昨日の記事のもうちょっとだけ突っ込んだ(気がする)話。たとえば、手が汚れることが嫌なので手を洗うというのは、別に普通の話。汚れることが嫌なので手を洗うが、手を洗うのにつかう水はとても貴重な存在である。不衛生なのは問題だが、ほんの些細な「汚れ」でいちいち手を洗うのが正しいことか、なんて話になると複雑になってはくるけれど、当人が「手が汚れるのが嫌」で、それを解決するには「手を洗う」のがいい、という大本が変化することはない。ただ、手を汚すことが嫌だという気持ちが正当なものなのかただのわがままなのかという別の問題はでてくるけど。ところが、そこで「手が汚れるのが嫌」だから「汚い水で手を洗う」となると話が違ってくるという。だって洗っても綺麗にならないから。そして世の中には「いやだから洗っても綺麗にならないから」と言っても聞かないどころか、親切で「その水汚いから、それで手を洗うのは止めたほうがいいんじゃ