できる Emacs 第四回
____ /⌒ ⌒\ /( ●) (●)\ またまた登場のやる夫だお! /::::::⌒(__人__)⌒::::: \ 今日はEmacsでチャットをするお! | |r┬-| | \ `ー'´ / ___ / ⌒ ⌒\ / (⌒) (⌒) \ 平日の昼間、暇をもてあました / ///(__人__)/// \ 主婦と楽しくおしゃべりするお! | u. `Y⌒y'´ | \ ゙ー ′ ,/ / ̄ ̄\ / _ノ \ | ( ●)(●) いい加減働けよJK | (__人__) | ` ⌒´ノ | } ヽ } ヽ ノ
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上のは間違いです。
これまでのあらすじ
Riece のインストール
前回で基本的な操作は理解できたと思います。ですが使い続けなければ身につくものではありません。そこで日常的な作業、特にテキストの読み書きを伴う作業はすべて Emacs 上でやってしまいましょう。今回は Emacs 上で動作する IRC クライアント Riece の紹介です。
Ubuntu では apt からインストールすることができます。
$ sudo apt-get install riece
Riece の設定
Riece の設定は ~/.riece/init に記述します。Japanese Team のミーティングに参加するならば、以下の設定を記述してください。nickname は自分の好きなものに書き換えましょう。
M-x riece で IRC クライアントが起動します。
(setq riece-server-alist
'(("ubuntu" :host "irc.ubuntu.com" :coding utf-8 :nickname "Shipata" :service 6667)))
(setq riece-server "ubuntu")
(setq riece-startup-channel-list
'("#ubuntu-jp"
))
Rieceの操作
文章を入力して C-m でメッセージを送信します。基本的にテキストエディタですので、入力した文字は通常エディタに入力したのと同様、バッファに残ります。従って入力済みの文章を再編集したりコピペしたりといった事が、通常の Emacs 操作と同じやり方で行えます。これが Emacs 上でテキストを操るあらゆる作業を行う利点の一つです。
主要な操作
チャンネルに参加 | C-c j |
チャンネルから離脱 | C-c C-p |
プライベートメッセージ | C-c p |
ニックネームの変更 | C-c n |
トピックの変更 | C-c t |
ユーザのキック | C-c C-k |
なるとの付与 | C-c o |
Riece の終了 | C-c q |