サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
今年の「#文学」
denk.pipin.jp
電気を扱う者にとって、感電による被害は非常に気をつけなければいけません。作業や点検中は活線に近づくことが多く、又活線で作業をしなければいけない場合も多々あります。しかし、活線と分かっていれば、細心の注意を払うので事故を起こすことも少ないです。最も気をつけなければいけないのは、思い込みによる事故です。例えば、ブレーカーを落としていざ作業を開始すれば充電されていたなんてことは多々あります。間違って違う回路のブレーカーを落としていたり、負荷側からの回り込みによって電圧が帰ってきていたなんて事もありました。検電はきちんと行いましょう。 又、絶縁破壊などによって発生する接触電圧による感電にも注意しなければなりません。接地してあれば大丈夫と思われがちですが、接地抵抗が高い場合は決して安全ではありません。漏電を検出を確実に行い、回路から切り離すなどの処置が必要です。 TASCO(タスコ) 高圧交・直両用
力率とは、電圧と電流の位相差θ[rad]のcosθを力率といいます。一般的には電気設備は遅れ力率となります。遅れ力率とは、電圧より電流が遅れている状態です。 力率が遅れる理由 電気的負荷は蛍光灯や電熱器、モーターなどさまざまなものがありますが、これらの負荷は抵抗R、インダクタンスL、静電容量Cの合成回路として見る事ができます。そこで、R・L・Cに交流電圧V=√2Vsinωt[V]を加えた場合の電気的な性質を調べて見ます。 ■抵抗Rだけの場合の電流 IR=V/R [A] となり、電圧と電流は同相となります。 ■インダクタンスLだけの場合の電流 インダクタンスLのコイルに正弦波電源を加えると、電磁誘導作用により、電流の流れを妨げるような方向で、逆起電力が発生します。この時の磁束をφとすると、逆起電力 VLは、 VL=-Δφ/Δt=-LΔIL/Δt となります。つまり VLはILの時間的変化の割
電気主任技術者-電験3種の試験と実務 >> 有効電力と無効電力 有効電力と有効電流とは 力率のページで述べた通り、抵抗Rに流れる電流IRは電圧Vと同相であります。この抵抗Rに流れる電流IRのように、電気エネルギーの消費に伴う電流を有効電流といい、(電圧)×(電圧と同相分の電流)を有効電力といいます。 これを波形で図示すると図1のようになり、斜線部分の面積は電力となり、電圧と電流の実効値を掛けたものに等しくなります。尚、単に電力や消費電力という場合は有効電力のことを言います。 無効電力と無効電流とは 誘導リアクタンスXLのコイルに流れる電流ILは、電圧より90°位相の遅れた電流であり、容量リアクタンスXcのコンデンサに流れる電流Icは、電圧より90°位相の進んだ電流であると力率のページで説明しました。では、このコイルやコンデンサに電流が流れると電力どのようになるのかは図2のようになります。
電気主任技術者-電験3種の試験と実務は、電気主任技術者になりたい人を応援するサイトです! 高圧機器の基礎知識 ■受変電設備とは ■単線結線図 ■高圧開閉器・しゃ断器 ■変圧器 ■進相コンデンサと直列リアクトル ■電流や電圧の測定機器 ■保護継電器 ■避雷器 電気主任技術者の実務に役立つ基礎知識 ■契約電力と電気料金制度 ■力率とは ■有効電力と無効電力 ■力率改善のメリット ■電圧降下と電圧変動 ■絶縁電線の許容電流 ■配電電圧と配電方式 ■短絡と短絡電流の遮断の仕方 ■地絡と地絡を検出する方法 ■接地はなぜ必要か? ■感電による人体への影響 ■自動制御と計装入門 電気主任技術者 理論のパワーアップ講座 この講座では、実際に第3種電気主任技術者試験に出題された問題を、公式を覚えながら、簡単にマスターできるように作られています。 ■静電界編 1.クーロンの法則 2.電界の強さ 3.電位 4.
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『電気主任技術者-電験3種の試験と実務』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く