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soorce.hatenablog.com
検証結果 「ジャンプ」と「チャンピオン」で同時に表紙になった例も過去にあったし、他の雑誌組み合わせでも同時に表紙を描いてた漫画家は居た 手塚治虫でも出来なかった、は明確に嘘 しかし、片方は自身の絵、もう片方は原作担当ってのは無かったと考えられる 実例 週刊少年マガジン・サンデー1967年20号 週刊少年マガジン・チャンピオン1974年42号 検証を行った経緯と簡単なまとめ 西修が「週刊少年チャンピオン」「週刊少年ジャンプ」の発売日が重なる号で同時に表紙を飾る(片方は原作担当なので絵は二人) 今までになかったんじゃないの、みたいな話がSNS上で出る 検証しないままのサイトが記事にしてさらに広まる なので、同時に発売されている週刊少年誌の表紙を、同じ漫画家が描いていた事例を探して検証たら、手塚治虫を含め過去にも存在してた ジャンプ+チャンピオンは、永井豪がやってた けど、片方は自身の絵、もう片
2022年、コミック市場全体は前年よりも11億円の微増で、史上最高額をさらに更新。 紙の雑誌が3.8%減、紙のコミックスが16%減、電子が8.9%増。 そして、出版全体の4割をコミックが担ってるという規模になりました。 各出版社のサイト・アプリでの無料配信や連載もあるし、実質規模はさらに多いのかも。 ということで、出版月報2023年2月号、特集「コミック市場2022」に掲載されたデータなどより。 2022年の簡単なまとめ コミック市場全体の販売額は微増ではあるが、史上最高額を更新 流石に電子2桁成長は終わり 電子の販売金額が4,479億。紙が2,2991億なので、約2倍 電子のレーベルも増加が続いてる ストアごとの差がつきつつある 紙コミックスは前年より16%減 2020、2021が特異だったとも言えるが、2019よりは多い 紙で漫画を読む習慣が付いた層の電子シフトもある? 単行本新刊点数
2021年、コミック市場全体は前年よりも633億円、10.3%増。 紙の雑誌が11%減、紙のコミックスが0.4%増、電子が20.39%増。 そして、出版全体の4割をコミックが担ってるという規模になりました。 各出版社のサイト・アプリでの無料配信や連載もあるし、実質規模はさらに多いのかも。 ということで、出版月報2022年2月号、特集「コミック市場2021」に掲載されたデータなどより。 2021年の簡単なまとめ コミック市場全体の販売額はさらに増え、史上最高額を更新 鬼滅が終わっても、全体の売り上げは伸びた 電子は増加が続き、2021年から694億円もの増加 電子の増分だけで、紙の雑誌全ての売り上げよりも多い 電子のレーベルも増加が続いてる 完全に電子が主力に。だが、紙で売れてる作品もある 返品率は微増 紙の漫画雑誌は、さらに下がり続けてる。前年比13.6%減。販売部数は最大時の十分の一。(
原作付き含め、分業体制で作られる漫画というのはかなり昔からあります。 作品の関係者を雑誌や単行本でどうクレジット表記してるかって考えると、「原作」「漫画」「作画」とか、その役割に応じたのが付いている。 のですが、現在においてはかなりバリエーションが多いというか、そんな書き方するんだ、ってのとかあってわけわからん状態。表記順や記号(「漫画:」と書くか、「漫画・」と書くか)なども含めると、つまりどういう事なのか。 どんなのがあるか探してみました。最後の方に具体例を並べてあります。 一番シンプルなのが「作」「画」だけなので、分類としては「作」「画」「それ以外」としてますが、よくわからないのも結構存在しています。 「画」を担当してる人のクレジット バリエーション的に一番少ないのはこれ。 画 作画 漫画 (表記なし) 原作付き作品だが、漫画家側には特に表記が無く、原作や協力のみにクレジットが付く。「
それでも多いけどな! 2019年度の週刊少年漫画誌の裏表紙広告は、Cygames関連だけで全体の86.9%、約87%を占めていました。 全192冊のうち、167冊がサイゲ関連の広告。 しかし、今年は昨年から大きな異変が。 10月以降、裏表紙広告からガクっとその数を減らし、他の広告が載るようになったのです。 サイゲ煉獄とも言えた連打が、ついに終了した……と思えますね。 煉獄イメージ。 2019年度のサイゲ関連は、「グランブルーファンタジー」71回、「プリンセスコネクト!Re:Dive」60回、「シャドウバース」31回、「GRANBLUE FANTASY Versus」5回。 昨年からはグラブル減、シャドバ微増、プリコネ倍増。全体としては減となりました。確かにプリコネ多かった印象はある。*1 2015年は31回、2016年は117回、2017年は159回、2018年は190回、2019年は16
最近の騒動で、ジャンプがジャンプがって話ばっかりだけど、ジャンプだけが漫画雑誌じゃないんだよなあ。 ジャンプの話はもう散々されてるので、「ジャンプ以外の週刊漫画誌」で2019年11月現在連載されている、女性が主人公の漫画がどれだけあるのかを見てみましょう。 現在、週刊の漫画雑誌は全部で10誌。 最も多かった時が14誌ですから、かなり減っています。 女性主人公かどうかは、(非人間系主人公も居るので)キャラデザ的に女性ならというゆるめ判定。 ちょっとコメントもします。 また、「ドラえもん」的に、タイトル上女性キャラがメインでも実態は、というのがあって、その辺迷ったのは「ドラ迷」と別にしました。 これは違うのではとか、これも入れたほうが良いだろってのがあったらコメントでもtwitterでもはてブでもいいのでご指摘ください。 ただ、ですね、週刊少年ジャンプは現在最も発行部数が多い漫画誌で、最新の集
横軸を連載開始時期、縦軸を連載期間として散布図にするとこうなります。 縦軸を10年までにするとこう。 右下から左上に見えるのが「連載中」ライン。わかりやすいですね。 対数表示にするとこう。 連載期間での区切りとパーセンテージ 今回の集計対象の作品総数と、その内10年、5年、1年を超える連載期間の作品数。 1年以上連載された作品ってのは、半分も無いのだ。 ジャンプに至っては、3/4近くは一年以内に終わってる。 ジャンプマガジンサンデーチャンピオン 総数693520661705 10年越え9(1.3%)11(2.1%)9(1.4%)5(0.7%) 5年越え*144(6.3%)54(10.4%)51(7.7%)36(5.1%) 1年越え*2188(27.1%)235(45.2%)308(46.6%)277(39.3%) 幾つかの長期連載作について、元データの都合上正しく出ていないので参考値。 詳
2018年度の週刊少年漫画誌の裏表紙広告は、Cygames関連だけで全体の97.9%、約98%を占めていました。 全194冊のうち、190冊がサイゲ関連の広告だったのです。 サイゲ本体の「グランブルーファンタジー」113回、「シャドウバース」27回、「プリンセスコネクト!Re:Dive」33回、「ウマ娘」5回。 そして、共同開発*1で12回。 週刊少年四誌の裏表紙広告はもうサイゲしか載ってねえ!状態。 円グラフにすると、こんなですわ。 2015年は31回、2016年は117回、2017年は159回、今年は190回。 多いとかなんとかじゃあなくて、他はどうなってるんだって話ですね。 どういう契約なんだろう。 昨年、一昨年、一昨々年の記事はこちら。 Cygames多すぎぃ!2017年、週刊少年漫画雑誌の裏表紙広告の83%はサイゲームスで、ほぼ独占状態でした。 グラブルとシャドバで埋め尽くされて
週刊少年漫画雑誌が値上がり傾向にある、という話をトピック入りグラフで示す 簡単なまとめ 結論としてはここ10年くらいは「値上がり傾向にある」です。 値上がり傾向は、2005年頃から見えてくる 実情は「ページ単価」で見た場合がわかりやすい 2018年になって、定価300円台のが出てきてる 最高で320円(サンデー) 同じ週に発売されたジャンプとサンデーで50円差という例も ということで、 発端 現在の週刊少年誌の値段を知って「高い」てな事言う人が居ます。 確かに、サンデーとマガジンは2018年に入って300円台が出てきています。サンデーでは、特別定価とはいえ320円という号がありました。*1 他には「私が買ってた頃は○○円だったのに」てな事言う人が居ます。 しかし、それは自分が年食ったって事告白してる上に、現役読者でも無いって事なのですよね。 金は出さないけど口だけ出したい、飲食店が閉店する
今年もまた、ネットではあまり話題にならない週刊漫画ゴラク、漫画ゴラクスペシャル、週刊漫画TIMES、漫画アクション、ビッグコミックなどをメインに振り返ってみた いと思います。 あくまで個人的な感想記録を基にしてるのであれがない、これはどうした、等ありましたらコメント欄までお願いいたします。 「この月の単行本」は個人的なセレクション。自分が気に入ってる作品・作家中心。並び順は不定。 また「現在」や「今年」と書いてある場合は2017年12月を指しています。 自分が購読してる範囲の記録では、251作品の新連載、220作品の最終回、633個の読切*1が存在してました。*2 雑誌名の省略形については、自分はこう書いてるという説明を最後の方につけています。 簡単なまとめ 雑誌、単行本紙の売り上げはどんどん低下。電子への移行が加速 その一方、無料アプリや海賊版問題も大きくなってるのだが なろう系コミカラ
東京の老舗居酒屋の中でも、「魚と言えば魚三」と言われる、魚三富岡店(本店)で忘年会をしてきました。 2017年12月29日、年内最終営業日。 門仲の魚三は、ビルの1階から4階までがすべて居酒屋。 一人か二人なら1F、2F(禁煙フロア)、行列必至。 3人以上なら3F、そして10人以上で団体予約をとれた場合には4Fで飲めます。 座敷で、自分らが行った際は、同じ時間(1800に予約、前の団体の片付けで少し遅れて開始)で団体3組、10人、12人、14人。人数によって机を組み替えるのでしょう。 突き出し。 そして、魚介類がひたすら。 刺身盛り合わせ(これが4人分かな) カニ 焼き物 エビフライ ウニとサザエ どんどん来るので、机の上はわやくちゃになる。 巻き寿司とおしんこ 〆の汁物は、鱈の白子入り。 これで、お酒含めて一人当たり5000円程度でした。(料理は3500円のコース) 量が多くて、安くて、
2017年度の週刊少年漫画誌の裏表紙広告は、Cygamesだけで全体の82.8%を占めていました。 なんと、全192冊のうち、159冊がcygamesのスマホゲームの広告だったのです。 「グランブルーファンタジー」87回、「シャドウバース」68回、「プリンセスコネクト!Re:Dive」4回。 週刊少年四誌の裏表紙広告を、たった一社で80%以上出稿してたんですね。 しかも、サンデーとチャンピオンは、1号から52号まで、1年通して全ての裏表紙広告がそうでした。 (ジャンプ:37/48冊、マガジン:26/48冊、サンデー:48/48冊、チャンピオン:48/48冊) マガジンだけは昨年実績よりも減ってるんですが、それでも半分以上。 流石にこれはもう、なんだろうなあ。 昨年が異次元とすると、今年はもう突き抜けて一巡後の世界ですわ。 2015年は31回、2016年は117回、そして今年は159回。 昨
紙の漫画雑誌は、ついに3億部割れ。最大時から10億部減ってるという事になります。販売金額も、1000億円を割り込みそうな所まで来ています。*1 しかし、単行本は、電子が前年から31.8%と大幅に伸び、紙と電子の合計販売金額では3400億円越え。史上最高に達しました。 紙の雑誌の売り上げは電子単行本の1/3以下に・・・。 ここ数年分。 雑誌と単行本の比較にすると、こう。 ということで、出版月報2017年2月号、特集「紙&電子コミック市場2016」に掲載されたデータなどより。 そう、ついにタイトルが「紙&電子コミック」になってるんです。 2016年の簡単なまとめ コミック市場全体の販売額を見ると、前年より微増 一重に、電子単行本が伸びたおかげ 電子単行本は伸び続け、早ければ2017年には紙を超えるかも 単行本の、電子+紙の合計販売額は、史上最高に 紙の漫画雑誌は、さらに下がり続けてる。前年比1
2017/01/05 22:05追記※ 掲載作品としては収録されていないと思っていたのですが、「大全集『オバケのQ太郎』11巻の巻末の「特別資料室」に収録されています。」とのご指摘を稲垣高広さん(id:koikesan)より(https://twitter.com/kamenjiro/status/816650788143394816)、また、同内容をコメントでY三郎さんより頂きました。タイトルの間違いをお詫びいたします。しかし、掲載内容などに資料性はある、との事なのでこの追記以外はそのままとさせていただきます。 soorce ※追記ここまで 別口のちょっとした調べ物をしてる最中に、偶然発見。 全集未収録といっても、所謂出張掲載というか番外編的な3コマ漫画×2つです。 掲載誌:小学館女性セブン 掲載号:1966年4月13日号 掲載内容:3コマ漫画×2本 タイトル:プレゼント(2本とも) 備
2016年度の週刊少年漫画誌の裏表紙広告は、Cygamesだけで全体の60.6%を占めていました。 なんと、全193冊のうち、117冊がcygamesのスマホゲームの広告だったのです。 「グランブルーファンタジー」93回、「シャドウバース」19回、「THE IDOL M@STER シンデレラガールズ STARLIGHT STAGE」5回(これはバンナムかもしれんけど、まあcygamesでいいでしょう)。 週刊少年四誌の裏表紙広告を、たった一社で60%以上出稿してたんですね。 特に、週刊少年サンデーは、48冊中45冊がCygamesの広告という突き抜けっぷり。 (ジャンプ:31/48冊、マガジン:35/49冊、サンデー:45/48冊、チャンピオン:6/48冊) なんなんでしょうねえ、これは。 昨年も多かったのですが、今年はもう異次元ですわ。 2015年は、1年で31回だったので、グラブルだけ
今週の週刊漫画Timesに掲載された、星野茂樹×石井さだよし「解体屋ゲン」は表紙&巻頭カラー。 【本日発売】『週刊漫画TIMES9/9号』は本日発売!表紙イラスト&巻頭カラーは「解体屋ゲン」(石井さだよし×星野茂樹)です! URL 2016-08-26 07:30:41 via Hootsuite https://twitter.com/shukanmanga/status/768938677770850306 解体屋ゲン692話「未来の研究室」世界中で大人気のスマホゲーム「ロボロボGO!」。どんなゲームか分からずに、やってもいいと鉄太に約束したゲンだったが・・・・ URL 2016-08-24 10:53:56 via Twitter Web Client https://twitter.com/isshy22/status/768265050142285824 「ロボロボGO」なる、ス
紙の漫画雑誌は、販売部数が昨年よりも4967万部、13%近く減少。売り上げでは1166億円。 対して、単行本は電子コミックスが1149億円、紙が2102億円の計3251億円。 合計すると雑誌の売り上げは、コミックスの1/3にまでなろうとしてるという事態になっています。 連載システムが破綻すると、単行本点数も減るというのがあるのですが、どうなってしまうのか。 ということで、出版月報2016年2月号、特集「コミック市場2015」に掲載されたデータなどより。 2015年の簡単なまとめ 紙だけでは、雑誌・単行本を合わせた販売金額は、3268億円で1985年頃と同水準。 紙の漫画雑誌の販売部数は、20年連続のマイナスで、下げ止まらない。 電子コミックスの売り上げが1149億円で、1000億円を軽々と突破。 紙のコミックスの売り上げが2102億円。既に、全体の1/3以上は電子に移行。 単行本の点数は過
ということで、本日発売の週刊漫画ゴラクNo.2507に掲載されている、家電のデンさん@神保あつしで、保育園落ちた日本死ね!!!がネタとしてつかわれております。 週刊漫画雑誌、男性向け隔週漫画雑誌の中では最速ですね。 どんなオチに繋がるかは、誌面でご確認ください。 この「家電のデンさん」は、今回が288回目。 COM出身の四コマ漫画家、神保あつしによる、時事ネタとピンク下ネタを混ぜながら、時にはクスリと、時には猛毒気味な風刺を効かせた四コマ作品で、2010年から週刊漫画ゴラクで連載中。 ほぼ同じフォーマットで展開された「フィーバー課長」「ドカバン社長」、さらにその前から考えると1982年頃からゴラク系で活躍してるんですよね。 現在、コンビニ版が発売中。 家電のデンさんスペシャル 大爆笑お買い得編 (Gコミックス) 今読むと、あれ、この時何があったっけ、みたいのも結構多かったり。 時事ネタショ
ビッグコミックスペリオールで連載中の、チェイサー@コージィ城倉、面白いですねー。 手塚治虫の影を追う漫画家を主人公に、当時の世情、漫画、アニメ状況やなんかも描かれています。 で、金曜日に出たスペリオールに掲載された22話は1967年の話。手塚治虫が漫画サンデー(マンサン)に描いている、というのが出て来ます。 海徳は、「文春が出した「漫画読本」でおとな漫画をチラッと描いとった」 と言ってますが、実は漫画サンデーでは1963年頃から散発的に手塚作品が掲載されていました。 それらは読切や短期作品だったので、本格的な連載を持ったのが「人間ども集まれ!」だったんですね。 漫画集団は、戦前・戦中世代の作家がメインで、手塚も当時は大正生まれと称していたあたりから、仲間とみなされていたのもあったのかなあと。 ちなみに「人間ども集まれ!」は、単行本化時に大幅な修正が行われたため、1999年に出た「完全版」で
今週の週刊漫画Timesに掲載された、星野茂樹×石井さだよし「解体屋ゲン」は記念すべき666回目。悪魔の数字。 雑誌表紙も飾り、巻頭カラー。 【本日発売】『週刊漫画TIMES2/26号』は本日発売!表紙イラスト、巻頭カラーはダイナマイト爆裂連載「解体屋ゲン」(石井さだよし×星野茂樹)です! URL 2016-02-12 07:31:34 via Hootsuite 解体屋ゲン666話「スーパー重機学園」事故を起こした車から被害者を救ったタキジロウをテレビで見たプロデューサーがアニメ化したいから取材をさせてほしいと言ってくる。開発者の谷とテストパイロットのゲンにも会いたいというが・・・・ URL 2016-02-09 22:03:02 via Twitter Web Client 扉絵の時点でヤバさが、何やら萌えキャラが・・・? というか、カラー扉でパンチラって連載史上初なのかも? 少し前の
多分、1979年末。 「ぱふ」分裂前、清彗社時代には新宿に同人誌専門書店「フリー・スペース」が開店していたので。 同人ショップ - Wikipediaには 同人誌を扱っていた古いショップとしては、同人情報誌を出版していた出版社のアンテナショップが上げられる。 1980年から1981年にかけて、編集方針の違いなどから両社の元になった清彗社は雑草社とふゅーじょんぷろだくとに分裂。 お互いが同じような時期に同人誌を扱うショップをオープンさせた。 ってあるけど、この記述は微妙に間違ってる。 「フリー・スペース」は「FUSION PRODUCT」の方で、「COMIC INN」は「ぱふ」って記述は分裂後ならあってるけどね。 手元にある資料などから時系列順に書くと 1979年末に発売された「ぱふ」1980年1・2月号には「フリー・スペース」の広告がある(それ以前には無い?) 分裂騒動が起きたのは1981
今年もまた、ネットではあまり話題にならない週刊漫画ゴラク、漫画ゴラクスペシャル、週刊漫画TIMES、漫画アクション、ビッグコミックなどをメインに振り返ってみた いと思います。 あくまで個人的な感想記録を基にしてるのであれがない、これはどうした、等ありましたらコメント欄までお願いいたします。 「この月の単行本」は個人的なセレクション。自分が気に入ってる作品・作家中心。並び順は不定。1巻、最終巻、最新刊を優先。 また「現在」や「今年」と書いてある場合は2015年12月を指しています。 簡単なまとめ 漫画ゴラクスペシャルが創刊 女子が飯を食う漫画はやっぱり多い 小島功、水木しげるが死去。戦争体験を持つ漫画家はもう殆ど居なくなってしまった 電子書籍化が進む ファイブスター物語、イエスタディをうたって、孤独のグルメ、よつばと!の新刊が出るというグランドクロスな年 1月 講談社が、全漫画雑誌を電子化し
現在店頭で売られているものはもう2016年度の号なんですが、2015年度の週刊少年漫画雑誌では、裏表紙(表4)の広告が異常事態っぽかったんですよね。 ということで、ジャンプ・マガジン・サンデー・チャンピオン、四誌の週刊少年漫画雑誌の裏表紙広告ってどうだったの、ってのをまとめてみます。 その中でグランブルーファンタジー(以下、グラブル)が幾つあったか検証したら、やっぱり凄く多かった。 グラブル広告ってのはこういうのです。アイテム課金のスマホRPG。*1 今年の週刊少年漫画雑誌はジャンプが53号まであったので、合併号休みなどもあわせた結果、全部で193冊。 そのうち、表4が「グラブル」だったのは31回、16%くらい。多いか少ないかって、こんな多く出稿された例って多分過去に存在しなかったレベルで多いです。 チャンピオンを除いた三誌に出稿されてますが、絨毯爆撃と言うかなんというか。 あれ、意外と少
昨年の状況はこちら>2014年度の週刊少年チャンピオンにおける「弱虫ペダルイヤーっぷり」を検証してみる いまや押しも押されもせぬ大看板となった、渡辺航「弱虫ペダル」。 掲載誌である週刊少年チャンピオンにおいて、まさに看板作品。 本年度は、48号中14号でメイン表紙を飾っています。 劇場版、舞台新作、アニメ三期など、機会が多かったとはいえ、こんなに。 (他に多い作品でも、「刃牙道」が7回、「実は私」はが4回) 全体からの表紙だけの回数を図にするとこう。二号連続表紙ってのが3回もあるんですね。 他の週刊誌見渡しても、これだけの回数表紙になってる漫画作品って・・・あ、「ミナミの帝王」や「白竜」があるか。 さらに、それ以外の号でも、どこかしらに小さめのカットがる場合も多く、まったく無かったのは48号中2号のみ(34,38号)。 絵で示すと、緑色の所が弱虫ペダル関連のって事。 他の作品と比較しても、
本日発売の、週刊少年チャンピオン・週刊ヤングジャンプ・週刊モーニングの3誌の表紙はこうでした。 ドカベンドリームトーナメント編、BUNGO-ブンゴ-、バトルスタディーズ、と舞台は違えど全て「野球漫画」。 つまり、「同日発売の週刊漫画雑誌3誌の表紙が全て野球漫画」なんですね。 これって、週刊漫画雑誌の歴史が1956年に始まってからの、59年間で史上初となる珍事なんです。 本当に史上初なのか検証してみる 結論から言えば、ほぼ間違いない、週刊漫画雑誌の歴史上初の出来事です。 今回の事象が史上初か、というのは 3誌が同日発売 3誌の表紙が漫画作品 全ての作品が野球漫画 という3つのポイントから考えることができます。 3誌が同日発売 週刊漫画雑誌は、最大時に14誌ありました。*1 発売日は、月曜〜土曜のどこか。しかし、3誌以上が同じ曜日に発売されていたことがあるのは、月・火・木・金です。 ただし、祝
先日、古書店でこんな本を買いました。 「日本勇者物語」と「世界勇者物語」(アルス、1928年 昭和三年) それぞれ左から、表紙・総扉・奥付。 「日本児童文庫」のうち37・38巻にあたる二冊で、日本の勇者、世界の勇者が紹介されてるのです。 現在は「勇者」という言葉が持つイメージの主流って、やっぱり「魔王と闘う唯一の人間」みたくなっちゃってんじゃあないかと思うんですよね。 現在の定義がどうかってのは、ライトノベルなどを研究してる人たちが詳しいだろうし、的確かつ完璧な定義をしてくれると思うので、それは置いといて。 そもそも、国語辞典などで調べると勇者って、 勇気のある人。いさましい人。勇士。 で、魔王とか全然関係ないんだよなあ。 これはやはり、ゲームというかドラゴンクエストシリーズから拡散され続けてきたイメージなんでしょうね。 とはいえ、ドラクエもIではラスボスは「りゅうおう」、IIは「はかいし
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