顧客に新商品を提案するときに統計データを提出することがある。ここでテクニックを披露する。「まだ温い」というお叱りがあればコメント欄に英知を記載してください、参考にします。まぁ何回か取り上げたネタなのですが、最近いろいろ「おやっ」と感じたものですから。 1)提出するデータは生データからいじっておかなければならない。 例えば「合理化して安くなってかつ問題ないですよ」とか「他社の要望が故に仕様変更のお願い」とかで、データの提供を行うことがある。よくあるのが平均値、標準偏差、管理値、規格値だ。 ここで元データからの根拠無い標準偏差やMin~Maxをいじると えらいことになる。例えばn増ししたとか。 工業的に問題ない製品であれば、標準偏差の再現性はあってしかるべきである。チャンピオンデータ(正の特異データ)を開示する必要も無いので、通常のデータを開示すればいい。しかし、極めて不自然にぽつんと平均値か