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アギレ新監督の就任が承認されたこの日の理事会では、2大会ぶりの1次リーグ敗退に終わったW杯ブラジル大会の検証結果も報告され、原専務理事は主にコンディション調整に不備があったことを認めた。 やり玉に挙がったのが離日前に鹿児島県指宿市で実施した強化合宿。6日間のうち4日間を午前と午後の2部練習に充て、酷暑の中で体力強化を図った。内田(シャルケ)ら故障でシーズン終盤を棒に振った選手の調整には有効だったが、疲労が抜けきらなかった選手も多かったようで、原専務理事は「もう少し休ませた方がよかった」と反省を口にした。 試合会場から遠いサンパウロ北西部のイトゥをベースキャンプ地に選定した点についても、各試合の前日に約5時間の移動を強いられたことで、体調に影響があったと分析した。 また、「自分たちのサッカーをやろうというところと、相手にある程度合わせるところのバランスが崩れた」と攻撃的スタイルに固執し
サッカーブラジル代表のFWネイマール選手(22)が足を動かす際、脳の活動範囲がアマチュア選手の1割以下であるとの研究結果を、独立行政法人・情報通信研究機構の研究チームが明らかにした。同機構脳情報通信融合研究センター(大阪府吹田市)の内藤栄一研究マネジャーは「脳の活動範囲が小さくて負荷が少ない分、別の複雑な動きも同時にできるため、多彩なフェイントにつながっているのではないか」と分析する。 論文はスイスの神経科学専門誌「フロンティアーズ・イン・ヒューマン・ニューロサイエンス」に近く掲載される。内藤氏によると、一流サッカー選手の足の運動と脳の活動の関係を明らかにした研究は珍しいという。 ネイマール選手はスペイン1部リーグのバルセロナに所属。フェイントを交えたドリブルの名手として知られ、今年のワールドカップ(W杯)で4ゴールを決めたが、準々決勝で脊椎(せきつい)骨折の大けがをし、戦線を離脱した
ベルリンで行なわれた優勝報告会に40万人以上がかけつけるなど、24年ぶりのW杯優勝にドイツ中が湧き立っている。 ブラジルとの準決勝で7点を決めて大勝した上に、W杯の通算ゴール数も224点で歴代トップになったこともあり、優勝の理由として得点力や攻撃力が挙げられることが多い。 しかし、ドイツが優勝を果たすうえで、欠かすことのできない活躍を見せたのがノイアーだった。7試合で喫したのはわずかに4失点で、完封が4試合。86.2%のセーブ率を記録して、大会の最優秀GKに選ばれた。準々決勝のフランス戦の後半アディショナルタイムにベンゼマが放ったシュートをブロックしたシーンなど、彼の活躍したシーンは枚挙にいとまがない。 そして彼は、新しいキーパーのスタイルを構築した選手としても記憶されることになりそうなのだ。 「ペナルティエリア内やディフェンスラインの裏に出されたボールへの対応も素晴らしいが、彼の
ブラジルW杯で優勝を飾ったドイツ代表が15日にベルリンのブランデンブルク門で行われた優勝報告会で人種差別問題を起こしたとして、国内外で物議をかもしている。ビルト紙など複数メディアが報じている。 問題となっているのは、決勝戦のアルゼンチン戦で決勝弾を決めたMFマリオ・ゲッツェ、今大会でW杯歴代最多出場記録を更新したFWミロスラフ・クローゼ、MFアンドレ・シュールレ、GKロマン・バイデンフェラー、DFシュコドラン・ムスタフィ、MFトニ・クロースの6名が踊ったダンス。そして、歌詞の内容だ。 壇上で肩を組んで踊り始めた6人は、「ガウチョ(南米人)はこう歩く!」と腰を屈ませながら歌い、次に「ドイツ人はこう歩く!」と腰をまっすぐ伸ばしたまま勢いよく走り、これを何度も繰り返した。この“ガウチョダンス”は、決勝戦の相手だったアルゼンチンを含む南米人を侮辱したものだと、国内外から批判を呼んでいる。 ビ
W杯の余韻に浸る間もなく、Jリーグの日常が戻ってくる。15日にはアジア・チャンピオンズリーグの影響で試合が順延されたC大阪vs.川崎、広島vs.横浜FMの2試合が行なわれ、J1リーグ戦は真夏の中盤戦へと突入する。 W杯期間、J1各クラブは高温多湿の厳しい状況下での試合に備えトレーニングに励んでいた。この期間中に、主力選手の海外挑戦、タイトルや残留に向けての補強など様々な動きがあった。 以下、7月14日までの時点で中断期間に成立したJ1クラブの主な選手の移籍動向をまとめた。なおカッコ内の順位は5月18日終了時点のリーグ戦のもので、「※」マークは期限付き移籍。所属元でのレンタル期間終了を受けての完全移籍は割愛した。 まず、攻撃の中心選手が海外クラブに移籍した3クラブである。 ●浦和レッズ(1位) In:岩舘直(GK/水戸※) Out:原口元気(FW/ヘルタ・ベルリン)、山岸範宏(G
15日のイタリア紙ガゼッタ・デロ・スポルトは、閉幕したブラジルW杯総集編として、各国の総合評価と総評、ベスト、ワースト選手を選んだ。優勝したドイツは10点満点で準優勝のアルゼンチンは8点、3位のオランダには7・5点をつけた。日本は4点で「この国でいつも問題になるのは“ボンバー”がいないこと」と得点力不足を指摘した。 日本での最優秀選手にDF内田篤人(シャルケ)、ワースト選手は香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)を選んだ。「内田はチームを救った。一方、香川はクロップ、ファーガソンのレッスンを受けるにはふさわしくない」と辛口コメントだった。 1次リーグで敗退したスペインとイングランドは3・5点でイタリアは4点。準決勝でドイツに歴史的大敗を喫し、3位決定戦でも敗れたブラジルは4点だった。
ブラジル・ワールドカップは13日に決勝が行われ、延長戦の末、ドイツ代表がアルゼンチン代表に1−0で勝利した。ドイツ代表が1990年メキシコ・ワールドカップ以来、24年ぶりの優勝を果たし、本大会は幕を閉じた。 『FIFA.com』が14日に、今大会における「カストロール・インデックス」に準じた選手ランキングとベストイレブンを発表した。 「カストロール・インデックス」とは、試合中における選手の様々な動きやプレーがデータ化され、10点満点の数値として表示される分析システムで、ブラジル・ワールドカップの公式スポンサー「カストロール」が提供している。 ランキングトップに輝いたのは、ドイツ代表MFトニ・クロースで9.79。全7試合に出場し84.8パーセントのパス成功率を誇り、決勝トーナメント準決勝ではブラジル代表を相手に、2ゴールを挙げる活躍をみせた。2位には9.74でオランダ代表FWアルイェン
■度重なる緊急事態も克服 アルゼンチンとの決勝戦のキックオフ直前に発生したドタバタ劇が、ドイツの強さの秘密を逆に物語っていた。すでに発表されていた先発メンバーに名前を連ねていたMFサミ・ケディラが、試合前の練習でふくらはぎを負傷。プレーが不可能となる緊急事態に見舞われた中で、ヨアヒム・レーヴ監督が代役に指名したのがMFクリストフ・クラマーだった。 【写真特集】ブラジルワールドカップ 23歳のシンデレラボーイは今大会初先発。ポルトガル、ガーナ、アメリカと対戦したグループリーグでは出番がなく、アルジェリアとの決勝トーナメント1回戦の延長後半、フランスとの準々決勝の終了間際にそれぞれ途中出場しただけで、プレー時間は合計で20分強にすぎなかった。 ■選手層の厚さ 誰が出場しても同じサッカーができる 元日本代表MFで現在は解説者を務める水沼貴史氏は、今年5月に代表デビューを果たしたばかりのクラ
アルゼンチンのレジェンド、ディエゴ・マラドーナ氏は、同国代表FWリオネル・メッシがブラジル・ワールドカップ(W杯)のゴールデンボール(大会MVP)を受賞したのは正当な評価ではないと主張している。 今大会ではグループステージで4ゴールを記録したメッシだが、決勝トーナメントに入ってからは無得点。13日に行われたW杯決勝でもゴールは奪えず、0−0で迎えた延長戦でドイツMFマリオ・ゲッツェが決めた1点が決勝点となってドイツが優勝を飾った。 試合後にはゴールデンボール受賞が発表されたメッシだが、笑顔を見せることなくトロフィーを受け取った。 自身が司会を務めるアルゼンチンのテレビ番組『デ・スルダ』でマラドーナ氏が次のように語ったとして、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。 「レオのことは大好きだが、受け取るに見合わない賞を贈られるのは不当なことだ。マーケティングの成果による賞で
時計の針は既に120分を回っていた。延長後半終了間際に自身で得たFK。リオネル・メッシの左足から放たれたボールは、ゴールを捉えきれずにドイツサポーターによって埋め尽くされたスタンドに向かっていった。 ボールの軌道を最後まで見届けたメッシは、命運が決まったかのようにその場に立ち尽くす。ほどなくして、ドイツの28年ぶり4度目の戴冠を告げるホイッスルが響き渡る。最後にして、最も欲したタイトルをすんでのところで獲り損ねたメッシは、呆然として目の前で湧く歓喜をただ見つめるしかなかった。 改めて言うまでもなく、今大会のアルゼンチンはキャプテンを務めるメッシのチームだった。そして、彼はまさにピッチ上の王様だった。 守備の負担はチームメートに分け振られ、メッシの役割はとにかくゴールを奪うことだけに特化されていた。ピッチを闊歩する王様と、その周りを働き蜂の如く動き回るチームメートの図式は、決勝でも変わ
フランスメディア『Foot01』は、カメルーン代表でマルセイユ所属DFニコラ・ヌクルの父親が、10日に、カメルーンで焼死体となって発見されたと報じた。 事件が起こったのはカメルーンのメフー=エ=アファンバ県ムフーで、ヌクルの父親は、10日の午前1時頃にムフーで車の中で焼死体となって発見された。ヌクルの父親はムフー近郊のアブーン村で村長を務めていた。 地元メディアでは、この事件は単なる不幸な事故の結果ではなく、先のブラジルでのワールドカップでのカメルーン代表の惨敗と関係があると報じている。今大会のカメルーン代表はグループリーグ全敗を喫し、クロアチア戦では八百長を行ったのではないかと疑われていた。 ヌクルは4年前の南アフリカ・ワールドカップ後には母親を亡くしている。
ブラジル・ワールドカップで準優勝に甘んじたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシがゴールデンボール(大会MVP)を受賞したことについて、選考基準について早くも海外メディアやファンから批判が巻き起こり、陰謀説も浮上している。 メッシの4ゴールは全てグループステージで記録したもので、今大会では本調子だったとは言い難い。アルゼンチンは準決勝、決勝と、延長戦まで戦ったが240分間で無得点に終わり、攻撃で振るわなかったメッシよりも守備で健闘したMFハビエル・マスチェラーノの方が高評価だった。 ゴール数で言えば、6ゴール2アシストを記録して大会得点王となったコロンビアのFWハメス・ロドリゲスや、5ゴール3アシストのドイツのMFトーマス・ミュラーが最有力であったはずであり、大会を通してのパフォーマンスを見れば、オランダの3位入賞に大きく貢献したMFアリエン・ロッベンが獲ってもおかしくはなかったし、ドイ
[リオデジャネイロ 13日 ロイター] - サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会は13日、ドイツが6大会ぶり4度目の優勝を飾り幕を閉じた。優勝監督となったヨアキム・レーウ監督(54)は、「10年間の努力が実った」と喜びを語った。 2006年のドイツ大会後に、前任のユルゲン・クリンスマン監督の後を引き継いだレーウ監督は、「50日間の準備期間があったが、これは10年前に始まったプロジェクトだ」とコメント。 延長戦の末、アルゼンチンに1─0で競り勝った指揮官は、「われわれはクリンスマン氏とともに始動し、それを続けた。最大の強みは、優勝までたどりつけなくても成長を続けたことだ」と胸を張った。 2010年の南アフリカ大会まで3大会連続ベスト4以上の成績ながらも頂点が遠かったドイツ。レーウ監督は「過去には落胆した時期もあった。しかし、(今大会で)10年間の努力が実り特別な瞬間を迎えた」と
日本代表の次期監督就任が決定的なメキシコ人のハビエル・アギーレ氏(55)がビッグネームの選手も特別扱いしない方針であることが判明した。 【写真】TVカメラマンに変装していた香川 関係者は「アギーレは選手選考に関して所属クラブや経歴を気にしない。10年W杯の時がそうだったようにね」と証言。プレースタイルが自身のサッカーに適さない場合や調子次第では本田、香川らもメンバーから外す可能性がある。 メキシコを指揮した10年W杯南アフリカ大会ではバルセロナでデビューしていたMFドスサントスを23人のメンバーから外し、マンチェスターU移籍が決まっていたFWエルナンデスもベンチ要員に。開幕直前までレギュラーだったGKオチョアを起用しないなど大胆采配を振った。大会中から選手起用に批判が集中したが、考えを曲げることなく16強進出と最低限の結果を残している。 14日には日本協会の大仁会長と原専務理事の監督
ワールドカップ・ブラジル大会の決勝が日本時間14日に行われ、アルゼンチンと対戦したドイツは延長戦の末に1−0と勝利を収め、24年ぶり4度目の優勝を果たした。 1986年、90年大会に続き決勝では3度目の対決となった両チームの一戦。立ち上がりからボールを支配したドイツに対し、アルゼンチンは激しい守備からリオネル・メッシを中心としたカウンターで対抗する。4分には、ゴンサロ・イグアインがペナルティーエリア内からシュートを放つなど、アルゼンチンが早々にチャンスをつかんだ。 その後は一進一退の攻防が続く。そうした中で最初の決定機を迎えたのはアルゼンチンだった。21分、ドイツのトニ・クロースがヘッドでバックパスを出したところ、それがミスとなり、イグアインがカット。イグアインはGKマヌエル・ノイアーと1対1になったが、シュートはゴール左に外れた。 前半30分には、右サイドからのエセキエル・ラベッシ
◇W杯ブラジル大会3位決定戦 ブラジル0―3オランダ(2014年7月12日 ブラジリア) ブラジルはオランダに0―3で完敗。ネイマールがピッチを去ってから狂った歯車は最後まで元に戻らず、試合終了後は大ブーイングが浴びせられた。 立ち上がりから積極的にボールを奪いにいったが、1本目のカウンターで早速守備にほころびが。縦に突破したFWロッベンをDFチアゴ・シウバが倒しPKを献上、開始3分で先制を許してしまう。2点目もショートカウンターからのクリアが中央に入ってしまったことからの失点した。 その後もボール保持率では上回ったもののオランダの5バックを崩すことはできないまま前半終了。後半に入っても流れを変えることはできず、試合終了間際の後半46分にはサイドから崩されダメ押しの3点目を奪われた。 主将のDFチアゴ・シウバは「失望しました。こんな形は我々にふさわしくなかった」とがっくり。「これも
◇W杯ブラジル大会3位決定戦 オランダ3―0ブラジル(2014年7月12日 ブラジリア) 【写真】3位決定戦に敗れ引き上げるブラジルイレブン オランダのロッベンが無尽蔵のスタミナでブラジル守備陣を切り刻んだ。 前半2分、トップスピードでパスを受けると、ドリブルでペナルティーエリアに侵入。ブラジルのDFチアゴ・シウバが手で止めるしかない高速ドリブルで、いきなりPKを誘発した。このPKをファンペルシーが決め、オランダはわずか3分で先制。ロッベンはその後も終了までピッチを縦横無尽に走り回った。 「本当に自分はもう空っぽです。決勝に出られなかった悔しさはあるけど、3位になるために全力を出した」 試合前、ブラジルのフェリペ監督が警戒する選手として真っ先に名前を挙げ、入念に対策を練ったことを明かした。だが、その包囲網をものとのしないスピードと運動量で切り裂いた。 「本当にクタクタ。だから3位
ブラジルW杯で注目を浴び、モデル契約を勝ち取った17歳の“美しすぎる”ベルギーサポーター、アクセル・ディスピギラーラさんが早くも契約を解除されてしまった。英紙・インディペンデントやデイリーメールによると、過去に彼女自身がFacebookへ投稿した写真が原因だという。 ベルギー代表サポーターのアクセルさんは、ベルギー対アメリカの試合を現地で観戦。その姿が“美しすぎる”と話題を呼んだ。さらに自身で作成したファンページへは、「いいね!」が殺到。ソーシャルメディアで話題を呼ぶと、これに目をつけた化粧品会社「ロレアル」からモデル契約のオファーが舞い込んだのだ。 自身のFacebookでモデル契約を発表したアクセルさんは「1年前は普通の女の子だったのに……!」と喜びのコメントを残し、既に新商品のPR撮影も行っていた。しかし、まさかの形で1週間と経たずにモデル契約は終了する。 原因は、彼女がアメリ
世界一を決めるワールドカップは、選手にとってステップアップの場でもある。このビッグトーナメントで活躍すれば、多くのクラブの目に留まることになる。今大会も、ブラジル代表に最後までゴールを割らせなかったメキシコ代表のGKギジェルモ・オチョアが移籍マーケットを賑わせている。ブラジルが無得点に終わったのはこの試合だけだったことからも(準決勝終了時点)、オチョアのパフォーマンスがいかに素晴らしかったかがわかる。 ワールドカップは選手の人生を変えるほどの大会だが、今回は選手だけでなく一人の女性の人生も大きく変えたようだ。 Axelle Despiegelaereさんというベルギー出身の女性が、シンデレラストーリーの主人公だ。彼女は今大会でベスト8に進出したベルギー代表を応援するためにブラジルを訪れており、ベルギーカラーの応援グッズを身につけて声援を送っていた。 そんな彼女の姿がたまたま写真に撮ら
日本代表がブラジルから帰国して4日後の7月1日、日本サッカー協会の原博実専務理事兼技術委員長は記者を前に、W杯での日本の戦いを総括した。その中で、気になる一言があった。 「この4年間は、自分たちでボールを動かして相手を崩していくサッカーをやっていこうとしていた。決して間違った方向性だったわけではなかったが、世界の舞台ではもう少しいろんな展開に応じた戦い方が必要だった。 W杯のほかの試合を見ていても、やりたいサッカーがあっても割り切った戦い方をしている国もあった。日本は自分たちのサッカーにこだわったけど、それもやりきれなかった。力がなかった。ある時間帯では、南アフリカ大会のような守る戦い方も必要だった。強豪国はそうした引き出しを持っている。今後の監督人事については、自分たちで崩していくサッカーは継続しつつ、なおかつ日本人の良さを活かせる指導者を探している」 この中で筆者が気になったのは
2014年W杯は現地時間12日(以下現地時間)に3位決定戦が予定され、ホスト国ブラジルとオランダが対戦する。しかしオランダ代表のルイス・ファン・ハール監督はこれを無意味な試合と位置付け、戦いたい人間は誰もいないとの見解を示した。 オランダはグループリーグ初戦で前大会王者スペインを5対1で粉砕するなど、好パフォーマンスを披露して勝ち上がってきたが、9日の準決勝でアルゼンチンに敗戦。スコアレスのまま迎えたPK戦で涙を呑み、3位決定戦に回ることになった。 しかし、ファン・ハール監督はアルゼンチン戦後、「3位決定戦などやるべきじゃない」「もう10年もそう言い続けてきた。まあとにかくやらなくてはならないが」と述べ、オランダの前日にドイツとの準決勝を戦ったブラジル側が1日多く休めることについても「フェアじゃない」と語った。 その上で同監督は「なかでも最悪なのは、2連敗で大会を終える可能性があると
ブラジル代表FWネイマールが10日、キャンプ地テレゾポリスに戻り、チームに再合流した。会見を行ったネイマールは、時折涙を見せながら、現在の心境を語った。 ネイマールはW杯準々決勝のコロンビア戦でDFフアン・スニガとの接触プレーで負傷。腰椎骨折の大怪我を負った。エースを失ったブラジルは続く準決勝のドイツ戦で1-7の歴史的大敗を喫するなど、チームに与えた影響は計り知れないものだった。 負傷後初めて記者会見を開いたネイマールは負傷や大敗を喫したチームについてなど、様々な質問に答えている。『ガーディアン』など複数メディアが伝えた。 「神に感謝しなければならない。あと2cmずれていたら、きょう僕は車いすで来ていた可能性がある。スニガからは(負傷した)翌日に連絡を貰った。彼に恨みはない。でも普通のアクションだったとは思えないけど」 「0-6、0-7で終わる可能性もあった。でもみんなは走り続け、
「ブラジルW杯・準決勝、ブラジル1-7ドイツ」(8日、ベロオリゾンテ) 準々決勝のコロンビア戦で負傷し、戦線離脱したサッカーブラジル代表FWネイマールがドイツとの準決勝を自宅観戦。前半で大量失点したブラジル代表の試合を最後まで見届けることなく、テレビの前から去ったという。現地メディアで報じられている。 ネイマールは自宅で家族や友人とともにブラジル‐ドイツ戦をテレビ観戦。早々と連続失点する展開に母は泣き崩れたが、ネイマールは激高。まるで目の前で起こっていることが信じられないように口汚くののしった後、テレビの電源を切って「こんなクソみたいなもの、これ以上見たくない。ポーカーでもしよう」と吐き捨てたという。 もっとも、試合後に落胆しきっているチームメートを励まし、3位決定戦へ向け、できるだけ良い状態で迎えるため10日にもブラジル代表合宿に再合流するという。ネイマールは関係者に電話連絡し、自
ワールドカップ3度の優勝を経験したブラジルサッカー界の英雄ペレの実子、エジーニョ(43)が7月8日、麻薬密輸容疑でサントス市警当局に身柄を拘束されたことが分かったと、英国営放送BBCが報じている。 本名エジソン・コルビ・ナシメント被告は、今年5月にマネーロンダリングの罪で逮捕され、既に33年の禁固刑に処されたが、保釈金を支払い一時的に自由の身となっていた。だが、地元警察はエジーニョ被告が当局にパスポートを提出しなかったことから、海外逃亡の可能性を危惧し、今回の再逮捕に至ったという。 エジーニョはペレの初婚の相手との間に生まれた三男で、父親と同じ名門サントスでかつてGKとしてプレー。引退後はサンパウロ州サントス市の悪名高きギャングと深いつながりを持ち、警察の調べに対してギャングからドラッグを購入したことは認めているものの、ギャングの一員であることは否定。再逮捕の際は抵抗せず、パスポートは
5日に行われたブラジル・ワールドカップの準々決勝で、ブラジル代表FWネイマールが脊椎を骨折した件で、その“加害者”となってしまったコロンビア代表DFフアン・スニガが家族の保護を要請していたことがわかった。 本人から相談を受けたコロンビアサッカー連盟(FCF)はコロンビア外務省に同選手と家族の保護を要請。これを受けてコロンビア政府がイタリア当局に働きかけるなど、一連の騒動は国際問題に発展している。 ネイマールのW杯絶望が明らかとなって以降、スニガに対しては世界中から多くの批判や中傷が飛び交った。ソーシャルメディアでもスニガを非難する投稿は無数に点在し、そのうち一部のユーザーは悪質な脅迫発言や殺害予告を発するなど凶暴化している。さらには、スニガを攻撃しようとする何者かが同選手のイタリアの住所をSNS上に無断で公開し、スニガへの攻撃宣言や“同選手の幼い娘に危害を加える”などのきわめて悪質な投
大韓サッカー協会が今月3日に洪明甫(ホン・ミョンボ)氏(45)の監督続投を発表してからわずか1週間。洪氏が10日、電撃辞任した。 ソウル市内で会見に臨んだ洪氏は「成績不振の責任を取り、代表監督の座から降りる」と語り、「国民を失望させて申し訳ない」「自分の能力がまだ不足しているとの考えに至った」などと謝罪の言葉を口にした。だが、電撃辞任を決断する引き金となったのは、成績不振もそうだが、洪氏に突如降りかかった2つの「騒動」にありそうだ。 1つ目は、代表メンバーの合宿練習が始まった5月に洪氏が京畿道城南(キョンギドソンナム)市に土地を購入していた事実が一部メディアによって報道されたこと。これに対し、サッカーファンやネットユーザーは「もっとも重要な時期に指揮官が個人的なことに気をとらわれていたから散々な結果になった」「代表チームの管理もせずに土地を見に行っていた」などと洪氏に怒りの矛先を向けた
【W杯】「向こう百年に渡って、人はこの試合を忘れないだろう」。ブラジル戦の歴史的大勝にドイツメディアは絶賛の嵐 ブラジル代表との準決勝を終えて、翌朝の7月9日付のビルトの一面が全てを表していた。次の見出しで、ただ「7:1」という数字と、ケディラに飛びつき雄叫びを挙げるクロースが全面に掲載されている。 「言葉はいらない!(Ohne Worte ! )/ ビルト(Bild)」 もはや批判はどこにも見当たらない。ビルトは試合後の採点で、ドイツ代表全選手に対して最高点である「1」を付与した。先発陣だけではない。後半から途中出場して2ゴールを決めたシュールレ、メルテザッカー、そして正直なところ何もしなかったドラクスラーにさえ、「1」が与えられている。 ビルトはブラジルW杯準決勝でブラジル代表を7-1のスコアで下した一戦を、「永遠の勝利」と形容した。 「ブラジルサッカーの歴史の中で、最も大きな
韓国代表のホン・ミョンボ監督が10日、辞任を発表した。 韓国はワールドカップ(W杯)・グループHで、初戦こそロシアと1−1で引き分けたものの、第2戦でアルジェリアに2−4と敗北。さらにベルギーにも0−1と敗れ、1勝も挙げられないままグループステージ敗退に終わった。 韓国サッカー協会(KFA)は先週、ホン・ミョンボ監督を2015年のアジアカップまで続投させると発表。指揮官が辞任を申し出たが、KFAが受理しなかったと明らかにしていた。 だが、自身に対する批判が高まる中で、ホン・ミョンボ監督は一転、辞任を決意したようだ。10日の会見で、同監督は次のように話している。 「私は大会前に、ファンに希望を与えると約束した。だが、結果的には落胆させるだけとなってしまった。本当に申し訳なく思っている」 「私は1年、代表チームを率いてきた。いろいろなことがあったよ。私は多くのミスを犯した。私が十分に
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