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大そうじへの備え
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2016年8月14日日曜日午後9時からNHK総合テレビで「村人は満州へ送られた~“国策” 71年目の真実~」を放送していた。 概略を話すと、戦前の日本政府は当時の満州(中国東北部)に満州の支配強化と食料増産のために開拓民を送り込む事業を重要な国策として進めていた。終戦までに送られた開拓民の数は27万人以上等々。 ところが昭和16年に日米が開戦すると、それまで年間5万人以上の開拓民が満州に渡っていたが、開戦後は男性は戦場への、女性は軍需工場への動員を受けて都市部も農村部も人手不足が生じて3万5000人にまで減少。そこで政府は日本国内の各村に人数の割当をして、割当に応じて満州に移民に出した人数で村に補助金を出すアメとムチの政策を行った。 番組はこのように前置きして、国策として満州移民に駆り出される舞台を現在は長野県の豊丘村、かつての村名河野村に置いている。 村民は2900人、急峻な地形で田畑が
李明博(イ・ミョンバク)韓国大統領が日本の強い反対にも関わらず8月10日、日韓両国領有権主張の竹島に上陸・訪問したのは旧日本軍の従軍慰安婦問題の対応に関わる日本政府への不満が背景の一つにあったと報じられていた。 この背景について、橋下徹大阪市長が“見識ある”発言を行なっている。8月21日(2012年)の大阪市役所記者会見。 《「慰安婦、強制連行の証拠ない」 橋下大阪市長が言及》(MSN産経/2012.8.21 14:26) 橋下徹大阪市長「慰安婦が(日本)軍に暴行、脅迫を受けて連れてこられたという証拠はない。そういうものがあったのなら、韓国にも(証拠を)出してもらいたい。 (慰安婦の)強制連行の事実があったのか、確たる証拠はないというのが日本の考え方で、僕はその見解に立っている。 (竹島問題は)近現代史についての日本の教育に問題があったんじゃないか。国と国の利害が対立したときにどのように解
今朝の朝日新聞(06.7.30)に広島市内開催の自民党広島県連政治資金パーティに出席した谷垣財務相と中川政調会長が「『格差』でさや当て」したと出ている。 「中川氏は『格差にもフェアな格差とアンフェアな格差がある。プロ野球の1軍の選手と2軍の選手が給料が同じでなければならない、ということはない』と述べた」という。 記事の中の言葉だけからの判断だが、先ず第1に、「プロ野球の1軍の選手と2軍の選手が給料」の違いは言われているところの格差でも何でもない既に合理性を備えている社会的合意事項として罷り通っていることであって、その合理性を逆手にとって、「同じでなければならない、ということはない」と逆説的に正当性を与えることで小泉改革がつくり出した〝格差〟にも正当性を与える口実にしようとする狡猾さは、さすが海千山千の政治家だけのことはある。 第2に、「格差にもフェアな格差とアンフェアな格差がある」と前置き
自民党の安倍晋三官房長官は改正を目指している『教育基本法』に、「国を愛する心」、いわば「愛国心」の涵養を求める表現を盛り込むべきと主張している。 日本の政治家・官僚に『愛国心』を言う資格があると思っていること自体、人間が鈍感にできている証拠である。 人間は自己利害の生きもので、自己利害を基準に行動する。「国を愛する」ことが自己利害と一致する場合は、「愛国心」を発揮するだろう。一致しない場合は、自己利害の生きものとして、「愛国心」よりも、自己利害を優先させる。 つまり、「愛国心」にしても、自己利害表現に過ぎない。政治家と癒着して、うまい汁にありつけるからという自己利害から、何て素晴しい国だと「国を愛」している人間もいるだろうし、国と関係のある機関に勤めている立場上、「国を愛する心」を表明せざるを得ないという保身上の自己利害から、そうしているという人間もいるに違いない。学校の入学式や卒業式とい
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