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今年の「#文学」
cocoatomo.hatenablog.jp
高木貞治プロジェクトとは 2011年1月1日をもって高木貞治先生の著作権が切れ, 著作物の内容を様々な形で利用できるようになりました. そこで著作物の内容を Web 上で公開していくプロジェクトが開始されました. ここがプロジェクト・ホームになると思います. http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/blog/node/2574 事の起こりの流れは Togetter にまとめられています. http://togetter.com/li/86256 公開している場所としては Wikisource が適切だろうということで, Wikisource:高木貞治プロジェクトで公開されています. 私はちょうど所有していた「代数的整数論」という本の目次だけ書いたものをひとまず Wikisource に作ってみました. ただ他の著作と同じく著者である高木貞治先生の没後に改訂が
さて今日は「半順序」の話をします. 昨日の全順序 (total order) に比べやや足りないところがあるので,「半順序」(partial order) と言います. どこが足りないかをこれから見ていきましょう. 半順序の定義 さて, まずは定義から行きましょう. 全順序のときと同じように記号「≦」が満たすルールを並べて定義します. どんな a でも a ≦ a a ≦ b かつ b ≦ a ならば a = b a ≦ b かつ b ≦ c ならば a ≦ c 昨日の全順序と比べてどこが違うでしょうか? そうです, 1つ目のルール以外は全く一緒です. そして, 全順序の1つ目のルール「a ≦ b または b ≦ a が成立する」から b が a だった場合を考えると,「a ≦ a」が出てきます. 今何を示したかというと, 全順序の1つ目のルールから半順序の1つ目のルールが導き出せることを
古来より日本のプログラマの間には、「正月はフラクタル」という風習があります。 http://d.hatena.ne.jp/ku-ma-me/20110101/p1 ほぉ〜寡聞にして知らなんだ。 じゃあ、俺は「正月は数学」という風習を始めてみようと思います。 よしっ、今年のテーマは「順序 (ordering)」。順序に関わる話題を1ヶ月続けてみます。 「大学数学に興味があるけれどどう勉強していいか分からない。とっかかりが欲しい。」という人を対象に、平易なところから始めてみることにします。 全順序 (total order) の定義 最初は各順序の定義から始めます。 順序には色んな種類があるのでまず全順序から話をしていきます。 この順序は普段使っている「順序」のことで、どんな2つのものに対して大小が付けられるものを言います。 順序を記号で「a ≦ b」と書いて、「a は b 以下」と読みます。
※[2010/09/21 9:00] 用語を「並列」(parallel) に統一しました. まだ「並行」「並列」「分散」の使い分けがいまいち飲み込めてないので, 変だったらツッコミをいただけると幸いです. さてここでは前のエントリで書いた Dijkstra アルゴリズム がなぜ Hadoop などの並列処理に向かないかを書いていきます. 玉入れとリレー まずは比喩で話を進めていき, 並列処理に向いているアルゴリズムとそうでないアルゴリズムの区別を考えていきましょう. 運動会の種目から「玉入れ」と「リレー」という 2 つの競技を取り上げます. これらはどちらも団体でそれぞれ入れた玉の数やタイムを競うものです. ただし, 同じ団体競技でもその性質は違います. 玉入れは競技人数を増やせば増やすほど得点の期待値は上がります. 例えば, 10 人で玉入れをしているチームと 20 人で玉入れをしている
今日の Hadoop ソースコードリーディングで Dijkstra アルゴリズムの知名度が低かったので, 解説を書いてみたぜ. このアルゴリズムを一言で説明すると? グラフ上のある始点からあるノードへの最短経路とその距離を求めるアルゴリズム. 用語が分かんないんだけど... グラフというと y = 2x とかを思い浮かべるかもしれないが, この場合の「グラフ」というのは「いくつかの丸 (= ノード, 節) を線 (= エッジ, 辺) でつないだもの」で, 状態遷移図もグラフの一種. 状態遷移図は「有向グラフ」と呼ばる. 丸と丸とをただの線ではなく矢印でつなぐので「有向」=「向きが付いている」と言う. "DAG" は "Directed Acyclic Graph" の略で「非循環有向グラフ」と訳される. "Directed" と "Acyclic" の順序が逆になってるのは気にせんでくれい
このスライドにインスパイアされて書きました. このブログに議事録があります. 俺はここ半年くらい Python にはまり, 色々細かいところまで調べて勉強していました. その結果, このスライドに載っている Ruby コードを黒魔術と感じない身体になってしまいました. そんな俺が同じネタを Python で書いたらどうなるんだろう? と思い, (いつものことですが) 勢いのみで書きました. 構成はスライドに合わせてあります. python3.1 を使用してます. 自己紹介 基本プロフィール cocoatomo プログラマ (設計から実装まで) mailto: cocoatomo77__at__gmail.com id: @cocoatomo プログラミング歴 C 歴 6 年. 大学の講義 (数値計算) で C を始める. Python 歴 6 ヶ月. 実は jython から入った. ja
Emacs の最低限の操作方法を習得することを目標とする記事です. この記事は Twitter のこのポストをきっかけに思い立った勢いで書いたものです. なので初心者向けを意識してとりあえず基本編だけですが, 発展編はまた思い付いたらたぶん書きます. 0. まず初めに Emacs では Control キーと Meta キーと呼ばれる2つの特殊なキーと通常のキーを組み合わせて様々な処理を行います. 一般的に, Mac でも Windows でも Control → Control キー, Meta → alt キーです. 私はキーボードの都合上, Mac の command キーを Meta キーに設定しています. Emacs ではこのような細かい設定ができ, Emacs 使いは各自が独自の .emacs ファイルという設定ファイルを持っているようです. このキーの組み合せをとある操作に対
これまでの流れ 以前 CocoaEmacs をインストールしようとして失敗し, 一先ず Aquamacs Emacs を入れることで凌いでいました. しかし, emacs muse をインストールする段になって, path にスペースが含まれてしまっている("Aquamacs" と "Emacs" の間)ことでインストールに失敗してしまい, 「muse の入んない Emacs なんて嫌いだ!」という状態になってそのまま放っていました. しかし, たまたまググって出てきた橋本詳解さんのエントリで教えていただいて, 無事に CocoaEmacs をインストールすることができました. その手順を書いておきます. 環境情報 OS: Snow Leopard 10.6.1 Machine: Macmini CPU: Intel Core 2 Duo RAM: 4GB 手順 sudo port ins
gcc -S でアセンブリコードが出力されることを初めて知った(滝汗) やばいくらい面白いぞ!! (gcc のバージョンは gcc version 4.0.1 (Apple Computer, Inc. build 5370)) 簡単なプログラムで C のソースとアセンブリコードを比較してみる。 int main() { int x = 0; return 0; } gcc -S するとこうなる。 .text .globl _main _main: pushl %ebp movl %esp, %ebp subl $24, %esp movl $0, -12(%ebp) movl $0, %eax leave ret .subsections_via_symbols ちなみに gcc -S -O2 してもアセンブリソースは変わらなかった。 引越し準備とかあるのでちょっと中断 アセンブリコード
Q. まず何をしたらいいの? A. readline機能とhistory機能を使うために、readline.hとhistory.hをincludeしよう。 #include <readline/readline.h> #include <readline/history.h> Q. どうやって使うの? A. 基本の使い方は、関数readlineを呼べばいい。 >>_("_"は半角スペース) このようなプロンプトにして、入力文字列をcommandに代入したければ、 char *command; ... command = readline(">> "); とすればいいよ。readlineの引数がプロンプト記号として標準出力に表示され、 入力されたコマンド文字列へのポインタがcommandに代入されるよ。 (引数は、NULLや空文字""でも可。) [注意] ただし、readline関数はmal
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