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やってもやっても果てしなくやることがあって、終わらないと思っていたのですが、前々日になり、前日になり、当日になり、アフターイベントがあり、YAPC::Hiroshima 2024 が終わりました。 公式発表で参加者が448人とのことで、広島でこの規模のITエンジニアのお祭りを、無事に開催できたことをあらためて嬉しく思います。 広島の組織、企業、エンジニア、学生の皆さんに届けようと必死でしたが、実は私自身が初参加でした。こんなイベントになるに違いない、と信じて伝えてきましたが、ふりかえると「エンジニアであれば誰でも楽しめるお祭り」でした。 広島にPerlコミュニティがないのにどうして開催できたのか、とアフターイベントでも質問があったので、私の立場で書いてみます。 広島開催の立役者 chanyou0311 さんと出会ったのは、私が PyCon mini Hiroshima を立ち上げて、同時に
2019年10月12日(土曜)に PyCon mini Hiroshima 2019 を開催しました。 イベント自体については別の場で報告を書こうと思っていますが、チームから「ウェブサイト構築の話を共有してほしい」という意見があったので、忘れないうちに、まずここに書いておきます。 hiroshima.pycon.jp は2015から2016にかけては GitHub Pages で私が自分で作りました。 2018 からは参加費をいただくイベントとして開催することに決めて、専門家に制作をお願いして、WordPress で構築されました。 (現在は静的サイトに変換して残しています) 2019 では、もっと自分たちでコントロールしながら制作したいと考えて、Next.js を使いました。 さいわいチームにはコーディングもデザインもやっていただける Nyoho さんがおられて、私は作業をチェックして本
年末年始のテレビ番組を見ていたら空しくなってきたのです。 とにかく、めでてえ名前にしていただきたくて。 鶴は千年生きるという。鶴之助はどうじゃな? 千年生きるとめでてえんですか? そうじゃなあ、千年生きたとしても、千年後には地球の気候が大きく変動して大変なことになる、と言われておるなあ。。 じゃあ、そうならないように、めでてえ名前をつけてもらえませんか? 三遊亭円丈「新寿限無」では「クローンのすりきれ」になっていますが、2008年バージョン「寿限無マイナス六パーセント」では 「炭素炭素をオフセット」 「くうねるところはソーラーパワー」 になっているらしいです。
2016年11月12日に PyCon mini Hiroshima 2016 を開催しました。 開催報告記事は準備中ですが、まず私の発表を紹介しておきます。 作ったプログラムと回路図 準備のためにいろいろ実験していた記録 過去のIoTLT広島での私の発表の記録 録画(YouTube) 質疑応答の時間に「産業界での利用状況は?」というコメントがあり、産業界というよりも教育分野での盛り上がり(BBC micro:bit 対応など)のことしか触れなかったのですが、Damien George さんの講演(YouTube GOTO2016 の動画)では「宇宙開発への応用のための SPARC 移植版」などに言及されていました。開発者がもともとそういう分野の出身なのだそうです。思い出せなくてすみませんでした。。 私の発表では ESP8266 での動作状況だけをお話しましたが、もともとのターゲットである
この記事は、Web Accessibility Advent Calendar 2015、4日目の記事です。 Web Accessibility Advent Calendar に参加するのは初めてなので、自己紹介をします。 広島出身、東京と京都を経て、現在また広島在住。 2012年4月から NVDA 日本語チーム の代表としてオープンソースの Windows 用スクリーンリーダー NVDA の翻訳と日本語版開発を担当しております。 今年の夏 AccSell ポッドキャスト 第75回に出演して喋ったので、よろしければ聞いてみてください。 非営利法人 ATDO(支援技術開発機構)主任研究員として電子書籍のアクセシビリティ(EPUBやDAISY)に従事することもあります。 Web アクセシビリティに関することでは、今年から WAIC WG2(ウェブアクセシビリティ基盤委員会 実装ワーキンググル
2015年7月に出版された「デザイニング Web アクセシビリティ」を紹介します。 私が開発・翻訳に関わっているオープンソースのスクリーンリーダー NVDA は、アクセシビリティに関わる開発者・制作者のためのツールになってほしい、そして日本でもこういう「Web アクセシビリティの定番教科書」(になるはずです、この本は)が取り上げるソフトウェアにならなくてはいけない、という思いを私は持ち続けてきました。 手元に届くまで、もし NVDA の N さえ出てこなかったらどうしよう、とドキドキしていたのですが、心配無用。 冒頭の「スクリーンリーダー」の説明: 「日本国内では PC-Talker, JAWS, NVDA などがよく使われています」 なんと「日本国内でよく使われているスクリーンリーダー」とまで言っていただきました。 たいへん光栄です。 まだまだ「よく使われている」かどうかは私自身が疑問で
NVDA日本語化プロジェクト(nvdajp)は、オープンソース日本語音声合成エンジン Open JTalk (公式サイト)に基づく音声エンジン JTalk を本家 NVDA に追加しています。 このエンジンで、読み上げるメッセージが長いときに、メッセージの後半で「極端に遅い音声」あるいは「不自然な音声」が生成されるという問題がありました。これは最新の HTS engine API 1.04 および Open JTalk 1.02 と m001 1.02 でも発生します。 もしかしたら MMDAgent や、その他のシステムの一部としてこの音声エンジンをお使いの方も、同じような現象にお気づきかも知れません。 この問題について、完全に解明できたわけではありませんが、このパッチ(github)にて回避できたように見えますので、ご報告します。 なお、この記事は私が libopenjtalk.dll
PyCon mini JPで NVDA 日本語化プロジェクトの話をしました。運営に関わられた皆様、発表の機会を与えてくださった皆様、プロジェクトを支えてくださる皆様に感謝します。そして今回もまた @hoozukiyama さんにスライド作成から発表まで、何度も助けていただきました。 自分の発表の間はタイムラインを見ていませんでしたが、Togetterなどを見た限りでは、スクリーンリーダを支える技術、アクセシビリティと関わりのある技術について知っていただけたようです。 Ustream配信の録画がありました。2:15あたりから私の話です。 スライドは下記です。「おまえ誰よ?」を作りそびれたのが残念です(笑) なお、テキストだけのスライドなので、中身を下記に転載します。 こういうことをすると Sphinx でプレゼンテーションとかやってみたくなりますね。。 自己紹介で喋った昔の話は、いずれ改めて
やっと NVDA に音声合成エンジンが搭載され、開発版としてリリースされました!! 今日と明日はオープンソースカンファレンスというイベントでデモをしています。私は明日参加して、夕方のライトニングトークに出ます。 メーリングリストでさっそく動作報告、御要望などいただいています。1週間前にやっと最低限の動作をするようになったエンジンが、皆様のマシンで動いているとお知らせいただき、大変嬉しく思っています。 読み上げが始まるまでの遅延や、速度などの設定変更がない、という問題は私も承知しています。すこし時間をいただければ幸いです。 音声エンジン以外の機能との役割分担を整理する必要がある部分は、開発メンバーで話し合って検討したいと思います。 この機会に、特に、音声エンジンに関する作業方針について、私自身の考えをお伝えしておきます。 私自身はアクセシビリティや音声技術の研究を本業としております。今回組み
ソフトウェアの公開とライセンスに関して議論をする場があったので、気づいたことや感じたことを書いておきます。 例えば Linux 用の一般的な(glibcを動的にリンクしている=LGPLが適用される)実行バイナリを、登録者だけが利用できるように、ダウンロードサイトにパスワード保護をかけたり、ZIPファイルにパスワード暗号化をかけたりすることは、LGPLに違反する恐れがあるそうです。 だとすると過去にGalatea Toolkitを配付した際にも不適切な状況があったかも知れません。。 大学、研究機関、研究グループなどが配付するツールやスクリプトには、再配布が禁止されているものがあります。 私の関わる分野で有名なのはHTKですが、この配布形態についてはあまり不満が聞かれません。 強いていえばHTKの派生ソフトウェアであるHTSがHTKへのパッチとして配付されていることが、利用者にとって多少不便か
はじめに 表題のような著書やサイトが少しはあってもいいような気がするのですが、匿名査読の原則があるせいか、皆様がどのように査読の仕事をなさっているかは、伺うことが少ないです。 私なんかは査読を受けたことの何倍も査読を頼まれたことの方が多い人間なので、(それは論文を書かない自分が悪いが。。)査読を頼まれるたびに困っていました。いまだに困ってますが。。。 でも、表題のようなマニュアルが普及すれば、査読される側に回ったときも役に立つと思うのです。。 投稿するたびに不採録になっていた日々を経て(いまだに?)、たまたま査読を依頼する側も経験して、あくまでも個人的な意見として、言わば「裏・査読マニュアル」を書いてみることにしました。 第1章 査読の断り方 のっけからこんなこと書いてしまいますが、どうせボランティアです。 自分には引き受けられない、と思ったら、断った方がいいと思うのです。 私がかつて依頼
NHKテレビで浅川智恵子さんのお仕事の様子が取り上げられていました。 「ホームページリーダー」の開発者として著名な浅川さんですが「音声読み上げソフト」についての理解が広まるのはよいことだと思います。 番組ではヒューマンインタフェースの研究者の日常がリアルに描かれていました。 「ワクワクするような可能性」「苦しいと思うまで突き詰める」といったキーワードは、私も日常の仕事で(難しいながらも)しばしば頭に浮かぶ言葉です。共感を覚えました。 現在、製品としての「ホームページリーダー」の発展が止まっているのが残念ですが、「浅川さんの夢」には限界はなさそうです。番組の中で紹介されていた研究も非常に興味深いものでした。 第45回福祉情報工学研究会で「オープンソースとアクセシビリティ」という企画を行った際に、日本IBMのアクセシビリティ関連の活動(Accessibility Tools Framework
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