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JR東日本と青森県は25日、北海道新幹線新青森―新函館(仮称)間が2015年度末に開業するのに合わせ、16年7月1日から3カ月間、県と道南地域で、大型観光宣伝企画(仮称)「青森県・函館デスティネーションキャンペーン(DC)」を開催すると発表した。県などは、北海道新幹線を“第三の開業”と捉え、八戸三社大祭や深緑シーズンを迎える十和田湖など県内の魅力を発信し、誘客に努める考えだ。 【写真説明】 (仮称)青森県・函館デスティネーションキャンペーンの成功に向けて握手を交わす三村申吾知事(中央)と、嶋誠治支社長(左)ら=25日、県庁
JR東日本の15日のダイヤ改正で新青森―仙台・東京間の東北新幹線が全て「はやぶさ」に統一されることに伴い、2002年12月の東北新幹線八戸開業の〝象徴〟として、東京との大動脈をつないだ「はやて」の名は、14日で東京発着便から消える。八戸開業に尽力した関係者や利用者からは「愛着があったので寂しい」と惜しむ声が聞かれる。 JR青森支店によると、名称の統一は東京発着便が「はやぶさ」の基準である最高速度300キロ以上での運転と、E5系車両の二つを満たすため。ダイヤ改正後は全ての「はやぶさ」が最速320キロ運転となる。 13年3月のダイヤ改正では、八戸開業時から「はやて」の車両として使われてきたE2系が、全てE5系に切り替わっている。 【写真説明】 電光掲示板に記された「はやて」の文字。14日で仙台・東京発着の列車から「はやて」の名称がなくなる=13日、JR八戸駅
15日夜から16日にかけて記録的な大雪に見舞われた北奥羽地方は週明けの17日、朝の通勤ラッシュ時に大渋滞が起き、八戸市内の主要な幹線道路では各所で長蛇の列が見られた。鉄道は昼すぎに運行を再開したが、路線バスは平均2時間の遅れが生じダイヤが大幅に乱れた。市内にはまだ多くの雪が残っており、市民生活への影響が続いている。 JR八戸線は大雪と倒木の影響で階上―久慈間で運転を見合わせるなど上下13本が運休。午後0時35分ごろに安全を確認し、全線で運転を再開した。青い森鉄道は八戸―三沢間など上下7本が運休した。 八戸市営バスは11路線の一部区間で運休。午前は市内全域で平均2時間、最大3時間の遅れが発生。16日午後6時ごろには八戸市類家5丁目の国道45号交差点で、回送中のバスが乗用車と接触事故を起こした。道路の積雪が影響したとみられ、けが人はいなかった。 南部バスは荒谷、大野の両路線が終日運休。他
〝頼みの綱〟の相談電話が半年も不通に―。青森地方法務局に設置されている人権相談電話「女性の人権ホットライン」が2013年8月上旬ごろから約6カ月間、不通状態にあったことが10日、分かった。電話線のツメが壊れ、電話機から電話線が抜けた状態になっていたのが原因だった。 同ホットラインは、家庭内暴力やストーカーなど、女性の人権問題を解決するために、全国の地方法務局に設置されている専用電話。 青森地方法務局人権擁護課によると、今年1月24日、同局に「ホットラインがつながりにくい」との指摘があり、事態が発覚した。 同局の人権相談室には、同ホットラインや「みんなの人権110番」「子どもの人権110番」などの専用電話が計4台設置されている。相談員が平日に交代で業務を行っていたが、同ホットラインの不通には全く気付かなかった。 同ホットラインには、1カ月に10件前後の相談が寄せられていたという。同課
2015年度末に予定される北海道新幹線新青森―新函館(仮称)間開業について、青森地域社会研究所(理事長・浜谷哲青森銀行頭取)は5日、青森県内の事業所を対象に実施した意識調査の結果を公表した。観光面でのプラス効果に期待を寄せる半面、道南への観光客流出を懸念する意見が目立ち、期待と不安が相半ばする現状が浮かび上がった。 調査は、県内の企業や団体などを対象に行い、472団体から回答を得た。 開業により、地域社会への影響が「大いにある」としたのは26・7%。「少しはある」も含めると、全体の7割以上が影響を受けるとの認識を示した。 プラスの影響としては「交通利便性の向上」「交流人口の増加」の割合が多く、マイナス影響では「観光客の道南への流出」や「北海道からの観光客の日帰り化」への懸念が目立った。 一方で、開業に向けた対応は、「特にする予定はない」との回答が87・1%を占めた。 同研究所は「
青森、岩手両県警は5日、無登録で二酸化炭素排出量取引への投資を募ったとして、金融商品取引法違反(無登録営業)の疑いで、盛岡市の投資コンサルタント会社「CDM」の元社長金田顕光容疑者(51)=仙台市太白区秋保町湯元=ら3人を逮捕した。金田容疑者らは2009年から12年にかけて、フィリピンの植林事業に伴う排出量取引での配当が受けられるとして、東北地方を中心に全国で約500人から約18億6千万円を集めていた。青森県では約300人が出資していたという。 ほかに逮捕されたのは、岩手県矢巾町南矢幅、元同社取締役浅沼一之容疑者(53)と、盛岡市高松1丁目、元同社事務員紺野文子容疑者(46)。 逮捕容疑は12年1~2月ごろ、国の登録を受けずに、出資から半年で40%前後の配当があるとして、十和田市の会社員女性(42)から60万円、岩手県滝沢市の会社員男性(53)から200万円を集めた疑い。両県警によると
函館市が電源開発(Jパワー)大間原発の建設差し止め訴訟を3月にも起こす意向を示したことをめぐり、原発が立地する大間町の金澤満春町長は21日、町役場で会見し、「国やJパワーは(市の)理解を求める努力をしてほしい」と述べた上で、原発建設を推進する姿勢を重ねて強調した。 金澤町長は、訴訟に対する受け止め方について「他の自治体が決めたことに関してあれこれ話すことはできないが、今まで通り原発建設に向けて鋭意努力する」と説明した。 原発の稼働時期への影響に関しては「全くないという話ではないが、Jパワーは責任を持って建設を進めるとしており、安全な原発が建設されると信じている」と述べた。 訴訟が起きても、町と市との関係には「影響するものではないと思う」とし、北海道新幹線新青森―新函館(仮称)間の2016年開業に向け、観光振興などで連携を強化する考えを示した。 函館市は、津軽海峡を挟んで大間原発から
電源開発(Jパワー)が大間町に建設中の大間原発の稼働が、2014年11月の当初予定から大幅に遅れる見通しが強まっている。13年7月の原発の新規制基準施行で新たに必要になった原子炉設置変更許可申請では、Jパワーの申請時期や原子力規制委員会の審査期間が不透明。さらに、Jパワー側は、審査通過から運転開始までには3年以上かかると見込んでおり、5年前後のずれ込みも想定される。大間原発の無期限凍結を求める函館市は早ければ3月、遅くても6月ごろに建設中止を求める訴訟を起こす方針で、裁判の展開によっては建設に影響を及ぼす可能性がある。 【写真説明】 大間原発の当初予定されたことし11月の稼働は、大幅に遅れる見通しが強まっている=2013年12月
2010年に八戸市の総合リハビリ美保野病院に勤務していた男性医師=当時(52)=が死亡したのは、長時間勤務による労災に当たるとして、新潟県に住む母親が10日までに、国を相手取り、遺族補償給付などの不支給を決めた処分の取り消しを求める訴えを青森地裁に起こした。第1回口頭弁論は28日に開かれる。 訴状によると、男性医師は10年1月から、同病院で常勤の内科医師として勤務。同年7月に重度の睡眠時無呼吸症候群などと診断されていたが、過重な当直や長時間勤務を継続。同年10月、当直室で倒れているのが発見され、死亡が確認された。死因は急性呼吸不全と、同症候群による肺炎。
野辺地町にある青い森鉄道野辺地駅待合室の立ち食いそば店「こけし亭」が、ことし3月いっぱいで撤退することが9日、青い森鉄道などへの取材で分かった。60年以上の歴史を持つ名物駅弁で、町民に“ソウルフード”として親しまれる「とりめし」も店で取り扱っており、多くの町民からは存続を願う声が上がっている。 青い森鉄道によると、昨年12月、そば店を経営する日本レストランエンタプライズ(NRE、東京)から、「経営上の理由で撤退する」と伝えられた。NREの担当者は取材に「まだ社内で意思決定をしていない」としている。 青い森鉄道の荒谷明治総務企画部長は「撤退すれば不便になるし、イメージも悪いので間を空けずに継続したい」と語り、今後は町や町商工会などと協力して地元で引き継ぎ先を探す考えを示した。 伯養軒青森支店によると、「とりめし」は1952年の発売。野辺地駅には通常で1日15個納入し、他に青森、新青森両
全国で相次ぎ浮上する大規模太陽光発電施設(メガソーラー)計画で、整備した発電施設を売却したり、故意に事業化を遅らせたりする動きが出ている。再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度で設定される売電価格が年々低下することが背景にあり、八戸市内でも昨年秋、2施設が売り払われた。売却や事業の遅延そのものに違法性はないものの、資源エネルギー庁は「再生可能エネルギーの普及促進の趣旨にそぐわないケースもある」として、事業化が遅れている計画に対する実態調査に着手。是正措置の導入も検討している。 【写真説明】 アストマックス・トレーディングが国内企業に売却したメガソーラー=2013年12月、八戸市河原木
2014年シーズンの日本フットボールリーグ(JFL)入りへ入会申請中のヴァンラーレ八戸(東北1部)の昇格の可否が、12月4日のJFL理事会で決まる。来季はJ3発足に伴い、JFLは14チームでの開催が決定。既存の8チームが残留し、残り6枠を地域リーグ勢が争っている。ヴァンラーレと同じ東北1部のグルージャ盛岡はJ3参入が濃厚となり、東北6県で〝Jリーグ空白地〟は青森だけになる見通し。将来的にJ参入を見据えるヴァンラーレが県内初のJFL入りを果たせるか、注目が集まる。(工藤洋平) 残り4枠激戦 従来、地域リーグからJFLに昇格できるのは、原則として全国地域リーグ決勝大会(地域決勝)の上位3チーム。だが、来季はJFLからJ3に参加するチームが多いため、残留を除く6チームを地域リーグから補充することとなった。 11月に開かれた地域決勝ではグルージャが初優勝し、地域勢では唯一、〝飛び級〟でのJ3
人気漫画「北斗の拳」の誕生30周年を記念し、八戸市の木工品製造販売業「八幡馬」(高橋利典社長)が、登場人物ラオウの愛馬「黒王号」がモチーフの八幡馬を製作した。「拳王軍」と「北斗の軍」の2種類。来年のえとは午(うま)でもあり、話題を集めそうだ。 「北斗の拳×匠(たくみ)シリーズ」という漫画と伝統工芸品のコラボ企画の第3弾。関連商品を製造、販売する「マンガプロダクツ」(東京、渡辺晴信代表)の依頼を受けた。 黒王号は巨大な黒い馬。ラオウの死後は主人公ケンシロウの愛馬になるなど、物語に欠かせない存在だ。商品は高さ約12センチ。伝統の八幡馬のイメージを生かしつつ、正面のマークや目を覆う布といった細部にこだわった。 コミック全巻を所有するほどのファンという高橋社長は「八幡馬を広く知ってもらうきっかけとなる。ありがたいお話だと思った。現場で仕事をする人の励みになる」と語った。 商品は限定各15個
青い森鉄道(小林巧一社長)は27日、2014年3月にデビューする新車両「703系」の輸送風景を報道陣に公開した。新車両は従来の車両より丸みを帯び、同鉄道のキャラクター「モーリー」のピンク色を新たに加えた外観デザイン。今後、三戸―青森間で走行試験などを実施することから、導入前でも沿線で目にできる。 製造元の総合車両製作所(横浜市)を25日に出発。機関車にけん引されながら北上し、27日午後3時すぎに青森東―青森間にある青森信号場に着いた。 28日から自力走行に向けた準備に入り、12月2日に三戸―青森間で性能試験、3日に走行試運転を行う。同月中旬に同鉄道に引き渡される見通しだ。 新車両はバリアフリー対応。段差を解消し、車いすでも車内トイレを利用できる。車体の長さは従来通りだが、車幅が150ミリメートル広がり、1編成の定員は従来より2~12人多い270人となる。 導入される2編成4両が加わ
久慈市は26日の中心市街地活性化協議会総会で、久慈駅前イベント広場の整備計画に伴い、駅西口の駅前ビルを撤去する方針を明らかにした。NHK連続テレビ小説「あまちゃん」で「北三陸観光協会」の入居施設として登場して注目を集めたが、建て替えや跡地利用がかねて課題となっていた。 市によると、ビルは1965年ごろに複合ビルとして完成。地下1階から地上2階までが商業スペース、3~4階が住宅、5階が展望台として使われた。近年は老朽化が著しく、入居テナントも少ない現状にあり、地元では「取り壊しはやむを得ない」との声が多い。 一方、ドラマ放映中にはドラマで使われたイラスト入りの看板が設置され、観光客の写真撮影ポイントとして今も人気を集める。あまちゃんファンからは惜しむ声が上がりそうだ。 総会の席上、外舘正敏副市長は「耐震性の問題が深刻で、改修には多額の費用が掛かる。残すには大変厳しい状況だ」と理解を求め
JRが検討している寝台特急「北斗星」(上野―札幌、1日1往復)の廃止は、青森県の第三セクター・青い森鉄道の経営を直撃することになりそうだ。北斗星が同鉄道の目時―青森に乗り入れる際に発生する旅客運輸収入がなくなるためで、億単位の減収も想定される。同鉄道は毎年、県から多額の線路使用料の減免を受けるなど、厳しい経営状況にあり、関係者は「廃止なら影響は大きい」と懸念している。 【写真説明】 北海道新幹線の開業に合わせて廃止される見通しとなった寝台特急「北斗星」
青森県内は9日未明から早朝にかけ、高気圧に覆われた影響で放射冷却が強まり、この秋一番の冷え込みとなった。八戸で気温が2度まで下がるなど、県内23観測地点中15地点で今季の最低を記録。氷点下となったのは三戸の氷点下2・1度、むつの同0・7度、十和田の同0・4度など。 早朝の八戸市南郷区島守では、田んぼや道端の水たまりに氷が張り、朝日に照らされてきらきらと輝く光景が見られた。 (文・写真とも松橋広幸) 【写真説明】 この秋一番の冷え込みで、氷が張った八戸市南郷区島守の田んぼ=9日午前6時50分ごろ
青森県鉄道整備促進期成会(会長・三村申吾知事)と県、県議会は6日、JR東日本盛岡支社に対し、北海道新幹線・新青森―新函館(仮称)間の開業直後の2016年度に、青森県と北海道南地域を対象とした大型観光宣伝のデスティネーションキャンペーン(DC)の開催を要望した。同支社も地元と協力して実現に向けて取り組む意向を提示。JR東日本は年内にも、JR各社にDC実施を提案する方針だ。 【写真説明】 JR東日本盛岡支社の嶋誠治支社長(左)に要望書を手渡す青森県の青山祐治副知事(右)=6日、盛岡市の同支社
三沢市古間木にある農園の農機具小屋で、直径約80センチの大きなスズメバチの巣が見つかった。農園を所有する会社員川端康裕さん(47)は「2年前も屋内に巣を作られ、昨年はなかった。今年は大きくて怖い」と付近に植えたカボチャの収穫を放棄した。市民の依頼を受け駆除に当たる市シルバー人材センターは「これまで大きくて50センチぐらい。過去最大ではないか」と話す。 巣は屋根の軒下にぶら下がり、特有のまだら模様。スズメバチに刺されると、激しい痛みやショック症状を引き起こす。 会社勤めの傍ら、休日に農園でジャガイモやサツマイモ、トマトを栽培して産直市場に並べているという川端さん。「8月上旬に来たら小さな巣があった。寒くなればハチがおとなしくなるのでそのままにしていたが、こんなに大きくなるとは。もう手を出せない」と苦笑いする。24日も時折、巣の小さな穴から黄色のハチが出入りしていた。 市シルバー人材セン
久慈市小久慈町の白亜紀後期(約8500万年前)の地層から、小型の肉食恐竜「コエルロサウルス類」の後ろ足指の骨とみられる化石が発見された。鑑定した早大国際教養学部の平山廉教授(古生物学)が29日、同市の久慈琥珀(こはく)博物館で会見し、発表した。肉食恐竜の化石は全国で10例以上発見されているが、平山教授は「すり減りやすい指の骨が良い保存状態で見つかるのは珍しい」としている。2012年5月、琥珀を掘るため同博物館の琥珀採掘体験場を訪れた南部町立南部中1年の佐々木貴杜(たかと)君(13)が見つけた。(水野大輔) この地層からは10年7月に翼竜、12年3月に大型草食恐竜の竜脚類など多くの化石が見つかっており、今回の肉食恐竜の化石は久慈地域の当時の多様な生態系を示す史料として注目される。肉食恐竜の化石の発見は、岩手県内では初めて。 化石は長さ31ミリ、幅が最大13ミリ。平山教授によると、骨の関節
北八甲田周辺で東日本大震災以降、火山活動とみられる地震や地殻変動が、相次いで発生している。これを受け青森県は6日、学識経験者や関係自治体などで構成する「八甲田山火山防災協議会」を設置し、噴火が発生した場合の警報の発表基準を決定した。現在は噴火の可能性が低い「平常」の状態だが、早期に防災対策を講じて、被害防止に努める考えだ。 【写真説明】 地震や地殻変動など火山活動が見られる北八甲田の大岳=6日、青森市
八戸地域で、来春卒業予定の高校生に対する求人票の提出が好調な滑り出しを見せている。八戸公共職業安定所が受け付けた求人数は6月末現在、前年同期の3倍以上に達し、八戸職安管内で就職を希望する生徒とほぼ同数となった。ただ、業種の偏りや就職場所をめぐってミスマッチが生じる可能性もあり、八戸職安では「さまざまな業種の求人が提出されるよう取り組みたい」と話している。
八戸市立図書館所蔵の古文書の一部が所在不明となっている問題を受け、図書館を管轄する市教委は25日、古文書庫内にある約3万点の所在について、7月から総点検を始め、12月末までに結果をまとめる方針を明らかにした。併せて、管理保存体制の改善にも取り組むとしている。 【写真説明】 八戸市教委の定例会で、古文書の所在不明問題の再発防止策を説明する伊藤博章教育長=25日、市庁
久慈市の防災無線で流れる時報メロディーに、同市を主なロケ地として放映中のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」の2曲が使用される見通しとなった。7月1日から午前7時、正午、午後5時の毎日3回、おなじみの曲が市内に流れる予定だ。 市によると、午前7時に軽快な曲調のオープニングテーマ、正午に同曲のスローバージョン、午後5時に挿入歌「潮騒のメモリー」を流す。1曲の長さは40秒程度で、演奏は岩手県立久慈高校のマンドリン部が担当する。 市は放映開始後、NHK側に曲の使用を打診。作曲した大友良英さんらと協議しており、使用できる見込みがついたとしている。市の防災無線ではこれまで、フランス民謡「アマリリス」などが使用されていた。 18日に行われた市議会定例会一般質問の答弁で、山内隆文市長が2曲の使用を明らかにした。(水野大輔)
八戸市立図書館が所蔵する古文書約3万点のうち、市文化財として指定されている「八戸藩日記」2点を含む167点の所在が不明となっていることが18日、図書館関係者への取材で分かった。多くは寄贈品で、図書館側は2012年度までに点検を行い、この事実を把握していたが、公表していなかった。同市では寄贈を受けた美術・工芸品16点の所在不明が発覚したばかりで、管理のずさんさや調査結果の公表の遅れなどがあらためて問題となっている。 【写真説明】 約3万点の古文書が保管されている八戸市立図書館の書庫。市文化財の「八戸藩日記」など167点の所在が不明となっている=18日、同市糠塚
青森県立図書館(川村進館長)で、県内各市町村の図書館や学校などへの書籍の“支援貸し出し”が増加している。2012年度は貸出総数の1割を占めるまでになった。調べ学習や朝の読書、読み聞かせなど、学校の現場で使う書籍の提供が増えたのが要因の一つ。厳しい財政事情を反映して、市町村の学校図書購入費が伸び悩む中、関係者は「児童や生徒がさまざまな書籍に触れる機会が増える」と今後も積極的に活用する考えだ。
おいらせ町のイオンモール下田は7日、専門店街に16店舗を新規に導入し、一部を除いてリニューアルオープンした。既存の5店舗も改装し、女性向けファッションや雑貨類の充実を図った。 リニューアルでは、青森県初出店となるファッションブランド「LAURA ASHLEY(ローラアシュレイ)」を導入するなど都市型ファッションを充実。下着専門店やキッズ写真スタジオなど消費者の要望の多かった店舗も導入した。レストラン街には4店舗が新規開店した。 【写真説明】 青森県内初出店となるローラアシュレイ=7日、イオンモール下田
階上町の山林を中心に、4月から相次いでいる不審火は収まる気配が見られない。5月に入ってから新たに2件が発生し、八戸消防本部が把握しているだけで火災や燃え跡は計15件に上る。パトロールが強化された後、発生場所は一般道沿いから山間部の林道沿いに移っており、八戸署は放火の可能性が高いとみて捜査を続けている。
十和田観光電鉄(十和田市、白石鉄右エ門社長)は今年に入り、廃線となった十鉄線(14・7キロ)の鉄道設備の撤去作業を本格化させている。車庫と変電所がある七百駅(六戸町)を除き、来年度中に撤去を完了させる見込み。沿線の2県立高校前の県道では、青森県によるバス停車帯の設置工事もスタート。89年にわたり十和田、三沢両市を結んだ沿線は、景観が様変わりしつつある。
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