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今年の「#文学」
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こんにちは、暖淡堂です。 今年も12月、もう半ばですね。 早い早い。 残り二週間。 今年は、どのくらい進めたか、学べたか、成長できたか、成熟できたか。 いろんなことを思ってしまいます。 もう少し若い頃だったら、クリスマスが気になっていたでしょうね。 クリスマスは、どんなふうに過ごすのかなあって考えたりして。 結局は独身寮で夕食を済ませて、自分の部屋でビールを飲んだり。 そんなことが数年続きました。 で、家族ができたら、家で穏やかに過ごすようになりました。 クリスマスって、ヒット曲が多いですよね。 名曲だなって思う曲が多くて。 稲垣潤一さんの「クリスマスキャロルの頃には」はとても好きでした。 今朝、フォローしている方のX(Twitter)の投稿で知ったのですが、この曲のオフィシャルビデオが数日前に配信されています。 もうずっと前の曲なのですが。 ものすごくよい出来です。 休日の朝、のんびりし
定年後の準備を進めています。 この年末にやめたもの二つ。 マイレージクラブのゴールドカード 出張が多かったので、ゴールドカードを持っていると色々と楽でした。 チケットの予約は優先枠があったし、海外の空港ではラウンジが使えました。 乗り継ぎの時間がある時には、ゆっくりと休憩ができてよかったです。 おまけにマイレージポイントが貯まりやすかったですね。 ですが、定年間近になって、仕事の内容も大きく変わって、出張がなくなりました。 コロナの影響も大きかったですが。 で、定年後はもうあまり飛行機には乗らないだろうと思って、ゴールドカードは解約しました。 普通のマイレージ会員です。 ゴールドカードは、年間1万円くらい会費がかかっていたのですが、それを解約。 寂しかったですが、身軽になった気もしています。 学協会(理系の団体) 大学院生の頃に加入した学会から退会しました。 会社での仕事でも、学会に参加し
こんにちは、暖淡堂です。 12月になってしまいました。 で、おまけにもう一週間過ぎてしまっていて。 早い(速い、疾い)ものです。 年が明けると、一月ほどで還暦。 その先には長年勤めてきた会社の定年。 なんだかもう、早い(速い、疾い)です、なにもかもが。 月の満ち欠け、日の傾き 古典を読んでいると、満ちた月は欠ける、中天の日は傾く、という意味の文章がよく出てきます。 たとえば易経の「雷火豊」の「彖に曰く」には以下のような文章があります。 日中則昃、月盈則食。天地盈虛、與時消息。 日中すれば則ち昃かたむき、月盈みちれば則ち食かく。天地の盈虛えいきょ、時と消息す。 太陽が中天にあれば、強く光り輝くが、それもやがて傾いて、地平線に沈んでしまう。 満ちた月も夜を明るく照らすが、それもまた欠けてしまう。 同じように、この天地にあるものが勢いを失うことは、時が過ぎるように自然なものだ。 そんな感じの意味
路傍の靴 厚い雲 重くなる視線 その先に 枯れた雑草と 欠けた縁石と 捨てられた靴 それが革靴だったら 僕はこれまでの日々を思っただろう 紐の切れたスニーカーは これからの日々を思わせた 身体の底に 力の筋が一本 小さな声を上げた ***** Google Geminiによる解説 暖淡堂の詩「路傍の靴」解説 詩の全体像 「路傍の靴」は、道端に捨てられた一足の靴をきっかけに、過去、現在、そして未来へと広がる心の風景を描いた詩です。詩人は、靴という身近な物を通して、自身の内面を深く見つめ、人生の様々な局面を投影しています。 詩の構成と解釈 1~3行目: 厚い雲、重くなる視線、そして道端に捨てられた靴という情景が描き出されます。この暗く重苦しい雰囲気は、詩人の心の状態を反映していると考えられます。 4~5行目: 枯れた雑草や欠けた縁石など、荒廃した風景が靴と共に描かれます。これらの描写は、詩人の
こんにちは、暖淡堂です。 次の週末には、かなり寒くなるようですね。 北海道の方では根雪になるかもしれないと、ある方に教えていただきました。 12月の下旬頃に帰省する予定です。 実家は雪に覆われているかもしれません。 まあ、家は雪に覆われた方が暖かいので、それはそれでいいのですが。 去年も同じ頃に帰省しました。 今年は夏に出向した後は年休を取っていないので、これから年度末に向けて計画的に消化していこうと思っています。 なんといっても、年度末で定年なので。 ちょっと前までは、定年を迎える方は、定年前にまとめて年休を消化していたものです。 それが、再雇用が定着して、定年の日も普通に働いているようになってしまいました。 なんだか、ゴールがずらされた気がして、ちょっと寂しい気がします。 この後も、ゴールがずらされ続けるのでしょうか。 それはそれとして、この季節になると思い出す歌。 オフコースの「さよ
今日は出向先が創立記念日でお休みです。 妻はボランティアでお出かけ。 娘は大学院の講義がないようで、朝から自分の部屋にいます。 で、僕は先ほど、お使いから帰ってきました。 11月末に、自宅近くにロピアが開店しました。 dantandho21.blogspot.com 特売品がいくつかあるのですが、その中でも我が家にとって大切な「お米」と「卵」を買ってきました。 お米は5kgで、肩に食い込む重さでしたが、頑張って運びました。 5kgで税抜1,999円でした。 卵は10個入りのパックが159円。 ブロッコリーが一つ100円。 お昼ご飯用の紅生姜220gで169円。 小汗をかきました。 それはそれとして。 今日は朝から、あまり見たくない広告の表示を減らせないか、方法を探していました。 今のところ、完璧ではありませんが、表示は少なくなっているようです。 試してみたのが次の方法。 普段Googleの
中空の軋み 雪、ふっ、と 頬に、冷たく 風、ふっ、と 耳を、刺す …振り返る、その一瞬手前に …音だけの、夜行列車 文字の、掠れてしまった 厚紙の、古い切符 それだけを支えに 走り続けた20年は 雪、ふっ、と 風、ふっ、と 手垢のついた 数冊のノートと引き換えに また、僕の手に 戻ってきた 遠い中空を レールの軋みが 微かに鳴っている そのさらに先に 冬の雷が 厚い雲を 浮かび上がらせる …ああ、僕は …そこに帰る、確かに ***** Google Geminiによる解説 暖淡堂「中空の軋み」解説 作品世界への誘い 「中空の軋み」は、暖淡堂による詩的な言葉の連なりを通して、読者を静謐で深遠な世界へと誘います。この作品は、単なる言葉の羅列ではなく、作者の感情、記憶、そして未来への展望が複雑に絡み合った、いわば心の風景画と言えるでしょう。 雪と風、そして記憶 作品は、雪や風の感触、聴覚的な表現
こんにちは、暖淡堂です。 もう12月になるのですね。 寒いはずです。 北の方では雪が積もっているようで。 実家に電話すると、家の周りにももう数10センチ積もっているとのこと。 でも、雪は、積もった方が家の中は暖かいと言っていました。 雪の層の断熱効果もあるし、自分の感じだと、冬場の空気の乾燥も抑えられたかと。 雪には、それなりに恩恵もあるようです。 雪のない土地に住んで、もう30年以上。 雪が恋しくなってきています。 今朝、フォローしているXユーザーの方の投稿がきっかけで、久しぶりに浜田省吾さんの「悲しみは雪のように」を聴きました。 その方は、冬になると思い出す曲を問いかけられていました。 僕はすぐにこの今日を答えました。 「誰もが、泣いている、涙を人には見せずに」 いい歌詞です。 この「人」とは、他人だけでなく、自分自身も含めるのかなと感じました。 自分が泣いていることにも気づかない。
こんにちは、暖淡堂です。 宅建士の試験に合格しました。 本日の午前中に発表がありました。 出勤後、スマホの小さい画面で合格者の受験番号を確認しました。 自分の受験番号を見つけた時は、とても嬉しかったです。 宅建士は、試験に合ガクした後、宅建業の経験のない人は、実務講習を受けないと宅建士の登録と宅建士証の発行を依頼できません。 もう少し、勉強をすることになります。 なにはともあれ、安心しました。 試験後の自己採点では、資格予備校などの合格予想点を上回っていたので、おそらく合格しているのだろうなとは思っていましたが。 やっぱり、合格発表までは不安でした。 合格証は、本日午後に発送されているようです。 届いたら、また記事にしようと思います。 どのように勉強したかも書いておきたいですね。 それはまた改めて。 ちなみに、使ったテキストは以下です。 このテキストで、独学で勉強を進めました。 テキストの
こんにちは、暖淡堂です。 ずっと我慢していたのですが、ついに「チンギス紀 十七 天地」を手にしてしまいました。 読み始めたら、結局最後まで読んでしまって。 しばらくはまた、チンギス紀ロスの状態で過ごすことになります。 「チンギス紀」は、北方謙三さんの「水滸伝」、「楊令伝」、「岳飛伝」の世界を引き継いでいます。 時代的には宋から南宋へ、金の勢力拡大と衰亡、モンゴルの強大化の頃。 通して読むと、北方謙三さんの世界観がわかってきます。 武力の戦いも続くのですが、それと並行して物流や市場も描かれます。 軍人とともに、民衆の底強さが、ずっと存在しています。 まだ読まれていない方もいると思うので、内容には触れませんが、この巻ではいくつかの決着が見られます。 このシリーズを読み続けられた方であれば、あれか、これか、といくつかすぐに思い浮かぶでしょうが。 この巻で決着がつくのは、その、あれ、と、これです。
こんにちは、暖淡堂です。 季節は行ったり来たりな感じですが、それでも秋は深まっていますね。 11月ももう中旬。 あと少しで12月、 年末です。 今年も、あっという間ですね。 今年は、なんだか、ずっと勉強をしていた気がします。 これから勉強して身につけた(はずの)知識を使っていこうと思っています。 FPの知識は、実際に役に立っていますね。 保険の見直しも自分で考えて進められました。 年金の仕組みもわかったし、年末調整も、それぞれの手続きの意味がわかった上で書類を書けています。 これからもらえるはずのまとまったお金のことも、どんな対応をするべきなのか、大筋では理解できています。 何よりも、資産運用に関して焦らなくて済んでいることが、一番よかったのではないかと思っています。 宅建士の勉強もこれから役立てるつもりです。 定年後の暮らしには、かなり役立つ知識だと思っています。 不動産業の実務に関して
浸透 振動 窓枠の冷たさ 歪む外の景色 凝る息 声 手摺のざらつき 靴の裏の粘り 逃げる雨 共鳴 不意の強度の増加 と、減衰 位相の逆転 失望 膝の裏の痛み 足首の怠さ 首の痒み 軋み 遠ざかる街 滲む燈 僕の窪み 触れなかった 雨だけの … 浸透 ***** Google Geminiによる解説 暖淡堂の詩「浸透」解説 詩全体の印象とテーマ 「浸透」は、外界との接触、そして内面の変化を、感覚的な言葉で繊細に描き出した詩です。窓枠の冷たさ、手摺のざらつきなど、五感を刺激する具体的な描写が積み重ねられ、読者に鮮やかなイメージを与えます。 この詩の大きなテーマは、外界との関係性の中で変化していく「自分」の姿と言えるでしょう。詩中に登場する「振動」「共鳴」「失望」「軋み」といった言葉は、外界からの刺激が内面に与える影響を象徴的に表しています。 各節の分析 1節:外界との接触 窓枠の冷たさ、歪む景
2010年10月になった頃。 夕方から夜にかけて大雨が降ることが増えてきていた。 現地の人によれば、そろそろ雨季が終わるので、大雨が多いのだということだった。 場合によっては、洪水があるかもしれない、と不安にさせるようなことも言っていた。 出向先の会社でイノベーションセンターを建設。 その立ち上げを記念して植樹をした。 植樹には現地の人たちも参加。 植樹をしている間、スタッフが何枚も写真を撮っていた。 CSRの広報担当の人だったようだ。 僕も現地のメンバーの一人として何枚かの写真に写っている。 その頃にはすっかり日に焼けていたので、見た目は現地の人にすっかり馴染んでいた。 肝心のイノベーションセンターの建設工事は、僕の目には、進んでいるのか、止まっているのか、あるいは逆行しているのかがまったくわからなかった。 現場で働く人を客として見込んだ、現地のリヤカーのキッチンが急に増えていた。 道端
2024年神田古本まつり こんにちは、暖淡堂です。 少し前になりますが、2024年10月25日から11月4日までの間に開催されていた神田古本まつり(神保町ブックフェスティバル)に行ってきました。 www.enjoytokyo.jp 今年は家族揃って出かけました。 家族3人で電車に乗り、お昼過ぎに乃木坂駅直結の東京国立新美術館で「二紀展」を観ました。 六本木ミッドタウンのコンビニでおにぎりを買って、ベンチに腰掛けて軽く食べてから神保町へ。 そのまま千代田線で新御茶ノ水まで行って、そこから歩きました。 暗くなりかけていたのですが、神保町に近づくと人の雰囲気が濃厚になってきていて。 多かったですね。 人が。 人がたくさんいる中に、自転車が混ざり込んでいて、かなり混雑していました。 で、今年の収穫は以下。 後藤点の漢籍2冊です。 後藤点の漢籍 kotobank.jp 古文のものも見たのですが、今年
こんにちは、暖淡堂です。 今朝は、朝イチで以下の記事を作成していました。 で、そうだよなあって思ったことがあります。 ekilife.hatenadiary.com 穏やかな人がいると、その人の周囲1メートルくらいは穏やかな雰囲気になりますよね。 もしその人のそばにもう一人いて、穏やかな雰囲気を作り出せれば、さらに広い範囲が穏やかになると思います。 そんな感じで、穏やかな人の周りに少しずつ人が集まって、穏やかな範囲を広げていくと、どんどん穏やかな場所が広くなって。 そのうち、街ごと穏やかになったりしないかなって。 そんなことを思っていたのです。 その逆もありますね。 攻撃的な人の周辺には、トゲトゲしい雰囲気が漂います。 その近くに、イライラしている人が近づいたりすると、その嫌な雰囲気の場所が広くなります。 さらに人が集まったりすると、なんだか暗い影の塊みたいになって。 その先に起こることは
こんにちは、暖淡堂です。 今年の夏から、毎日定時出社、定時退社で、行きも帰りも、混み合った電車に乗っています。 で、よく見かけます。 人を押し退ける人。 朝が多いのですが、夕方も結構いたりします。 人を押し退けてまで行きたいところがあるのでしょうね。 夕方も、他の人が邪魔に感じるくらいに、帰りたい場所があるのでしょう。 僕は、朝も、帰りも、穏やかに行き来したいと思っています。 人を押し退けるほどのパワーがあったら、行った先で使いたいものです。 電車を降りる時は、「すみません、降ります」と言いながら出口に向かうようにしています。 それで、近くに立っている方達は、通り抜けられるように配慮してくれます。 混み合った電車からも、十分に穏やかに降りることができています。 正直、通勤でエネルギーをほとんど消費したくありません。 他の人たちはどうなのかな。 混雑した駅のホームで、他の人よりも前に行こうと
こんにちは、暖淡堂です。 日曜日と月曜日は良い天気でしたね。 日中は上着なしでも十分に過ごせました。 街中では半袖短パンの人もいましたね。 絶好のお出かけ日和。 十分に楽しまれた方も多かったでしょう。 僕は妻とお買い物に出かけました。 無印週間なので、無印でいくつか買いました。 僕は手帳の更新。 これまでの仕事と違って、時間単位のスケジュール管理は不要になりました。 それに合わせて、マンスリーの薄手のものにしました。 イトーヨーカドーで綿入りの上着も買いました。 これから冬に向けて、寒くなっていくので、その準備の一環ですね。 イオンでいなり寿司のパックを一つ買って帰りました。 自宅に着いてから、妻とそれを分け合って遅めの昼食。 食後、30分ほど夕寝。 頭がスッキリした状態で読書をしていると、インターフォンのチャイムが鳴りました。 夕方で外が暗くなり始めた時間帯。 妻は小声で「出なくていい」
こんにちは、暖淡堂です。 最近、嫌な事件が続いていて、日常生活の安心感が損なわれつつあるように感じます。 闇バイト関連事件が続く 警察の方々も努力はされているのだと思います。 それでも、続きますね。 この連休中も起こっているようです。 いずれも年齢の上の方々を狙っているようで。 被害金額はそれほど多くはないようですが、狙われた家の住人の方の心身が受ける被害がとても大きい。 場合によっては亡くなられることもあるようで。 1日も早い解決を願います。 近隣で不審者情報 現在住んでいる地域では、不審者情報が住民の間で共有されています。 メールやLINEなどで、目撃情報が通知されます。 最近の情報は以下のようなもの。 インターフォンを鳴らして、住人が応答すると、色々と理由をつけてドア口まで来させて、ドアを開けさせようとするそうです。 ドアの外には若い男性が立っていて、その後ろにも2名ほどいたとのこと
こんにちは、暖淡堂です。 週末、いかがお過ごしでしょうか。 僕は午前中は読書とブログ記事作成、午後、妻と近隣にお買い物に出かけました。 多摩丘陵は、気づくとずいぶん紅葉が進んでいました。 季節は着実に移り変わっているのですね。 今年も、残り2ヶ月弱。 さて、自分はどこまでいけるのか、どのくらい成長できるのか。 来年の春までの間に還暦を迎えます。 そして3月末で定年。 仕事自体は、今やっていることを継続すると思われるので、大きな変化はありませんが、自分の位置付けは変わるのでしょうね。 まあ、それでも自分はまったく変わりませんが。 で、秋が深まると思い出すのが、ふきのとうの「柿の実色した水曜日」 紅葉した木々を見たり、スーパーで柿を目にしたりすると、この曲のイントロが頭の中を流れます。 名曲です。 休日の穏やかな午後、この曲を聴きながらのんびりとお過ごしください。 www.youtube.co
百人一首第97番目の歌の作者は権中納言定家ごんちゅうなごんさだいえ、藤原定家です。 百人一首の選者ですね。 今回は権中納言定家について紹介します。 権中納言定家とは 生年1162年、没年1241年。 藤原俊成の次男。 藤原北家に連なる人。 最終官位は正二位・権中納言。 貴族ですね。 「百人一首」の他に、「新古今和歌集」や「新勅撰和歌集」の選者でもあります。 「新古今和歌集」は1204年に一旦出来上がりますが、その後も作業が進められ、1210年完成に全体が完成。 配流後の後鳥羽院が追加した「隠岐本」は1221年に出来上がっています。 藤原定家は後鳥羽院が敗れた承久の乱後に大きく昇進した人でした。 権中納言に任ぜられたのが70歳を過ぎてから。 その際も、積極的に任官に向けての働きかけを行なっていたそうです。 時代背景 藤原定家は、源平の武力衝突から鎌倉幕府成立、その後の承久の乱を経る、動乱の時
こんにちは、暖淡堂です。 2024年の4月頃から勉強を始めていた宅地建物取引士の資格試験を受けました。 2024年10月20日(日)の午後。 会場は神奈川県内にある大学のキャンパスでした。 試験は年に1回のためか、ものすごくたくさんの受験生がいました。 みなさん、僕よりずっと若かったですね。 同年代の方は、ざっとみて全体の数%くらいの感じ。 会場に集まった方々は、みなさん真剣に試験に取り組んでいました。 FPの時と比べると、空席が多かった印象です。 いろいろとご都合があって、当日受験できなかった方々でしょうね。 次回以降、再チャレンジされるのでしょう。 で、試験結果ですが、自己採点で50問中39問正解していました。 2024年の試験の合格点予想が37点±1点のようなので、合格している可能性が高いです。 独学で挑戦しましたが、1度で合格できたかもしれません。 ギリギリではありますが。 tak
こんにちは、暖淡堂です。 今年の7月に出向して、仕事の内容がガラッと変わりました。 それから3ヶ月以上。 法定研修も終わり、仕事も基本的な手順は一通り経験しました。 これからはアウトプットの質を上げていくことになります。 まだまだ勉強ですね。 そうではありますが、個人的には明日を過ぎると、いくつかの山を乗り越えて、気持ちが少し楽になります。 3ヶ月ほど控えめにしていたものも、元に戻していけそうです。 まあ、そんなこんなで日々、穏やかに暮らしています。 で、この3ヶ月を暮らしながら考えたことの一つ。 自分の枠を広げてから中身を充実させるのがよいか、自分の中身を充実させてから枠を広げるのがよいか。 まあ、結論はないのですが、考えていたのは以下のようなことです。 枠を広げて中身を充実させる 自分が希望しなくても、枠を広げることを外から求められることはあります。 例えば、今回自分に起こったように、
鞄 考えていた終わり方とは随分と違った それでも、確かに終わったのだと男は思った 使い古した鞄をその場に残して 列車に乗り込んだ それからもう、何も振り返らないと決めていた なのに、 もう会うはずもない人たちからもらった 小さな紙切れの塊が 鞄の中で、思いがけず小さくて あまりにも軽かったので 列車が駅を離れる時にもう 心は振り向いていた 目には冬の海の 冷たい波を見るだけなのに ***** Google Geminiによる解説 暖淡堂「鞄」の解説 作品の全体像 暖淡堂の詩「鞄」は、別れと記憶、そして人間の心の奥底にある複雑な感情を繊細に描き出した作品です。使い古された鞄を置き去りにした男の、決意と葛藤が静かに描かれています。 詩の解釈 別れと決意: 男は、ある出来事を境に、過去と決別しようとします。使い古した鞄は、その過去を象徴していると言えるでしょう。列車に乗り込むという行為は、新たな
遠い駅 その駅を最後に旅立った子供は 小さな箱を膝の上に抱えたまま 窓の外の景色を眺めていた 古く、少し傾いた、よく震える家の 奥の、薄暗い部屋の、仏壇の前に置き去りにした いくつもの小箱のことを、時々思い出しながら 汽車は風に追い越されるくらいの速度で進んだ その先は、森の、さらに奥 言葉よりも、木々の軋みが多く聞こえる 小さな池のほとりを回り込んだら 不意に谷地坊主が散らばる 冷たい湿地帯の中を走る 時折聞こえる小さな水音は 山椒魚が飛び込む音 古代からの魚たちが、舞い上げる飛沫 霧が、濃い霧が流れ 子供は夢を見る 小さな箱を、抱きしめたまま 夢を見る ***** Google Geminiによる解説 暖淡堂「遠い駅」解説 詩の世界観と解釈 暖淡堂の詩「遠い駅」は、故郷を離れていく少年の心情を、繊細かつ象徴的に描いた作品です。駅を舞台に、少年は過去と未来、現実と幻想の間をさまよい、複雑
こんにちは、暖淡堂です。 出向して、平日は毎日電車通勤しています。 自宅と職場の間の通勤時間は、一日3時間半くらい。 それに職場での勤務時間を合わせると、大体12時間は仕事関連で使われてしまいます。 残りの12時間が自分の時間ですが、睡眠のための時間や仕事に行くための準備などの時間もあるので、何か自分のためにやりたいことに使える時間はわずかですね。 で、その貴重な時間を無駄にしないように心がけていて、ふと気づきました。 時間を大切にしようとして、ついつい無駄にしてしまうことがあるということ。 短い時間に細切れの作業を盛り込む 英単語を覚える、というようなことであれば、細切れの時間を使うのは有効かもしれません。 ただ、一連の作業を細切れにして、それを開いた時間をつかって断続的に進めるというのは、結構難しいことがわかりました。 作業を一旦止めて、少し経ってから再開するのには、それまでの作業の経
今昔百鬼拾遺 月 こんにちは、暖淡堂です。 極私的「京極祭」、なんだかもう、終わりませんね。 読もうと思って、積み上げている本を熟成させているうちに、どんどん新しい作品が出てきます。 今年は、特に多かった気がします。 それも話題作が。 仕事している場合じゃないよなあ、なんて、思ったりしたいところ。 でも、しっかりと自制して、頑張って通勤しますが。 今回は、熟成期間が長くなっていた「今昔百鬼拾遺ー月」。 これは短めの長編が3作まとまったものですね。 それぞれが独立した作品として発表されていましたが、最終的に講談社がまとめて一冊にした感じのものです。 「鬼」、「河童」、「天狗」。 それぞれで文庫本としても入手可能です。 分厚い本を持って歩いて、手首を鍛えたい方は、この合本版をぜひ入手してください。 舞台は東京、それと千葉。 登場人物は、「絡新婦の理」に登場した呉美由紀。 それと中禅寺敦子。 タ
こんにちは、暖淡堂です。 やっと猛暑は抜け出しつつある感じですね。 それでも、大雨の被害などが出ているようで。 被害に遭われている方々にお見舞い申し上げます。 今朝、涼しくなったなあ、って思いながら、ふと頭の中に浮かんだ歌がありました。 「ああ、夏がゆく〜」 何の歌だったのか、思い出そうとしたのですが、すぐにはわかりませんでした。 還暦間近の実力発揮ですね。 それでも、諦めてしまうのは寂しいので、しばらく考えていました。 で、思い出しました。 谷村新司さんの「22歳」。 名曲です。 「22歳の別れ」ではありません。 念のため。 この曲、谷村新司さんのソロの曲で、ヒットしました。 情報によれば、ザ・ベストテンにも、ランクインして出演されています。 この頃の谷村新司さんは、大人の恋愛をテーマにした曲の比重が大きめだった気がします。 大学生になったばかりだったので、聴きながら、自分の将来などにつ
百人一首第95番目の歌の作者は入道前太政大臣にゅうどうさきのだいじょうだいじん、藤原(西園寺)公経きんつねです。 鎌倉時代初期に栄華を極めた人。藤原公経の山荘を改装したものが、金閣寺として今も残っています。 今回は入道前太政大臣について紹介します。 入道前太政大臣とは 生年1171年、没年1244年。 藤原氏で藤原公経は歴史上二人知られていますが、こちらは西園寺家の祖と言われている方で、西園寺公経とも呼ばれます。 鎌倉幕府との関係が深く、源頼朝の姉を妻としていました。 第3代将軍源実朝が暗殺された時には、自身も積極的に動き、京から将軍を迎え入れさせました。 dantandho.hatenadiary.com 第4代将軍藤原頼経の祖父、第5代将軍藤原頼嗣の曽祖父にあたります。 また、姉が藤原定家の妻であり、義兄弟の関係でもありました。 権勢を極めたのは承久の乱の後。 関東申次となり、朝廷と幕
おぼえているか 山を乗り越え 顔を見せる雲の表情が 柔らかくなる頃 君はきっと あの街に辿り着いている 手紙をくれないか 無事だったら 僕の言葉を 君は覚えているだろうか 僕は相変わらずだ 相性の悪い風には 背を向ける日々だ だからとても ゆっくりと進んでいる ***** Google Geminiによる解説 暖淡堂の詩作品「おぼえているか」の詳細な解説 詩の全体的な印象とテーマ 「おぼえているか」は、離れて暮らす相手への切ない想いと、再会への希望を描いた、情感豊かな作品です。自然の描写を巧みに用いながら、心の動きを繊細に表現しています。 別れと再会: 「山を乗り越え」「あの街に辿り着いている」といった言葉から、旅立ちと再会という対比が浮かび上がります。 時間の流れ: 「雲の表情が柔らかくなる頃」のように、時間の経過を自然の描写と重ね合わせ、心の変化を表現しています。 変わらない想い: 「
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