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kths.hatenablog.com
yapcjapan.org 社のブログにも書いたけどYAPC初参加でした。 studist.tech 本当によかった。良い体験すぎて、SRE NEXT Founderかつ毎年運営をやってきている僕としては少し嫉妬すらしている。 この記事では、僕がYAPCから持ち帰ったこと3つを書く。 YAPCから持ち帰ったこと3つ 1. 「型は集合の記述」と捉える価値がようやくわかった(気になれている) 伊藤直也さんのセッションをみた。今回は以下スライドの再演ということみたいだった。 speakerdeck.com 実はこのスライドは公開された当時も見たのだけど、よく分からなかった。というのも、僕自身が関数型の言語をつかって実務でアプリケーションをばりばり書くことを経験していないためだと思う。 TypeScriptの本を片手に型の扱いを写経したこともあるけど、実際の開発現場でうまみが得られることへの解像度
Engineering Manager Advent Calendar 2023 - Adventar 22日目の記事です。 最近エンジニアリングマネージャーの盛り上がりってすごいですよね。ちゃんと仕事として認められている感じがするというか。色んな人がノウハウを共有している今の状態は本当に素晴らしいなと感じています。 さて、私は気づけばエンジニアリングマネージャーになりました。自分がやっていた仕事を拡大する過程で採用にも関わり、素晴らしい仲間と一緒に仕事をするにあたって、マネージャーという役割を担うようになりました。 speakerdeck.com 私みたいな人はけっこういると想像しています。組織内にエンジニアリングマネージャーという役割が確立されていない頃から自社でマネジメントっぽい何かに携わり、どうやら世間ではエンジニアリングマネージャーという役割があるらしい、みたいな。 今回はそんな
今年も書きます。 kths.hatenablog.com kths.hatenablog.com 能力主義のパラドックス 自分が客観的で公正な人だと信じてしまうことで、偏向した行動をとってしまう現象を「能力主義のパラドックス」というそうです。 韓国で16万部超のベストセラーとなった『差別はたいてい悪意のない人がする』では、全員に同一の基準を適用することが、だれかを不利にさせてしまう間接差別の例について紹介されています。 だれに対しても同じ基準を適用することのほうが公正だと思われるかもしれないが、実際は、結果的に差別になる。司法書士試験で、問題用紙・答案用紙と試験時間をすべての人に同一に設定すれば、視覚障害者には不利になる。製菓・製パンの実技試験において、すべての参加者に同じように手話通訳を提供しない場合、聴覚障害者に不利である。公務員試験の筆記試験で、他の受験生と同様、代筆を許可しない場合
2019/12 にこんな記事を書きました。 kths.hatenablog.com あれから一年たち、日々積み上げた新しいアイデアをみなさんとも共有したいと思います。 システム操作性スコア 私が勤めるスタディストでは、一部のサービスがマイクロサービスとして稼働しています。また、それ以外にも稼働している別プロダクトがあったりと、徐々に組織の管理対象となるサービスの数が増えつつあります。また、今後もその数は増加していくことが予想できます。 2020/12/26に発売されたばかりの書籍『モノリスからマイクロサービスへ』では、マイクロサービスが引き起こす可能性のある痛みの一例として、孤児サービスという言葉が登場します。これは文字通り、所有権や責任を負う人がいなくなってしまったサービスのことで、孤児サービスに対するトラブルシューティングは困難になることが予想されます。単に一部機能の停止で済めばマシで
本エントリは、 SRE NEXT 2020 に関する、ものすごく個人的な振り返りエントリです。本エントリで言いたいことは1つで、「みんな本当にありがとうございました」です。 あなたはだれ SRE NEXT 2020 の運営委員会の代表をしていました。 SRE NEXT 2020 ? sre-next.dev 各企業のエンジニア有志で企画・運営をし、開催した日本初の SRE に関するカンファレンスです。2020/01/25に開催しました。 先行販売のチケットは数時間で完売、その他のチケットも開催一ヶ月前にはすべて完売し、注目を集めたイベントとなりました。 先行販売チケットは完売いたしました。 一般販売チケットは、タイムテーブル公開後、11月中に販売開始予定です。 お買い求め頂けなかった方は、もうしばらくお待ち下さい。 https://t.co/G1FXXpM4Gc— SRE NEXT (@s
本記事は、 Engineering Manager Advent Calendar 2019 の21日目の投稿です。 あなたはだれ スタディストという会社で、2018/9から SRE チームの Engineering Manager を担当しています。2019/9より開発組織全体の副部長を兼任し、活動をしています。 この記事を書く背景と目的 そこそこ昔から、チームや組織に関する書籍が好きで読み漁っていたのですが、 Engineering Manager になってから改めてそれらの書籍を読み返すと、これまでとは違った感じ方をできるようになりました。また、買った本の読み方も大きく変わったような感覚を持っています。そんな気持ちを皆さんとも共有したいと思い、私が最近よく読み返す書籍の中から、身に沁みた言葉・考え方をいくつか紹介したいと思います。何か1つでも参考になるアイデアがあれば幸いです。 En
本記事は、SRE Advent Calendar 2019の20日目の投稿です。@katsuhisa__ がお送りします。 今年の6月に登壇した際に、Self-Serviceで物事を進めることの大切さと、SREがSelf-Serviceを構築することに責務の一端を持つことについてお話しました。 speakerdeck.com 「class SRE implements DevOps」という言葉もありますが、私はSREがDevOpsを実装するにあたって大切なことの1つは、開発者によるSelf-Serviceを構築することだと考えています。 www.youtube.com Envoy開発者のMattが「DevOpsとは、開発者が24/365でサービスの運用に対する責任を負う慣行である」としたことは有名です。私もその言葉に影響を受け、SREが開発者による運用を支えるツールやPlatformを開発
先日、6/4 に NoOps Meetup #6 に登壇をしてきました。 noops.connpass.com お越しいただいた皆さま、ありがとうございました。また、素晴らしい会場、飲食提供、そして NoOps のパーカーをいただき、スポンサー企業の皆さま本当にありがとうございました。そして運営メンバーの皆さまもあたたかく迎えていただきありがとうございました。 話したこと speakerdeck.com 今回登壇するにあたり NoOps の歴史的な背景についてあらためて整理しました。 NoOps という単語を見ると、どうしても No Operations を連想し、現在 Ops 寄りなお仕事をされている方は拒否反応が出てしまうかもしれません。ですが、実際はソフトウェアで自動化を推進することにより、一部の運用業務を Self-Service で開発者が実施できることを指しているのだと私は理解
2019年は個人OKRをやってみようと思った。のでやってみる。 ちなみに2018年の振り返りを前提としてる。 kths.hatenablog.com OKRを仕事でまだやったことがないよーって方は読んでもらえると、OKRを実践する参考になる…かもしれない。 ちなみにOKRについては、昨年になんとなく気が向いてまとめたので、ご興味ある方はどうぞ。 OBJECTIVES 悪い生活習慣と決別し、健康人間になる カンバン仕事術を実践し体得する ヒューマンスキルや、マネジメントとは何かをハラオチさせる せっかくなので、それぞれに関するコメントを残しておく。 悪い生活習慣と決別し、健康人間になる 今に始まった話ではないが、とりあえず食生活がヤバい。一ヶ月の食事のうち、外食95%以上。朝飯は抜く。飲酒も週5以上は確実。 かと思えば、定期的な運動習慣もなくなった。今は2〜3ヶ月に一回のテニスだけ。 という
SRE Advent Calendar 25日目の記事です。 SRE Advent Calendar 2018 - Qiita SRE 2 Advent Calendar 2018 - Qiita SRE Advent Calendar を振り返ります。 全記事の振り返り Day1 SRE Advent Calendar の1日目公開しました!!! 監視システムを網にたとえて特徴を記述してみました。 はてなブログに投稿しました #はてなブログ [SRE Advent Calendar] 監視システムの特徴…https://t.co/yq1XXVuMkG — かつひささん (@katsuhisa__) 2018年12月1日 Day2 SRE Advent Calendar の2日目! 地道に一つずつはじめようとしている話でよい。 引き続き応援しています!!! 弊社におけるSREという考え方の
SRE Advent Calaendar 1日目の記事です。 qiita.com SRE Advent Calaendar 1 がすぐ埋まってしまったので、SRE Advent Calaendar 2 もあります。 qiita.com 本記事では、SREのみなさんに向けて、監視システムの特徴から考える監視設計のポイントをお伝えします。 SREと監視 SREのみなさんにとっては当たり前すぎると思いますが、SREと監視は切っても切り離せない関係にあります。 SREのお仕事は、サービスの信頼性を維持・向上させることであり、そのためには信頼性を計測しなければなりません。 モニタリング?監視? さて、SREの文脈では、度々、「モニタリング」というキーワードが登場します。 モニタリングと監視は、どのような関係性にあるのでしょうか。 私の解釈は、以下です。 - 監視: 状態を見張ること - モニタリング
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