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インタビュー
d.hatena.ne.jp/mittyu
labohack お断り:僕は書いて出しただけなので、執筆体験記と同義です。このように書いたからといって、当たりやすいかなんて分かりません。 まず、DC2っていうのは、「今からやる研究」ではなくて、「今までやってた研究の今後」をメインで書くことを念頭に置かないといけません。「そんなの当たり前じゃないのさ」と言う方も多いでしょうが、僕はここを勘違いしてたので倍時間がかかりました。書く内容で気をつけることは、『今までこういうことをやって、こういう成果を出してる』ってことを明確に。『こういうことをこういう方法でやるんだけど、機器はあるし、メソッドは確立してる』とか、実際に実行可能であることをしっかりと。 この観点で書くことが大切です。あとフォントは明朝&Timesで。11〜12ptで書きましょう。10は小さすぎです。ぼくは11.5で書きました。強調するとこはいろいろ変えてもいいのかもしれませんね
雑記 行政刷新会議の事業仕分けが話題になっていますね。科学技術関連の予算も削減方向で話が進み、仕分け人からの発言などが科学者側から批判されています。部分的に見聞きしたものでは本当にひどいようで、私もたいがい腹が立ちました。 さて、大学院生や研究者の雛としては、本来色合いの違う「科学技術振興調整費(若手研究者養成システム改革)、科学研究費補助金(若手研究(S)(A)(B)、特別研究員奨励費)、特別研究員事業」の三つが一つの議題「競争的資金(若手研究育成)(文部科学省)」として取り扱われ、ポスドク支援策のように受け取られ、そして削減されたことが一番身近な話題でした。 会議の事前にまとめられた「論点」に関しては以下から読めます(全10ページのpdfファイルの1ページめ)http://www.cao.go.jp/sasshin/oshirase/pdf/nov13-pm-shiryo/13.pdf
感染症 NATROMさんの日記にて、ADEに関して言及がありました。抗体依存性感染増強について調べてみた - NATROMの日記詳しくは上記を読んでいただくとして、僕はこの日記のブコメに『ADEに関しては、フラビとレトロ以外で聞いたことないから、かなり病原体特異性の高い現象だと思う。この辺は細胞使った研究で分かることだから、あまり気にしなくていいように思う。(間違ってたらスイマセン)』と書いたのですが、調べないのも無責任と思ったのでちょっと調べてみました。レビューのアブストしか読んでいないので恐縮ですが、下に引用しておきます。 Vaccine-induced enhancement of viral infections. [Vaccine. 2009] - PubMed ResultVaccine-induced enhancement of viral infections.Huism
感染症 先日、テレビを見ていると、関口博が司会をしているドキュメンタリー番組で、感染症のことをやっていました。H1N1 Fluから始まり、感染症と人類の戦いをサラっとなぞるような内容でしたが、伝えるべき内容がちょっと足りてないと感じたので書いておきます。番組では、人類が天然痘を撲滅したことを偉業として伝え、今後は新型の感染症がどんどん出てくるから、撲滅は難しいというようなプロットでした。しかし、たとえ新型の感染症が出てこなくても、現在知られている感染症を撲滅することはほぼ不可能です。天然痘が撲滅できたのは、天然痘が撲滅できる性質の病気だったからです。 撲滅できる感染症は、以下の全ての条件を満たす必要があります。感染した場合、速やかに100%発症する感染自体を防ぐ有効なワクチンが存在する他の動物に伝播しない宿主を隔離できる 1.まずは、対策する個人を特定しないことには話になりません。例えばあ
感染症 金曜の夜から体調を崩し寝込みました。おそらく、インフルエンザです。ギャグか。豚由来新型インフルエンザの話題が盛んな現在、北海道には普通のインフルエンザ警報発令中。北海道感染症情報センター-インフルエンザ(鳥インフルエンザ及び新型インフルエンザ等感染症を除く) 流行に乗ってしまったようです。厳しかったですが、何とかだいぶ持ち直しました。さて、豚由来新型インフルエンザの話題で持ちきりですね。思ったことをつらつら書いておきます。情報が集まってきたら、まとまった文章にするかもです。脈絡ない感じです。すいません。 ハッキリしたことを言うには情報が足りない →ハッキリした言及は、たぶんあんまり科学的なものではない。とりあえず、株の分離と毒性のチェックは必須。当然、当座は最悪の事態を想定しての防疫体制が必要だけど、時期が悪かった。検疫所職員全員GWオワタ。超がんばれ北海道みたいにインフルエンザが
感染症 asahi.com(朝日新聞社):愛知で鳥インフルエンザ 農場のウズラ殺処分へ - 社会 農林水産省と愛知県は27日、同県豊橋市のウズラの飼育農家で、ウズラが高病原性の鳥インフルエンザに感染し、H7型のウイルスが確認されたと発表した。国内の家畜農場でH7型が見つかったのは1925年のニワトリ以来、84年ぶり。ただ、この農場では1羽も死んでおらず、同省は弱毒性の可能性が高いとみて遺伝子分析を急いでいる。 鳥インフルエンザは、高病原性と低病原性に分類できます。高病原性鳥インフルエンザはいわゆるH5、H7型のヘマグルチニンを持つものですが、これはさらに弱毒型と強毒型に分類されます。高病原性鳥インフルエンザは全て法定伝染病(家畜伝染病)ですが、低病原性は届出伝染病という、ちょっとランクが低いものに分類され、その後の法的な防疫手段も異なってきます。毒性の分類は、基本的に鶏に静脈内摂取した場合
BSE 時事ドットコム国産牛を対象としたBSE(牛海綿状脳症)全頭検査のうち、生後20カ月以下の検査に対する国からの補助が期限切れとなる8月以降も、検査を実施している77自治体すべてが独自に継続することが30日、時事通信の調査で分かった。これらの自治体は、消費者の不安や生産・流通現場での混乱防止などを継続の理由に挙げている。国策としてのBSE全頭検査は終了し、今後は21か月齢以上の牛の検査となります。20か月齢以下の牛を検査するための国から地方への補助金は打ち切られます。しかし、どこの自治体も独自予算で継続するそうです。このタイミングでやめれるとしたら、ほんとに金も獣医も足りてない北海道だけだろうと思いましたが、続けると力強く言ってるみたいです。 毎日jp(毎日新聞)全国の牛の1割以上を処理し、今年度3500万円の独自予算を計上した北海道は「住民の理解と納得が大切。費用は関係ない」と言い切
新型インフルエンザの“リアル”を語ろう / SAFETY JAPAN [インタビュー] / 日経BP社こんな文章が掲載されていました。 北大には喜田先生というトリインフルエンザの専門家がいらっしゃり、講義を受ける機会も何回かありました。それで、ここに書いてある文章と多少異なる考えを持ちましたので、エントリしておこうと思います。注)以下は喜田先生の主張ではなく、僕個人の理解範囲での記述です。無知や誤解などがあるかもしれませんので、そういうのはコメント欄で指摘してください。 トリンフルエンザは、「ニワトリ」インフルエンザまず、トリインフルエンザのことですが、この文章では「トリ」がニワトリのことと明記してないため、野鳥のインフルエンザと混乱されちゃうような気がしました。トリインフルエンザウイルスとは、ニワトリで病原性を示すインフルエンザウイルスのことです。野鳥(特にカモ)は、インフルエンザウイル
Labohack昨日の続きです。自己評価に関して。企業とかへのエントリーシートに書く自己PRも基本は同じだと思うので参考になったらいいな。 さて、自己評価の欄ですが、研究職を志望する動機、目指す研究者像、自己の長所など自己評価するうえで、特に重要と思われる事項(学業成績、受賞歴、…)という項目が設定してあります。僕は、結局ゴッチャにしました。具体的なエピソードを入れることは大切ですが、項目を分けるとそれが薄まる感じがしたので。 ブレインストーミングさて、まずは何を書くか考えましょう。基本は、学振の目的「わが国の学術研究の将来を担う創造性に富んだ研究者の養成・確保に資すること」に答える形です。項目とかを思い浮かべて、頭に思いつくことを紙にどんどん書いていきましょう。頭の中で思いついたものは片っ端から消えていくので、形にする作業がとても大切です。1時間くらいかけて、発想を紙にダウンロードするよ
プリオン 最近、博士課程の中間発表がありました。現在やっている研究の進捗を多くの先生方の前でプレゼンするというものでしたが、プリオンに関して概説しましたのでそのスライドを貼っておきます。リサイクリング。原稿ぽいものも書いておきます。 プリオンとは"proteinaceous infectious particle"タンパク質性感染性粒子の略語です。概念的な広義と物質的な狭義があって、広義では昔から知られている原因不明の病原体として使います。狭義ではプルシナーの提唱した物質的な定義になります。たとえばウイルスは、その実態が定義される前は"濾過性病原体"として、細菌濾過器を通過する毒みたいなものと考えられていましたが、実態が分かってからは「タンパク質の外殻に包まれた、遺伝情報を核酸(DNAあるいはRNA)に有する微粒子」と定義された「ウイルス」という名前になりました。プリオンの場合、概念的な
血液型性格判断に関して。 雑記 この前のニセ科学関連記事ですが、コメント欄で菊池さんが興味深いことを書いて下さったので紹介します。 「相関があること」と「血液型性格判断」とは本質的に違うというのが、ここでの重要なポイントです。相関はあるかもしれないが、血液型から性格を「判断」できるほど強いものではないのです。 「血液型性格相関」と「血液型性格判断」をごっちゃにして、メカニズム論に走ってしまう理系研究者は多いのですが、それは問題設定を間違えているんです。 「血液型と性格の間に相関はあるかもしれない(ただし、証明はありません)が、それを使って性格判断はできない」ということです。 たくさん細かいことを調べると、血液型と性格の間に相関が見られることはあるかもしれないです。しかし、「血液型性格判断」を行うためには、細かいことレベル以上の強力な相関が必要なわけです。 例えになってるかどうかわかりません
講義 北大が行っている科学技術コミュニケーター養成ユニットというものがあるのですが、そこでニセ科学研究(?)で名高い菊池誠さんが講義をなさるということなので聴講してきました。前日飲み会だったので二日酔い気味でしたが…。 まずはニセ科学の定義やケーススタディから入り、そのグレーゾーンにある分野の取り扱いや科学者としてのニセ科学との対応やその限界、ニセ科学信奉者との対話の方法論などに関したお話で、非常に面白い講義でした。講義メモをちょっと残しておきます。論旨が間違ってるように感じられたらご指摘いただけると嬉しいです。 これ以降の内容は、僕が講義を聞いてメモしたことが元になっています。誤解や理解が未熟な点もあるかもしれないことを断っておきます。 総論ニセ科学の定義「科学であるように装っているが、実は科学ではないもの」疑似科学、似非科学、トンデモなど様々な類義語があり、それぞれニュアンスが微妙に
プリオン, 論文 CWDとはシカのプリオン病です。日本語では慢性消耗病と言います。北米ロッキー山脈周辺のシカで発生しており、唯一の(家畜ではない)野生動物で維持されているプリオン病です。これは水平感染で広がっているようで、発生地域も拡大しています。ウシのBSEでは通常体液からの感染性は見出されないのですが、CWDでは体液に感染性があることが強く疑われており、いくつかそれを示す論文も出されていました。最近そのような論文が一報発表されたので紹介しておきます。 Infectious prions in the saliva and blood of deer with chronic wasting disease. Science. 2006 Oct 6;314(5796):133-6. Mathiason CK, Powers JG, Dahmes SJ, Osborn DA, Miller
BSE, プリオン 9月8日記事のコメント欄で書いたことなのですが、ちょっと面白いので記事でも紹介しておきます。コメント欄にて、プリオン病は『食した個体数に感染確率が比例する』のではないかという指摘を頂きました。食品にある確率で病原体が入っているなら、感覚的に非常に納得できることだと思います。 BSEに関する事例ところが、現在日本のBSEで確認されている事例では、このことは当てはまらないのです。BSEの発生が確認された場合、そこの農場でBSE牛と同様の飼育をされていた牛たちは「疑似患畜」として検査後に焼却処分もしくは研究目的で隔離されます。BSEウシと疑似患畜ウシは同じ飼い方をされているため、同じ餌を食べているはずです。食べた餌が同じなら感染確率も同じはずですね。しかし、現在このような疑似患畜で疾病の発生は確認されていないのです。これは隔離されて数年飼育されたウシでも同じです。 すなわち、
BSE 福岡さんの「プリオン説はほんとうか?」を読んで、とにかく「病原体としてはプリオンよりもウイルスのほうがあり得そうだ」と考えた人は少なくないようです。そういう人が、「じゃあ今のPrPScを検出することで行ってる検査はダメじゃん!」と考えるのはもっともですね。 暮らし・BSE(狂牛病)の病原体は、本当にプリオンなのか? もしプリオン説が誤りだとすると、異常プリオンが除去できれば取り合えず安心という考えが成立しません。異常プリオンの蓄積ではなく、原因物質(多分ウィルス)の存在で判断すべきです。今日本が行っているBSE対策も、リスクの低減という意味では、現状でも役立っている事に違いはありませんが、当然見直しが必要ではないかと思います。めーくblog: 新書:プリオン説はほんとうか? 【読書感想】○2:ウイルスの場合、特定部位だけ食べなければよいかという問題ではないこと。例:肝炎ウイルス。肝
ライブドアPJがひどい件について。 雑記 ライブドアのPJオピニオンはたまに良記事があるみたいですけど、多くはなんかちょっとズレた意見が多いように思います。何となくJANJANとかにも似た匂いは感じているのですが、大して理解もしてないようなことを大声で言ってるよう感じます。 自分のブログでやった方がいいんじゃないのかな。 BSE関連のニュースに関しても、なんかズレてるんですよね…。 これは4月9日に掲載されました。 livedoor ニュース - 狂死するか否か〜狂牛病問題 タイトルからして飛ばしまくっており、内容もダメダメなんで引用もしませんけど、自分の意見を言いたいならとりあえずもう少し調べていただきたいです。あと、文章がヘタすぎで読んでて不快になるんですよね。 次は最近になって7月29日と7月30日です。 29日。 livedoor ニュース - 「あとは消費者の判断」!?米国産牛肉
ウイルスでも別にいいんです。 BSE 福岡さんの「プリオン説はほんとうか?」を読んで、とにかく「病原体としてはプリオンよりもウイルスのほうがあり得そうだ」と考えた人は少なくないようです。 そういう人が、「じゃあ今のPrPScを検出することで行ってる検査はダメじゃん!」と考えるのはもっともですね。 暮らし・BSE(狂牛病)の病原体は、本当にプリオンなのか? もしプリオン説が誤りだとすると、異常プリオンが除去できれば取り合えず安心という考えが成立しません。異常プリオンの蓄積ではなく、原因物質(多分ウィルス)の存在で判断すべきです。今日本が行っているBSE対策も、リスクの低減という意味では、現状でも役立っている事に違いはありませんが、当然見直しが必要ではないかと思います。 めーくblog: 新書:プリオン説はほんとうか? 【読書感想】 ○2:ウイルスの場合、特定部位だけ食べなければよいかという問
牛肉輸入に関して BSE 昨日某ニュース番組に小沢さんが出演し、北朝鮮のミサイル発射問題を受けて持論を主張されていました。簡単に言えば、 経済制裁はやめとけ 現政府(小泉総理)は外交的には対米追従しかしてない 中国、アメリカ、日本でキッチリした関係を作らなきゃならんのに、アメリカしか見てなかった でも、アメリカともちゃんとした国と国の関係じゃない 中国アメリカの線はちゃんとあるのに、日本(小泉総理)はダメっすよ みたいな感じでした。 僕としては、中国と仲よくすることが北朝鮮問題を解決するならそれもアリだと思うんですが、現状どうなんでしょうね。中国は国連で日本の経済制裁を潰すために頑張ってるようですが、北朝鮮方面で何かしてるのかはよく分からないです。 小沢さんは、小泉総理を嫌ってる人にはとにかく人気みたいですね。 さて、アメリカ産牛肉の輸入再再開に関しての話です。賛成する人、反対する人、よく
もうちょっとがんばりましょう。 BSE JANJANにBSE関連の記事が掲載されてました。 福岡先生の「プリオン説はほんとうか?」を読まれての記事ですね。 とりあえずこれ書いた人、プリオンと異常型プリオン蛋白質の区別がついてないんですよ。つまり福岡さんの主張も正しくは伝わってないです。 暮らし・BSE(狂牛病)の病原体は、本当にプリオンなのか? 元の本はこちら。 プリオン説はほんとうか?―タンパク質病原体説をめぐるミステリー (ブルーバックス) 作者: 福岡伸一 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2005/11 メディア: 単行本 前半の本紹介の部分も誤解されてる部分があるのですが、とりあえずスルーします。後半の自分のご意見を述べられてるとこがすごいです。 私の見解ですが、プリオン説はかなり怪しいと思います。 いきなりこうきますか。 えっと、他にどのような本や文献を読まれてこの結論に達
きっこのブログ(きっこの日記)への突っ込み きっこのブログの揚げ足取り。 - 酒とアザラシと怠惰な日々。 [きっこのブログ:狂牛病界の内河健]への突っ込み。 - 酒とアザラシと怠惰な日々。 [きっこのブログ: それでも食べたい人はご自由に]への突っ込み - 酒とアザラシと怠惰な日々。 ミクシ内でのきっこさんの記述。 出所不明のBSE関連文章に関して。 - 酒とアザラシと怠惰な日々。 これは整理用のエントリです。 2006年3月5日に書きました。 当ブログでは、きっこさんの記述のBSEに関したものだけ反論したりしてます。 そのほかのことは知りませんし、きっこさんの正体とかに関しては興味はないっす。 Permalink | コメント(1) | トラックバック(0)
ミクシ内でのきっこさんの記述。 出所不明のBSE関連文章に関して。 BSE 2月13日のコメント欄で紹介していただいたのですが、きっこさんかもしれない人がmixiの某公開コミュニティのトピックで、これまでの僕の突っ込み記事への反応みたいな文章を投稿されていたそうです。 Mixi内の記述は既に削除されているそうですので、本当かどうかは全く分かりませんが、とりあえずコメントで紹介いただいた文章に対して突っ込んでおきます*1。 あくまでコメント欄で紹介していただいた文章への突っ込みです。 だけど、たとえば、ヤコブ病に関しての部分などは、半年前の古いレポートでは、孤発型と変異型をまったく別のものと判断していましたが、これは、 BSEをインペイしたい政府の圧力によって研究結果が改ざんされていたものなのです。 つまり、BSEを隠蔽したい政府は、わざわざsCJDとvCJDという二つの病気を考え出したって
BSE きっこのブログ: それでも食べたい人はご自由に 昨年の12月31日の日記ですね。今回のエントリでは、僕の恩師でもある(?)品川先生のことをホメてもらっててうれしいのですが、やっぱり間違いを流布するのはよくないので指摘します。 前回も挙げましたパブリックコメントに関して。それで、内閣府が行なう「パブリックコメント」ってものが、いかにデタラメで国民をバカにしたものかってことは、11月4日の日記、「パブリックコメントと言うイイワケ」にタップリと書いたけど、今回のパブリックコメントに関しては、あたしの予想を遥かに超えたデタラメがまかり通ったのだ。11月末の締め切りまでに、約9000通のパブリックコメントが集まったんだけど、内閣府食品安全委員会は、ナナナナナント!締め切り後には、一度も委員会を開催しなかったのだ。ようするに、パブリックコメントを募るだけ募っておいて、山のような回答はダンボール
きっこのブログの揚げ足取り。 BSE またきっこのブログにて牛肉問題がありました。 きっこのブログ: アメリカの言いぶん この人の文章はかなり正確な部分もあるんですよ。 だから、間違ってる部分が本当に詳しい人にしか分からなくなってます。 テクニックでやってるとしたら恐ろしいですね。 で、明らかに間違っている箇所が二つありますので、引用して指摘します。 おいおいおいおいおーーーーーーい! 中川昭一! お前なあ、言ってることが正反対じゃん! このレポートでは、ニポンの食品安全委員会が12月に出した答申書には「アメリカ産牛肉のリスク評価は現時点では困難」って書いてあったって言ってるぞ! ニポン国内に発表したものは、「リスクは極めて小さく、輸入再開には何ら問題はない」って書いてあって、お前は、その答申書をモトにして輸入再開を決定したんだろが!? こんな大嘘をつきやがって、開いた口から小さいきっこた
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