エジプトでの今回の一連の事件。これをなんと呼ぶかについては、日本語メディアの中でも意見が分かれているようだ。チュニジアのジャスミン革命にならって、ロータス(睡蓮)革命と呼ぶ者、エジプトの植物と言ったらパピルスだろと言う者、フェイスブック革命だ、ツイッター革命だ、革命2.0だ、いやただエジプト革命と呼べばいいのだ、などなど。 しかし現地メディアを見れば、革命の呼称はいたって明快である。ズバリ、「1月25日若者革命」、あるいは単に「若者革命」と呼ぶことも多い。「若者」の原語は「シャバーブ」。したがって本ブログでも、今回の革命を「シャバーブ革命」と呼ぶことにしたい。 さて、シャバーブ革命と言うなら、本ブログでいつも紹介している「シャバービー(若者向け音楽)」のスターたちの動向に注目されるところだ。しかし、3つ前のエントリ「エジプト革命とエジPOPスター」で述べたように、彼らシャバービー歌手たちの