注意: この記事は個人の感想を煮詰めたものです 「オブジェクト指向」という言葉を使うことの危険さを説明するならば、「お好み焼き」を語る危険さを数倍にしたものと言える。その言葉の認識が個々人で極めて多種多様で、それら全てを綺麗に突き通せる完全な説明は無いに等しい。— Takumi Sueda (@puhitaku) 2020年12月12日 あなたは最近、「オブジェクト指向」という単語を思い出しながらコードを書いたことがあるだろうか。私はない。少なくとも5年以上は。 もちろん「オブジェクト」(object) という用語自体は様々な言語に登場する。例として、Python という言語での object について解説を書いてみよう。 「データを抽象的に表したもの」 同一性 (identity) という尺度と内部の属性 (attributes) を持つ構造 属性もまた object である メソッドは
2020年9月、私は "Brain Hackers" というコミュニティを立ち上げた。この一見ヘンな名前のコミュニティは、電子辞書 SHARP Brain シリーズのハックが好きな面々が集まる場所としてオープンした。Discord サーバーに参加したい人はこちらを参照してほしい。 Brain Hackers のロゴ(作った) もともと「界隈」が存在していたところにわざわざ新しい場所を作ったのには理由がある。Brain のハック界隈が一時期*1より衰退しているだけでなく、2ch スタイルの掲示板が界隈の中心地となっていることに限界を感じていたからだ。当然これまで Web サイトを作ったりして界隈を形成してきた各位には感謝しきれないし、彼らの肩の上で今こうやって活動ができていることに違いはない。それにしても、さらに現代的な脱皮が必要だというのが私の率直な思いだった。そうした中、電子辞書ハックの
Zopfcode "Essay" このブログは、2013年に開設した Zopfcode に対して、より雑でとりとめのない随筆スタイルの文章を置く場所として開設した。 以前は、時々どうしようもなく膨らんだ考察や思いを Twitter に連投して他人の TL を汚しては、推敲ができず後から消したりしていた。これは端的に無駄だし、あまりよろしくは思われないだろう。なにより、Twitter はエモーショナルな要素が少しでも入ると快く解釈されない節があるうえに、文字制限があるから「これは憶測です」といった情報が付記できない。危険ですらある。 こうして満を持して作った "雑ブログ" だが、早速しっかり文章を書いた ARM SoC の記事を誤ってそのまま投稿してしまい、ありがたくはありつつも伸びて"しまった"。よって、前述のコンセプトが早速揺らいでいることは少しばかり後悔している。 essay.zopf
僕は将来、「いいコンピューターおじさん」になりたい。いいというのは何を指しているか。わかりやすい話が、人当たりがよくて、インターネットでも人格者で、技術のことをよく知ってるけどおごらなくて、常に対等な視点で話してくれるおじさんだ。 人当たりが良くて、ネットでも人格者 人当たりが良いというのは抽象的な概念だ。表情、立ち居振る舞い、服装…などなど、総合評価になる。だから、自らの行動を常に客観的に見て、改善していく訓練を続けなければならない。 現実で話すといい人なのに、ネットだとイヤな感じの人は多い。自分も今はまだマシになったと信じたいが、学生のころは半分失言みたいな日本語を Twitter に吐露していた。そして後年見返して最悪な気分になり、ばっさり消した。2ch は半年 ROM れば良かったが、攻撃性を消し、どんな人にも変な解釈をされない倫理フィルターを育てるには5年以上かかった。人間という
同じARMだからといってポン付けでは動かんぞ定期 / 他6件のコメント https://t.co/ZW4ffdQP88 “「M1搭載MacでArm版Windows 10は動作可能。すべてマイクロソフト次第」アップル幹部が語る - Engadget 日本版” (23 users) https://t.co/aia65JYL5V— Takumi Sueda (@puhitaku) 2020年11月21日 追記: いろいろあって面白かったので、頂いたコメントの返信を末尾に追記しました 追記2: Engadget 日本版が閉鎖するため、上記記事「M1搭載MacでArm版Windows 10は動作可能。すべてマイクロソフト次第」アップル幹部が語るの魚拓を貼っておきます megalodon.jp 昨今の買収劇に始まり、というかそれ以前から、ARM (Arm) という固有名詞はコンピューターを語る上では
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