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Cubox-i用のインストール済みイメージは割とあちこちで見かけるのですが、デスクトップ環境一式が入っていたりと色々気に入らない部分があるので、自分で作ることにした際の備忘録です。ビルド作業はVirtualBox上のUbuntu 14.04 LTS(64bit)で、SDカードのフォーマットや書き込みは手元のUbuntu 14.04 LTSで行っています。 基本的にカーネルとブートローダーのビルドは http://www.solid-run.com/wiki/index.php?title=Building_the_kernel_and_u-boot_for_the_CuBox-i_and_the_HummingBoard に従います。 micro SDカードの用意 micro SDカードにパーティションを切っておきます。/dev/sdX1がカーネルを置くパーティションで、/dev/sdX2
少し前ですが、ownCloud 7.0.2がDebian sid/Ubuntu 14.10に入りました。私はもともとさくらのVPSにインストールしたUbuntu 14.04 LTS上に、universeからowncloudやtt-rssパッケージをインストールして自分用として使っていたのですが、あわしろいくや氏がownCloud 7.0.2の14.04 LTS向けパッケージをPPAに用意したと聞き、アップデートを行いました。 ownCloud自体のアップデートは問題なく終わったのですが、tt-rssの設定画面を開くとdojo.jsのエラーで止まるという現象が起きていることに気づきました。詳しく調べたわけではありませんがエラーメッセージから察するに、libjs-dojo-{core,dijit}あたりのバージョンが上がってしまったことが原因だと思います*1。Utopicにあるtt-rssの1
さくらのBASE Storageという、Amazon S3互換のインターフェイスを備えたオブジェクトストレージのベータサービスが開始されました。さっそくUbuntuから利用してみましょう。 サービスアカウントを開設する BASE Storageには専用のサービスアカウントが必要です。既にさくらのVPSやさくらのクラウドを利用している人であっても、まずは新規にサービスアカウントを作りましょう。 ログイン画面からさくらインターネット会員IDでログインし、任意の名前でアカウントを作成します。 ネームスペースを作成する 作成したサービスアカウントでBASE Storageサービスへログインすると、まずはネームスペースの作成画面に遷移します。 ネームスペース名が、S3でいうバケット名に相当します。現時点ではネームスペースは1つしか作成できないようです。 ネームスペース作成時、このようにエラーが出る場
[rakuten:neowing-r:10752590:detail] Ubuntu Linux 入門キットは、日本で最初にリリースされた Ubuntu 解説本です。最初のリリースは Ubuntu 6.06 が出た 2006 年で、それから LTS のリリースごとに版を重ね、今回で 4 冊目となります。もともとは Japanese Team リーダーの小林さんが執筆していたのですが、今回の刷新にあたり、水野が執筆を担当しました。また過去の 8.04 / 10.04 対応版は改訂という形で出版されたのですが、今では Ubuntu の中身もずいぶん変化しているため、今回は 12.04 のリリースに合わせて、全ページを書き下ろしています。 Japanese Team が執筆している Ubuntu 本といえば Ubuntu Magazine があります。うぶまがはとてもよい雑誌で、旬の話題や様々な
11.10から導入された ubuntu-defaults-builder を使えば、誰でも簡単に Remix を作ることができます。そこで 11.10 に続き、12.04 でもオレオレ Remix を作ってみました。色々なパッケージを最初から導入し、さらに最新にアップデート済みなイメージを作成しておけば、複数のマシンへインストールするのも楽ですからね。なお ubuntu-defaults-builder の使い方はレシピを参考にしてください。 テンプレートになっているパッケージ ubuntu-defaults-mizuno-as は私の PPA に置いてあります。こんな Remix を使ってみたいという手遅れな方は、どうぞご自由に。 いちいち deb をダウンロードしなくても、ubuntu-defaults-builder をインストールしたマシン上で以下のコマンドを叩けば ISO がビル
Emacs実践入門 ?思考を直感的にコード化し、開発を加速する (WEB+DB PRESS plus) 作者: 大竹智也出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2012/03/07メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 22人 クリック: 396回この商品を含むブログ (1件) を見るEmacs には人生に必要なすべてがあり、余計なものはなにもない。ただしガイドブックは必要だ。 そんなわけで、 id:tomoya の著書、「Emacs 実践入門」を読みました。Emacs のインストールから初期設定、基本的な操作、カスタマイズまでを丁寧に解説した一冊です。タイトルに「思考をコード化する」とある通り、主にプログラマ向けの Emacs 入門となっています。補完、履歴管理、バージョン管理、各種言語ごとのモードといった拡張にも一通り触れているので、この一冊を読むだけで、Emacs で快適なコーディ
私は 2008 late の 13 インチ MacBook を持っていたりします。今では Pro になってしまった、13 インチの銀色のモデルですね。このモデルはボタンがなく、トラックパッド全体を押し下げるタイプのトラックパッドが装備されているのですが、この押し下げでのクリックが効かなくなってしまいました。一年ちょっと前に。 トラックパッド自体は動作してますので、どうやらクリックのスイッチだけが物理的に破損したような感じです。同じモデルを使っている @tomoyaton にも同じ現象が起きているらしく、このモデル特有の不具合なのかなーなんて思ってました。で、修理するときっと高いよねーケア入ってないし、なんて考えて放置していたわけですよ。 今書いている原稿で Mac のスクリーンショットを撮る必要があり、久々に Mac を起動しました。そこで「このモデル特有の不具合ならネットに情報たくさんあ
うぶまがのロードテストにも書きましたが、普段の仮想マシン管理には virt-manager を使っていたりします。ですが GUI アプリですので、あまりスマートではありません。VM のホストに ssh して、そこからコマンドで制御できればそれで十分なわけです。というわけで ubuntu-vm-builder を使って見ました。当然仮想化には KVM を使いますので、KVM が使えるマシンである必要があります。デスクトップのサンドボックスを作るわけではなく*1、複数の仮想サーバを一台のマシンでまかなうのが目的ですので、やりたいことは以下のようになります。 KVM を使って仮想マシンを動作させる CLI から制御する ネットワークにブリッジ接続する ホストの起動時にゲストを自動起動させられればベター KVM のインストール 10.04 以降なら、以下のようにインストールします。 $ sudo
突然ですが、LS-S250L を入手しました。もちろん普通の NAS として使うきはさらさらありませんので、違う OS を入れて遊んでみたいと思います。 なにぶん初めての経験なので、以下の操作には間違っている箇所があるかもしれません。また動作させるまでには色々な人に助けて頂きました。この場を借りてありがとう。 BUFFALO Link Station Mini 省エネモデル 250GB LS-S250L 出版社/メーカー: バッファロー発売日: 2009/07/02メディア: Personal Computers クリック: 12回この商品を含むブログ (2件) を見る シリアルコンソール 当然ですが、シリアルコンソールがあるとないとでは作業の難易度が段違いです。基板上にはシリアルコンソール用のパターンがあり、玄人志向のシリアルコンソールキットが使えます。コネクタをハンダ付けしてしまいまし
それでは出来上がったソースパッケージを put しましょう。そのためには dput というプログラムを使用します。インストールされていない場合は apt からインストールしてください。 dput は ~/.dput.cf というファイルに put 先のリポジトリ情報を記述します。~/.dput.cf ファイルを作成し、以下のような記述を追加してください。 [my-ppa] fqdn = ppa.launchpad.net method = ftp incoming = ~(Launchpadでの名前)/ubuntu/ login = anonymous allow_unsigned_uploads = 0[my-ppa] はただのラベルですので、自分の好きな名前を入れて結構です。複数のリポジトリを登録できるので、それらを識別するために使用します。incoming には Launchpad
先のエントリにあるように、PPA を使用するためには CoC へ署名を行い Ubuntero となる必要があります。CoC に署名を行うため、またこれから put するパッケージに署名するため、自分の PGP 鍵を Launchpad へインポートしましょう。手順は PGPKey のインポート方法を参考にしてください。 PGP 鍵ペアが作成できていない場合は、まず自分の鍵を作成しましょう。鍵ができたら公開鍵を鍵サーバに登録するため、以下のコマンドを実行します。 $ gpg --send-keys --keyserver keyserver.ubuntu.com 鍵ID次に Launchpad の Profile ページにある "Change details" をクリックし、GPG Keys のページを表示させます。Fingerprint というテキストボックスがありますので、公開鍵の鍵指紋
外部から自宅内のマシンへ接続する必要があった場合、今までは ssh のポートフォワードで済ませていました。大体において、特定のアプリケーションが接続できれば用が足りるので、その都度 ssh で穴を掘るのが面倒がなくてよいのです。 しかしそれだけでは足りず、マシン全体がローカルネットワークに所属していた方が都合がいいという場合もあるかと思います。そこで Ubuntu Server を使って VPN を構築してみました。なおこれは最低限接続ができるだけの設定ですので、詳細は各ソフトウェアのマニュアルを参照してください。 pptpd のインストール VPN といっても色々と種類がありますが、お手軽に PPTP を使ってみます。Ubuntu では pptpd パッケージをインストールすることで、PPTP のサーバになることが可能です。 /etc/pptpd.conf の設定 ファイル末尾に (Re
MacBook に Snow Leopard をクリーンインストールをしてみました。とりあえずやったことの備忘録です。 本体のインストールとアカウント設定 Snow Leopard の CD を挿入し、C キーを押しながら電源オン。画面の指示に従ってインストールを行います。 キーボードと入力方式の設定では、ことえりを選択しないとユーザ情報の入力時に日本語が入力できずハマるので注意。どうせ ATOK 入れるしーと US を選択して進んだら、戻ってくる羽目になりました。戻ると無線 LAN の WPA キーも入力しなおさないといけないんだよな・・・・・・ orz 修飾キーの設定 システム環境設定 -> キーボード -> 修飾キー CapsLock を Control に変更しておきます。これは最初にやっておかないとストレスたまりまくりです。マスト。 Bluetooth の検出設定 デフォルトでは
Thinkpad X31 に Debian sid と NetBSD 5.0 をインストールした際の覚え書きです。Debian のインストールは簡単なので省略(ぇ hda1 に基本領域として 40GB 確保。ここに sid をインストールします。hda2 はスワップ。X31 のメモリは 1GB なので、それをふまえてサイズは適当に。 hda3 も基本領域として Debian 上からパーティションを切っておきます。NetBSD 用ですのでパーティションタイプは 0xa9 としておきます。 NetBSD のインストール i386 の CD から起動します。事前に NetBSD パーティションを作成していれば、インストーラが勝手にそのパーティションを選択してくれます。領域の内訳は wd0a を / として 2GB、 wd0b をスワップとして 1GB、残りは全て /usr に割り当ててみました。
Linux マシンを遠隔操作したいという要望は多いのですが、フォーラムを見ているとどうも初心者は VNC を使いたがる傾向にあるようです。いやいや、そこはやっぱりお手軽簡単な ssh を使いましょう、と言うと 「CLI オタうぜー」 などと言われてしまいます。ところがどっこい、ssh には X 転送という機能がありまして、X クライアント*1の画面をネットワーク越しに転送できるのですよ。これに必要なのは以下のものだけです。 操作される側 ssh サーバ 操作する側 X サーバ、ssh クライアント 今時のデスクトップ Linux ならば X サーバは動作していますし、ssh クライアントだって標準装備です。あとは遠隔操作したい対象に ssh サーバをインストールするだけです。Ubuntu なら以下のような感じ。 $ sudo apt-get install openssh-serverあと
SSH でサーバにリモートログインする際、パスワード認証ではなく公開鍵認証を行っている人も多いかと思います。自宅内では同じ鍵を使い回していたのですが、仕事の都合で新しい鍵を作ることになりました。例によって備忘録です。 キーを作るのはこんな感じ。 $ ssh-keygen -C [email protected] -f ~/.ssh/id_rsa.hogeログインする時は -i オプションで鍵ファイルを指定することで、鍵を使い分けることができます。 $ ssh -i ~/.ssh/id_rsa.hoge [email protected]~/.ssh/config に使用する鍵を列挙しておけば、鍵ファイルを勝手に探してくれます。ファイルの中身はこんな感じで。 IdentityFile ~/.ssh/id_rsa IdentityFile ~/.ssh/id_rsa.hoge IdentityFile ~/.
Ubuntu Server で Apache2 を動かしてみました。特に使う予定があるわけではないんですが、etch のインストールの間ヒマだったもので。 折角なので SSL で通信できるようにしてみようと思います。そのためには第一種オレオレ証明書が必要ですが、Ubuntu では ssl-cert パッケージに含まれる make-ssl-cert コマンドを使うことで簡単に作成できたりします。Web でググると以下のような記述をよく見かけます。 $ sudo /usr/sbin/make-ssl-cert /usr/share/ssl-cert/ssleay.cnf /etc/apache2/ssl/apache.pem $ sudo vi /etc/apache2/sites-available/ssl (以下を追記) SSLCertificateFile "/etc/apache2/s
____ /⌒ ⌒\ /( ●) (●)\ またまた登場のやる夫だお! /::::::⌒(__人__)⌒::::: \ 今日はEmacsでチャットをするお! | |r┬-| | \ `ー'´ / ___ / ⌒ ⌒\ / (⌒) (⌒) \ 平日の昼間、暇をもてあました / ///(__人__)/// \ 主婦と楽しくおしゃべりするお! | u. `Y⌒y'´ | \ ゙ー ′ ,/ / ̄ ̄\ / _ノ \ | ( ●)(●) いい加減働けよJK | (__人__) | ` ⌒´ノ | } ヽ } ヽ ノ … …… ……… 上のは間違いです。 これまでのあらすじ できる Emacs 第一回 できる Emacs 第二回 できる Emacs 第
/ノ 0ヽ _|___|_ 俺は厳しいが公平だ エディタ差別は許さん! ヽ( # ゚Д゚)ノ vi、nano、メモ帳、秀丸を俺は見下さん! | 个 | すべてーー平等に価値がない! ノ| ̄ ̄ヽ ∪⌒∪ ____ /ノ ヽ、_\ /( ○)}liil{(○)\ / (__人__) \ そ、そんなこと言うと怒られるお! | ヽ |!!il|!|!l| / | \ |ェェェェ| / … …… ……… すみません、また間違えました。 これまでのあらすじ できる Emacs 第一回 できる Emacs 第二回 まずは基本から 前回までで基礎的な環境設定が完了しているかと思います。早速 Emacs を使い始めるわけですが……まず最初にチュートリアルを一通りこなしておきましょう。Emacs 上で以下のコマンドを実行します。Meta キー*1を押し
/⌒ ⌒\ /( ●) (●)\ またまた登場のやる夫だお! /::::::⌒(__人__)⌒::::: \ 今日はEmacsをやる夫の好みにカスタマイズするお! | |r┬-| | \ `ー'´ / ___ / ⌒ ⌒\ / (⌒) (⌒) \ おいら、ちっちゃくって色白で / ///(__人__)/// \ 髪は黒くて長いのが好みだお! | u. `Y⌒y'´ | \ ゙ー ′ ,/ /ノ 0ヽ _|___|_ ヽ( # ゚Д゚)ノ Emacsより早くedはこの世にあった | 个 | 心はケン・トンプソンに捧げてもよい ノ| ̄ ̄ヽ だが貴様らのケツはストールマンのものだ! ∪⌒∪ ____ /ノ ヽ、_\ /( ○)}liil{(○)\ / (__人__) \ だ、誰だ
Gnome を入れいている状態で console-setup をアンインストールしようとすると、依存関係で update-notifier 等々が削除されるみたいですね。というわけでこの方法はあまりよくなさそうです。 Ubuntu では console-setup が使われているため、従来の console-tools*1 を使用した、dunpkey,loadkey でのキーの入れ替えが動作しません。前回の記事では console-setup をアンインストールして setupcon の判定を回避していたのですが、結論として console-setup を使用してキーを入れ替えるには、/etc/default/console-setup に以下のオプションを指定すればいいと知りました。 XKBOPTIONS="ctrl:nocaps"解ってみるとあっけないなぁ。 誤解のないよう追記 手動で
/⌒ ⌒\ /( ●) (●)\ 久しぶりだお! /::::::⌒(__人__)⌒::::: \ みんなのアイドル、やる夫だお! | |r┬-| | 今日はEmacsについて勉強するお! \ `ー'´ / / \ /\ キリッ / (ー) (ー)\ というわけでEmacsについて教えるお! / ⌒(__人__)⌒ \ | |r┬-| | \ `ー'´ /… …… ……… すいません、間違いました。 そういえば、次のお勤め先はEmacs必須らしいので、使い方を覚えないと。新人研修で基本的なことは教えてもらえるらしいんで、あとは応用編をどうやって学習するか? 「週刊できるEmacs」みたいな本があれば良いんですけれども。 とリクエストがあったので、自分の Emacs 環境を紹介します。こうやって書いておくと hito
最近のレシピは Netbook の使いこなしに関する話題が続いていますね。しかし LXDE が真に軽量高速な Netbook 環境かと聞かれれば答えは否、であります。そこで敢えて X をインストールしない Ubuntu というアプローチを取ってみたいと思います*1。使用するのは 8.04.1*2。 インストール Ubuntu の LiveCD インストーラは、導入されるパッケージのカスタマイズが出来ません。そこで今回は Netboot インストールを使用します。Alternate CD もそうだったと思いますが、これらのインストーラは最終段階で tasksel が起動し、インストールするパッケージを用途ごとに選択することができます。もちろん何一つ選択せずに「完了」です。 ちなみにここで Ubuntu Desktop を選択すれば通常のデスクトップが導入されます。Server 版インストーラ
フォーラムネタです。通常 Ubuntu で使われているブートローダは grub ですが、より高機能な grub2 に入れ替えてみました。とりあえずの目的は高解像度と色数の多い背景絵です。以下 Hardy のテスト環境で。 まず grub2 のインストール。 $ sudo apt-get install grub2 デフォルトでは既存の grub を上書きはせず、grub から grub2 をチェインロードする設定になります。grub-install /dev/sda などを実行することで、MBR を上書きできます。 設定ファイルは /boot/grub/grub.cfg に変更になりました。またパーティション番号のナンバリングが 1 からに変更されました。/dev/sda1 等のパーティション番号と同じになっているので、一台目の HDD の最初のパーティションは (hd0,1) となります
むしろこのエントリ自体に誤解があるかもしれない。 Ubuntu って初心者用の Linux なんでしょ? いいえ。違います。 Ubuntu はエンドユーザにとって使いやすい環境を目指していますので、従来の Linux デスクトップよりも扱いやすいのは事実だと思います。そのため「初心者でも扱える」イコール「初心者用」と捉えられてしまいがちですが、Ubuntu は決して補助輪つきの自転車ではありません。 Ubuntu は誰でも使える Linux です。もちろんこの「誰でも」の中には初心者も含まれています。 日本語を使うには日本語版が必要なんだよね? いいえ。本家版でも日本語は使えます。 まず、日本語版というものはありません。Japanese Team が作成してリリースしているのは「日本語 Remix」(旧名 日本語ローカライズ版)です。これは綺麗な日本語フォントや日本人向けのアプリケーション
先日「Ruby の Proc.new と lambda って何が違うか解る?」と聞かれることがありました。私はてっきり lambda は Proc.new のシンタックスシュガーだと思い込んでいたのですが、ピッケル本を見てみるとどうやら違うようです。リファレンスマニュアルには Proc - Ruby リファレンスマニュアル Proc を生成したメソッドからリターンしてしまった後は Proc からの return, retry は例外 LocalJumpError を発生させます。 とあります。例えば以下のコード。 def foo $a = Proc.new{ puts "proc";return "lambda"} p $a.call end foo p $a.call実行してみると以下のようになります。 % ruby lambda.rb proc proc lambda.rb:2:in
Web ベースの Server Console が賛否両論な VMware Server 2。クライアントプログラムをインストールしなくていいというメリットはあるものの、仮想サーバに ssh で入って作業すればすむことのために、ブラウザから管理画面を開いてマシン起動というのも無駄な気がします。特に私はインターネットから直接アクセスできない自宅内のマシンで、必要な時だけサーバを動かしているため インターネットから自宅のゲートウェイサーバに ssh etherwake でホストマシンを起こす ssh -L 8333:localhost:8333 で クライアント -> ゲートウェイ -> ホストマシン とポート転送 ブラウザから VMware Server にアクセス というめんどくさい手順を踏んでいたりします。 そこでコマンドラインインターフェイスはないのかいな? と探していたら見つけました
Ubuntu をはじめ、多くのディストリビューションでは「パッケージ」という単位でソフトウェアを管理しています。Ubuntu の場合は apt ですが、こういったパッケージ管理システムが動作しているシステムへ手動でソフトウェアを導入するのは出来れば避けたいものです。しかしリポジトリに登録されていないソフトウェアを使いたい場合というのは意外とあります。例えばサポートされていないバージョンを使いたい場合などに。 ではどうするかというと、自分で deb パッケージを作ってしまい、apt に管理させるというのがおすすめです。しかし deb パッケージを作っただけでは、apt-get でネットワークからインストールすることはできないので面倒くさいですね。別のマシンにインストールしたい場合はファイルを持って行かなくてはいけません。パッケージを作るのは簡単ですが、インターネットからアクセスできるリポジト
Ruby には比較を行う <=> という演算子があります。sort メソッド等は内部でこの演算子を利用して値の比較を行っているので、自作クラスにこの演算子を定義してオブジェクトの大小関係を明らかにすることが出来るようにしておけば、配列に入れた自作クラスを sort するようなことができるわけですね。*1 例えば以下のように使うわけです。 class Foo def initialize(value) @value = value end def <=>(param) @value <=> param.value end attr_reader :value end array = [Foo.new(4),Foo.new(1),Foo.new(2),Foo.new(9),Foo.new(3)] array.sort.each do |e| puts e.value end この演算子は、スタ
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