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CES 2025
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◆ 試合雑感 結果は残念でした。残念というか、考えようによっては潜在一隅のチャンスを逃したと言ってもいい。ただ、川島のプレーを責める気は一切ない。あれはもう悪名高き・ジュブラニの影響と言ってもいい。結果に関して言えば、日本がゴールを挙げることが出来なかったという事実を重く受け止めるべきだと思う。つまり、勝利に必要な2ゴールが挙げられなかった。 前回のプレビューで、第3戦で決勝トーナメントを決めるよりは、オランダ戦で決める方が、世界へ与える印象が大きいこと、そして、第3戦でのプレッシャーと比較した場合、FIFAランキング一桁の相手とは言え、オランダ戦に賭ける必要があると書いた。 日本もオランダも第1戦と同じスタメンだった。 まぁ、この辺は問題はない。松井も第1戦と同じようにフル稼働で交代まで行こうというのは、ある意味ベンチとの連携は取れているようだ。期待された本田だが、この試合では良い所を見
◆ 変化し続けるメディアーノ イタリアが世界有数の戦術国として認知されたのは、1980年代後半のアリゴ・サッキ登場(87年)からで、それ以前は、イングランドやオランダなどヨーロッパ列強国の後塵を拝してきた。“サッキ革命”前の50年代末から80年代後半までは、ほとんどのチームが同じシステムを採用している。つまり、リベロを置いてマンマークで守る『カテナチオ』だ。 攻守が完全に分かれたシステムの特長は、最後尾からのロングパスでカウンターを狙うものだった。そして、このシステムの中間に位置する選手が『メディアーノ』と呼ばれ広く一般的に使われた。当時、メディアーノの役割は自陣で待機してボールを奪い、攻撃に転じた際には、カウンターに走るFWの後方支援に走るだけのものだった。(チェントロカンピスタ・チェントラーレは、単にポジションを表す言葉に過ぎなかった。) その後、60年から70年代後半にかけて、ミラン
◆ ゼロトップ・システム ローマのシステムは、通称“ゼロトップ・システム”と呼ばれています。 元々このシステムの誕生は、純粋なFWの選手がいなかったことによるスパレッティ監督の苦肉の策でした。純粋なFWを前線に配置せずトッティを配置した。つまり、『FWがいない(ゼロ)のシステム、“ゼロトップ・システム”』と言われる由縁です。 そして、今ではこのシステムがスパレッティ監督率いるローマの象徴となっています。但し、FWブチニッチなどを1トップに据えるケースもあるようだが、現在では“ゼロトップ・システム”というシステム自体がローマの一つのスタイルとして確立されてきているので、FWを前線に配置するしない云々は大きな意味を持たないと思われる。むしろシステムの機能面、その特性に目を向けるべきだと思う。 ◆ ゼロトップ・システム崩壊の日 昨シーズンのCLベスト8「ローマvsマンチェスター・ユナイテッド」結
◆ マケレレの背番号 ナンバー6の本流 かつてフランスにも“ドゥミ・デフェンシフ”という呼び名が存在した。DFとFWの中間に位置するプレーヤーを指し、イングランドのハーフバックと全く同じ意味である。その後、同ポジションはシステムの多様化に伴い、ドゥミ・デフェンシフという言葉でくくるには無理が生じ、世界的にもハーフという名称が時代遅れとなる。そこで、守備的なMFを意味する“ミリュ・ドゥ・テラン・デフェンシフ”という総称が誕生した。 ミリュ・ドゥ・テラン・デフェンシフが伝統的に背番号「6」をつけている。そのため“ヌメロ・シス(ナンバー6)”と呼ばれることも多い。理由は単純明快だ。フランスではGK「1」、右サイドバック「2」、左サイドバック「3」、ストッパー「4」、リベロ「5」に続いて、6番目のポジションと解釈されているからだ。背番号が固定性になってからは、こだわる選手も少なくなったが、マケレレ
日本代表、欧州リーグ、Jリーグを動画と図解にて分析。リバプールを追跡中。 そして、Leeds United を応援中! 前回の『アーセナル解体新書1』からの続きです。(PCでの閲覧を推奨します) 大まかなポイントは図解に記載しているので、その内容に付随する細かな点について解説していこうと思う。 1.アーセナルのポジショニング 例えば、一般的に相手チームが自陣右サイドから攻撃してきた場合、当然の如く右サイドへの選手の密集度・ゾーンの圧縮度は高まる。 アーセナルの場合は、個々の能力が高いという理由もあるのだが、2~3人で相手の攻撃を封じていた。そして、その後の展開に備えて逆サイド(左サイド)の選手はあまり右サイドに絞り過ぎない。つまり、ピッチの横方向に対してはバランス良く選手が配置されることを意識しているようである。 また、この辺の別のポイントとして守備的MF、いわゆるボランチの守備時の動きを
◆ リバプールの今後の日程 先日、チャンピオンズリーグベスト8の組み合わせが決まりました。 プレミアリーグから4チーム残ったのですが、リバプールは同じプレミアリーグのアーセナルと対戦となりました。そこで、今シーズンリバプールを中心にしか見ていなかったので、“きちんと”アーセナルを分析してみようと思いました。 ここで、来週以降のリバプールの対戦日程を確認しておきましょう。今シーズンのリバプールにとって一番重要な時期となります。 3月23日(日) マンチェスターU [アウェイ] 3月30日(日) エバートン [ホーム] 4月 2日(水) アーセナル [アウェイ] 4月 5日(土) アーセナル [アウェイ] 4月 8日(火) アーセナル [ホーム] まず、マンチェスターU戦。 現在首位のユナイテッドに勝利したら、奇跡が起きる可能性もあります。(ねぇか・・・) 次はリバプールにとって目の下のたんこ
スペインでは、センターハーフをピボーテ(PIVOTE) [意味:他の何かが寄りかかる、ある部分の先端]。 しかし、サッカーの世界で用いられると、その意味は途端に広がりをもつ。“軸”の意味を持つこのポジションは、両サイドにパスを振り分けて、攻撃を組み立てると共に守備の第一歩として最終ラインをプロテクトする重要な役割を果たしている。 現代のピボーテのターニングポイントになったのは、90年代前半に“ドリームチーム”バルセロナの中枢を担ったジョゼップ・グアウディオラである。当時のバルセロナは、主にウィングを用いる3-4-3システムを採用しており、3バックの前方に陣取るグアウディオラの想像性豊かなプレー(ピッチの縦横に放つパスは正確無比)を起点に相手の守備組織を崩した。(※) 近年、バルセロナを除く、多くのチームが中盤をダイヤモンド型[4-4-2]から[4-2-3-1]へシステム変更をしたことにより
◆ オシム監督の後任問題 先日YouTubeで下の番組を見つけて観てみました。このタイミングで観ると色々と思うことがあります。どうやら、オシム監督の後任で岡田監督になるようですね。オシム監督が倒れた11月16日以降、この話題に触れませんでした。理由は、何か引っかかることがあったんですよね。下記の動画を見て、そして以前のNumber660号を読んだりしました。また、ライターさんのコラムなども読んで、引っかかることが“多少”解決されました。(詳しくは、次回)
◆ テクニック(足技)は、何のためにあるのか? 最近、選手のテクニック(足技)にクローズアップした雑誌がありますが、ちょこっとだけ立ち読みした程度ですが、例えば、C・ロナウドのテクニックの解説があり、また、モノによっては局面ごとの解説(DFの重心がこっちに掛かっているから・・・みたいな)があったりしますが、読み方を間違えると、リフティングと変わらない、足技という名のマスターベーションになる危険性もあると思うんですよね。 例えば、C・ロナウドばりにサイドでボールを受けて相手DFと1対1の状況になった時。 試合状況(勝っているのか負けているのか? 自分達の流れなのか否か?など・・・)が頭にないと駄目です。引き分けていてロスタイムでパワープレーしようって時に、サイドでちょこまかとテクニックを使っていたら、チームメイトはたまったもんじゃないです。 次に、テクニックを使うタイミング(勝負するのか?単
昨シーズンのチャンピオンズリーグ(以下、CL)での準々決勝で戦ったバレンシア、チェルシーが今シーズン、グループステージで同じ組み合わせとなりました。色々な意味で注目された試合だったと思うのですが、結果は、チェルシーが2-1とアウェイ(メスタージャ・スタジアム)で勝利しました。個人的には、非常に内容の濃い面白い試合だったと思いました。この試合、まず、バレンシアが前半9分に多少ラッキーとも言えるような感じで先制しました。その後、前半21分にチェルシーが同点にしました。そして、後半26分、チェルシーが逆転し試合を決めました。 今回、チェルシーの2ゴールに絡んだドログバのプレーはFWとしてはスーパープレーだと思いました。その一方で、バレンシアのDF陣の連携ミスによって生まれたゴールであったとも思うのです。今回は、チェルシーの2ゴールに絡んだドログバのプレーを細かく分析していきます。まずは次の動画を
◆ 若年層の育成が最優先事項 日本のサッカーが強くなる為には、(若年層の)選手を育成する段階での指導者のレベルアップが最も必要だと思うのです。今の選手に多くのことを期待するのは難しく、それならば、将来の可能性が無限大にある子供達に日本サッカー界の夢を委ねるべきです。 昔、ちょっと書いたことがありますが、多分、私が生きている内に日本がW杯で優勝ってのは、無理な夢かもしれません。まだ、CL決勝の舞台に日本人選手が立っている方が可能性があると思うのです。そんな日本サッカー界の将来について、次のコラムを読んでみてください。――日本の子どもたちの長所と短所を挙げていただけますか ファビオ 例えば、こんなシーンをよく見掛けます。相手を抜いて、完ぺきに抜いたのに、もう一回抜いて、さらにもう一回抜いて、その後もう一回抜こうとする。イタリアの子どもだったら、相手を抜いたらすぐにゴールを意識するのですが……。
◆ 11人対10人でも勝てるとは限らないのがサッカー 後半、試合が動いた後・・・キューエルの1トップを残した状態でGKを含め9人で自陣を固め、時折日本のミスに乗じて反撃。「オーストラリアは一人退場を出して数的劣勢の状況ながら、PK戦まで耐え抜いた」こういう評価がサッカーをよく知る人の客観的、第三者的な評価なんだと思います。 今大会、日本に限らずどのチームも、気象条件であったり、スタミナの問題、チームとしてリスクマネージメントなどなど、様々な複雑な条件の元で戦っていたというのが現実です。 オーストラリアが1人少ない相手といっても、1トップ残して(GK含め)9人で守られていたらなかなか崩すのも困難です。グループリーグの対戦相手も引いて守ってきましたが、如何せん選手個々のレベル・チームとしてのレベルが違うので、日本が簡単にゴールを決めれるようなミスも少ないですしそうそう崩せるものでもありません。
この試合後、色々なブログや記事を読むと、「まだまだこれから」という人と「悲観的な人」と二分されているように思えます。 この試合は、1-1のドローで勝ち点1でした。しかし、勝てた試合(勝ち点3)を取れた試合だと皆さんが思っていたので、上記のような意見が出ているのだと思うのです。 では、この試合の問題点は何だったのでしょうか?理想は『 追加点を取りつつも失点0に抑える。すなわち勝ち点3をゲットする』だったと思います。ところが、願いは叶わなかった。その原因は、2つ。 ・追加点を奪えなかった。(1得点しか挙げられなかった) ・FKを与え、失点をしてしまった。(さらに、時間帯が最悪だった) つまり、この2つの原因のうちどちらかがクリア出来ていれば、理想に近い形で試合が終わった。少なくとも、一番重要な勝ち点3を得る事が出来たというわけです。 この試合を観ていて、3つの大きな要素に分けて考えることが出来
『サッカーの実況中継に辟易 もっと勉強と工夫を』 text by 千野圭一氏 (リンク先が変わっている場合は、画面下のバックナンバーへ) 今夜でクラブワールドカップが終わります。 色々と論議の絶えないこの大会ですが、私自身は2試合ほどしか観ていません。岩本選手の試合については1試合も観ていません。厳密には、先日の全北戦はTVは付けていたけど、ちら見でいつ出場したのか?すら気づかなかったです。音を消していたってのもあるんですけどね(苦笑) 今回のクラブワールドカップに限らず、民放のサッカー放送に関して、特にアナウンサーの実況、また解説者の解説、試合前のCMの多さ、テロップを出すタイミングの悪さなど、ごちゃごちゃしている状況が非常に不快に感じている方も多いと思います。 特にスカパーでサッカーを見ることの出来る方であれば尚更だと思います。勿論、スカパーの放送でも実況・解説に対して不満がある人も多
元々、この記事ネタは私の友人が教えてくれたことなのです。その際、友人の「プレミアリーグの印象ってアグレッシブなサッカーをしていると思っているでしょ?でもね、Jリーグの方が得点多いんだよ!」という言葉からです。 1.各リーグとも全38節です。但し、ブンデスリーガとJリーグだけ異なり34節です。 2.セリエAは、不正問題があったのでデータとしても信憑性がかなり怪しいです(笑)
キリンカップ(大体5~7頃行われる。外国の代表2チーム呼んでリーグ戦)、キリンチャレンジカップ(A代表、女子代表などサッカー日本代表関連のキリングループ協賛による冠試合)と2つあったのをご存知ですか?!私、知りませんでした。詳しくは、キリンカップのHPを探して下さい。当ブログでは、キリングループとスポンサー契約を結んでいなので、特にリンクを貼りませんでした。スポンサー企業、募集中(笑) これまでキリンカップ等、日本代表への貢献度、またスポンサーとして高額なスポンサー料を提示してバックアップ(応援)してきた事実は、十分に評価に値すると思います。キリンが金を払わなければ呼べなかった各国代表もいると思うのです。しかし、28年間で日本代表のあり方など大きく変化があったのも事実だと思います。 ◆ファンの見る眼が変わった・・・ 特に大きく変化してきたのが、サッカーファンの質だと思うのです。 今回のガー
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