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今年の「#文学」
d.hatena.ne.jp/fuzzy2
『日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で』水村美苗著を読み終わりました。 ※時間がないので本の内容の紹介はしません。 http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20081107/p1 での紹介記事を見て購入しました。ただしその前に、id:aki1770 さんがシリーズで書いている記事を見て注目していました。 水村氏は(予想していたよりも)教養がとても高い人物でした。まいりました。 本の内容について比較的良好に理解することができたと感じています。その理由は、三上さん(id:elmikamino)の活字・組版シリーズの記事を追いかけて関連書籍に目を通し、日本語の歴史について理解を深めていたためです。 この本のメッセージに対しては概ね賛成できます。理系で学問やビジネスをしている人や国際的に活躍している人なら実感を伴う内容だと思われますが、日本国内に活躍の場が限定されている
デジタルデータは概ね10年ごとに消滅してしまう。 http://www.asahi.com/tech/sj/long_n/02.html 2008-09-04 ネット上のデジタルデータでもったいない大きな話としては、およそ10年以上前のパソコン通信(BBS)のデータが概ね失われている問題もあります。これは技術的な問題というより事業者側の問題。 さて、個人的には現在600GBのデータをお預かりしているのですが、この長期保存は大きな技術的な課題の一つです。 おおげさっぱに言って、「デジタルデータが数千年にもわたって存続する」には「3つの障害」があるわけ。 データが書き込まれたメディアそのものに不具合が発生する メディアそのもの劣化 物理的、化学的、ないし磁気的にビット情報が消滅 前者については、壊れる前に定期的にハードディスク(HDD)を交換することで対応しています。通常12ヶ月程度で次のHD
佐々木俊尚氏がよい記事を書いています。 essaさんがブログ『アンカテ』で紹介した「ストリートビュー批判の『Google の中の人への手紙』の海外での反響」では、樋口理さんの「日本の都市部の生活道路は生活空間の一部で、他人の生活空間を撮影するのは無礼です」という論考に対して、こういう批判が出ている。 日本人が生活空間で写真を取ることを気にするって、それはいったいいつの話をしてるんだい? 僕は、ドイツのハイデルベルクの近くに住んでいる。ハイデルベルクは美しい都市で観光客も多い。どういうわけだか、日本人のツアーの集団がよく僕の住む通りにやってくる。そしてどういうわけだか、日用品の買い物をしている僕をしばしば写真に取る。僕は、「買い物に行く典型的なドイツ人」といったタイトルでたくさんの日本人のアルバムに自分が収まっていることを愉快だと思う。僕はアメリカ人でドイツ人じゃないから、特に愉快だと思う。
『13歳からの論理ノート』小野田博一著を読み終わりました。 論理的な文章の書き方を説明している入門書です。『論理学入門』よりもずっとわかりやすく書かれています。 さて、論理的に考える際の「論理思考」についてですが、これは英語では reasoning にあたります。 reasoning とは、前提から結論を導き出すこと、およびその際の思考のことです。 (略) なお、logical thinking も「論理的な思考」の意ですが、こちらはもっと意味が広く、言動の背後の思考(言動の論理性)まで含みます。 (p.29) reasoning と logical thinking を区別すること。 当然のこととみなしている考えを、明言されていようといまいと、アサンプション(assumption)といいます。 (p.54) 「省略してもかまわないものは省略してよい」 (p.56) ただし、論理のごまかし
『「関係の空気」 「場の空気」』冷泉彰彦著を読み終わりました。 日本人(日本国内)のコミュニケーション形態の説明と問題について、「空気」という概念で説明した本。『空気の研究』山本七平著という本が元ネタになっているらしい。 「空気」という概念に納得して受け入れたらダメでしょ。特に言語を使うことを生業とする作家やプログラマーの場合は! この本の中で色々な事例をあげていますが、そういう事例の積み重ねが「空気」ってことかな? そういう「空気」に乗って生きていけばいいかな? と思わせる力があるように見えます。でもね、こういうときはシンプルに考えましょ。 人間同士の行動や結果に着目した場合には、「空気」という概念(アイデア)は便利かも知れません。しかし、人間の性質に着目した場合には、単に言語能力の未成熟さという問題なのです。 人間は、言語能力についておおむね次のような成長過程を経ていきます。 とりあえ
『人間を幸福にしない日本というシステム』カレル ヴァン・ウォルフレン著、鈴木主税訳を読み終わりました。 この本が出版当時(1994年)話題になっていたことを確かに覚えています。SPA!〜SAPIOで小林よしのり氏が活躍していた頃。でもこの本は読まなかったなあ。 日本の政治・行政・企業の戦略上や運営上の問題については、『失敗の本質』でも説明されていましたが、この本では戦前・戦後の日本の組織について深く踏み込んだ説明がなされています。 この本の中で重要なキーワード。 「市民としての立場(シチズンシップ)」 「偽りの現実(false reality)」 事実は逆だ。日本の経済は、今世紀の最初の三十年間のほうが、今日よりも自由放任主義によっていて、企業化精神に富み、外国にたいして開放的で、市場の動きにまかされていた。このように比較的自由だった日本の経済システムは、一九三二年の「資本逃避防止法」と一
『悪魔の呪文『誠意を示せ!』悪質クレーマー撃退の50のポイント』深澤直之著を数分間で読みました。 ポイント 1. (日本国内では)謝ってもよい。 2. 社会的妥当性のある対応案の提示が原則→顧客が受け入れなければ法的対応 3. 法的クレーム処理に応じず、自身の不当要求を押し通そうとする者=クレーマー 4. 24種類の行為類型の一つに当てはまったらイエローカードを切る 5. 「できること」、「できないこと」、「やるべきこと」、「やってはいけないこと」を理解し、実践する 6. 悪魔の呪文『誠意を示せ!』には法的クレーム処理の実践→誠意の内容を相手に言わせる 7. エンドレスの交渉は開き直って打ち切る 24の行為類型 行為類型1 複数部署へのクレーム 行為類型2 社長(役員)を出せ、責任者を呼べ、上の者を出せのリピート 行為類型3 クレームの中身が次々に変わり、本題のクレームが忘れられている 行
『はじめての言語学』黒田龍之助著を読み終わりました。 自然言語に関する学問の入門書。自然言語は人工言語(正確にはコンピュータ言語)と比べて全然詳しくない。三上さんの専門の基礎の一つかしら? とふと頭をよぎったけど、当たっているかさっぱり自信がない。 コンピュータ言語の多くは、最初に構文が決定される。そして、多くの場合はBNF(バッカス・ナウア記法)で定義される。それに対して言語学では、文を語に分け、語を音に分ける。これを二重分節性と呼んでいるらしい。 しかしたとえば、「X語では語彙が少ないから宇宙工学の話は理解できない」ということはない。どんな言語でも、多少回りくどいかもしれないが、ことばを尽くせばどんな説明でも必ずできる。ことばは目で見たもの、自分が経験したものだけを表わすのではない。だったら鬼や悪魔の話はできないし、SFというジャンルはなくなってしまう。 人間の言語というのは、どの言語
『急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則』マルコム・グラッドウェル著、高橋啓訳を読み終わりました。 この本は、ティッピング・ポイント(tipping point)を3つの原則から解き明かしています。 【ティッピング・ポイント】 THE TIPPING POINT あるアイディアや流行もしくは社会的行動が、敷居を越えて一気に流れ出し、野火のように広がる劇的瞬間のこと。 (p.3) この三つの特徴のうち、第三の特徴――すなわち、感染の勢いはある劇的な瞬間に上昇したり下降したりすることがありうるという考え――がもっとも重要である。(略) なんらかの感染現象において、すべてが一気に変化する劇的な瞬間を、本書ではティッピング・ポイントと呼んでいる。 (p.20) そのティッピング・ポイントには、「少数者の法則」「粘りの要素」「背景の力」の3つの原則が関わっているとの
『勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践』勝間和代を読み終わりました。 いままで読んできた勝間さんの本の中では難易度が高いようです。 ブルーム博士の思考の六段階モデル 知識―理解―応用―分析―統合―評価 (p.40) 大事なところなので覚えておく。 知識や理解のレベルに属する情報は比較的入手が容易で、かつ、インターネットや雑誌でも多く提供されています。しかし、応用以降のモデルについては、ある程度の文字数と論拠を示して、読者に実際に、頭に汗をかき考えてもらわないと身につきません。そのため、文字量が比較的大きくとれる「書籍」が、それらを伝えるメディアとして向いているのです。(p.47) 技術系なら多分HTMLやPDFでも提供されているのですが、それはさておき長文のテキストを伴う説明とトレーニングが必要というのがポイント。それ抜きでは学習は困難なようです。
『偽善エコロジー―「環境生活」が地球を破壊する』武田邦彦著を読み終わりました。 検証1 レジ袋を使わない→判定 ただのエゴ(石油を大事に使おうと思ったら、エコバッグではなくぜひレジ袋を使ってください。) いろいろなスーパーやコンビニでエコバッグを売っていますが、各ショップのブランドが入っていますし、中には自社ブランドのエコバッグ使用時のみポイント還元というセールも見かけました。試しにエコバッグを買って持ち歩いてみているのですが、「買い物のときだけエコバッグを持ち歩く」ということは不可能なので、「一日中エコバッグを持ち歩く」ことになっています。さらに、エコバッグの素材は、見た目にも石油資源を多量に使っているように予想できます。(予想できないのは物知らずです) 検証3 ペットボトルより水道水を飲む→判定 悩ましい(飲み水くらいの量ならペットボトルでも問題ないと考えられます。) 飲み水や料理用の
『ヤバい経済学』によれば、 高所得の親(=教育レベルが高い親)の子供は犯罪率が低い 低所得の親(=教育レベルが低い親)の子供は犯罪率が高い 低所得の親が望まない時期に子供を作ると、その子供は犯罪者になる確率が高い。また低所得となる確率が高い 統計的に見た場合、近年の日本国内では、 高所得の親=大都市圏に偏るはず 低所得の親=地方に偏るはず そしてもう一つのデータ、 大都市圏では残業時間が長いはず 地方では残業時間が短い(というより、むしろ就職率が低い)はず 出生率は残業時間と相関が高いらしいので、想像すると、 大都市圏では出生率が低い? 地方では出生率が高い? 以上の仮定がもしただしいのならば、 高所得の家庭=人口は年々減少する 低所得の家庭=人口は年々増加する 『下流社会』を読んでいないので同じことを指摘しているのかは知らないけれど、日本国内が二極化する……ではなくて、日本全体が沈下して
3ヶ月あれば十分です。 最初にテーマを決めて、寝食を忘れるほどに*1集中して勉強すれば、ある分野の一線の人たちと話ができるレベルまで到達できます。 最初に、そのテーマに関して手に入る資料をすべて集めます。その中でも、概要や入門ガイド、その分野で基本的なテキストとなっている資料を先に読みます。また、身近な友人や家族と話をするのもよいでしょう。 次に、そこから分からなかったことや、疑問に思ったこと、ひらめいたことなどを切り口にして、他の資料を探して読みます。また、そのテーマで活躍している人を調べて、書籍やネット上の資料があれば目を通します。そして、可能ならば適切な場でコンタクトするのもよいでしょう。 これを3ヶ月くらい続けると、身近なところでは一緒に話ができる人がいなくなります。そこで、自分があるラインを突破したことが確認できるでしょう。その時点で話ができるのはその分野にある程度詳しい人になり
1. 商業出版物(書籍)として出版する場合 著者あるいは有望な日本の出版社に連絡し、翻訳の機会がないか打診する。 a. 既に出版作業が進んでいる→作業に参加することを希望するか、出版を待つ。 b. 出版作業はまだ b1. 日本の出版社が乗り気→話を進める。 b2. 日本の出版社が乗り気でない→他の出版社に打診するか、あきらめる。 2. 自費出版物として出版する場合 著者に連絡して、日本語版の発行の許可を求める。 a. 著者よりOKがでた→話を進める。 b. 著者より条件がでた→条件をすりあわせる。 c. 著者よりNGがでた/返事が来ない→あきらめる。 3. 限定者に配布する場合 講演または勉強会のような形態で、希望者を募り、資料として配布する。 おそらく原著(新刊)の購入が望ましい。 日本語版のコピーにかかる費用程度の徴収は問題ない。 収支について 1の場合は、原則として翻訳者が出版にかか
『東京大学コレクションIII 歴史の文字―記載・活字・活版』西野嘉章編を読み終わりました。 印刷所の話では、工場にある鉛活字だけで重さが優に百トンを超えるという。これには、実のところ度肝を抜かれた。原材料は鉛と錫とアンチモンの合金。しかも日本語文を構成する漢字の数、字の種類やポイント級数などを考えたら、これも当然だろう。(略) こうした事情もあり、本展には、いくつかの歴史的な文化財と併せて、三百万本を超える鉛活字が展示品として用意されている。百万本単位の数を論うには訳がある。活字による印行には、桁外れの膨大なパーツの準備と、それを組み立てる奇跡的な職人技が必要である。三百頁程の標準的な本を活版で印刷するのにおよそ十万本の活字と込物が使われ、その重量は一トンにも達する。われわれが何気なく手にしてきた活版印刷本は、そうした圧倒的な重さを背後に持っているのである。 原稿用紙数百枚が、活版印刷で本
1949年、当用漢字字体表が発表され新字体が採用された。 これによってそれまで使われていた字体は、旧字体とか旧漢字と呼ばれることになった。 ただしこれは印刷についてのことである。 当用漢字字体表の発表前には、印刷字体と手書き字体は違うものだったのである。 「昔は旧字体で書いていた」なんてウソだ!: ほぼ文字についてだけのブログ(tonan’s blog改) コメント欄も含めて興味深い展開となっています。 この種の議論では、用語の定義をきちんと詰めて合意しておかないと話が噛み合わないものなので、そのためにも根拠となる文書を共有できる形にすることが重要です。個別的・特殊的な事例から一般的・普遍的な規則であるとする主張はいわゆる帰納法としかみなされないことがあるので、十分に裏づけとなりうる情報をオープンにしておく必要性が高いです。このようなときにMyOpenArchiveは活用できるのではないか
『人間この信じやすきもの―迷信・誤信はどうして生まれるか』T・ギロビッチ著、守一雄・守秀子訳を読み終わりました。 具体的な実験や分析の詳細データは載っていませんが、きちんと参考文献があげられているのでそちらを見ることで内容を検証できそうです。 内容のポイントは、以下の目次の一部にまとめることができます。 第I部 誤信の認知的要因 何もないところに何かを見る――ランダムデータの誤解釈 わずかなことからすべてを決める――不完全で偏りのあるデータの誤解釈 思い込みでものごとを見る――あいまいで一貫性のないデータのゆがんだ解釈 第II部 誤信の動機的要因と社会的要因 欲しいものが見えてしまう――動機によってゆがめられる信念 噂を信じる――人づての情報のもつゆがみ みんなも賛成してくれている?――過大視されやすい社会的承認 ただしい認知を行うためには、上記のような問題を取り除く作業が必要ということで
「本づくりの常識・非常識 第2版」野村保惠著を読み終わりました。 とても実用的です。お薦めの一冊です。 活字の時代のノウハウをベースにDTP制作をきちんとカバーしている。 DTP世代から編集・組版を始めた作業者の作業レベルの低さを厳しく指摘している。 知っている範囲で少々フォローしてみると、 活字時代はベタ打ち主体だったのではないかと思うが、写植時代になって雑誌などで両端揃え(文字送りや文字形状の調整)が多用される傾向になった。 活字→写植の切り替え時にもやり方の変更に伴い多少問題はあったが、現場には活字経験がある人が多かったため大きな破綻を起こさなかったのではないか? 手書き→日本語ワープロ専用機の切り替えの際に実は大きな問題が起こっている。日本語ワープロ専用機は活字の組版ルールを無視した独自仕様を始めた。しかも各社が別々の仕様で。この際、活字のルールの多くが継承されなかった。*1 日本
「印刷史/タイポグラフィの視軸―府川充男電子聚珍版」府川充男著を読み終わりました。 整版+木活字版=木版、様々な活字版の総称=活字版、近代的な鋳造活字=活版 匡廓、単辺、双辺 無界、有界 新聞紙面の変遷 築地体のサンプル 日本語ワープロにおける罫線について再整理。 本面のまわりを罫線で囲む「匡廓」と呼ぶスタイルと、一行毎に線で区切る「有界」と呼ぶスタイルが江戸時代に成立し普及していたことを府川氏の著作で再認識しました。 日本語ワープロの「罫線」機能の目的の一つは「匡廓」を表現することで、もう一つ「有界」を表現するために設計され使われていました。なお、「罫線」の仕様は、主に全角の罫線文字で実現する文字方式と、行間や文字間・文字上に実現する方式に分かれていました。中期頃には両方を実現する機種もありました。なお、文字レイヤーとは別に図形レイヤーを重ねて実現する「図形」機能などと呼ばれる機能もあり
詳しく書く時間が取れなかったので簡単にメモ。周囲の観察や経験上、次のような認識に至っています。 欧文のタイピングやローマ字入力方式の場合、十分なトレーニングを積めば毎秒8〜10打鍵(シフト時を除く)が達成できる可能性が高いと考えています。理由は、指の動作で実現するから。 親指シフト・NICOLAのような親指とその他の指を同時に使用する入力方式の場合、十分なトレーニングを積めば毎秒4〜5打鍵が達成できる可能性が高いと考えています。理由は、手首の動作を伴いやすいから。その壁を超えるには手首を動かさないタイピング法に切り替える必要があります。それが難しい。 もう一つは図を書かないと説明が難しいのですが、タイピング動作には、「Aというキーを押そう」と脳内で考えた時間と、「実際に指がAキーを押した」時間には差が生まれます。さらに、前者と後者の時間差には「ばらつき」があります。入力速度が遅い場合は「ば
ぐぐったところ、次のページに情報がありました。 Intel G33/P35 M/BへのLinux インストール(続) (たんたか日記) Intel DG965RYにCentOS4.4をインストールする Debian on G33 Linux は G33 にはまだ未対応。そのままではインストーラですらPCIの認識周りで止まってしまうが、ブート時に "pci=nommconf all-generic-ide" というパラメータを追加することで起動できる。(参考2) pci=nommconf all-generic-ide こっちは問題報告と暫定策の話。CentOS 5に逃げた例。 CentOS 5サーバ構築(あるいは問題解決) (合同会社翻訳オフィス駒田) G965 + 8GB で動かない問題#2 (naoyaの日記) naoyaの日記 - naoyaグループ (naoyaの日記) 以上のLi
http://d.hatena.ne.jp/simpleA/20071116#1195171267 超整理すると、こんな感じ。 何回かにわたり、いろんな切り口で、現状整理しまーす。 どんなときも、現状把握が大切。 切り口(1) ビジネスモデル 広告モデル Google 販売モデル Amazon系BookSurge 寄付金モデル Internet Archive ってなわけで、今日のところは、何が言いたいのかって言うと、「書籍の電子化にかかる費用を回収するモデルは、少なくとも3つあり、そのモデルに応じたスキャン対象書籍ってのがあるよ。そして、書籍のスキャン技術が浸透しつつある現在、新たなビジネスモデルが出現する可能性が高いよね。でも、残念ながら、日本では新しいモデルの出現を待つって段階に到達してなくて、かなり遅れちゃってるから、もっと一緒にがんばろうよ」ってこと。 さて、上の3つのモデルは米
もやもやしているので、もう一度読み直しました。 「ダビング10」はコピーワンスの緩和か (ITmedia +D LifeStyle) この中で紹介されている2つの議事録を細かく読みました。 http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/policyreports/joho_tsusin/digitalcontent/pdf/061121_2.pdf http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/policyreports/joho_tsusin/digitalcontent/pdf/061127_2.pdf 読み方としては、次のポイントを押さえました。 日米のデジタル放送と著作権管理技術について基本的な知識を持っていること 各委員・オブザーバーなどの所属と知識レベルの推定をあわせて行うこと 最初は椎名氏の次の主張が正しいと仮定して、JEITA
「Winnyでいいから読んでほしい」? 現役世代の本音と著作権保護期間問題 (ITmedia) ある大手出版社の編集者はこう見る。「日本に漫画家は4300人くらいいるらしい。だがその中で、作品が売れて2次利用されるなど、著作権を考慮するような立場の人は200人いるかいないかだろう」。さらに「保護期間の延長を口に出して恥ずかしくない作家など、ほんの数人でしょう」 種類人数比率 A著作権保護期間延長でメリットがあると考えられる漫画家数人0.2%以下 B執筆活動中の著作権の管理が必要な漫画家約200人約4.7% C著作権の管理のメリットが弱い漫画家約4100人約95.1% (総数 約4300人) AとBの漫画家のために厳格な著作権の管理は必要です。しかし、Aの漫画家のために著作権を延長すると、Cの漫画家の作品が世の中に知られる可能性をつぶしてしまいます。 両方にとってメリットがある方法、あるいは
(「1世代コピー9th」では誰も幸せになれない (ITmedia +D LifeStyle) しかし、これに関する技術的な可能性や障害は、何ひとつ検討されていない。理想論として言いたいことを言っただけである。ここで孫コピー不可、直接コピーしかできないという意味を、よく考えてみてほしい。これはiPodや携帯電話を、レコーダーに直接つないでコピーせよ、ということである。 これまでPSPがつながったり、SDカードに転送できるレコーダーは存在したが、今後登場する携帯電話の新モデルや登場するであろう新型 iPod、さらには有象無象存在するPMP(Portable Media Player)に対して、レコーダーが接続を保証しなければならない。さらにそれ専用のコーデック、たとえばそこからMPEG-4やDivX、あるいは XviDに、レコーダ自身が変換を行なわなければならない。もちろんコーデックのアップデ
CD 「TVアニメ『らき☆すた』エンディングテーマ集〜ある日のカラオケボックス〜」の後半(フルコーラスバージョン)の内容が凄かったので、後半トラック13〜25の内容をメモ。以下はCD内容のネタバレがあります。 買う/買わないの判断は後回しにして、アニソン(特にカラオケ)が好きな人は一度聴く価値がある! ☆トラック13 宇宙鉄人キョーダイン 歌:泉こなた(平野綾) 1976年から1977年まで放送されていた特撮番組の主題歌。オリジナル曲のボーカルはささきいさお、こおろぎ'73。 こなたの声でオリジナル曲の雰囲気をまねつつ、ところどころシャウト気味に。後半泣きが入りながら歌う様子は、一体どこのサークルの打ち上げですか? いやむしろ、いつどこでこのノリを覚えたんですか。泉父? ☆トラック14 勝利だ!アクマイザー3 歌:泉こなた(平野綾) 1975年から1976年まで放送されていた特撮番組の主題
こなたはらき☆すたの原作では電車を乗り過ごして日光に、アニメ11話では浅草に行っているので、実際にやったらどうなるか気になったので同じ区間の電車に乗ってみました。特急料金は高いからこなたは払わないでしょうから、普通・区間準急・区間快速主体です。*1 ☆幸手→東武日光 浅草→(春日部)→東武動物公園→<幸手>→南栗橋→新栃木→<東武日光> 区間快速 東武日光行きの電車に乗ると一本で日光まで行けますが、今回は時間の都合で別の何本かの電車を乗り継ぎました。また、原作は学校から乗車したと思われますが、今回は都合により自宅(幸手)から乗車しました。*2 幸手 13:06発 急行 南栗橋行き 南栗橋 13:10着 13:15発 普通 新栃木行き 新栃木 13:53着 14:27発 区間快速 東武日光行き 東武日光 15:32着 接続(乗り継ぎ)の都合で約2時間半かかりましたが、区間快速を使っても約2時
最近つくづく思うこと ネットは社会全体を相手にするのだから、ある意見に対する賛否両論は当然だし、誤解も生じるし、ときに批判は激しい。でもそんなこと以上に、嬉しくわくわくすることがある。それは、自分が書いたことが(たとえたった一人であれ)見ず知らずの人の、あるいは身近な意外な人の、心を動かすことだ。そしてそのことが直接わかることである。そんな素晴らしい経験の可能性が、いま誰にも開かれようとしている。 真っ先に新しい環境に飛び込んで、将来の活用の広がり(可能性)を考えたり、問題や課題を先読みして手を考える作業は、リスクもあるけれどわくわくする仕事。だと思うんだけどな。 サバイバルという言葉が嫌いなら使わないで話そうか 「はてなが仮にスケールアップできるようになったとき、エンジニアをこれからどこで採用したらいいのか」という議論でも、Richは「リトアニアかハンガリーがいいんじゃん」とか、いきなり
fuzzy2.com(ファジー・ツー・ドット・コム)は1日、ライトノベル全文検索エンジン「Nagato Book Search」の開発計画を発表いたします。「涼宮ハルヒの憂鬱」や「灼眼のシャナ」、「ゼロの使い魔」など現在人気のライトノベルの全文検索サービスを提供するもので、「喜緑さんが登場するのはどの本の何ページだったかな?」とか「密室殺人をネタにした作品はどれだけあったかな?」といったライトノベルに関する小さな疑問を解決することを狙ったサービスです。 fuzzy2.com(ファジー・ツー・ドット・コム)では、2006年よりlab.fuzzy2.com(ファジー・ツー・ドット・コム・ラボ、内容は一般非公開)にて「長門有希の100冊」のスキャン&OCR技術の技術評価試験を進めていましたが、第一次拡張計画としてスキャン対象の書籍を500タイトル級に追加します(対象書籍はこの後も追加予定です)。
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