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過去3年以上、ランニングで通勤してきたが。 ようやく「これは!」というバックパックを発見。 それはColumbiaのCrescent Peak(クレセントピーク)! 何が他のバックパックと比べて優れているかというと。 かいた汗がしみこまないようになっているのだ! これを見ていただくと分かるのだが。 背中に接する部分がメッシュになっていて、通気性が確保されている上に。 生地に直接背中が当たらないようになっている。 さらに、ショルダーストラップの部分も。 汗を吸ってしまう布地ではなく、柔らかいスポンジ状のプラスティック素材で出来ていて。 汗でびしょびしょになって通勤して、帰るときにバッグ持ったら。 超汗臭くて萎える~ってことがなくなる、という、ランニング通勤者からすると夢のようなバッグ。 ランニング通勤すると、手ぶらで走っていくわけにはいかないので。 貴重品であったり、帰りの着替えだったり、仕
香港にSIMフリーのiPhone4を注文したのがGW前。 そして1年5ヶ月ぶりにドコモユーザーに復帰。 今まで使っていたソフトバンクのiPhone3GSは、SIM刺さずに家でiPod的にWifiで使うことに。 きっかけは家人のノートパソコンが壊れたこと。 私が食卓で使っていた(というか今まさに使っている)EeePCを家人に使わせるためにiPad2を注文。 EeePCはドバイで使ったときに電圧調整が上手くいかなかったらしく、バッテリーが壊れてしまったので固定電源があるところでしか使えない。 家人は家で使えればいいので、私のお下がりのEeePCでまったく問題なく。 しかしiPhoneとiPadで両方とも3G契約するのもあほらしい。 ソフトバンクのつながりにくさにも辟易しているし。 そこで。 SIMフリーのiPhoneでドコモのネットワークにつなげて。 それにiPadをWiFiでぶら下げてインタ
ウェブサーフィンしていたら、電子書籍化サービスの「スキャポン」というのを発見。 持っている本を宅急便で送ったら、スキャンして電子ファイル化してくれる、というサービス。 iPadのデビューで、電子書籍化のニーズが高まっている上。 日本では本の電子配信が遅れているので。 凄く可能性のあるサービスに思われるが。 これって、究極のビジネスモデルとも考えられるが。 よくよく考えてみると、やりようによっては「究極の電子万引き」になりえるんじゃない?という疑問が頭をよぎる。 (「スキャポン」さんを貶めているわけではないので、念のため。) だって。 電子書籍化サービス内容を見てみると、やろうと思えば「究極の電子万引き」ビジネスモデルも可能のように思えるから。 「スキャポン」さんのサービス内容の一番上には。 自分の持っている本ではなく、これからAmazonなどで買う新しい本をスキャンして送ります、というサー
4月の終わりにNYに行ったときのことだが。 アタマでは分かっていたつもりだったが、予想以上だったのは金融機関に対する世間の風当たりの強さ。 ちょうど某社社員の議会証言をやっていたのだが。 NYTimesなどの一般紙の一面トップ写真入りで、議会証言が取り上げられていたり。 テレビのニュースでも、金融専門のチャンネルでなくても大々的に取り上げられていたり。 (もちろんトレーディングルームではずっと生中継が流されていた) メディアでの取り上げられ方、その量は、日本での想像を遙かに超えていた。 何でそんなに世論の動向が気になったかというと。 ボルカールールが実際にアメリカで法制化されるかされないか、という点で当然ながら世論の動向は重要だから。 念のためボルカールールが法制化されると。 金融機関の自己勘定取引。 金融機関によるヘッジファンドへの投資やプライムブローカレッジなどのサービスの提供。 金融
昨日は丸の内で「金融危機後、『ブラック・スワン』にどう向き合うべきか」についてのパネルディスカッション。 リスク管理担当者の業界団体と、経済データの予測分析の専門家の団体のメンバー合わせて100人ほどを前に、4人のパネラーの一人として参加。 モデレーターはクレジット系のクウォンツアナリスト。 他のパネリストは、統計数理学の准教授と、「ブラック・スワン」の訳者である望月さん、大手会計事務所のリスク管理専門のパートナー、という重厚な布陣で。 私一人、はっきり言って浮いていました…。 「ブラック・スワン」の中では、「一番知能が高いのが人間、その次が人間の親戚である霊長類、そしてその次が白いシャツにダークスーツを着て、フェラガモのネクタイをしたバンカー」という表現が何度も出てくるので。 濃いグレーにペンシルストライプのスーツと真っ白のシャツに。 押し入れの奥から引っ張り出してきた、サイコロとバカラ
マニフェストでは、必ずどの党も「環境問題」を取り上げるのだろうが。 その中には、屋根に太陽電池パネルをつける家庭に補助金出します、とか。 エコカー買ったら補助金出す、という措置を延長します、とか。 新しい「環境に優しい」ものを買わせるインセンティブを与える、という形の環境問題対策、とっても多くないですか? 民主党のマニフェストには、やはり 「太陽光パネル、環境対応車、省エネ家電などの購入を助成し、温暖化対策と新産業育成を進めます。」 って書かれてあったよ。 本当にそれがエコロジーか? なんか、違う気が。 本当にエココンシャスなのであれば。 何百万円も使って、屋根に新品のソーラーパネルつけて電気代節約するよりも。 そのために政府がわざわざ補助金出したりするよりも。 もっとまともな方法があるような気が。 もっと言うと、新しい「環境に優しい」ものを補助金(つまりは私たちの税金だが)出してがんがん
前回、民主主義の限界についての一つの例を挙げた。 で、「民主主義が限界に近づいてきている」とか書くと。 「民主主義を否定するなんてとんでもないやつだ、氏ね」っていうリアクションが即座に返ってくるのも、これまでの経験上十分理解しているのだが。 そんな考え方、すなわち「民主主義=(常に)善」で「民主主義を否定する者=(常に)悪」っていう考え方は正しいのだろうか。 いきなりあえて脱線するが。 「民主主義」と同様に、ある意味特別な響きを持つ言葉として「自由」という言葉があるが。 「民主主義=(常に)善」で「民主主義を否定する者=(常に)悪」であることは「自明かつ絶対的」であるとする人たちが。 同様に、「自由=(常に)善」で「自由主義を否定する者=(常に)悪」という考え方を「自明かつ絶対的」であるとするかというと。 多くの場合、後者に対しては拒絶反応するケースが多い。 このブログで「社会にとっての経
昨日は「ブラック・スワン」をこのたび翻訳された望月衛さんと会食。 よく知られているところだと、「ヤバい経済学」、「ヘッジホッグ - アブない金融錬金術師たち」、「ジム・ロジャース中国の時代」などをこれまでに訳されていて。 今年も既に4冊翻訳された、というのでびっくりする。 英語を日本語にすることが出来る人はそれなりの数いるのだろうが。 金融関係の本を意味がわかった上で訳すことのできる人はあまり多くない気が。 市場関係者が読むと違和感がある、金融関係の訳本は結構多い。 そういう意味で、望月さんの翻訳はきわめてこなれていて、とてもお上手なので。 是非一度お会いしてみたかったので、無理を言ってお願いしたのだ。 「ブラック・スワン」が凄かったのは。 著者のタレブが、金融工学でノーベル賞を受賞したマートンやショールズに代表される人たちをを詐欺師呼ばわりして。 「こいつらの作ったモデルは嘘っぱちで、い
WHOが豚インフルエンザについての緊急発表 を行った。 概要は以下のとおり。 1. アメリカではカリフォルニアで5人、テキサスで2人のA-H1N1型豚インフルエンザの発症を確認。 他にも9人が陽性の疑いあり。発症者のうちの1人が短期入院。死亡は確認されず。 2. メキシコではメキシコシティで3月18日から調査が始まり、4月23日の時点で854人を超える肺炎患者とそのうち59人の死亡が報告されている。San Luis Potesi(中央部の主要都市)では24の発症例と3人の死亡が報告されている。Mexicali(カリフォルニアの南端と接する都市)では4人の発症(死亡者なし)が報告されている。 3. メキシコの患者のうち18人はカナダでの検査でA-H1N1型豚インフルエンザであると確認され、そのうち12人はカリフォルニアの発症例と遺伝子的に同一だったことが分かった。 4. これらのうちの多数は
直近とある本を読み返していて、印象深い記述があったので訳してみる。 (この本を再読できたのは、ロタウイルスにかかって唯一良かったことだ。) ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 私はかつて人生を変えるようなアドバイスを受けたことがある。 それは様々なことに当てはまり、賢明で、経験的にも正しい。 小説家志望の私の同級生が、地下鉄に飛び乗ろうと私が走るのを制していった言葉だ。 「わたしは電車のためには走らない」 定められているかに見える自分の宿命を、鼻であしらえ。 私は遅刻しないために決して走らないよう、自分に言い聞かせてきた。 これはほんの小さなアドバイスのように思えるかもしれないが、効果がある。 決して電車に駆け乗らないことによって、私は上品であることの真の価値と、立ち振る舞いについての美学と、自分自身が自分の時間や自分の予定
前回の記事でもちらっと書いたが。 エコ、とか耳ざわりのいい言葉に隠されて、忍び寄りつつある保護主義の芽。 しかしアメリカはもっと凄いことになっている。 少し古い話だが、あまり日本では議論されていないので書いてみる。 2月17日に可決されたthe American Recovery and Reinvestment Act of 2009(通称ARRA)、Section 1661によると。 アメリカの金融機関で公的資金を受け入れた会社には、以下の規制が適用される。 1. H-1Bビザ(外国人で学士号以上を保有する専門職用のビザ、最長6年間滞在可能)で就労する外国人のビザ取得を申請した場合、その申請の前後それぞれ90日間は同様の待遇のアメリカ人を解雇してはならない 2. H-1Bビザを保有する外国人の雇用者は、その外国人労働者が転職する際にビザ取得の前後90日間にその転職先がアメリカ人を解雇し
以下の文章を書き終わった後で、この文章をブログに載せるのは止めようかな、と一瞬思ったが。 というのも、「『池・池』本」の揚げ足ばっかりとっているように思われるのは、本意ではないから。 でも、あえて載せることにします。 何でかというと。 この今回の金融危機の第一フェーズについて、たくさんの人が誤った理解のもとに議論を行っていることに、すごく違和感があるから。 「なぜ世界は不況に陥ったのか」の帯には。 「日本経済『復活』は正しい現状把握から。」 「古い経済思想に囚われている政治家・官僚・ジャーナリストのための『世界標準』の経済学講義。」 とうたわれているので。 間違った現状把握で、間違った議論が行われることには個人的に大きな抵抗があるので。 あえて書きます。 バブル崩壊後の日本は。 金融機関の(主に不動産担保の)貸出の不良債権化と、それに起因する金融機関の資本の毀損。 そしてそれらの貸出に対す
以前より商業用不動産向けローン、あるいはその証券化商品であるCMBSの市場が壊れ始めている、という話をしていたが。 バーナンキFRB議長は今月3日の上院銀行委員会で、商業用不動産市場で危機が起きつつある、と警告。 さらにアトランタ連銀のロックハート総裁は昨日、マイアミで講演し。 「商業用不動産市場の下落が、すでに緊張状態にある金融業界に更なる下方圧力となる可能性がある」と言及。 「全ての商業用不動産のセクターが問題に直面しており、(リファイナンスしようにも)去年の後半からCMBS市場は機能不全だ」と述べた。 アトランタというかテキサスって、アメリカの不動産ファンドマネージャーの集積地。 AIGの決算発表を見て、某日本の経済紙はCDSの問題にばかり言及していたが。 決算資料を見て、金融市場がネガティブに反応したのは商業用不動産向けローン・CMBSの損失。 200億ドル、約2兆円のポートフォリ
「世界はなぜ不況に陥ったのか」を読了:その3、金融機関のカウンターパーティリスク管理について | 紺ガエルとの生活 ブログ版日々雑感 最後の空冷ポルシェとともに 住宅バブルの発生の経緯について書こうと思ったが、その前に。 本書では、金融機関はデリバティブ取引のカウンターパーティーリスクをあんまり心配していなかった、あるいはヘッジしていなかった、という言及がなされている。 CDSは債務不履行のリスクを取引しているのに、そのCDSでプロテクションを売っている投資銀行の債務不履行リスクをヘッジしていなかった、そんなの素人が考えても抜けていることぐらい自明でしょ、リスク管理の専門家なのにアホか、という意味のことが書かれているけれど。 これも大きな誤解で。 ISDA(International Swaps and Derivatives Association)、デリバティブ取引の総元締め、が発表し
BIS規制の蹉跌、といえばもう一つ。 本書で、格付会社の格付に対する盲信が、金融危機を招く一つの要因だったと指摘されているが。 BIS規制が、その盲信を助長したのは間違いない。特に、証券化商品の格付について。 新BIS規制上では、AAA格の原資産の分散度の高い証券化商品を買う際の必要自己資本比率は、7-8%程度。 詳しくは前回書いた記事を見ていただきたいが。 1000億円のそのような証券化商品を買っても、必要自己資本は7-80億円で済むというわけ。 同じ格付の企業に貸出を行うよりも、圧倒的に有利な必要自己資本額で。 RoEを高めようと考える銀行が、高格付けでリターンが高い証券化商品を買い漁ったとしても、何の不思議もない。 (そういや以前の記事にこんなことも書いてました。パリバショック直後なのにいいこと言ってるよね(笑)) 銀行自身が証券化商品の原資産を見て、「これはAA格しかついていないけ
「なぜ世界は不況に陥ったのか 集中講義・金融危機と経済学」、池尾和人、池田信夫共著を読了。 ちなみに私は池尾先生には大学時代金融論を教えていただき、先生の授業によって金融業への興味をかき立てられてこの業界に入ったので、大変お世話になった恩人と言っても過言ではない。 この本は基本的に良著なのだが、実際に実務に関わっている人間から言わせていただくと、今回の金融危機を引き起こしたいくつかの重要な点が抜け落ちている、ように思われる。 揚げ足をとるのが目的ではないが、「マスコミや政策担当者はちゃんと経済学を理解してもらわないと困ります(池田氏)」と本書中ではっきりとおっしゃっているので、政策提言される学者の方にもしっかり金融実務を理解して頂くために本質的でないことも含めて指摘しようと考えます。 違う言い方をすると、このお二方に対する私個人の期待値が極めて高いので、若干揚げ足取りになるようなことも言わ
一人のハルキストとして、一人でも多くの人に彼のエルサレム賞受賞スピーチを知っていただきたく、全訳しました。 I have come to Jerusalem today as a novelist, which is to say as a professional spinner of lies. 私は今日、小説家としてエルサレムまでやってきました。いわば、職業的な嘘の紡ぎ手として、です。 Of course, novelists are not the only ones who tell lies. Politicians do it, too, as we all know. Diplomats and military men tell their own kinds of lies on occasion, as do used car salesmen, butchers a
「借りた金も返せないかもしれないのに、株主に払える金なんかあるわけないじゃん 」と、去年の秋にこのブログで書き。 昨年末も、こう書いた(詳細は元ネタ参照 )。 株式は、企業の剰余価値の分配を受ける権利なので。 借りた金返してからでなければ、当然に分配を受けることは出来ず。 債券価格の下落、信用スプレッドの拡大が続いているうちは。 貸した金返せる可能性が低下している、ということなので。 剰余価値の表象たる、株価が上昇するわけがなく。 だから、信用スプレッドの改善が見られないうちに、株価が上がるなんてことはあり得ない。 週末、ウェブで米国企業のDebt/EBITDA比率の推移を探していたら。 たまたま某超有名大手アセットマネージャーのレポートが見つかり。 読んでいたら、全く同じことを彼らも言っていた。 米国クレジット市場見通し 「今は社債、株はその後で」 「株式アナリストは、これまでクレジット
少し古い話になるが。 最近ハドソン川に、飛行機が緊急着水するニュースがあって。 見事に乗員・乗客・付近の住民に誰一人怪我をさせることなかった機長に、全米あるいは全世界が賞賛の声を送った。 アメリカでは、当然に彼はスーパーヒーローで。 1549、というそのシャーロット行きの便の便名が、今では究極のラッキーナンバーになっているらしい。 そのニュースに対する人々の興奮ぶりを見ると。 あるいは機長に投げかけられるたくさんの賞賛と感謝、感動の声を聞くと。 ああ、また金融危機は起こるな、と強く感じた。 なんでUSエアウェイズがハドソン川に不時着して乗客・乗員が無事だと、金融危機がまた起こるのか、と当然不思議に思うと思うが。 ちょっと長いが、以下を読んでもらいたい。 以下の記述は実在する人物について、ではなく、あくまでもフィクションだが。 オバマ新大統領が就任演説で述べた、「a consequence
久しぶりにデータ見て驚いた。 今頃言うなよ、って感じかもしれないが。 うだうだ言うより、グラフ見てもらうのが一番説得力あり。 データ出所は日本自動車輸入組合のこのページ 。 まず、このチャートから。 メルセデスベンツ、BMW、ポルシェの新車登録台数の推移と、日経平均の相関性を見てみる。 四半期末に登録台数が急上昇するという要因があるので。 登録台数と日経平均(月末引け値)の3ヶ月移動平均を取って、データをスムージング。 2006年の1-3月を100として指数化。 水色の線がメルセデスベンツとBMWの登録台数合計の指数だが。 日経平均との相関性、めちゃくちゃ高い。 単月ベースで、MBとBMW合計した登録台数が、直近前年同月比で4割を超える減少。 今年9-11月の日経平均の3ヶ月平均が9450円で、大納会では9000円割れだったことを考えると。 来年初の2社の登録台数も、決して良くないだろう。
で、今後どうなるんですか、という質問をコメント欄で頂きましたが。 基本、変わってないでしょ。 というか、まだまだ酷くなるよ。残念ながら。 リーマンショックが9月半ば。 通常、企業が実体経済の悪化を感じ取って雇用調整を行うまでには、タイムラグがあるので。 個人消費に本格的な影響が出始めるのは、ここからが本番。 ここ1ヶ月ぐらいでしょ?テレビでやたらと「非正規雇用者問題」が語られ始めたのは。 そして、まだ実際には影響を受けていない人たちも、財布のひもを締め始める。 10月の失業率は、予想外の3.7%と、前月の4.0%から改善したが。 有効求人倍率は、0.80倍と前月比-0.04、前年同月比-0.10。相当の悪化。 非正規雇用者の割合は、ここ10年で10%以上増加。 98年の23.6%から08年は34.5%。 (厚生労働省 労働力調査 http://www.stat.go.jp/data/rou
Eee PC 901のメモリを、標準の1GBから2GBに増設。 アマゾンでEee PC用のTranscend DDR2-667 2GB を購入。 4980円なり。 Eee PCをひっくり返す。 心配性な人は、バッテリも念のため外した方がいいかもしれない。 裏ぶた上部の2つのねじを外す。 右側のねじは、Eee PCと書かれたステッカーに保護されているが、ステッカーははがさざるを得ない。 ふた開けたところ。 下の黒い保護シートの下に、メモリが。 メモリを横から押さえつけて固定している、白いフォルダを指で外側に開くと。 メモリが固定されていた状態から開放され、斜め上に起き上がる。 メモリの横、見えにくいがフォルダに注目。 フォルダが開放されると、簡単にメモリを引き抜くことができる。 上がオリジナルの1GB、下が今度交換する2GB。 元通りに、奥まで差し込んでやって。 パチン、という感触があれば、
TALF(Term Asset-Backed Securities Loan Facility)プログラム概要 2009年2月に詳細が更新されています。更新版をご覧ください。 - TALFは適格ABS向けノンリコースローンの提供を通じ、消費者と小規模事業者への金融機関の貸出を促し、またABS市場一般の環境の改善を目指す - 新規に発行される最上級格付(AAA格)のABSに対して、NY連銀が1年のタームファイナンスを2000億ドルを条件に供給 - 適格ABSに対してヘアカット(掛け目)を掛け、ノンリコースベースで資金供給 - 財務省が本プログラムからの損失のうちファーストロス200億ドルを負担 <適格担保資産> - 米ドル建てのキャッシュABS(シンセティックは含まない) - 最上級格付を2社以上の格付会社から得ていること - すべてもしくはほぼすべての原資産は、新規もしくは直近に発生した米
USのCMBSが溶け始めた。 CMBS、つまり商業用不動産向けローンを証券化した商品のこと。 市場規模、2007年でおよそ9000億ドル 。 つまり、90兆円マーケット。 サブプライムローンABSの市場規模が、2007年で5900億ドル程度 だから。 1.5倍以上の規模がある、巨大マーケット。 このマーケットが溶ける、ということは。 証券化商品の1つのカテゴリーが急激に値を下げる、というだけでなく。 アメリカの不動産市場が溶ける、ということに他ならない。 CMBXというインデックスがあるのだが。 ここ1週間ぐらいで、大暴落、というか、スプレッド超ワイドニング。 昨日一日でAAA格のスプレッドが120-130bpsぐらい広がって。 なんと、500bps以上に。 っていうか、こんな感じだよ。 BB格なんか、4800bps、つまり利回り48%なんて訳わかんない数字に。 http://www.ma
サブプライム、証券化、と猫も杓子も言うので。 レバレッジドローンについては、あんまり語られていないけど。 相当大変なことになっている。 今月初めの記事の中 で、レバレッジドローンについても軽く触れたが。 サブプライム危機のせいで、1年かけて額面の85%程度まで、レバレッジドローンが売られてきていたが。 9月末から10月頭にかけての2週間で、さらに10%値を下げて、75%程度まで下落した、と書いた。 先日ダウが大幅下落して、70%ぎりぎりのところまでさらに売られたが。 ダウが急反発したときに、戻るかと思いきや。 その日一瞬、10ポイントぐらいマーケットは戻したものの、戻り売りにしてやられて。 史上最大に米株が戻した日にも、マーケットは結局改善せず。 その後、ついには60%台半ばまで売られている状況。 すなわち、保有しているレバローンは、額面の3分の2の価値しかない、ということになる。 例えば
強烈な1週間だった。 投資銀行が相次いで銀行持ち株会社化、増資へ。 市場での資金調達に頼ると、資金繰り不安から市場で足下見られるので。 PDCFのような臨時の手段ではなく、PermanentにFEDから資金が取れるような形にする、ということと。 レバレッジ比率の低下を余儀なくされ、ROEの低下が目に見えているので。 レバレッジが低くても儲かるように、資金調達コストの削減を図らなければならず。 低利安定的な資金調達手段である、銀行預金を獲得したい、という意図。 加えて、今後地銀がどんどん統合されていくことになるので。 (旧)投資銀行が持つ、RTC処理に当たって培った不良債権処理と証券化のノウハウの蓄積が必要とされることとなり。 さらに、きれいになった地方金融機関の受け皿にもなれる、というのが銀行持ち株会社化の大まかな狙い。 そして、追加資本調達。 銀行持ち株会社化するには、レバレッジ比率を下
対岸の火事を見物している、野次馬みたいな気分の人が多いのかもしれないが。 カウンターパーティリスクが怖くて、疑心暗鬼で超短期の取引でもインターバンクで金が回らず。 市場参加者全員が手元流動性を出来るだけ確保しよう、としているので。 手元資金の過不足を金融機関でやりとりする、ドルのインターバンク市場が全く機能していない。 それがどうした、日本と何か関係あるのか、と思うもしれないが。 ここしばらく、日本企業の資金需要は強くなくて国内の貸金業務では儲からなかったメガバンクは。 海外でのローンポートフォリオを拡大させてきた。 というのも、国内貸出業務と違って、格付け対比でのスプレッドも厚く。 また、海外金融機関がサブプライム問題の影響を受けて、貸し渋り始めていたので。 資金需要も旺盛だったからだ。 というか、海外金融機関向けの貸出が一気に伸びた、という言い方が、適切かもしれない。 たとえばMUFG
時節柄、淡い期待(?)を持って弊ブログを覗きに来ている方も多いように見受けられる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか? 人使いの荒い会社に今だバリバリ働かされておりますが、何か?(笑) 某国政府筋の方とお話する機会があり。 エージェンシー救済策のキーポイントは何になるのか、と伺ったところ。 金融市場の安定、モーゲージアフォーダビリティの向上と、救済コストの最小化、の3点だということだった。 金融市場の安定と、救済コストの最小化、というのは極めて分かりやすいが。 「モーゲージアフォーダビリティの向上」、というのが実はとてつもないキーワードで。 要するに、消費者が家を持ちやすくし、長期的に住宅市場を回復させる、ということなのだが。 例えば失業率が上がったり、個人消費が落ち込んだり。 給料が下がったり、、金利が上がったりすれば、モーゲージアフォーダビリティが低下。 また、消費者のセンチメント
そろそろ出て来ていいですか(笑)? 諸事情により、現時点では今回の件はコメントしにくいので。 10年前に何があったか、書いておく。 ちょうど10年前、9月の3連休前の金曜日の夕方。 当時私は、デリバティブのマーケターだった。 マーケターというのは、デリバティブ商品を開発して、営業に営業したり直接営業したり。 そして約定の際には、リスクポジションを社内でヘッジしにいく、というトレーダーの仕事と一部重複する仕事。 当時はアジア危機、ロシア危機が金融市場を襲い。 日本の金融機関が発行した資本性証券が、70円とか80円とかで取引されていて。 カレンシーベーシスも、超ワイドで。 ジャパンプレミアム、という単語が、新聞記事に踊っていた。 そんな相場でも、連休を控えて若干浮かれ気味に同僚と雑談をしていた7時過ぎ。 東京で一番偉い外人がうちのチームに来て、「絶対に誰一人帰らず、待機せよ。理由は言えない」と
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