PC USERでは、大河原克行氏の連載「IT産業のトレンドリーダーに聞く!」で各社にインタビューを行っており、直近ではVAIO 代表取締役 執行役員社長 山野 正樹氏にお話を伺った。 【インタビュー前編】→「100万人に喜んでもらえるVAIO」に挑戦しよう! VAIOを触ったことがないのに社長になった山野氏のこだわり その中で、山野氏の口から驚くべき情報が飛び出してきた。 詳細は後日公開のインタビュー後編に譲るが、そのトピックを先行してお届けしよう。 VAIOがリファービッシュPCを投入! リファービッシュPCとは、メーカー保証付き再生PCのことで、各社の製造/診断/修理ノウハウを活用し、リースアップなどの中古PCを再生したモデルを指す。 特にノートPCは経年劣化や利用でへたったバッテリーがリフレッシュされていたり、ストレージのデータをきちんと消去していたり、正規のOSがクリーンインストー
既報の通り、「VAIO株式会社」の株主変更が発表された。 2014年2月、ソニー(現在のソニーグループ)はPC事業を会社分割した上で、投資会社である日本産業パートナーズ(JIP)に事業譲渡することを発表した。同年7月に本件譲渡が実行され、JIP傘下の独立起業として現在のVAIOが誕生した。 事業譲渡と新会社発足から10年4カ月――JIP傘下のVAIOを保有する持株会社と、JIP傘下のファンドが持つVAIOの株式をノジマが買い取ることになった。これにより、VAIOはノジマの子会社となる。 →ノジマが約112億円でVAIOを子会社化 2025年1月6日付で(予定) ノジマがVAIOを買うことになると、ビックカメラやヨドバシカメラといった他の量販店と競合するのではないか、という懸念の声もある。しかし、仮にそうだったとしても、実はその影響は小さいと筆者は考える。 この記事では、その理由を解説してい
VAIOの新製品発表会で、個人向け製品や海外展開の強化を表明した山野正樹社長(右)と林薫PC事業本部長=東京都港区で2021年10月13日午後1時55分、加藤美穂子撮影 「ソニーを見返す」。7年前に不採算事業として、ソニーグループから切り離されたパソコンメーカー「VAIO」が復活の道を歩んでいる。スマートフォンやタブレットが普及し、先行きが不安視されていたが、ここまで6年連続で黒字決算を維持し、売上高は独立直後に比べ約3倍になった。大企業の花形事業から、長野県が本社の小さな企業になったVAIOはなぜ復活できたのか。 「独立後7年間は法人向け製品に一丸となって取り組んできた。今後は個人向けも再強化し、海外でもより多くのお客様へ製品を届けたい」。13日の新製品発表会で、山野正樹社長はVAIO再生を次のステップに進めることを宣言した。 高機能とスタイリッシュなデザインの両立。それが、ソニー時代か
「AppleのM1チップは素晴らしいイノベーションで、強く意識している」──VAIOの山本知弘社長は2月18日、モバイルPC「VAIO Z」の発表会で、米Appleをこう称賛した。 「Appleのことは非常に先進的なことをする会社だとリスペクトしている。しかし過去にはApple側がVAIOを引き合いに出したこともあり、こちらとしてもPC業界を作ってきた自負がある。これからもお互い切磋琢磨しながら先に進んでいける関係を目指していきたい」(取締役執行役員 PC事業本部長 林薫さん) VAIOが同日に発表した新型VAIO Zは、立体に加工することが難しいというカーボンファイバーを筐体の素材に使うことで、重さを約958gに抑えたモバイルPC。想定価格は26万700円(税込、ソニー直販モデルの最小構成)から。3月5日に発売する。 上位構成では、ディスプレイには4Kに対応する14インチ(3840×21
VAIO株式会社(本社:長野県安曇野市、代表取締役兼執行役員社長 山野正樹、以下「VAIO」)の発行済株式数の約93 %にあたる株式をノジマグループが取得する株式譲渡契約締結について、2024年11月11日株式会社ノジマ(以下、「ノジマ」)の取締役会で決議されましたのでお知らせいたします。株式譲渡契約で定められた経営権の移行手続きが完了次第、VAIOはノジマのグループ会社となります。 VAIOの独立性は尊重され、社名、代表取締役・経営執行陣、事業運営方針、お客様との関係およびブランド商標に変更はございません。 VAIOはソニー株式会社からPC事業を継承して2014年に独立して以来、長野県安曇野の本社工場を拠点に高性能・高品質の製品を数多くお客様にお届けし、成長を続けてまいりました。ノジマからの支援を受け、これまで以上に顧客・パートナー・ベンダーのみなさまのご期待に応えていけるよう邁進してま
ずっと待ってた!究極の「新生VAIO Z」 新しい合言葉として「挑戦に火を灯す」を採用。安心して託せる信頼性、持っていてワクワクする、情緒的な面でも利用者を支える、単なる道具を超えた「挑戦の相棒」として、究極の旗艦PC「VAIO Z」を投入。 ハイブリッドグラフィックスや光ファイバー通信による外付けグラフィックスなど、歴代VAIO Zも常識を打ち破ってきましたが、今回もZの名に恥じぬ仕上がりであるといいます。 「ずっとやりたかった」VAIO最大の挑戦「フルカーボン」 モバイルPC開発の永久の課題が、性能(パフォーマンス)と携帯性(モビリティ)の二律背反です。性能を上げれば携帯性が落ち、携帯性を上げれば性能に妥協が生じます。ここを打破するのが新生VAIO Zのフルカーボン筐体です。 1997年に世界初のマグネシウム合金全面採用した「バイオノート505」が、銀パソブームを起こして以来、今日に至
ソニー、旗艦「Xperia 1 V」発表!2層トランジスタ画素積層型CMOS搭載、公開市場版もすぐに出ます!2023-05-11 16:53:21會原 SonyXperiaXperia 1 V ソニーは、旗艦スマートフォン「Xperia 1 V」を正式発表しました。色展開はブラック、プラチナシルバー、カーキグリーンの3色。販路は携帯事業者と直販・一部家電量販店等。Snapdragon 8 Gen2 Mobile Platformを搭載したハイエンド機。CPUの電力効率を従来比から約40%改善したといいます。独自の発熱制御も強化、カメラ動作時において消費電力を従来比約20%改善、熱拡散シー... 公開市場版「Xperia 1 V」、本日5月23日から予約受付開始!2023-05-23 09:50:47會原 SonyXperiaXperia 1 V ソニーは、直販ECサイトソニーストアにて、X
どう見てもZです、本当にありがとうございました! VAIO株式会社は、ハイエンドモバイル新製品として「VAIO SX14-R(法人向けモデル名称 VAIO Pro PK-R)」を正式発表しました。発売日は2024年11月8日(金)。 ソニーからの独立後、2024年7月1日で設立10年を迎えたVAIO。実は売上はここ2年で躍進して2倍。PC全体は低成長な中でも、コロナ中盤を境に大きく伸ばしたそうです。 これまでは会社が用意したワークスペースで仕事していたところを、コロナ禍によって社会全体で意識変化が発生。在宅勤務において、PCが会社の提供する唯一の働く環境だったところから、「PCこそが働く環境の中心である」と意識が変化したことで、生産性を上げるために立地のいい場所にオフィスを構えるように、良い椅子を買うように、気持ちよく働けるPCを用意しようという流れになり、そこにVAIOの提案する付加価値
VAIOの発行済株式の91.4%を保有するVJホールディングス3の全株式、およびVAIOの発行済株式の1.6%を取得し、実質的にVAIOの発行済株式の93%を保有する。 なお、買収後もVAIOの独立性を尊重し、社名や経営陣、運営方針にも変更はないという。「VAIOの成長ポテンシャルをさらに引き出せるよう力強くサポートする。グループシナジーを発揮し、純国産PCメーカーとしてVAIOの魅力を国内外のお客様に届ける」とノジマは説明している。 VAIOとは VAIOはソニーのPCブランドとして1996年に誕生した。高品質とデザイン性の高さで知られ、国内外で人気を博した。しかし、パソコン事業の競争激化に伴ってソニーは同事業を売却。2014年7月にVAIO株式会社として独立し、長野県安曇野市に本社を置く純国産PCメーカーとして再出発した。 3年ぶりに登場した新「iPad mini」(価格をAmazon
VAIOから、フラッグシップモバイルPC「VAIO Z」の新モデルがいよいよ登場した。 最高峰の技術を搭載し、常に「憧れ」のPCを実現してきたVAIO Zが、6年ぶりに刷新。フルカーボンボディの採用をはじめとした数々のブレークスルーによって誕生したその姿は、最高のモバイル体験を実現するPCとして、大きな注目を集めるものになるだろう。 そして、今回のVAIO Zは、プロジェクトリーダーの経験がないエンジニアによって開発するという、VAIO内でも新たな挑戦によって生まれた製品でもある。新たなVAIO Zに携わった5人のエンジニアに、開発に賭けた熱い思いを聞いた。 新しい「VAIO Z」 最高峰ノートPCが“並外れた”進化へ VAIO Zは、ソニー時代から、最先端の技術の採用と、常識外のブレークスルーによって、最高のモバイル体験を実現するために開発された、最高峰のモバイルPCでありつづけてきた。
信念は、曲げず。先入観は、曲げる。 VAIO® Z 登場 生産完了 軽さと強靭さを併せ持つ炭素繊維素材をボディ全面で採用した立体成型フルカーボンボディのアドバンテージを活かし、モバイルノートPCに求められる全ての性能を飛躍的に向上。14.0型ワイドディスプレイ搭載モバイルノートPCとして驚くべき軽さだけでなく、圧倒的なパフォーマンスや長時間駆動など、本来なら相反する要素を、これまでの限界を超えた高次元で共存・成立させました。 Windows 11プリインストールモデル*1、登場。 VJZ141シリーズに、届いたその日から最新のOS Windows 11を利用できるプリインストールモデルが登場。現在ご利用中のパソコンのWindows 10からWindows 11へのアップグレード*2に関する詳細はサポートページをご覧ください。 *1 Windows 11を初めて使用するとき、デバイスのセット
30年のキャリアを誇る経営戦略コンサルタント。情報分析や業界分析に強く、未来予測やイノベーション分野が得意領域。一方で雑学にも強く、経済エンタテナーとして各方面に寄稿。経済クイズ本『戦略思考トレーニング』シリーズは20万部を超えるベストセラー。マスコミ関係者の地下クイズ集団『夜会』のメンバーとしても活躍。 今週もナナメに考えた 鈴木貴博 経済誌をにぎわすニュースや日常的な経済への疑問。そのときどきのトピックスについて経済の専門知識を縦軸に、社会常識を横軸において、ナナメにその意味を考えてみる。 バックナンバー一覧 家電量販店のノジマがパソコンメーカーのVAIOを買収すると発表しました。ソニーのパソコン事業として始まったVAIOはスマホや動画配信の台頭、ソニーショックを経て“オワコン”的な存在です。なぜ今、ノジマは買収を決めたのでしょうか?(百年コンサルティング代表 鈴木貴博) 時代の最先端
PCとキーボードやディスプレイなどの周辺機器、スマートフォン、シューティングゲームなどを好むおじさん。隙あれば出オチやネタ、製品にまつわる余談やいい話を組み込もうとして記事が長くなる程度の能力を持つ。アイコンは漫画家『餅月あんこ』先生の筆による似顔絵です。� VAIO株式会社が、個人向けの13.3インチモバイルノートPC『VAIO S13』を発表しました。 最速での配達日は7月15日から。販売想定価格は、VAIOストアでの直販モデルが16万3000円(税込)から、ソニーストア販売モデルが15万4800円(同)から、量販店頭モデルの想定価格は20万4800円からとなります(VAIO直販は保証期間の長さなどから、ソニーストアのほうが安価となります)。本体カラーはシルバーとブラックの2色構成です。 ▲シルバーモデルの外観。基本的なデザインはSX系、また従来機とも共通点が多い設計です同社の個人向け
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