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blog.goo.ne.jp/tokizawa2004
「綺麗な花だなあ。」 と若い編輯者はその写真の下の机に飾られてある一束の花を見て、そう言った。 「なんて花でしょう。」 と彼にたずねられて、私はすらすらと答えた。 「Phosphorescence」 「フォスフォレッセンス」(1947)/太宰治 太宰治が最晩年に発表した短編小説のタイトルを、この古書カフェの名としていることから想像できるように、オーナーの方(女性です)の太宰ファン度は相当なもので、太宰が晩年に暮らした三鷹の地に開店するため、3年前に京都から移ってこられたとのことです。店は、太宰の墓のある禅林寺から道路に沿ってまっすぐ1kmほど南に下ったところにあり、すぐ隣が三鷹市立図書館という恵まれた(?)立地です。 10人も入るとおそらくいっぱいという感じのこじんまりとした店内には、太宰関連本の棚もあり、太宰と彼の娘で作家となった津島佑子や太田治子の著書も並んでいます。太宰関連のイベント
吉祥寺を中心に、中央線沿線の街のお気に入りの喫茶店、公園に咲く花、美術館、散歩レポートなどを紹介しています。 名曲喫茶「ルネッサンス」はJR高円寺駅南口を出た右手から伸びているパル商店街のショッピングモールを抜け、桃園川遊歩道を過ぎてすぐ左の路地の地下にあります(下の地図情報を参照してください)。 昨年(2007年)11月に開店したこの店は、かつて中野にあり2005年1月に閉店した伝説的な名曲喫茶「クラシック」の従業員だった二人の女性が、保存してあった「クラシック」の備品、LPを使用して復活させたのだそうです。残念ながら僕は「クラシック」へは行けませんでしたが「カフェー小品集」には当時の「クラシック」の様子が描かれています。 そのカフェーは中野のサンモールというアーケードを歩き、暫く行った左手の路地にひっそりとありました。 恐ろしく暗い店内には燭台やランプの小さな灯しかなく、壁には至る処に
「バロック」にひさしぶりに行って来ました。店内の雰囲気、暖かく包み込んでくれる音は以前と全く変わっていませんでした。 最近、テレビや雑誌で紹介されたりして、少しはお客さんが増えていればいいんだけど、どうなんだろう。 マスターが亡くなってから、もう20年近く経ったんだな。以来、店を引き継いだ奥さんはとても元気な様子で安心しました(右の写真に写っています)。 帰り際に奥さんから「忘れないで寄っていただけるお客さんがいると、やっていてよかったと思うわ」と言われました。ごめんなさい。これからはまたちょくちょく伺いますね。 店内会話禁止の正統派クラシック喫茶の「バロック」には開店時('74年 12/24)から通っています。 今や吉祥寺唯一のジャズ喫茶となった「MEG」とは、ご覧のように同じ雑居ビル2Fの隣り合わせになっていて、いまだかつて意志が強かったことのない僕は、店の前に立つと、今日は右の扉を開
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