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今年の「#文学」
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Googleもすなる「OKR」について、楽しく把握できる本「OKR:シリコンバレー式で大胆な目標を達成する」 シリコンバレー系読み物が大好きな私に、日経BPの中川さんが「OKR シリコンバレー式で大胆な目標を達成する方法」という新刊を紹介してくれたので、今日はその読書感想文です。 フリーランスになって何が一番嬉しかったかって、「MBO:Management By Objectives through Self Control」(目標管理制度)から解放されたことでした。今から思うと、MBOという手法が悪かったわけではなく、その扱いが形骸化していたことが悪かったんだと思います。目標らしきものをいやいや設定して、半年後にはどういう目標を設定したかも忘れて、そんなふうだから評価も低くて。 だから、Googleが成功しているのは「OKR:Objective and Key Result」という手法を
Googleが、Google Earthの公式YouTubeチャンネルで、サルー・ブライアリーさんの長い長い冒険の物語を2分30秒の動画にして紹介しています。 2013年に翻訳書も出版されていますが、私は知らなかったので、見てびっくりしました。 インドならではの話ですが、5歳のときにうっかりこっそり列車に乗り込んでそのまま眠り込み、目が覚めたら全然知らない町にいた、という少年が30歳になってGoogle Earthのおかげで自分の故郷をつきとめた、という本当にあったお話。 路頭に迷ったサルー少年は、運良くオーストラリア人夫婦の養子になって何不自由なく暮らしましたが大人になっても故郷が忘れられず、Google Earthの存在を知って家族探しのバーチャル旅を始めたのでした。 ヒントは、自分が降り立った駅がカルカッタのハウラー駅だったこと。15時間くらい寝ていたと考え、調べる範囲を96万230
ドナルド・トランプさんが次期大統領に決まりましたね。びっくりですが、決まっちゃったものはしょうがないので、引き続き関連記事を書いていくまでです。 ところで、トランプさんのような80年代にぶいぶい言わせていた実業家は、たいていは美人秘書が数人いて、書簡でも電話でも口頭で指示するというイメージです。なので、もしかしていまだにスマートフォンとかPCとか、自分では使えわないんじゃないかなと思ってちょっとググってみました。 そうしたら、英デイリー・メールのオンライン版に昨年8月、「6台のプライベートなセルフォン(スマートフォンかぱかぱか携帯かは不明)を使っている」と本人が言ってる記事がありました。スマートフォンらしきものを使っている写真も載っています。 また、今年の8月のロサンゼルス・タイムズに、「トランプが自分でツイートしているかどうかの見分け方」という記事が載っていて、その写真は完全にスマートフ
フリーになってはや5年になります。今週、フリーになって初めて平日に休みました。だんながサバティカル休暇なので、旅行に行ったのです。平日に1本も記事を書かなかったのは初めてです。 それはともかく、旅行ではGoogleさんにいろいろお世話になりました。 2012年にGoogleがプライバシーポリシーを改定した際、「すべてのサービスの個人情報をマージできれば「Googleカレンダーの予定、Android端末のGPSデータ、Googleマップの交通情報などから、ユーザーが予定に遅れそうだと警告できるんだよ」と説明したんですが、それがほんとにできるようになってますね。 旅行では、GmailとGoogleマップ、GoogleフォトとGoogleマップの連係が特に便利。一休とかReluxとかで宿を予約してコンファメーションメールを受信すると、それがGoogleマップの「予定」タブに登録されます。当日はこ
今日はGoogleがたくさん(5種類)のハードウェアを発表しました。一番注目されているのは新しいオリジナルブランド「Pixel」を冠したスマートフォンでしょう。 Googleは少なくとも過去2モデル(Nexus 5、Nexus 5X)は、発表とほぼ同時に日本のGoogleストアでも発売しました。だから、Pixelもすぐに買えるものと思い、高いのに困ったなー物入りだな~とわくわくしていたのですが。 今回は最初の販売地域に日本が含まれていません。日本のGoogleストアには「現在、提供していません」と冷たい一言。がーん。 Pixelのウリの1つはAIパーソナルアシスタント「Googleアシスタント」なんです。というか、10月4日の発表イベントを見た感じ、イベントの主役は「Googleアシスタント」で、Pixelくんたちはその乗り物の1つに過ぎない、くらいでした。 で、Googleアシスタントは
調子に乗って流しっぱなしにしていたSpotifyの無料プランが今日、1カ月分の利用可能時間15時間を超えました。幾つかのメディアの記事では、「PCとMac、モバイルアプリで15時間超えてもシャッフル再生が可能」と書かれていたんですが、Macでは下のような画面になって何も再生できません。 とほほ。 たしかにモバイルではシャッフルできています。そんなわけで、15時間Macで聴いた後はモバイルアプリでシャッフルにするか、おとなしく月額980円のPremiumプランに切り替えるか、悩みどころです。仕事柄Google Play Musicは外せないしなぁ。でもそんなにお金掛けたくないなぁ。 今のところシャッフルでもわりといい感じの曲並びなので、このままでもいいかも。そうすると今度はBluetoothスピーカーが欲しくなりますね。明日発表のGoogle Homeが日本でも発売されるといいなぁ。
米Amazon.comのWebサイトで、例えば既にないページを表示させようとしたりすると、下図のようなメッセージが表示されます。やや唐突に登場するわんこ。Twitterのロボットよりはずっとかわいいです。わんこの画像の右下にはその子の名前らしきもの(上図のビーグルはフランクくんというらしい)と、「Amazonのわんこたちに会う」というリンクがあります。 そのリンクをクリックすると、こんなページが表示されます。上図はその一部ですが、ずらっと44匹(本稿執筆現在)のわんこが登場します。このページでは、それぞれのわんこの名前だけでなく、好きなおもちゃ(フランクは「ケビンという名前の小さな羊のぬいぐるみ」)、好きなこと(フランクは「おひさまの下での昼寝)、年齢(フランクは4歳)も紹介されています。 この子たちはみな、Amazon.comの従業員のペット。このページはAmazon.comの求人コーナ
ことの経緯をかいつまむと、テック系メディアBreitbartの記者でこれまでもTwitter上での問題発言が多かったマイロ・ヤノポロスが、新ゴーストバスターズでバスターズの1人を演じる黒人女優、レスリー・ジョーンズさんについて数々の罵詈雑言をツイートし、それに耐えかねたジョーンズさんがTwitterに助けを求めつつも昨日「Twitterをやめる」と宣言しました(その後、彼女はツイートしていません)。 Breitbartによると、ヤノポロスはTwitterから「Twitterルールを何度もやぶったので、あなたのアカウントは永久にサスペンドしました」というメッセージを受け取りました。 今も読めるレスリー・ジョーンズさんのTwitterアカウントをたどると、ヤノポロスのやったことは、第三者でもこの人はもう、顔も見たくない、と思わせるひどいものです。 この人は33万8000人もフォロワーがいる(い
Microsoftが、2018年までにWindows 10を10億台で稼働させるという目標が無理そうだと正式に認めました。我らがMicrosoftウォッチャー、ZDNetのメアリー・ジョー・フォリー女史が言質を取りました。「2018年まで、よりもうちょっと時間かかりそうです」と。 あれは昨年4月のこと。Microsoftのテリー・マイヤーソンさん(分かりにくいブログで私たちを困らせる偉い人)が公式ブログで、「2~3年中に10億台の端末でWindows 10が稼働するようになる」という"大胆な目標(bold goal)"を掲げました。 ちなみにわりと調子の良かったWindows 7は2009年のリリースで、3年後の2012年に累計6億3000万ライセンス(OEM含む)が売れたという公式発表です。 PCの出荷がずーっと減少している中、まことに大胆な目標だなと思いました。でも、マイヤーソンさんの
この話、そのうち当ブログのゴシップカテゴリで紹介しようと思いつつ、先延ばしにしていたら、Gizmodo、Kotaku、Lifehackerなど、IT系でお馴染みのメディアを持つGawker Mediaがチャプター11申請(破産申請)というところまで来てしまったので、あらすじだけ追っておきます。 まず、タイトルに入れた3人の登場人物を簡単にご紹介。 ハルク・ホーガンはご存じの方も多いと思いますが、米国の元国民的プロレスラー。63歳ですが、人種差別発言でWWEに解雇された2015年まで現役でした。Embed from Getty Images ピーター・ティールは、このブログを読んでくださるような海外ITに関心のある方はご存じの、ペイパルマフィアの頭目です。IT系企業をいろいろ立ち上げたりバックアップしたりして、シリコンバレーで一目置かれる大立者で大金持ち。 Embed from Getty
ここのところ、MySpaceやらLinkedInやらTwitterやらの大量パスワード漏えいが報じられていることもあり、数十あるログインするサービスのパスワードを一気に変更しました。ぜいぜい。 オンラインショッピング用の専用銀行口座とクレジットカードを作ってあるので、何かあっても被害はそれほど大きくはならないはずではありますが。 仕事柄、LinkedInで偉い人のプロフィールや企業情報をチェックすることが多いのですが、そのLinkedInのアカウントを確認サービスでチェックしたらばっちり当たりだったし。そのアカウントには自分の本当の個人情報は何もいれていなかったんですが、それでも気持ち悪いのでアカウントを削除。 LinkedInのアカウントを作るのに使ったメールアドレスのパスワードも変更。 そのメールアドレスでログインしている他のサービスのパスワードも変更。 ところでMySpaceのアカウ
Facebookが先週さりげなく、「これからはFacebookのアカウントを持っていない人にもFacebookのデータに基づくターゲティング広告を表示できるようにするよん」と発表しました。 クッキーによる追跡とFacebook内の「いいね!」などのデータを駆使して、Facebookユーザーではない人にもFacebook以外のWebサイトで好みに合わせた広告を出せるようにするというのです。 どうしてそんなことができるのかというと、なにしろ16億5000万人以上のユーザーを擁するFacebookですから、どういうタイプの人がどういう広告を好むかというビッグデータを持っているわけです(もちろんこの数字がそのまま実名登録で正直にプロフィールを登録し、広告設定を有効にしている人の数だとは思えませんが)。 このデータを活用することで、Facebookと一見関係ないWebサイトでもFacebookの広告
このブログでも時々ご紹介しているFacebookのシェリル・サンドバーグCOO。「リーン・イン」の感想文でも書きましたが、すごい人だと思いますが苦手というか煙たいです。 それでも昨年5月、夫のデイブ・ゴールドバーグさんが亡くなった時は、それまで(下の写真のような)仲睦まじい様子がよく紹介されていたのでショックだったし、在りし日の2人の写真を無言で投稿する彼女に胸を痛め、数日後に復帰したときはその気丈さに舌を巻いたものです。 そんな彼女が5月15日、カリフォルニア大学バークリー校の卒業式でスピーチを行い、公の場で初めて亡くなった夫の話をしました。(彼女自身はハーバード大出身で、2012年にハーバードの卒業式でもスピーチしてます。彼女の祖母はバークリー校の卒業生だそうです。) このスピーチ(約30分)がもう、感涙もので。私は久しぶりに箱根の温泉でまったりしていたんですが、いつもの習慣から早朝に
今日(5月6日)はWindows 10 Homeのアップグレード価格(119ドル)が発表されました、という記事と、「Windows 10を入手」アプリ(タスクトレイに表示される白いWindowsアイコン)は7月29日後消えるそうです、という記事を書いたんですが、後者の方がたくさん読まれました。 そして、Twitterでは白旗消滅は「朗報!」という反応が多いです。 それだけ、Windows 7/8.1から10にアップグレードしたくない(できない事情がある)ユーザーがいるということじゃないかなと思います。 私も、Windows 10マシンは買いましたが、非力なWindows 7マシンはこのまま使い続ける予定なので、Microsoftの更新があるたびに、びくびくしながら確認しています。 で、まさに今日のこと。タスクトレイに憂鬱な更新アイコンを見つけて更新の確認ウィンドウを開いたところ、まさかの「
先日、GoogleがAmazon Echoのまねっこ端末を準備中という記事を書いたとき、ネタ元のThe Informationの記事を読んでたら、iPodの父でNestのCEOであるトニー・ファデルがずいぶんとヒドイ人みたいなことになっていてびっくり。 そういえば、Googleが鳴り物入りでNestを買収してから2年以上経ちますが、目立つ動きが全然ありません。せっかくIoTの先端にいたはずの同社が、どうしたんでしょう。(右の画像は買収された当時のファデルさんとGoogleのサーゲイ・ブリン。2人は仲良しだそうです。) 2014年にDropcamを買収したときは、これでサーモスタットだけじゃなくてホームセキュリティこみの本格的なスマートホームラインアップを拡大していくんだろうなと思ったのに、Dropcamの名前を変えて販売を続けるくらいで発展しません。 The Informationの記事は
JavaScriptの父、ブレンダン・アイクさんの新ブラウザ「Brave」の記事を書いたときに、β参加申し込みしておいたら、Mac版とWindows版のテスターに招待されました。 さっそくWindows版をインストール。このブログもBraveで書いてます。 見た目はまだ、骨組みだけ、というような印象です。お気に入りを保存するところもないみたいで。開発者向けβですから。 このブラウザの大きな特徴は、トラッキングとウザい広告をブロックすることで読み込みを高速化すること。さっそくアイティメディアのページを読み込み。 すべての広告が表示されないわけではなく、出自が安全そうな画像だけの広告などは表示されるようです。でも、URLの左端をクリックすると、ブロックしたトラッキングと広告の数が表示されます。 将来的には、ウザい広告の代わりにBraveがいいと思った広告(しかもユーザーに関連性の高いもの)が表
仕事柄、自分も周囲の人間も、ほとんどがiPhoneかAndroid端末を使っており、連絡にキャリアメール(@ezwebとか@i.softbankとか@softbank.ne.jpとか@docomo.ne.jpとか)を使う人はまずいません。それが普通だと思っていたら、そうじゃなかったようで、新年早々連絡の行き違いで慌てました。 昨年末、大学時代の友人(全員文系の女性)7人での新年会を企画しました。そのうち4人は共通のSNSをやっておらず、また、2人(仮にAさんとBさん)はすごく久しぶりに連絡する相手。その2人と親しい友人(仮にCさん)からメアド(2人とも@ezwebだった)をきいて、一斉メールで告知することにしました。念の為に出欠いずれの場合も返信してね、と書き添えて。ちなみに送信元はGmailでした。 ところが@ezwebの2人からはいつまでたっても返信がこない。メールが届かなかったという
本年もよろしくお願いします。 西洋では年始は2日からスタートし、CES 2016の前倒しもあって、既にフルスロットルで働いております。ふー。 そんな中、箸休め的な記事として、Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOの今年の目標を紹介したんですが、そのオリジナルのザックの投稿には29万人以上が「いいね!」し、たくさんのコメントがついています。 「そりゃあ素晴らしい目標だ」みたいな賛辞がほとんどですが、その中に米国在住の白人女性らしきユーザーからの「孫娘にはいつも、学校ではオタクと付き合いなさい、未来のマーク・ザッカーバーグかもしれないから、と言いきかせてるんですよ」というコメントが。 これに対し、ザックはすぐに「学校ではオタクになりなさいと言ってあげた方がいいかもしれませんね。そうすればお孫さんは次の発明家として成功するかもしれないので」と返答しました。 ダイバーシティーに配慮した、お
もう12月30日だというのに(米国は29日だけど)、Twitterが「Twitterルール」を改定したと公式ブログで発表したので朝記事にしました。 本来の目的は恐らく、ISIS(イスラム国)のプロパガンダツイートを野放しにするな、という批判への対応だと思いますが、タイトルに「性的指向」というワードを入れてしまったこともあり、日本ではまったく別の流れでTwitter上で話題になりました。 そして、記事には一言も書いてないのに、「複アカ禁止だって」というデマも。 複数アカウントをスパム目的で使うことは以前から禁止されているし、今回のルールには攻撃目的の複数アカウントは禁止とは書いてありますが、全面禁止ではありません。 「ソースも出さないで」(関連リンクに明示してるんですが)とか差分を見せろ、というツイートもあったので、差分結果の画像をここに貼っておきます(クリックすると別ウィンドウで拡大表示し
Microsoft様、お願いですからWindows 7のままでいさせてください(KB3112343の恐怖) 9月に「「Windows 10」、予約しなくても約6GBのファイルを自動ダウンロード(回避方法あり)」という記事を書いたのは、ほとんど自分のためでした。今使っているDellのノートPCは非力なので、Windows 7のまま余生を送らせてあげたいのに、ちょっと気を抜くとタスクバーに白旗がはためくのを阻止する方法をまとめました。 これで一安心、と思ったのもつかの間。12月になって新たな攻撃(?)が。 いきなり変なものがインストールされるのは嫌なので、Windows Updateは自動更新ではなく、「更新プログラムを確認するが、ダウンロードとインストールを行うかどうかは選択する」にしてあります。で、パッチの記事が出たりしてからしばらく(ネット上のうわさなどの)様子をみて、問題がなさそうだっ
魅力的な新製品をどこよりも早く購入して分解リポートを出してくれるiFixit。少しでも早く解剖するために朝が一番先に来るオーストラリアでマシンを買う熱意(iFixitはカリフォルニア州にあります)と、解説からにじむ「俺たち楽しんでるんだもん」な空気が素敵です。私は2009年にその存在を知ったんですが、創業は2003年。 創業者で今もCEOを務めるカイル・ウィーンズ氏が学生のころ、買ったばかりのiBook(当時1800ドル)が壊れてしまい、自分で修理しようとして苦労したのが会社の始まりだそうです。下は公式なウィーンズCEOの画像。かっちょいい。 このエピソードはMotherboardの11月24日付の記事で読んだんですが、この記事を読んだらこの会社への尊敬の念がますます強まりました。 iBookの修理のために情報をネットで探したウィーンズ氏は、修理マニュアルを公開したWebサイトをApple
もうすぐ85歳になる母は現在一人暮らし。気軽に連絡がとれるようにとiPadをプレゼントし、FaceTime(ビデオチャットアプリ)で時々お話ししています。 私はたいてい、スマートカバー(iPadのお風呂の蓋っぽいカバー)を三角にして、iPadをテーブルに置いてFaceTimeしているんですが、先日は途中で部屋が暗くなってきたもんで横置きのまま両手で持って明るい場所に移動して話を続けていました。 そしたら母がだんだん不機嫌になり、ついに「なんでよそ見しながら話をするの? 話をするときはちゃんと人の目を見て話すものでしょう?」と言うのです。ああ、母に叱られるのは何十年ぶりでしょう。 つまり、普段より顔を画面に近づけて、画面上の母に向かって話しかけていたため、母からは下の図のように見えていたのです。 横置きにしたiPadでは、フロントカメラが横端にあるので、顔を画面に近づけるほど、よそ見している
iOS 9の新機能「コンテンツブロッカー」。サードパーティー製アプリをインストールして設定を有効にすると、Safariで表示するWebページから広告が消えるだけでなく、クッキーによる追跡もブロックしてくれるので、読み込みも速くなります。まあ便利。 Appleは広告じゃなくて製品でお金を稼いでいるから(一応広告ネットワークもあるけど)出せた機能です。ティム・クックCEOは「ユーザーの情報をマネタイズするのは間違っている」とはっきり言っており(Googleのように、とは言ってないけど暗に言ってる)、これは、それを具現化した機能といえます。 ユーザーにとっては便利ですが、アイティメディアを含む、企業からの広告収入のおかげで読者様には無料で記事を提供できているメディアにとってはかなり痛い(はず)。たくさんのユーザーが広告をブロックすれば、当然広告収入は減るので、取材にも行けず、記者はリストラ、私の
Facebookが昨日発表したパーソナルアシスタントの「M」。AppleのSiriやGoogle Now、MicrosoftのCortanaとかと違って、中に人間もいて、AI(人工知能)には難しい質問には人間が対処します。 という説明を読んで、ヨルタモリの↓これが浮かんじゃいました。 世界中の(1日に10億人アクセスすることもある)ユーザーが毎日Mに質問をすることになったら、中の人は何人必要になるのでしょう。 ちょっと非現実的ですよね。人件費を考えても。 でも、Facebookとしては、将来的にはMを独り立ちできるように育てるつもりみたいです。 なにしろ、中の人は「M Trainer」と呼ばれます。つまり、Mのトレーナー。Mができないことをただ代行するんではなく、Mを鍛えるのです。 Wiredの記事によると、ユーザーがMに質問すると、Mはダイレクトにユーザーに答えを表示するのではなく、トレ
Googleは大企業になってもイノベーティブですごい、という印象もありますが、実はいっぱい失敗もしています。 どうしてもうまくいかないのはソーシャル。その失敗の歴史はそれだけで本が書けそうなほど(読みたくないけど)。それなのになんでまた、Google+を立ち上げ、誰が見てもうまくいっていないのにずっと続けてきたのかを、米Mashableが日曜日用読み物として記事にまとめています。 今は世界中を旅してときどきGoogle+に美しい風景写真を投稿しているヴィク・ガンドトラさんが、ラリー・ペイジCEOの覚えがめでたかったのが大きいようです。一時期は毎年のGoogle I/Oをガンドトラさんが仕切っていました(下の画像)。 ガンドトラさんは2010年ごろからずーっとペイジCEOに「FacebookはいつかGoogleを殺す」と主張し続け、「SNSを立ち上げるかすべてを失うかだ」と言っていたそうです
redditの新CEOのAMAは、代表者の首をすげ替えただけではすぐには何も変わらないことをよく示すものになりました。 ハフマン新CEOがAMAを開催する少し前に、エレン・パオさんがワシントンポストにネットの闘いはトロールが勝っているという記事を寄稿しました。 トロール(troll)というのはネット用語でコミュニティーを荒らす行為(荒らし)およびそれをする人のことです(パテントトロールと同じ由来です)。 パオさんは一連のreddit騒動を人間対トロールの闘いとみなし、残念ながらトロールの勢力が増大しつつあると言います。 パオさんは、ヘイトスピーチや脅迫などをreddit上でまきちらすトロールを規制しようとして反撃され、標的にされ、挙句に独裁者呼ばわりされて退任に追い込まれました。 「redditの暫定CEOを務めた8カ月の間、史上最大のトロール攻撃の1つを耐え忍び、(CEOを退任した今、)
なぜかreddit騒動の投稿がシリーズのようになっておりますが、また進展があったので続報を。 かいつまむと、ユーザーが好き勝手にテーマを論じ合うコミュニティーサービスであるredditで、2014年11月から暫定CEOを務めてきたエレン・パオさんが、コミュニティーでのヘイトスピーチの取り締まりを強化していく中でだんだんユーザーの反感を買っていた(言論の自由の弾圧だー、みたいな)ところに、7月初旬にユーザーが大好きだったコーディネーターのヴィクトリア・テイラーさんを解雇したことでユーザーの怒りが爆発し(ここまでがその1)、パオさんは謝罪したものの解雇理由などは明かされないまま(これが「その2」)、CEO交代という形で騒動は沈静化(「その3」)したというのが、これまでのあらすじです。 で、13日になってパオさんの前にCEOだったイシャン・ウォンさんが、redditで、「テイラーさんを解雇したの
reddit。英語中心なので日本ではあまり知られていませんが、米国ではポピュラーなソーシャルニュースサイトです。redditがどんなサービスかはこちらをどぞ。 そのredditのサブレディット(subreddit)の多くが金曜日、急にアクセスできなくなりました。記事にしようかなぁと思っていたらとりあえず日曜日にほぼすべてが復活したので、その顛末をこのブログでご紹介するにとどめます(下はアクセスできなかった間の告知画面)。 要約すると、人気サブレディットAMA(Ask Me Anything)のコーディネートを担当していたredditの社員、ヴィクトリア・テイラーさんがいきなり解雇されたことをモデレーターが怒ってストライキを起こしたのでした。日曜日に復活したのは、問題はまだ解決していないものの、New York TimesやらBBCやら名だたる主流メディアがこの件を取り上げたため、ストライキ
黒くてかっちりしたボディに赤くてぽっちりしたボタンは継承されていますが、古きよきThinkPadはそれだけじゃないんだーっ。 と、Lenovoに買収されるずっとずっと前(IBM時代)からThinkPadのデザインにかかわってきた(LinkedInを見たら、なんと1985年からIBMでデザインを担当している)Lenovoのデイビッド・ヒル副社長が熱く語っています。ちなみに下の写真は最新のThinkPad X250です。 ノートパソコンは数あれど、ThinkPadほど深く長い血統を誇れるブランドはない、とヒルさんは言い切ります。 で、1992年の700cの正統的な継承マシンであるX300(2008年発売)に近い外観に最新の機能を搭載したレトロThinkPad構想をぶちあげました。 もちろんロゴは赤緑青です(昔はしましまでIBMって書いてあった)。Thinkのiのぽちが赤く光ったりします。 そし
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